気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

Yoari ( ヨアリ )

2013-04-21 | Rock



요아리
Yoari
ヨアリ
강미진:カン・ミジン
1987年10月3日生れ
i-NEGA ← NEGA Network


〈 Music Video 〉
       i-NEGA Official Youtube Channel

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2013.01.15 ヨアリがアルバムをリリース!
       2010.06.19 ヨアリ、6月22日に「チョギヨ」で再デビュー!


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      Rock

《 Release Information 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
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《 Album 》
        MiniAlbum 「맘에 드니?:気に入った?」 2013年1月

《 myCollection 》
      맘에 드니?:気に入った?




【 2013.04.21 / 맘에 드니?:気に入った? 】
独特で爆発力のあるヨアリ(요아리)が初めてソロアルバムをリリースした。

彼女はデビュー前はBrown Eyed Girls(브라운 아이드 걸스)のメンバーでもあった。
2007年にはスプリンクーラー(스프링쿨러)のボーカルメンバーとして活動もした。
       Sprinkler ( スプリンクラー )
そして、2010年6月には衝撃的な映像(MV)の、윤일상:ユン・イルサン作詞・作曲・編曲の「저기요:チョギヨ」でソロ歌手として正式にデビューしている。(※「저기요」の訳はあえて、そのまま「チョギヨ」とした)
去年(2012年)は、Mnet のVoice of Korea(보이스 코리아)に出演して注目をあびたようだが、トップ4で惜しくも脱落したようである。

また、SBSドラマ「시크릿 가든:シークレットガーデン」のOST「나타나:現われる」も歌っている。
(作詞:김이나:キム・イナ、作曲・編曲:윤일상:ユン・イルサン)
しかし、このドラマは観ているのだが、どこで使われていたのか、現在の私の頼りない記憶には全く無い。

今回のアルバムリリースは、Brown Eyed Girlsなどが所属するNEGA Network設立者であるユン・イルサンが、ライブ中心に活動するアーティストのために設立したi-NEGA(아이내가)で初めてリリースするアルバムという意味でも記念すべきミニアルバムともなっている。

収録曲は全5曲(7トラック)で、その内、最後の曲「Lie」は去年(2012年)の11月に先行公開的にリリースされた曲で、今回新曲としては4曲のリリースとなる。
リードトラックは1曲目の「맘에 드니?:気に入った?」だ。
(なお、この曲のタイトル、CDジャケットには「?」は付いていないが、ここでは付けた)

プロデュースは当然ユン・イルサンで、「Lie」も含めた全5曲の作曲、編曲も彼によるものである。
作詞の方は、作詞家とも称されているヨアリ自身が3曲、そしてキム・イナも1曲参加している。

Track List
  01. 「맘에 드니?:気に入った?」
     lyrics: 요아리  composed: 윤일상  arranged: 윤일상
  02. 「니 이름이 뭐니?:おまえ、名前は?」
     lyrics: 김이나  composed: 윤일상  arranged: 윤일상
  03. 「부르릉:プルルン」
     lyrics: 요아리  composed: 윤일상  arranged: 윤일상
  04. 「Level Up」
     lyrics: 김영아  composed: 윤일상  arranged: 윤일상
  05. 「Lie」
     lyrics: 요아리 & 윤일상  composed: 윤일상  arranged: 윤일상
  06. 「맘에 드니?:気に入った?」 Inst.
  07. 「Level Up」 Inst.

     NameList
       요아리:ヨアリ / 윤일상:ユン・イルサン / 김이나:キム・イナ / 김영아:キム・ヨンア

ミニアルバム「맘에 드니?:気に入った?」は、i-NEGAが初めて世にリリースするアルバムだが、5曲目の「Lie」はi-NEGAが初めてリリースする曲という記念すべき曲だ。
この曲は、完成度を高めるため6ヶ月という長い期間で作られたようで、ミキシングは7回も行われたそうだ。
作詞はヨアリとユン・イルサンとの共同で作り上げられ、リフレーン部はヨアリが気に入るまで何度も修正をして完成させたという話だ。

で、ヨアリの初めてのアルバム、「맘에 드니?:気に入った?」と聞かれると、いまひとつ気に入らない。
というか、聴いていて、なぜか、期待に反していまひとつ面白くない(期待し過ぎ(?))。
歌の技量には全然問題無いように思うのだが、不思議にいまひとつ私の心には音が迫ってこない。
これは、私にとっての、彼女の声色の所為だろうか(?)。
ヨアリ、その独特の声色がヨアリではあるのだが、その強烈な個性のために曲の限定や、表現の限界を感じさせる部分があるのではないだろうか(?)。
結果、アルバム「맘에 드니?:気に入った?」の5曲が単一な印象に聞こえ、いまひとつ面白くないのかも(?)。
それとも、単に、私の好みだけのことなのかも知れないが(よく分からない)。




Lee Hi ( イ・ハイ )

2013-04-16 | R&B



이하이
Lee Hi
イ・ハイ
1996年9月23日生れ
YG Entertainment


〈 Music Video 〉
       YouTube Channel LEE HI (이하이)


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      R&B

《 Release Information 》
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       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
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《 Official / Private Site 》
       hiheel
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《 Album 》
        1集 「First Love」 2013年3月

《 myCollection 》
      1集「First Love」




【 2013.04.16 / 1集 】
イ・ハイ、言わずと知れたSBSの「KpopStar(K팝스타)」シーズン1の準優勝者である。
放送が終了した後、YG Entertainmentに所属してのイ・ハイのリリースには、2012年10月の「1,2,3,4」と、11月の「허수아비:案山子」があるが、いずれもデジタルシングルで、今回が初めてのアルバムリリースとなる。

彼女の歌は、最初、ちょっと素人くさい歌い方に感じ、なんとなく馴染めなかったのだが、何度も聴いていると、その素人ぽく聞えるのが彼女のカラーのようで、将来はイ・ハイ節にまで成長しそうな予感もしてくる。

イ・ハイの1集「First Love」のジャケットを最初手に取った時は、なんだか宝石箱のようで、中には何か入っているのだろうと期待したのだが、ただの上げ底の空箱であった。
(普通に歌詞カードの冊子が入っていただけだった)
しかも裸のCDメディアは固定されておらず、微かだが表面に傷ができていた。
インナーの写真は、予想に反してなかなか巧く撮れていて、16歳とは思えない、微かなオーラさえ感じる。
(カメラは최용빈:チェ・ヨンビンとなっている)

クレジットには、何故か、いわゆるProducerの項目が無く、Excutive Producerとしての양현석:ヤン・ヒョンソクの名前だけがある。
おそらくは、いわゆるプロデューサーは各曲ごとということだろう。

収録曲は全11曲で、オンラインでの1集「First Love」に比べ2曲ほど多い。
その2曲は、1曲がBonus Trackとしての「1,2,3,4」で、さらにはクレジットには載っていないHidden Trackとしての「허수아비:案山子」である。
つまり、この1集「First Love」には、イ・ハイの過去の曲はすべて収録したということになる。

このイ・ハイの1集「First Love」には、見慣れたTeddy、Kushの名のほかに、YGに移籍したTabloや、私としては初めて目にする作家たちもたくさん見られ、また話題なフィーチャリングもいて、なんだかワクワクする11曲だ。
リードトラックは3曲目の「It's Over」と6曲目の「Rose」のダブルとなっている。

Track List
  01. 「Turn It Up」 Intro
     lyrics: Tablo(타블로)  composed: Lydia Paek & Kush  arranged: Kush
  02. 「Special」 feat. Jennie Kim of YG New Artist
     lyrics: Tablo(타블로)  composed: Choice37 & Lydia Paek  arranged: Choice37
     RapMaking: Tablo(타블로)
  03. 「It's Over」
     lyrics: Masta Wu  composed: 로빈 & Lydia Paek  arranged: 로빈
  04. 「짝사랑:片想い」
     lyrics: 선우정아  composed: 선우정아  arranged: 선우정아
  05. 「Dream」
     lyrics: Realmeee & 선우정아  composed: Realmeee  arranged: Realmeee & 선우정아
  06. 「Rose」
     lyrics: Teddy  composed: Teddy & 송백경  arranged: Teddy
  07. 「바보:バカ」
     lyrics: Tablo(타블로)  composed: Q & Lydia Paek  arranged: Q
  08. 「Because」
     lyrics: Realmeee & 선우정아  composed: Realmeee & 선우정아  arranged: 선우정아
  09. 「내가 이상해:私どうかしてる」
     lyrics: 선우정아  composed: 선우정아  arranged: 선우정아
  10. 「1,2,3,4」 Bonus Track
     lyrics: Masta Wu  composed: Choice37 & Lydia Paek  arranged: Choice37
  11. 「허수아비:案山子」 Hidden Track
     lyrics: J.Y. Park(박진영)  composed: J.Y. Park(박진영)  arranged: 권태은

     NameList
       로빈:ロビン / 선우정아:ソヌジョンア(Sunwoo JeongAh) / 송백경:ソン・ベクキョン
       권태은:クォン・テウン / 박진영:パク・チニョン

私としては、イントロを含めた新曲9曲の内、3曲の作詞にTablo(타블로:タブロ)の名があるのが興味深い。

2曲目「Special」でフィーチャリングされているのは、YG Entertainmentの新しいガールグループで話題となったJennie Kim(김제니:キム・ジェニ)で、彼女も1996年生れでイ・ハイとは同い年ということになる。
Jennie KimはYGの練習生で、英語、日本語もできるラッパーのようである。
この曲の作詞もTabloで、作曲、編曲のChoice37と、Lydia Paek(리디아 백)は、2人ともにYG Entertainmentのプロデューサーで、Lydia Paekは1990年のアメリカ生れの女性のようだ。

イ・ハイ、「It's Over」のような曲を歌わすと独特な、将来イ・ハイ節と呼べそうな世界を作りだし、悪くない。
この曲の作詞、Masta Wu:마스타 우(우진원:ウ・ジヌォン)はYG Entertainmenの2人組グループ YMGAの1人のようだ。
作曲・編曲の로빈:Rovin(전정환:チョン・ジョンファン)もYG Entertainmen所属のプロデューサーで、Sistarの曲も書いている。

4曲目の「짝사랑:片想い」と、9曲目の「내가 이상해:私どうかしてる」の作詞・作曲・編曲(ほか共作で2曲)は、선우정아:ソヌジョンア(Sunwoo JeongAh)という、ちょうど今月(4月2日)2集「It's Okay, Dear」をリリースした、独特の世界を作りだすシンガーソングライター(女性)のようだ。
(彼女は、YG絡みでは2NE1のアルバムに名が見れる)
そして、その難しそうな曲を17歳のイ・ハイが、なかなか上手く歌い上げる。

4曲目、9曲目と同様に、ちょっと難しそうなのが、5曲目「Dream」と8曲目「Because」でこの曲にもソヌジョンアの名があり、その共作のRealmeee(레알미)はDaum Musicで調べる限り、このイ・ハイのアルバム以外で名前を見つけることができない。(twitterの写真を見ると女性のようだ)

7曲目の「바보:バカ」が好きだ。
曲自体の良さと、イ・ハイが作りだす独特な世界がいい。
作曲・編曲のQについては、確かなことが分からない(作曲はLydia Paekが共作、作詞はTablo)。

いまさらの話しだが、今回ボーナストラックとして収録されたイ・ハイのデビュー曲「1,2,3,4」は、ヤン・ヒョンソクが全てを直接プロデュースし、新人にも拘わらず通常のミュージックビデオ制作費の2倍の投入したようだ。
YG Entertainmentが(ヤン・ヒョンソが)、いかにイ・ハイに力を入れているかが分かる。

また、隠しトラックの「허수아비:案山子」は、公開の4日前まで会社内にも秘密裏にされていた曲のようだ。
この曲は、JYP Entertainmentのパク・チニョンの作詞・作曲だが、KpopStar後にパク・チニョンがイ・ハイの為に書いた曲ではないようだ。
この曲、数年前にヤン・ヒョンソクのたっての頼みでYG Entertainmentのために初めて作った曲のようだ。
その後、色々な事情により公開が遅れていたのだが、ヤン・ヒョンソクとしては大変好き曲で、惜しんできた曲だったのをイ・ハイに与えたということらしい。
(放送当時からイ・ハイに見せたヤン・ヒョンソクの愛情ということのようである)

イ・ハイ、最初、(聴き込む前の私は)彼女を少し軽く見ていたが、かなりなアーティストのようだ。
単にテクニックのレベルが高いというだけでない、何かを持っている17歳だ。
少なくともこの歳で、この歌は、将来を考えると恐ろしいほどだ。
また、このアルバム自体も、イ・ハイを表すに十分な作家陣によって作られており、アルバム完成度も高い。
このアルバムを何度も聴いているうちに、彼女の、少し緩んだ(?)声色にすっかり魅了されてしまった。




Ladies' Code ( レディースコード )

2013-04-01 | Dance Group



레이디스 코드
Ladies' Code
レディースコード
polaris Entertainment

〈 Member 〉
  리세 Rise リセ (권리세:クォン・リセ) 1991年8月16日生れ (Pure Code)
  애슐리 Ashley アシュリ (최빛나:チェ・ピンナ) 1991年11月9日生れ (Global Code) [Leader]
  은비 EunB ウンビ (고은비:コ・ウンビ) 1992年11月23日生れ (Lovely Code)
  소정 SoJung ソジョン (이소정:イ・ソジョン) 1993年9月3日生れ (Funky Code)
  주니 Zuny チュニ (김주미:キム・ジュミ) 1994年12月8日生れ (Chic Code)


           Sojung       Rise       Ashley        EunB         Zuny


〈 Music Video 〉
       YouTube Channel LADIES CODE

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2013.09.05 Ladies' Code、Code#2でパワーアップ
       2013.05.05 ジュニ(Ladies' Code)、可愛い!
       2013.04.19 Ladies' Codeのジュニ、可愛い(笑)
       2013.03.08 Ladies' Codeがミニアルバムをリリース


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      Dance

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       Mnet

《 Profile 》
       Nate
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       PRETTY PRETTY!!
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《 Album 》
        MiniAlbum 「Code#02 Pretty Pretty」 2013年9月
        MiniAlbum 「Code#01 나쁜여자:悪い女」 2013年3月

《 myCollection 》
      Code#01 나쁜여자:悪い女 / Code#02 Pretty Pretty




【 2013.10.06 / Code#02 Pretty Pretty 】
7月にカムバックの予定だったLadies' Codeだったが、チュニの膝の故障で延期となり、収録曲の「Hate You」を8月6日に先行公開して、カムバックは9月5日となった。

今回のLadies' Codeの2番目のコード(Code)は悪女からファンキーなプリティーガールとなった。

ジャケットのインナー写真は、まさにファンキーガールのオンパレードで、既成のアイドルグループのイメージとしては限界まで攻めている印象だ。

収録曲は実質3曲で、8月に止むなく「Hate You」を先行リリースしたため、今アルバムでの新曲は2曲となる。

プロデュースは今回も引き続いてスーパーチャンタイ(슈퍼창따이)で、さらに今回は全曲の作詞、作曲、編曲も彼によるもので、スーパーチャンタイのアルバムと言っていい。

Track List
  01. 「Polaris Club」
     composed: 슈퍼 창따이  arranged: 슈퍼 창따이
  02. 「예뻐 예뻐:Pretty Pretty」
     lyrics: 슈퍼 창따이  composed: 슈퍼 창따이  arranged: 슈퍼 창따이
  03. 「Hate You」
     lyrics: 슈퍼 창따이  composed: 슈퍼 창따이  arranged: 슈퍼 창따이
  04. 「I'm Fine Thank You」
     lyrics: 슈퍼 창따이  composed: 슈퍼 창따이  arranged: 슈퍼 창따이
  05. 「예뻐 예뻐:Pretty Pretty」 Inst.

     NameList
       슈퍼 창따이:スーパーチャンタイ

私としては、イントロ曲の「Polaris Club」のブラスサウンドがいい。
ブラスアレンジはTSTの김동하:キム・ドンハとなっており、サウンドもTSTの演奏によるもののようだ。
(キム・ドンハ及びTSTの確定的な情報、データは得られなかった)
このキム・ドンハ及びTSTによるバックは、「예뻐 예뻐:Pretty Pretty」、「Hate You」も同じである。

また、「Polaris Club」のピアノ、「예뻐 예뻐:Pretty Pretty」のベース、そして「Hate You」のキーボード演奏はスーパーチャンタイである(また、その2曲のバックコーラスも彼だ)。
だからかどうか、「예뻐 예뻐:Pretty Pretty」のバックのベースラインはかなり強調されている。
(5トラック目のインストルメンタルを聴いてみると、それがよく分る)

3曲目「Hate You」が、ある意味リードトラックの「예뻐 예뻐:Pretty Pretty」よりいいかも。
繰り返されるリフレーンの部分が印象的で、Ladies' Codeのサウンドが好きだ(ソジョンの声色がいい)。

2枚目のLadies' Codeのミニアルバム「Pretty Pretty」、最後の曲「I'm Fine Thank You」に、いまひとつもの足りなさも感じるが(歌唱力として)、Code#01には無かった魅力が作り出されていて、いいアルバムだと思う。
(願わくば、将来、底上げして、本格的なサウンドが出せるグループとなってくれることを期待する)


【 2013.04.01 / Code#01 나쁜여자:悪い女 】
Ladies' Codeは、キム・ボムス(김범수)とIvy(아이비)が所属する、polaris(폴라리스) Entertainmentが初めて世に出すガールグループである。

メンバーは、リセ、アシュリ、ウンビ、ソジョン、チュニの5人で構成されたグループだが、やはり、リセとソジョン、つまり「偉大な誕生」と「Voice Korea」が1つとなったことで歌謡関係者たちの話題となってたようである。
以下に彼女たちそれぞれの経歴をインタビュー記事から拾ってみた。

리세(Rise):リセ
在日のようだ。なので、韓国語の発音には苦労したようである。
(彼女は韓国人としてデビューしたかったようだ)
2009年のミスコリアで海外同胞賞(?)を受賞しているようである(訳に自信は無い)。
日本の成蹊大学の経営経済学科専攻のようで、卒業したのかどうかは定かではい(してないと思う)。
MBCの「スターオーディション偉大な誕生(스타 오디션 위대한 탄생)」シーズン1で、トップ12に残ったことで、話題となったようだが、デビューまでには2年ほど歳月を要したことになる。
(「偉大な誕生」のシーズン1は、2011年6月3日に放送終了)
その「偉大な誕生」後、デビューの準備をしていたようだが、1年ほどで事務所を変わっているようだ。
(前事務所名は不明)
また、MBCの「私たち結婚しました(우리 결혼했어요)」シーズン3にも出ているようである。
(シーズン3は、2012年9月8日に放送終了)

애슐리(Ashle):アシュリ
9歳の時のアメリカに移民している。
ニューヨークの大学で音楽と演技の勉強をしている途中で、歌手デビューのために1人で韓国に来たようだ。
CUBE Entertainmentで練習生としての生活をして、Polarisに移ったようである。
当然ながら英語はもちろん、スペイン語、そして日本語もできるようだ。
Ladies' Codeのリーダーである。

은비(EunB):ウンビ
高等学校の1年生の時から歌手を目指して準備をしていたようだ。
一般高校から芸術系の高校に転校しているらしい。
一時、FNC Entertainmentの練習生であったようだが、今回polarisと契約したようだ。
彼女いわく、事務所の選択を誤り(ということはFNCということ(?))、デビューまで5年という永い時間がかかり、一時は本人も周囲の身内も諦めたようである。

소정(Sojung):ソジョン
江原道出身のようだ。
大学は、檀国(단국)大学生活音楽科のようで、在学中だろうか(?)。
Mnetの新人発掘オーディション「Voice Korea(보이스 코리아)」シーズン1でトップ8までいったようだ。
(本人いわく、予想より長く生き残ったそうだ)
「Voice Korea」では、人気投票1位となったようである。
なお、彼女は当初ダンス歌手になることに対しては肯定的ではなかったようだ。

주니(Zuny):チュニ
大邱出身のようなのだが、光州実用音楽学院(광주 실용음악학원)に通っている時に、オーディション合格してソウルに上京している。
光州地域では有名だったということだ。
もともとの夢はスチュワーデスだったようだが、従姉のオーディションを見て、BigHit(빅히트) Entertainmentの練習生となり、後にpolarisに来たようである。
(なお名前の日本語読みは、本名주미:チュミを英語風にZunyとしているようなので(想像)、チュニとした)

なお、グループ名の「Ladies' Code」は、女性たちが願う「Code」を音楽で見せるという意味らしいが、私にはいまひとつ解るようで解らない。
因みに、リセが女性の純粋さと美しさを象徴する「Pure Code」で、アシュリがチームのリーダーとしてスマートで責任感が強い「Global Code」、ウンビは溌刺として愛らしい「Lovely Code」、ソジョンは個性あふれる魅力と破格な「Funky Code」、そしてチュニはトレンディーで魅力的な「Pretty Chic Code」だそうである。
(まあ、あまり真剣に受け取ってもと思えるが - 本人たちも冗談混じりのようにインタビューに答えている)

Ladies' Codeのステージ、私が初めての観た時に注目したのは(「나쁜여자:悪い女」だが)、全員が、なかなか安定して声がよく出ていたことだ。
そして、さらに驚いたのが、リセのソロダンスの時の男性ダンサーに抱えられながら、仰け反りながらの激しい動きの中での安定した発声だ。
最初、口パクかと思ったが、どうやらそうではないようだ。
であれば、腹筋も鍛え、なかなかの練習を積んだものだろうと想像する。
まあ、先輩2人に恥をかかす訳にもいかないのだろう。

で、本題のデビューアルバムだが、まずジャケット仕様が、また初めて手にするものだ。
見開きのジャケットを開くと、裸のCDメディアと、冊子となった歌詞カードが収められていて、その歌詞カードが「Fashoin/Idols/Gossip Magazine」と書かれていて雑誌風(のつもり)の冊子になっていて面白い。
ただ、載せられた写真は、私の好みからは少し離れた面白くないものだ。
(カメラの심현준:シン・ヒョンジュンはYouTubeの映像にも登場する)
ユニークなのが、というか記憶が正しければ2005年からいままでで初めて日本語でのThanks toを見たことだ。
もちろん、リセのThanks toだが、これによると彼女の父親は亡くなっているようだ。
(にしても、いつも思うのだが、韓国アルバムのThanks toはずいぶんとプライベートな内容が書かれる)

プロデュース、及びメインの作曲家はスーパーチャンタイ(슈퍼창따이)で、リードトラック「나쁜여자:悪い女」の作詞・作曲・編曲もスーパーチャンタイだ。

Track List
  01. 「Intro...Bad Girl」
     lyrics: 슈퍼 창따이  composed: 슈퍼 창따이 & 를(Lel)  arranged: 를(Lel)
  02. 「나쁜여자:悪い女」
     lyrics: 슈퍼 창따이  composed: 슈퍼 창따이  arranged: 슈퍼 창따이
  03. 「SuperGirl」
     lyrics: 김은수  Produced By CRADA for Motion Music
  04. 「Dada La」
     lyrics: 김은수  composed: e.one  arranged: e.one
  05. 「안울래:泣かないわ」
     lyrics & composed & arranged: 슈퍼 창따이 & 홍지상

     NameList
       슈퍼 창따이:スーパーチャンタイ / 를(Lel):ルル / 김은수:キム・ウンス / 홍지상:ホン・ジサン

リードトラックの「나쁜여자:悪い女」は、いわゆる既存のアイドルガールグループがリリースするダンス音楽とは一味違う幅と深さを感じさせる曲に仕上げられている。
また、その曲を彼女たちが巧く歌い上げている。

「SuperGirl」の作曲者であるCRADAは、Alicia KeysとDrakeの「Fireworks」をプロデュースしたという、アメリカのプロデューサーのようで、韓国での初めてプロジェクトにLadies' Codeを選んだということで話題となっているようである(私にはまったく分からない話なのだが)。

「Dada La」は、スイングを効かせた面白い曲で、けっこう私の好きな曲だ。
作曲・編曲のe.oneは、どうやら정호현:チョン・ホヒョンのようで、彼のtwitterに本人が、そう書いている。
(https://twitter.com/hyunmidi 2013.03.07 ツイート)
曲の頭の騒音は、ステージに上がる前のLadies' Codeの控室を表しているようだ(歌詞もそうらしい)。

Ladies' Code、いわゆる既存のアイドルグループのイメージとは遠く、反して歌唱力、音楽性の完成度はかなり高く感じられ、音楽的には文句の無いグループのようだ。
そして、その技量のレベルの高さは、「나쁜여자:悪い女」のライブから推測して、スタジオ録音とのギャップが少ないであろうと思わせる。
今回のLadies' Codeのデビューアルバム「Code#01 나쁜여자:悪い女」は、ミニアルバムの、実質4曲と曲数は少ないが、その4曲を聴くだけでも、この5人の持つポテンシャルは十分に感じられる。
ただ、(私の印象としては)少し硬いイメージがあり(新人なので当然かも知れないが)、大衆性という意味ではいまひとつな部分が感じられ、(現時点で)どこまでの人気を得られるかは少々心配されるかも知れない(?)。