서영은
Suh YoungEun
ソ・ヨンウン
1973年7月22日生れ
JJ HOLC Media
《 Genre 》
Jazz
《 Audition / Video 》
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《 Album 》
MiniAlbum 「Parting In Summer」 2014年7月
MiniAlbum 「그 ...:その …」 2011年10月
MiniAlbum 「With Soulish Mates」 2010年9月
8集 「Rainbow」 2009年10月
MiniAlbum 「미니앨범」 2008年6月
Romantic 3 「Suhyoungeun.Remake」 2007年11月
7集 「Happily Ever After」 2007年3月
Romantic 2 「Suh youngeun remake」 2006年7月
6集 「Be my sweetheart」 2006年3月
5集 「Sunny side of my heart」 2005年4月
Romantic 1 「서영은 Remake」 2004年8月
4集 「Gift」 2004年1月
3集 「Kiss Of Breeze」 2002年5月
2.5集 「She made ... etc.1」 2001年3月
2集 「雨尾.. 」 1999年10月
1集 「Softry whispering "I Love u"」 1998年4月 (24歳)
《 myCollection 》
2集 / 2.5集 / 4集 / 5集 / 6集 / 7集
Romantic1 / Romantic2 / Romantic3
With Soulish Mates / 그...:その・・・ / Parting In Summer
【 2014.10.05 / Parting In Summer 】
前回のミニアルバム「그 ...:その …」からは、ほぼ3年ぶりでのミニアルバムのリリースとなる。
今回のミニアルバム「Parting In Summer」には、その間のシングルも収められた全6曲の収録となっている。
プロデュースは前回と同様に채종주:チェ・ジョンジュとなっており、6曲中4曲の作詞はソ・ヨンウンで、内1曲は彼女の作詞作曲である。
ジャケットには、インナー写真とも雨の景色ばかりで彼女の姿は無い。
Track List
01. 「치사 치사 치사:致謝致謝致謝」
lyrics: 서영은 composed: 김세진 & PJ & 김진훈 arranged: 김세진 & PJ & 김진훈
02. 「사치 사치 사치:奢侈奢侈奢侈」 with. 쇼리:ショリ of Mighty Mouth
lyrics: 서영은 & 쇼리 composed: 김세진 arranged: 김세진 & 박찬
03. 「첫사랑을 찾습니다:初恋を探します」
lyrics: 서영은 composed: 김세진 & PJ arranged: 김세진
04. 「설마:まさか」
lyrics: 서영은 composed: 서영은 & 이자은 arranged: 이자은
05. 「얼굴이 반칙:顔が反則」
lyrics: 서정잔 & 겁먹은 외아들 & 서영은 composed: 김세진 & 서기준 arranged: 서기준
06. 「가을이 오면:秋が来れば」 (추억:追憶 ver.)
lyrics: 이영훈 composed: 이영훈 arranged: 김한년
07. 「치사 치사 치사:致謝致謝致謝」 Inst.
NameList
서영은:ソ・ヨンウン / 김세진:キム・セジン / 김진훈:キム・ジヌン / 쇼리:ショリ
박찬:パク・チャン / 이자은:イ・ジャウン / 서정잔:ソ・ジョンシャン
겁먹은 외아들(コプモグンウェアドゥル):怖がる一人息子 / 서기준:ソ・ギジュン
이영훈:イ・ヨンフン / 김한년:キム・ハンニョン
1曲目の「치사 치사 치사」がリードトラックだが、この曲のタイトルの訳が難しい。
漢字語の「치사」には色んな意味があるが、歌詞の内容から「致謝」としてみた(自信は無い)。
つぎの新曲もだが、今回のソ・ヨンウン、なんだかタイトル名に難解な言葉を付けている。
(こういう場合、漢字を当てて欲しいものだが)
「致謝」という日本語は無く、「感謝」という意味だが、あえて訳は「치사 치사 치사:致謝致謝致謝」とした。
この曲のミュージックビデオには、事務所の後輩であるNC.A(앤씨아)が最後の最後に顔を出す。
2曲目の「사치 사치 사치:奢侈奢侈奢侈」は、6月27日に先行公開されているが、1曲目とこの2曲目が今回のアルバムでの新曲となる。
「奢侈:しゃし」という言葉は日本語に有り、意味は「贅沢」という意味である。
3曲目から6曲目の4曲はシングルでリリース済みの曲である。
3曲目「첫사랑을 찾습니다:初恋を探します」は2012年12月に、4曲目「설마:まさか」は2012年10月に、5曲目「얼굴이 반칙:顔が反則」は2013年3月に、6曲目「가을이 오면:秋が来れば」は2012年9月にリリース済だ。
久しぶりのソ・ヨンウンのアルバムだが、やはり彼女の声はいい。落ち着いて聴ける。
【 2011.11.20 / 그 ...:その … 】
ソ・ヨンウン、1年ぶりのミニアルバムである。
アルバムタイトルの日本語訳が難しいところだが、「그 ...:その …」とした。
収録曲が「그」で始まる曲で出来ている(最後の曲は除く)。
ジャケット仕様は前回のミニアルバムと同じで、インナーも前回同様、彼女の写真はまったく無く、画となっている。
前回はまったくの水彩画な感じの画だったが、今回は写真と水彩画を組み合わせたような画が描かれている。
プロデュースは前回と同じ채종주:チェ・ジョンジュで、最後の曲を除くすべての曲の作詞はソ・ヨンウンである。
最後の曲の「잊을 만도 한데:忘れられるけど」は、ボーナストラック的な扱いをしているのではないかと想像する。各音源サイトには、この曲は無い。
この曲は、이요원:イ・ヨウォン主演のSBS水木ドラマ「49일:四十九日」(2011.03.16~2011.05.19)のOSTである(日本の題名「私の期限は49日」)。この曲を何かの絡みでCDメディアでリリースしたかったのだろうと思う。
この曲は3月15日にデジタルリリース済みで、私としては、このアルバムには入れなかった方が良かったようにも思うが、いい曲ではある。
(なお、この曲のタイトルの訳が私には難しく、innolifeのショップでの表示をそのまま使った)
Track List
01. 「그저 너 하나:ただあなただけ」
lyrics: 서영은 composed: 김원 arranged: 김원 & 오석진
02. 「그리고 하루:そして一日」
lyrics: 서영은 & 이정 composed: 이정 arranged: 이정
03. 「그게 너라서:それはあなただから」
lyrics: 서영은 composed: 김세진 arranged: 김세진
04. 「그대였나요:あなただったの」
lyrics: 서영은 composed: 서영은 & 정훈 arranged: 정훈
05. 「잊을 만도 한데:忘れられるけど」
lyrics: J.Fever composed: 정훈 arranged: 정훈
06. 「그저 너 하나:ただあなただけ」 Inst.
NameList
서영은:ソ・ヨンウン / 김원:キム・ウォン / 오석진:オ・ソクチン / 이정:イジョン
김세진:キム・セジン / 정훈:チョンフン
1曲目「그저 너 하나:ただあなただけ」、リードトラックである。いやぁ、さすがソ・ヨンウンと感じる。2人が愛する心を隠したままに、お互いを傷つけて去って行く悲しくつらい姿を描いたバラードのようで、ソ・ヨンウンの歌のうまさが際立つ切なくも美しい曲だ。
2曲目「그리고 하루:そして一日」の作曲者(編曲、作詞の共作も)は、よく知らないのだが歌手の이정:イジョンがソ・ヨンウンのために作った曲のようだ。
3曲目の「그게 너라서:それはあなただから」は先月オフラインで先行リリースされている。
4曲目「그대였나요:あなただったの」は、ソ・ヨンウンが作曲にも手掛けた曲で(共作)、シンガーソングライターとして新たな歩みを感じる意義ある曲である。
今回のアルバム「그 ...:その …」は、前回の多くの人とのフィーチャリングで新しい試みをしたアルバムとは違い、別れの痛みを歌った、ソ・ヨンウンだけの感性の世界をじっくりと聴かせる作品になっているように思う。
【 2010.10.07 / With Soulish Mates 】
ソ・ヨンウン、ミニアルバムとしては2枚目でいいと思うのだが、9月28日にリリースされた「With Soulish Mates」、ミニアルバムとはなっているが、収録曲は実質6曲有る。だた、内2曲が2010年4月と9月にデジタルシングルでリリース済みということで、新曲4曲のミニアルバムということになる。
また、アルバムタイトルの「With Soulish Mates」の名とおり、ほとんどの曲がデュオな曲となっている。
そして、最後の1曲を除いて、すべて彼女の作詞のアルバムとなっている。
まず、1曲目「이 거지같은 말:この物乞いのような話」、この曲はBrown Eyed Soulの정엽:チョギョプとのデュオで、4月にシングルリリースされ、この時すべての主要音源サイトで1位を占めたようである。大変きれいな曲だ。
2曲目「너는 날 녹여:あなたは私をとかす」は、노블레스:ノブレスのフィーチャリーングで、これもきれいで、やさしく、甘い曲だ。好きだ。
3曲目の「존댓말:尊敬語」は、ソ・ヨンウンのソロで、この曲は何か意味が有るようなのだが、ちょっと調べただけでは分からなかった(汗)。
4曲目「혹시 돌아올까봐:もしかしたら戻ってくるかと思って」は、H-유진:H-ユジンのフィーチャリングで、先月(9月)にシングルでリリースされている。この曲もいい曲だ。
そして、5曲目「가슴이 아파 눈물이 흘러:胸が痛くて涙が流れて」は、길미:キルミのフィーチャリングだ。
6曲目は、ギターとピアノをアコースティックに強調した編曲に仕上げた「이 거지같은 말:この物乞いのような話」になっている。かなりサウンドが違う。単に編集だけでなく、今回の「With Soulish Mates」のために、ボーカルも録音し直しているように聴こえる(おそらく、そうなのではないだろうか)。
最後の「그 흔한 말:そのありふれた話」も3曲目の「존댓말:尊敬語」同様、何か意味が有るようなのだが(汗)。「주인공」 다시 부르기:「主人公」また歌うこと、と書かれているのだが?
「With Soulish Mates」、全曲、ソ・ヨンウンらしい、優しいさを感じる曲たちで出来ていて、癒されるアルバムだ。
【 2009.11.09 / 8集 】
ソ・ヨンウン8集、7集から2年7ヶ月ぶり(Romantic3からでも1年11ヶ月ぶり)のリリースである。全10曲(実質)の内4曲はデジタルシングルからの収録である。この4曲は人気の4曲で、ファンからのラブコールで今回のリリースに加えたということである(4曲目から7曲目の4曲だ)。
また、3曲目の「한걸음씩:一歩づつ」という曲は、よく知りもしないで、ここに軽々しくは書けない深い悲しみにまつわる曲のようだ。
さて、まずジャケットの写真だが、いやぁ、いい。飾らない、それでいて輝くソ・ヨンウンの表情がいくつか見られる。写したのは김찬희:キム・チャニという人のようだ。いい表情を捉えている。また、書き入れたかのように、瞳に不思議な星が輝いている。
作詞は基本的にソ・ヨンウンである。さきほどの特別な「한걸음씩」と、最後10曲目の「내 주님 여호와여:私の神様エホヴァよ」以外はすべて彼女の作詞である。そして、2曲目「흉터:傷跡」と7曲目「나비가 살아:蝶が生きて」は作曲も彼女である(「흉터」は共作)。「흉터」がいかにもバラードな感じで、いい。
今回のアルバム、謳い文句に「歌手ソ・ヨンウンがバラードの女王というものをもう一度感じることができる」と書かれているが、たしかにそんな8集である。
ソ・ヨンウン、昨日までコンサートだったようだ。8集の紹介に11月4日から5日間、충무(チュンム)アートホール(中区흥인동:興仁洞)で単独コンサートと書かれていた。
【 2008.02.05 / 2集 】
いまの時期のせいか、韓国CD業界不振による絶対数の減少か、このところ新譜、新人のリリースが少ない。で、こういう時はと、KstarMallさんのサイトでリリース済のCDのチェックをしていると、なんとすでに諦めていた2集「雨尾.. 」が残っていた。最後の1枚だ。即注文である。(この時、同じく最後の1枚の「h 1集」も見つけ、同時注文)
入手後ケースを開けてみると、さすがにCDを固定する爪がすべて折れてしまっていた。古いものは、たいてい2~3本は折れているのだが、すべてきれいに折れてしまっていたのは初めてだ。8年以上前のCDである。CD自体には何ら問題は無い。
この2集、ジャズをメインに収録したアルバムとばかり思い込んでいたが、聴いてみるとそうではなかった。そうすると、4集での「大衆化宣言」はどういうことだったのだろう。この2集、じゅうぶん大衆化しているが? 大衆化宣言とは、てっきりジャズからの転向と思っていたのだが ・・・ (違うのか?)。
しかし、この2集なかなかいい。彼女の数多くのアルバムの中でも好きだ。面白いのは、1999年という時代だろうか、なんとダンスを1曲歌っている。10曲目の「Don't Give It Up Now」がそうだが、編曲がこの時代を感じさせる。
これであと1集と3集を入手できれば全集コレクションできるのだが。しかし、これは絶対に無理な話しだろう。
【 2007.12.04 / News 】
なんとソ・ヨンウンも髪を切ってい た。これで、このところ立て続けに4人目だ。(スヨンさんに続いて、ペク・チヨン、J、そしてソ・ヨンウンだ)流行っているのだろうか(それは違うと思うが(笑))。
ネット上をウロウロしていると、最新ニュースに使われている写真が、なんとショートのものを見つけた(日付は最新)。よく見ると、各サイトでチラホラとアップされてきている。ただ短くカットしただけでなく、そのカットがなんともかわいい。なんか、彼女の顔がまんまるに見える。しかし、この髪型に関するコメント記事は見つけられなかった。
ついでに、もうひとつ本筋からは逸れる話しを。
現在の新婚ご夫婦はなんと半分別居中のようだ。ご主人の現在の勤務地はアラブ首長国連邦のドバイであるらしく、そこでエンジニアとして働いているようだ。で、彼女はドバイとソウルを行ったり来たりということようで、1年余りの新婚生活の中で半分はご主人と一緒にドバイで、あとの半分はソウルで一人で過ごしたらしい。
【 2007.12.04 / Romanticシリーズ 】
先月初旬(9日)に、Romantic3を購入した。Romanticシリーズの3集(?)である。つまりリメイク版シリーズの「No.3」である。
彼女、このRomanticをシリーズにして今後も続けていくつもりではないだろうか。そうだとすると、準正規版(伏線版)みたいな感じで、こちらも追っかけていく必要がでてくる。なもので、Romantic3が届いた時点で、既にコレクションしていたRomantic1と合わせてRomanticシリーズを2枚コレクションしたことになったのだが、そうなると、Romantic2もコレクションすべきだと思ってしまう。ということで、無くならない内にと、1週間後の16日、あわててRomantic2も購入した。(なぜ、Romantic3を購入する時にRomantic2も買わなかったのだったろう(笑)) そして、この時、2.5集も併せて購入してしている。
で、Romantic2を入手した時点で1から3までを通して聴いてみた。
〈 Romantic 1 〉
シリーズ最初のアルバムだ。4集の後、同じ年にリリースしている。
ジャケットの写真に少し幼さが残る。といっても、この時すでに31歳なんだが(笑)。シリーズの名称として「Suh Youngeun Remake」という言葉がアルバムタイトルにつくのだが、この時はハングルで「서영은 Remake」となってる。
私にはよく分からないが、80年代の曲も含む、歌謡リメイク集のようだ。アレンジは1曲目の「가을이 오면:秋が来ると」のジャズボサノバ風な曲もあるが、全体的におとなしい味付けになっていて、彼女の声色が生かされていると思う。彼女の声色は、暖かくて、優しく、少しかわいい、澄んだ声色で、聴いててうっとりとしてくる。
その中で、2曲目の「너에게로 또다시:君に再び」少し声色が変わってていい。彼女としては少しめずらしく、叫ぶように歌い上げるフレーズが新鮮だ。7曲目の「희나리:ヒナリ(意味不明)」も少し叫ぶ感じだ。彼女のこういう風に発声した時の声色もなかなかいい。
〈 Romantic 2 〉
2006年7月、6集の後のリリースになる。
このジャケット写真が何とも言えずいい。なんと表現したらいいのか、少女のようにかわいい、というか、なんというか ・・・ 。最後から2つ目の、顔(鼻)をしわくちゃにして紅茶を飲むスナップはなんともいい写真だ。最後の写真は、カップを逆さにして、それを覗きこんで、いったい何をしているのやら。
収録曲は、全11曲でアルバムとしては、どうやら「愛」がテーマらしく、1970年~1980年代に愛された曲がリメイクされているそうだ。もともとほんわかした彼女のアルバムの中でもさらにフワッとしている。(しかしその分、私にとっては少しものたりなさも感じる)
2曲目「좋아 좋아:好き好き」(「いいわ、いいわ」かも知れない)が、彼女のいつもの声色と違ってていい。
このRomantic 2、シリーズ3枚の中で、私にはいまひとつだ。(売上げとしてはRomantic 1、Romantic 2と連続大当たりだそうだが)
〈 Romantic 3 〉
今回のRomanticのCDジャケットの写真は、飛行機(模型?)の絵とか、風景とか、猫とか、なんか脈絡が無さそうな写真ばかりで彼女の写真は一切無い、と思ったら、最後に1枚ストローで何か飲んでいた。2.5集に彼女の写真が無いのは例外としても、今回のRomantic 3で彼女の写真が無いのはちょっと意外だ(残念だ)。
ところで今回のRomantic、タイトルの文字を「Romantic 3」としないで「Romantic 03」と、2桁で表現してきた。ということは、Romantic 10までリリースするつもりなんだろうか。(売上げがいいもんだから!?(笑))
Romantic 3は、90年代に人気をあつめた曲を収録したそうだ。原曲は知らないが、けっこうゴキゲンなアップテンポの曲も何曲が有る。そして、ソ・ヨンウンらしい、いいアルバムになっていると思う。声色が大変きれいで、いろんな声色が聴ける。その声色に迫ってくるものを感じる。アルバムとしての完成度も高いと思う。
【 2007.12.04 / 2.5集 】
今度は、なぜか2.5集がKstarMallさんに掲載されていたのを見つけたので即購入。いままで、見落としていたのだろうか、それとも再入荷したのだろうか。きっとCDジャケットが色盲検査のような絵なもんだから見過ごしていたのかも知れない。
この2.5集、どうやら0.5集というよりはリメイク版というべきもののようだ。1集、2集から2曲づつと、映画「美術館の隣の動物園」のOSTから1曲、SBS特別企画ドラマ「불꽃:花火(?)」から主題歌及び挿入歌(?)が2曲、企画アルバム(?)「여자의 향기 2:女の香り2」からの1曲、及びその他からのリメイクのようである。(映画「美術館の隣の動物園」は観ている)
この「その他」が全14曲から、分かっている8曲を除いた6曲なのであるが、これらはどこから持ってきたのかよく分らない。2.5集のオリジナルも有るのかも知れない。
いずれにしろ、初期の頃のリリースなものだから、アルバムとしてもけっこうジャズっぽい。さしあたり1集、2集から4曲が収録されており、1集・2集を持たない私としては、彼女の初期の頃を窺い知るという意味有るアルバムである。このアルバムを聴くと、彼女もジャズシンガーであったことが実感できる。
【 2007.06.01 / 4集 】
この4集、先月、Setonetさんのページをめっくていると、まだ残っていたらしく掲載されていたので、たまたま購入できたものだ。コレクションに加えることができてほんと良かったと思う。
そして、あまり期待もせずに買ったこともあるのだが、この4集、なかなかいい。(もっとも、私が、彼女の歌の良さが、だんだん分ってきたこともある)
この人の歌は、ほのぼのとしていて、聴く度になんだか不思議な幸せな気持ちにしてくれる。とくにこの4集を聴いてそう思ってしまう。そして、なんだか彼女自身も好きになってきた。
この人は、歌のように、きっとほんとにふんわかした人ではないだろうかと思う。彼女の歌を聴いていると、気持ちが穏やかな幸せに包まれる。とくにこの4集はそんなふうに感じる。そして、15曲も収録されているので、すべてのアルバムの中でいちばん長い時間幸せにしてくれることになる。(曲によっては悲しい歌詞もあるはずだが(笑))
最後の3曲のうち13曲目「다를 닮은 그대:全部似ている君」と14曲目「어떤 사랑:ある愛」はほとんどジャズと言ってもいい曲で、彼女がジャズシンガーであったことを思い出させてくれる。ラストの曲「귀:鬼」は今の彼女のイメージからすると特異な曲だ。1~3集を持っていないので何ともいえないのだが、全集の中でも、この曲はめずらしいのでは、と思う。不思議な曲といってもいいと思う。
さらには、8曲目の「그녀의 향기:彼女の香り」もハミングだけの曲だし、この4集、実験的な試みがあるのかも。
〈 PS 22007.12.04 〉 ハミングだけの曲は既に2.5集の14曲目「Love Affair」に有った。
【 2007.05.01 / 7集 】
7集も、6集に続いて乙女チックな路線のようだ。なんともはや、かわいい。彼女このCDジャケット撮影時、33歳。ジャケットの中の最後の写真なんか、少し焦点を外してはいるものの、まさに少女のように撮れている。6集の時はすべてドアップの写真で若々しさ、みずみずしさに勝負していたが、今回はそこまではしなかったようだが、彼女の趣味なのか、路線のコンセプトなのか、ピンク色は引き継いでいる。
と、書きながらネットチェックしていると、なんと、彼女、去年(2006年)の10月28日に結婚していた。なるほどなるほど、路線も変わるはずだ。ご結婚のお相手はアメリカ在住のエンジニアで김진오(キム・ジノ)さんという人のようだ。もともと目じりが下がり気味の彼女が、さらに目じりを下げ、幸せそうな顔のウエディングドレス姿で彼と写っていた。彼は、ひとつかふたつ年下のようだ。(そうだろうそうだろう、若くなるはずだ)
〈 PS 2009.11.09 〉
キム・ジノさんはエンジニアということだが、私の勝手な推測では、プロにはならなかったがジャズプレーヤーだったのではないだろうかと思う。なぜそう思うかと言うと、彼は二人の結婚式で彼女にアルトサックスを吹いていたのだが、これが(聴いたのは瞬間だが)かなりの腕と聴こえたのだ。まあ、二人の出会いも、そんなところから始まったのだろうか。
話しは、本筋にもどして7集のアルバムだが、リリースが2007年3月であるから、つまり、おそらくいちばん幸せな時の収録ということではないかと思う。実際、いままでの彼女のアルバム中で、いちばん、非常に軽いタッチで、明るい作品になっている。声色も、彼女独特の色あいをいちばん出してきている。そして、詩に書き現わしたいことも多かったのではないだろうか、10曲の全曲を彼女の詞でリリースしている。さらに、最後の10曲目「Nighty Night」は作曲までしていて、作詞作曲が彼女となっている。歌詞の内容を読み取ることができれば、さらにそのあたりの想像ができるのだが(残念)。
【 2006.03 / 6集 】
ジャケットの表紙の写真が、いやなんと。最初、innolifeさんのページをチェックしていて、まさかソ・ヨンウンの6集と思わず通り過ぎてしまったほどだ。はたして、この写真は本人なんだろうか、と思ってしまう。インナーの写真を開いて見てみると、やはり本人のようで、写真技術の勝利のようだ(笑)。いやぁ、まったく、少女のように可愛い。ピンクのゴム長靴が、これまた、いや、なんとも。
サウンドの方だが、これがなかなかいい。彼女は4集で大衆化宣言をしているが、6集でさらにその路線を深めたようで、それがキャンディをくわえる少女にも表れているのかも知れない。全体に明るい感じの、バラードというよりポップな感じだ。また、彼女の声色がいい、好きだ。なにより、うまい。実質10曲のリリース中、6曲は彼女の作詞によるものだ。しかし、ジャズの面影はまったく無い。
【 2006.02.22 / 5集 】
長い間ジャズ界の代表的女性ボーカリストとしてアンダーグラウンドで活躍してきたが、1997年に芸能プロダクションと契約し、音楽路線を変更してメジャーデビューしている。さらに、彼女は4集のアルバムで大衆化を宣言している。つまり、4集以降のアルバムはバラードなのである。しかし、ベースにはジャズの実力があるわけで、いわゆるバラード歌手のうまさとは一味違う。そのバラードを聴いた時、さすがの最高のバラードと感じる。
ソ・ヨンウン、本当の彼女のサウンドを知るには、まず、デビューアルバムから3集までを聴くべきなのだろうと思う。(もっと本来は、メジャーデビュー前の彼女かも知れないが)