気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

The Nuts ( ザ・ナッツ )

2008-02-27 | Rock


The NutsのCDジャケットについては、2006年に2集をリリースした時に見た記憶はあるのだが、チェックをした覚えが無い。今回、あらためてこのグループのCDを聴いてみようと思ったのは、MBCのドラマ「オーバー・ザ・レインボー」に出ていた、チ・ヒョヌとの絡みで、彼になんとなく好感を持ったからだった。チ・ヒョヌがナッツのメンバーとして、ギターを弾いていたのだ(過去形)。で、そのThe Nutsがどんな音を出しているのかと試聴してみたのだが、聴いてみるとなんとなくぼんやりと、いいかなぁ、と思えて、なんとなく買ってしまった。しかし、なんかK-popのイメージからは少し違った印象を受けるグループではある。

ところで、話しは逸れるが「オーバー・ザ・レインボー」、筋立てはともかく、なかなか楽しめるドラマだ。歌謡界の舞台裏をそれなりに描いており、実際のアーティストも何人か登場する。なによりも、この時のファニー(FlyToTheSky)がなんとも可愛い。彼の歌の巧さはこのドラマの中でもよく分る。このドラマ、主演の男二人がなかなかいい。OSTも2枚組でリリースされている。(OSTにはあまり興味は無いが)

話しは戻って、The Nutsだが、結成は2001年のようで(結成当時のバンド名は「I.O.S」だそうだ)、1集時点では5人組みであったようである。ただ、Sound Spaceさんの評を読んでみると、内2人はやめたというより、助っ人であったのかも知れない。
ここのメンバー、そしてこのグループにかかわっている人達はなんだかあまりよく見えてこない。なんかグループとしてのはっきりとした枠組みがあまり感じられない。とくに1集は、ジャケットのインナーの歌詞カードを見ても、作詞作曲者すら曲ごとに記載していないし、ギターはチ・ヒョヌのはずなんだが書いていないし、ドラムスのキム・ウギョンの文字も無い。Nutsのメンバー以外を載せているのだろうか。たしかに、2集の方は、ドラムスとギターにThe Nutsと記載が有る。これも変な書き方だと思うが。そして、まとめて書いてある1集の作曲、作詞にはMC the MAXの名が有り、作曲の中にTetsuroOda(たぶん織田哲郎?)、作詞の中にThe Nutsの文字が有り、そして、MihoNakayama(中山美穂)の名が有る。しかし、日本語の曲など無い。これでは知っている者しか解らない。さすがに2集の方は曲ごとに作詞作曲が書かれており、3曲目「내 사람입니다:私の人です」の作曲はHirose Kohmi(広瀬香美)である。
KBS World Radioさんによると、1集の2曲目「사랑의 바보:愛の馬鹿」が中山美穂の「世界中の誰よりきっと」のカバー曲のようで、これがヒットし、また2集では広瀬香美の「내 사람입니다:私の人です」に人気が集まったようで、1集も2集もJ-pop絡みである。
なんにしても、まず、バンド有りき、という感じがしない。どちらにしても、このグループ、いまはもう解散してしまっていると思うが(?)。

彼らの作り出す音は(もっとも、彼らと、言っても1集と2集では異なるのであろうが)ジャンル的にはロックでいいのだろうが、グループの性格が現れているのではないかと勝手に想像するのだが、なんだかずいぶんとやさしく、やわらかい。彼らの曲はメロディアスでその旋律は美しく、やさしさにあふれている。聴いていてけっこう心地良いのである。また、パク・チュンシクの声色がこのやさしい旋律に合っていてなかなかいい。とくに、2集の「내 사람입니다:私の人です」はいい。
このソフトさはJ-popを感じさせるサウンドではないだろうか。J-popのことは何も分かっていない者が言うのもなんだが、そんな気がする。少なくとも、彼らのアルバムには、なにかいつものK-popとは異質な感じを受ける。このアルバム、1集、2集とも、J-popとの何らかのつながりがあるのかも知れない。
ところで、2集の11曲目「잔소리:小言」で、Duet: With 지현우(チ・ヒョヌ)となっているのがなんとも興味深い。

ところで、The Nutsを再度チェックするきっかけになったチ・ヒョヌだが、1集リリース当時で既に役者としてKBSなどのドラマに3本ほど出演している。輝国山人さんのページを観ると去年までに、ドラマは6本、映画も2本出ており、映画はいずれも主演である。おそらくドラマも主演だろう。「職業」も輝国山人さんは俳優・タレントと書いている。
The Nutsで正式デビューする前は、MC the MAX、そしてその前身ムーンチャイルドとも関係があったようだ。(The NutsはMC the MAXのコンサートにゲスト出演している)
そして、なんだかよく解らないが、2003年のKBS採用タレント20期生でもあるようだ。

このThe Nutsのアルバムも2枚をリリースしただけで、3枚目はおそらく無いのだろうと思う。
このThe Nutsの1集、2集のサウンドとパク・チュンシクの声色には、2枚で終わるには少し惜しい気もするが。


【 PS 2008.04.23 3集 】
まず、彼らに謝らなければならないようだ。つい2ヶ月前に(数行上で)「3枚目はおそらく無いのだろうと思う」、と書いたら、即、3集のリリースである。ビックリである。リリースとしては順調な1年4ヶ月ぶりのリリースとなる。
しかし、未だにつかみどころが無い(得体の知れない)グループではある。相変わらずクレジットのドラム、ギターの名には、別の人の名がそれぞれ2人づつ記載されている。これをそのまま受け取ると、キム・ウギョンとチ・ヒョヌはアルバムの収録には参加していないと思ってしまうが。2集では辛うじて「The Nuts」の名が、他の人の名とともに記載されてはいたが。
そして、やはりHirose Kohmiの名は健在である。今回は曲数も増えて、3曲目の「고장난 그저 사랑:壊れた、ただの愛」、リードトラックの4曲目「쩜쩜쩜:チョムチョムチョム」、6曲目の「행복한 눈물:幸福な涙」の3曲が広瀬香美の作曲である。

3集の音の方も相変わらずな色彩で収録されている。1集から3集をまとめて1つのアルバムとしてもいいかも知れない、といった感じである。これで、パク・チュンシクが作詞、作曲とかであればThe Nutsがパク・チュンシクのバンドとして分かりやすく認識できるのだが。
しかし、彼らの曲を何度も聴いていても嫌にならないのが不思議だ。これが彼らの魅力なのだろうか(!?)。こうして、ついうっかり3枚目のCDも買ってしまうわけで。
彼らがインタビューを受けている映像を見たが、なんだか彼ららしいというのか、ガツガツしていないというのか、仲がいいのというのか ・・・ 。
最後に何かで締めくくりたいのだが、彼らの場合、締めくくる言葉が思いつかない。(笑)




더 넛츠
The Nuts
ザ・ナッツ

■ Member
박준식 パク・チュンシク 1982年11月21日生れ (ボーカル)
김우경 キム・ウギョン 1982年4月6日生れ (ドラムス)
지현우 チ・ヒョヌ(本名:주형태 チュ・ヒョンテ) 1984年11月29日生れ (ギター)
[ 1集時: キーボード 강일(カン・イル) / ベース キム・ヒョンジュン ]

■ Genre
Rock

■ Profile
KBS World Radio
innolife
empas
Daum
Naver

■ Album
1集(The Nuts) 2004年7月 (パク・チュンシク21歳)
2集(WHISPERS OF LIFE) 2006年12月
3集(COULD'VE BEEN) 2008年3月

■ myCollection
1集・2集・3集

■ cdComment
3集は無い、と思ったのだが

■ Audition
Bugs
Mnet

■ ReleasedCD
Sound Space
innolife

■ Official/PrivateSite
Daum Cafe
JIHYUNWOO
miniHP(지현우)




◆ 1集 ◆



01. Intro.
02. 사랑의 바보:愛の馬鹿
03. 아직 나 사랑하잖아:まだ僕は愛してるじゃないか
04. One Love
05. 사랑하기에 사랑한:愛したから愛した
06. 내 곁에서:僕のそばで
07. 인사 없이:挨拶無しで
08. You wanna be Rock&Roll
09. Hi Bye
10. 사랑의 바보:愛の馬鹿 [M.R]
11. One Love [M.R]
12. You wanna be Rock&Roll [M.R]
13. 인사 없이:挨拶無しで [M.R]




◆ 2集 ◆



01. Intro
02. 잔소리:小言
03. 내 사람입니다:私の人です
04. 서랍을 열다가:引出しを開いて
05. 인연:縁
06. 달팽이 사랑:かたつむりの愛
07. 편지:手紙
08. 처음의 사랑:初めての愛
09. 이별 그 낯선 말:別れその慣れない言葉
10. 어느새 눈물만:いつのまにか涙だけ
11. 잔소리:小言 [Duet With 지현우]
12. 딸기밭:いちご畑
13. 애인을 구합니다:恋人募集




◆ 3集 ◆



01. 한두 번:一二度
02. 나를 봐:私を見て
03. 고장난 그저 사랑:壊れた、ただの愛
04. 쩜쩜쩜:チョムチョムチョム ver.Pop
05. 긴 담벼락:長い稲妻
06. 행복한 눈물:幸福な涙
07. 혼자랍니다:一人だって
08. 우리 다시:私達 もう一度
09. 사랑한다고:愛してっるて
10. 쩜쩜쩜:チョムチョムチョム ver.Rock
11. 고장난 그저 사랑:壊れた、ただの愛 [inst]
12. 쩜쩜쩜:チョムチョムチョム ver.Pop [inst]
13. 행복한눈물:幸福な涙 [inst]

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Block ( ブロック )

2008-02-26 | Rock


いきなりだが、この人の2集の可能性も低いようだ。
スポーツソウルの2007年11月5日の記事によると、このアルバム市場の不況に負けて、これといった活動も無いまま歌手としての人生を終ってしまったと伝えている(過去形だ)。
彼女の関係者は「曲は良かったのがアルバム販売が成り立たなかった。会社でもこれ以上の投資が難しく、仕方なく活動を中断するに至った。」と、そして「ブロックは最近某デパートに就職して生活をしている。」と明らかにしたようだ。
彼女のアルバムを見つけたのは、たしかこれも今年に入って、Get9 Storyのサイトをチェックしていた時だったと思う。
彼女の1集はちょうど1年前、2007年3月のリリースなのだが、1年遅れでデビューアルバムを取上げた時には、なんと、既に終っていた。

彼女の話題と言えば、アイビーとのルームメイトであったということだろうか。empasニュースの記事によるとによるとアイビーとは苦楽をともにした練習生であった、と書かれている。
しかし、私にとってもっと驚いたのが、なんとなんと、いま(私が)注目の한효주:ハン・ヒョジュともルームメイトであったということだ。つまりアイビー、ハン・ヒョジュ、そしてブロックの3人が同室であったようなのだ。

少し横道に逸れるがハン・ヒョジュについて一言。彼女は、ユン・ソクホ監督が描く四季シリーズの最後の作品「春のワルツ」のヒロインであり、そして映画「アドリブナイト」が待ち遠しい(といってもDVDで観る予定だが)、期待の新人である。

さて、話しは戻して、この3人の同室生活は4年間続いたようだが、(別の記事には、練習生だった時代、アイビーと3年間暮らした、と書かれている)この3人の中では、おそらくアイビーが一番お姉さんであろうと思う。今日現在で計算して、アイビーが25歳でハン・ヒョジュは21歳、そしてブロックの生れた年の情報が無く、何歳なのかよく分らないのだが、たしか、どこか何かの記事でアイビーと同期の練習生であったようなことを書いていたような気がする。そして他の記事によると、どうやらアイビーの方がお姉さんのようであるらしい(いずれにしても歳の差はそんなに無いだろうと思うが)。
この3人が所属している(していた)のがFantom Entertainment:ファントムエンターテイメントである。ここには、アイビー、ハン・ヒョジュのほかにに、ヤンパもいる。そしてMCモン、TVの司会でおなじみの강호동:カン・ホドンモいる。
しかし、ブロックの姿はどこを探しても見あたらない。やはり某デパートで働いているようだ。残念。

彼女はソウル生まれで、小学校 6年生の時に大邱に引越し、大邱慶北大学の衣類学科で衣装デザインを専攻し卒業している。が、いつも音楽のことが忘れられず、慶北大ロックバンド일렉스:イルレックスというグループでボーカルを担当してきた。
彼女は作詞作曲もやってきている。いつも愛用の小型録音機を手放さず、口ずさんでは浮び上がる曲想と歌詞をその場でその録音機でメモっていたようだ。この「In My Mind」にも、3曲の作曲と7曲の作詞が収録されている。また、カメラも好きだったようで、日本製(おそらくニコン)の手回しフィルムカメラで時間が有ればいつも写真を撮っていたようだ。「In My Mind」のジャケットにはポラロイドカメラで顔を隠した女性の絵が描かれているが、これは彼女が出したアイディアだそうである。

この「In My Mind」がリリースされるに至るまでのことを、彼女は次のように語っている。
「2002年当時イルレックスという大学のバンドで歌う私の映像を見たファントムエンターテイメントが連絡をして来て、その年の末に契約をしたんです。実は当時、初アルバムを出すことがこんなに長くかかるとは思ってもいなかったのです。」
「予想より長くなっても初めの内はたいして気に止めなかったのですが、4年近くにもなってくると、知人や親戚らが家族たちに「いつ出るのか」と聞かれ、仕方ないことですが、私も平定心が搖れて焦ってしまいました。」
また、ブロックという名前については、アルバムを準備し始めた頃、人並みはずれて押しが強くて中性的なイメージがある彼女を見てファントムの社長が付けたそうだ。
彼女のデビューは当初、グループでする予定だったようだ。彼女いわく、「音楽の方向を決めることがむずかしかったです。初めはバンドとともにデビューしようとしてましたが、途中で計画が変わりましたし、私のスタイルをぴったりと表現できる音楽の色を捜すことが意外に大変でした。」と語っている。(ここで言うバンドとは、イルレックスのことであろうと思う)

さて、彼女の最初で最後になってしまった(なるであろう:希望)「In My Mind」だが、まず、ジャケットがまことに愛想が無い。見開き1枚というか、少し厚めの紙を、ただふたつ折りにしただけという一枚のみで、そこに上で書いた、ポラロイドカメラで顔を隠した女性の絵が描かれていているだけである。これ以外に、三つ折にした、ほんとに歌詞カードだけの紙が有るだけだ。まったく音だけを聴かせるということだろうか。

音の方は、たしかにアイビーのような派手さは無いのだが、新人とは思えない歌のうまさ、落ち着きがあり、安心して聴ける。
この「In My Mind」は2003年から4年間準備し、録音には2年間を要しているようだ。
「In My Mind」の収録曲には、モダンロック、ボッサノバ、バラードなど多様なジャンルが収録されている。彼女のジャンルとしては、このアルバムだけを聴いて決めるにはむずかしい。バラードとはしがたいし、オールマイティということでポップとするには違和感がある。やはり、ロックバンド、イルレックス出身ということでロックとした。
シンガーソングライターとしての作詞作曲は、実質10曲中、7曲目の「Days & Days」、8曲目の「When You're Alone」、10曲目の「향기:香り」の3曲が彼女の作曲で、 1曲目、2曲目、5曲目以外はすべて彼女の作詞である。つまり、「Days & Days」、「When You're Alone」、「향기:香り」の3曲は彼女の作詞作曲ということになる。

私としてはめずらしく、リードトラック(タイトル曲)がいい。3曲目「Moon Lover」である。
(2曲目の「사랑이 필요해:愛が必要」もリードトラックになっているようだが)
この「Moon Lover」、アレンジがジャズなのもいいのだが、曲がよく、それをブロックがみごとな歌唱力で歌っている。作曲はなんかいろいろな賞をもらっている이한철:イ・ハンチョルという有名な人らしい。(この人の作曲は、他に「Mini Van」と「고양이:猫」がある)
作詞はブロックだ。例によって歌詞を解読していないのでよく解らないのだが、地球を愛する月を表現した歌詞のようで、地球の引力に引かれて(惹かれて)絶えずくるくる回わるが、決して触れることができず、眺めるだけしかできない哀切の月の愛を表現した歌詞のようだ。(少し変わっていて、着眼点がおもしろい)

ブロック、ほんとうにこの1集だけで終ってしまうのだろうか。去年の秋ごろまでネット上にはけっこう好意的な記事がたくさん見られたのだが。しかし、何か一般大衆に受ける話題性がなければやはり売れないのだろうか。それもいかがなものかと思うが。また、売れなければ事務所としてもどうしようもないのではあろうか、事務所としての責任は無いのだろうか。
あるいは、もしかすると、彼女自身が堅気の職業でやっていきたいという気持ちがあるのかも知れない。
何にしても1枚だけで終るには惜しい実力の持ち主ではある。




블럭
Block
ブロック
本名: 안세진(アン・セジン)
[生年月日は不明]

■ Genre
出身を考えロックとした

■ Profile
empas
Daum
Naver

■ Album
1集(IN MY MIND) 2007年3月

■ myCollection
1集

■ cdComment
ジャケットのインナーがなんとも簡素

■ Audition
Bugs
Mnet

■ ReleasedCD
KstarMall

■ Official/PrivateSite
当然ながら無い




◆ 1集 ◆



01. 서랍:引出し
02. 사랑이 필요해:愛が必要
03. Moon Lover
04. Mini Van
05. 구름위의 산책:雲の上の散歩
06. 고양이:猫
07. Days & Days
08. When You're Alone
09. Let It Out
10. 향기:香り (여행중에..:旅行中に・・)
11. Moon Lover [MR]
12. 사랑이 필요해:愛が必要 [MR]

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8eight ( エイト )

2008-02-20 | R&B


8eight:エイトというグループ名は数字の「8」を横にすると無限大を意味する記号「∞」になるということで、「無限の可能性と熱情で多様で進歩的な音楽を目指す」、というメンバーたちの意志が込められているそうである。
結成は2006年11月のようで、去年2007年には、いくつかのステージも経験している。そして、5月にはMBCの「쇼바이벌:SHOWバイバル」でグランプリを獲得している。
このMBCの쇼바이벌:SHOWバイバルという番組、よくは解らないのだが、人気のある番組らしく、新人たちが実力を競うものらしい。(바이벌がどういう意味か分からない)
ここで彼ら8eightは、観衆たちの即席投票で勝敗が決まるトーナメント決勝戦で、評価を得やすい既存のヒット曲を歌わないで、自分達の歌を歌い、名うての実力派先輩歌手たちを抜いて、無名のバンドとして優勝カップを手にしたようだ。

エイトはメンバー全員が作詞、作曲をすることができるらしく、また全員がメインボーカルであるとのことだ。
たしかに、歌詞カードを見ると、共作だが1曲目「사랑을 잃고 난 노래하네:愛を失くして私は歌う」と3曲目「미치다:狂う」の作詞に백찬:ペク・チャンの名が見られ、そして、9曲目「사이:仲」と10曲目「세상 가득 사랑을:世界いっぱいの愛を」は、8eightの作詞作曲である。「세상 가득 사랑을:世界いっぱいの愛を」は編曲も8eightが関わっている。新人のデビューアルバムとしてはめずらしいことだと思う。ところで、この作詞作曲の中に"Hitman"Bangという人(1人or複数?)の名を多く見かける。きっと8eightと関わりのある人だろうと思うが変わった「名」だ。
そして、なんと8曲目の「들어요:入ります」にイム・ジョンヒが、そして9曲目の「사이:仲」にはWondergirlsの민선예:ミン・ソネと박예은:パク・イエウンがフィーチャリングされている。所属する事務所は違うのだが、おそらく、8eightが所属するBigHitEntertainmentとパク・チニョンに、何らかのつながりが有るのだろうと思う。
また、このBigHitEntertainmentのHPにはイム・ジョンヒの写真が現れるが、彼女は当分の間アメリカのはずだが。
(フィーチャリングは他にもV.O.S、K.Will、Pdoggが参加している)

彼ら一人ひとりを見てみると、私としては、リーダーである이현:イ・ヒョンの深みのある声色がいい。백찬:ペク・チャンはラップ担当のようだが、歌の実力も兼備えている。そして紅一点の주희:チュヒはダンサー出身のようでセクシー担当か(笑)。いやいや、3人とも実力そろいだ。
彼らの音は、チュヒのハスキー過ぎボイスがちょっと気になるのだが、あまり大きなクセも無く、万人向きないい音を作り出す。ハーモニーも好きだし、とにかく聴いてて爽快なサウンドを聞かせてくれる。
彼らの曲は、ジャンル的にはポップとすべきかとも思ったが、R&Bとした。

ところで、2月15日の彼らのブログを読んでみると(といっても、このブログ、文章をコピーできず自動翻訳ができないので、ちょっとだけなのだが)、なんと、もう2集の録音作業をしていると書いている(間違いないと思う)。すごい。1集が去年の9月だから、きっと今年の秋頃にリリースするつもりなのかも知れない。
2集が楽しみである。


【 PS 2008.04.08 2集 】
今年の秋頃にはリリースするかも知れない、と思っていた2集、なんと半年という短いスパンで既にリリースされた。
今回のアルバムタイトルは「Infinity」(無限大)だ。もしかすると、気持ち的にはこちらの方がデビューアルバムかも知れない。

今回のアルバム作成にあたって、彼らはスタッフとしても参加しているようで、ジャケットのコンセプトや衣装には彼らの意見が取り入れられているということだ。
しかし、CDを手にする前の、ネット上の情報によると、収録曲のほとんどがメンバーにより作詞、作曲、ということであったが、実際にCDを手にし、中を覗いてみると、思っていたイメージとは違い、ほとんどが共作になっていた(たしかに、彼らの作詞、作曲には違いないのだが)。しかも、作詞に彼ら以外の3人の名がある曲もあり、作曲なら理解もできるが、作詞に3人というのはよく分らない。
また、1集に続いて、作詞作曲の名の中には"Hitman"Bangという人(?)の名が多く見られる。10曲中7曲の作詞または作曲あるいは作詞作曲の名に"Hitman"Bangの文字が見られる。「Hitman」から想像すると8eightが所属する事務所のオーナーだろうか。
8eightまたはペク・チャンの名が有る曲は4曲にとどまる。しかも、そのどれもが共作である。

音としては、ずいぶん違って聴こえるのが、チュヒの声だ。1集ではあんなにハスキーだったのだが、違う。そして、1集ではそれほど目立って前面に出て来る感じでなかった彼女の声だったのだが、2集ではかなり目立つ。悪い意味ではない、なんだかツヤのある、どちらかと言うと甘い声色で迫ってくる。リリースで半年、収録タイミングで考えても1年ぐらいの時間の隔たりは有るとは思うが、こんなにも変化するものだろうか、と思うくらい変化している。もしや、1集の収録時は風邪をひいていたとか。(笑)
そして、逆にイ・ヒョンの声色があまり目立たないような。

概して、1集に続いてクセの少ない万人向きな爽快なサウンドを作り出すことには変わりは無く、少し気になっていたチュヒの声色もなぜか消えた、というか、2集は声色を変えたチュヒを前面に出してきている。で、さらにいいグループになったと思うのだが、期待が大きかった分、少しもの足りない、かな。


【 PS 2009.04.20 3集 】
本題に入る前に、주희:チュヒのネット上のセクシーフォトが少し気になる。じつは、あまり好みでない(笑)。

まぁそれはともかく、今回の3集、作詞作曲はほとんどが"hitman"bangである(今回、スペルをすべて小文字に変えている)。백찬:ペク・チャンとの作詞が4曲と김미진:キム・ミジンという人の作詞が1曲有るが、それ以外すべて"hitman"bangの作詞作曲である。プロデュースも今回も"hitman"bangとなっている(今回はCo‐Producerと分けずに、ProducerでWonderkidと連名)。

3集のタイトル曲、4曲目の「심장이 없어」のMVにWonderGirlsの소희:ソフィが出ているのが話題になっているようだが、このMV、観てみたがわけが分からない(ちょっと、ソフィ、怖い(笑))。だいたい、タイトル名もそのまま訳すと「心臓が無い」ということになるのだが、どういう内容かよく解らない。
私としては、電気を使った、6曲目「Numbers」、7曲目「Can'T Stop」あたりが面白くていい。

ところで、このグループ、事務所がいいのか、彼らの人脈なのかよく分からないが、このご時世でリリースのスパンが短い。2集までは考えられない半年だし、3集もちょうど1年である。"hitman"bangに力が有るのだろうか。このペースで行くとまた1年ほどで4集なんだろうか。



에이트
8eight
エイト
2006年11月結成

■ Member
이현 Hyun イ・ヒョン 1983年11月8日生れ
백찬 Chan ペク・チャン 1984年12月9日生れ
주희 JooHee チュヒ 1984年生れ(いまだ月日が不明)

■ Genre
R&B

■ Profile
Nate
Naver

■ Album
1集(THE FIRST) 2007年9月 (イ・ヒョン23歳)
2集(INFINITY) 2008年3月
3集(THE GOLDENAGE)2009年3月

■ myCollection
1集・2集・3集

■ cdComment
2集リリースまでが、なんと、わずか半年ほどで、3集もちょうど1年だ(驚)

■ Audition
Bugs
Mnet

■ Video
cyworld

■ ReleasedCD
Sound Space
innolife

■ Official/PrivateSite
Blog
miniHP




◆ 1集 ◆



01. 사랑을 잃고 난 노래하네:愛を失くして私は歌う
02. 사랑 할 수 있을까:愛せるだろうか
03. 미치다:狂う
04. 우린 사랑해선 안됩니다:私たちは愛し合ってはいけない
05. 나에게 하루밖에 없다면:私に一日しかなければ [feat. VOS]
06. 돌아와줘:帰って来て
07. 추억이 들린다:思い出が聞こえる
08. 들어요:入ります [feat.임정희(イム・ジョンヒ)&K.Will]
09. 사이:仲 [feat.Wonder Girls & Pdogg]
10. 세상 가득 사랑을:世界いっぱいの愛を


◆ 2集 ◆



01. Let Me Go [feat. 조PD]
02. I Love You
03. Somethin'Somethin'
04. One Love
05. 물어봅니다:尋ねてみます
06. In The Morning
07. 왔어, 그녀!:来た、彼女!
08. Me,주희:Me、ジュヒ [feat. Pdogg]
09. 또 한걸음:また一歩
10. 옷깃을 잡고서 [feat. 박민혜:パク・ミネ(빅마마:ビッグママ)]


◆ 3集 ◆



01. 내 삶의 빛:私の人生の光 [intro]
02. 불쌍한 해바라기:可哀相なひまわり
03. 참지마:我慢するな
04. 심장이 없어:心臓が無くて(?)
05. 이제 슬픈건 충분해:もう悲しいのは十分だ
06. Numbers
07. Can'T Stop
08. 사랑한다면서:愛すると言いながら
09. 마중:出迎え
10. 자유:自由

Comments (2)
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h ( エイチ )

2008-02-13 | R&B



에이치

エイチ
현승민:ヒョン・スンミン
1978年1月17日生れ

〈 myPV 〉  ※ 右クリック
   잊었니 [MV] (1集)  ※ オム・ジョンファの口パク
   잊었니他 [MV] (1集)
   너를 원해 [MV] (1集)
   For My Friends [MV] (1集)

   Dream (현승민 1集)










《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   DaumMusic
   곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 포토:フォト / 정규:正規版 비정규:非正規版 싱글:シングル
   Bugs - h
   Bugs - 현승민
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비정규:非正規版

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver
   KBS World

《 Official / Private Site 》
   DaumCafe
   miniHP




《 Album 》
   1集 「H」 2003年10月
   현승민 1集 「Dream」 1999年9月 (21歳)

《 myCollection 》
  1集




【 2010.04.07 / News 】
2008年2月に見た彼のminiHPも、いまはプロフィールにメッセージが残しているだけで、すべて無くなっている。
今回のフォーマットのリニューアル作業の関係で、彼のことを再度探してみたが、いまはまったく何の情報も得られなかった。「あの人はいま!」状態になってしまった。

そんな中、気になるインタビュー記事を一つ見つけた。それによると、彼には健康上の問題があったようなことが書かれている(2004年7月9日 reviewstarの記事)。
   Show must go on! - H  (2004月7月9日 리뷰스타)

このインタビュー記事の彼のコメントによると「昨年、喘息になった。 歌を歌う時も息が切れるかと思って、怖くなって思い切ってのどを開くことができない状態で歌うので声がよく出てこない。ライブが終わると、急いで呼吸器、呼吸器と言いながら呼吸器を探したりしました。 お見せしたい姿を全部見せることができなくて、本当に惜しい思いです。」と語っている。
喘息の他にも左側膝に十字靭帯破裂手術で鉄心が入れられていたらしく、1集活動後に(?)鉄心除去手術を受けて、しばらく不便な生活をすることになった、とも語っているようである。
いろいろ健康状の問題があっても、元気に見えるのは、彼の鍛練された身体のためであるようだ。(たしかに、鍛えられた体の写真からは想像もできない)

彼は、この記事の2004年の秋には2集をリリースすべく準備をしていたようだ。この時、既に、2集に何をリリースするかについて悩んでいると書かれている。なんと。
そして、その2集リリースのために、より丈夫な体が必要と、健康管理についても書かれている。

最後には、「2集のカムバックを待ってくれる方たちに本当に感謝すると伝えたい。今まで見守って下さったこと、本当に感謝します。ヒョン・スンミン時代から見守って下さった方たち、そしてhを大切に思ってくださった方々にも。
これからも着実に良い姿をお見せするつもりですので、ずっと見守って下さい。そして、 私の健康も応援して下さい。」とインタビュー記事は結んでいる。

最後の「私の健康も応援して下さい。」という言葉が気になるところだ。つまり、彼は健康上の問題で、行きたくとも次のステップに進めなかったのだろうか ・・・ ?


【 2008.02.13 / h 1集 】
もう2年近く前になるはずなんだが、h1集を試聴した時このCDは欲しい、と思った。が、しかし、時はすでに遅く、その時たしかSound Spaceさんにも無かったと記憶している。で、ずうっと気にはなっていたのだが諦めていた。
ところが先月、KstarMallさんのショップで古いリリースのCDチェックをしていると、なぜか、なんと最後の1枚で残っていた。即注文である。(この時、まったく同じようなことでソ・ヨンウン2集「雨尾...」も注文)

このh 1集だが、正確に言うと、현승민:ヒョン・スンミンの2集でもある。このh1集の前にヒョン・スンミンとして1999年9月に1集をリリースしている。さすがにこのアルバムは絶対に手に入らないが、試聴した限りでは、悪くはないのだが、コレクションするにはいまひとつと言った感もある(しかし、有ればhマイナス1集として購入はするだろうが)。曲はダンスアルバムである。

で、その4年後2003年10月にhとして1集をリリースしている。そして、現在、h1集からさらにもう4年以上が過ぎている。h2集は無いのか?
なにしろ言葉が解らないだけに詳しい情報を入手することが出来ないのだが、ネット上には彼の情報はほとんど皆無に等しい。有るのは、「잊었니:忘れたのか」のMVのオム・ジョンファ絡み話題と、하나(Hana):ハナ(女性)という新人がリメイクでこの曲を歌っているという話題をいくつか見かけるぐらいで、彼自身に関する動向については、まったく分からない。
彼の実力は、h 1集を聴く限り、音楽的には発声に少し頼りなさも感じるが、2集、3集と続いてもいいはずだと思うのだが。他の道での活動を目指したのなら致し方無しだが、もう1、2集は聴いてみたいが。

ところで、この1集リリースの頃、彼はあのイ・ヒョリの「10 Minute」のミュージックビデオ(2003年)に出演している。この話しを聞いて改めて「10 Minute」のMVを観直してみた。あっ、そうか彼がそうだったのか、と気が付いた。たしかに、よく見ると、このMVの最後の方にイ・ヒョリと絡む男が登場するのだが、彼がそうだったのだ。

h1集の3曲目「잊었니:忘れたのか」のミュージックビデオは、女になってしまった彼氏に泣く一人の女性の涙を描いたもののようなのだが、この彼氏役にオム・ジョンファを出演させ話題を集めたようだ。この映像の中ではオム・ジョンファが歌っていることになっている。

ところで、h1集の収録曲を聴くと、ダンス曲というか、ダンスの要素が大きい曲が多いのだが、気持ち的にR&Bとした。(R&Bとするには、ちょっと違うし、ヒョン・スンミン1集の絡みも考えると、Danceとした方がいいのかもしれないが・・・)

このアルバム、彼の声色には少し頼りなさも感じるのだが、私としては好きなアルバムだ。できれば、1集の流れの2集を聴きたいのだが。彼はいま何をしているのだろうか・・・。
miniHPを見る限り(ほんとうに見る限りだが)、何らかの活動はしているようだが。
ところでそのminiHP、写真を見てるだけでけっこう楽しい。



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Xeno ( ゼノ )

2008-02-06 | Dance Solo


去年のリリース時点で試聴した時は、奇を衒う感じで、出立ちもなんかなぁ、といった印象であった。で、コレクションの対象からは外していたのだが、今年に入ってから、ナムグンヨンのゴリラディオ(남궁연의 고릴라디오)に出演した時の動画がアップされているのを観て(聴いて)、ちょっと思っていたイメージと違い、なんだか良い印象を持ってしまった。もちろん、若いだけに荒削り感はあるのだが、何か感じるものがあり、将来を楽しみに出来きそうな実力もありと見た。で、4ヶ月遅れでの購入となった。きっと、このゴリラディオを見ていなかったらXenoはコレクションしてなかったと思う。

彼女、どうやら埼玉県生れで(定かでは無いが)、現在대전(大田)の大田聖母女高等学校に在学中のようである。詳しいことはまだ調べていないので間違っているかも知れなのだが、彼女はDaumコミュニケーションが行っているDaum UCC Awardの第2回2007年度のUCCスターのようだ。
好みは分かれるところだろうが、現在Web上にプロフィールとして使われている彼女の顔写真は、一度見ると忘れない独特の顔立ちで登場している。3曲目タイトル曲のバラード「나쁜 사람:悪い人」のMVで登場する姿(とくに髪型に注目)とはずいぶんイメージが違う。しかしどちらのイメージも、新人なのでしかたがないが、つくり上げられた臭いが強すぎて少し抵抗を感じる。

タイトル曲の「나쁜 사람:悪い人」、オーケストラも使って雄壮な曲に仕上がっていていいのだが、彼女の荒削りに聴こえる(幼さを感じる)声色に少し残念の感がある。
そして、7曲目の「Xeno Y!」はいいのだが、次のタイトル曲であろう6曲目の「니가 뭔데:お前が何だ」は私にはいまいちだ。
ジャンル的にはダンスまたはタイトル曲でバラードということなんだろうが、ゴリラディオを聴いていると、絶対、彼女はR&Bを歌うべきと思うが。ゴリラディオで聴いた「You Had Me」が最高だ。CDのどの曲よりもこの「You Had Me」がいい。(早い話しが、これを聴いてコレクションする気になった)
アルバムのプロデューサーはRock専門プロデューサーということらしい。そのためだろうか、タイトルのバラードも、本来単純にダンス曲と思われる曲も、彼女の張り裂けるような唱法とも相俟って独特な味付けとなっている。

Xeno17歳、まだ荒削り感は否めないが、その感性とパワフルな歌唱力は将来に期待できる。願わくばR&Bなアルバムのリリースを期待するのが。




제노
Xeno
ゼノ
本名: 박소은(パク・ソウン)
1990年3月30日生れ

■ Genre
ダンス(R&Bがいいのだが)

■ Profile
empas
Daum
Naver

■ Album
1集(17 SEVENTEEN) 2007年9月 (17歳)

■ myCollection
1集

■ cdComment
2集はR&Bでリリースしないだろうか

■ Audition
Bugs
Mnet

■ ReleasedCD
Sound Space

■ Official/PrivateSite
無さそうである




◆ 1集 ◆



01. 매몰차게:冷酷に
02. 거짓말:嘘
03. 나쁜 사람:悪い人
04. Who Are U... (Sexy My Boy) [Feat. Maniac]
05. 아파:痛い
06. 니가 뭔데:お前が何だ [Feat. Y]
07. Xeno Y! [Feat. Y]
08. 오아시스:オアシス
09. 배신:裏切り
10. 사랑아!:愛よ!
11. 니가 뭔데:お前が何だ [Radio Edit]
12. 니가 뭔데:お前が何だ [Original Edit]
13. 나쁜 사람 [Radio Edit]

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