気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

2YOON ( ツーユン )

2013-02-25 | Dance Group

                                                     http://www.4min.co.kr/


투윤
2YOON
ツーユン
CUBE Entertainment

〈 Member 〉
  허가윤 GaYoon カユン 1990年5月18日生れ
  전지윤 JiYoon チユン  1990年10月15日生れ


              GaYoon                    JiYoon


〈 Music Video 〉
       YouTube Channel 4MINUTE 포미닛 (2YOON)

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2013.01.17 4minute 2YOONの「Harvest Moon」、なかなかいい!
       2013.01.07 4minuteのユニット「2YOON」、17日にアルバムリリース!


      
      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      Dance

《 Release Information 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       2YOON Harvest Moon




《 Album 》
        MiniAlbum 「Harvest Moon」 2013年1月

《 myCollection 》
      Harvest Moon




【 2013.02.25 / Harvest Moon 】
4minuteのユニット2YOON、然るべきなカユンとチユンのデュオである。

ジャケット仕様が、また(私としては)初めて手にするものだ。
厚紙でできた風呂敷で、CDメディア、クレジット、2人の写真、サイン入りカードが包まれている。
2人の写真は13×18㎝弱の大きさのカードが32枚で、裏表、さらに一部1面に複数カット印刷されているので、すべてで88カットもの写真が載せられている。
CDジャケットのインナー写真としては、おそらく最多の写真数であろう。
別紙となったクレジットは三つ折りで、真中にはCDメディアが留められていたが、この三つ折りも3枚のカードに切り分けることができるようになっている。が、この3枚のカードすることは、して欲しくなかった仕様に思う。

プロデュースは、当然ながら4minuteに同じく홍승성:ホン・スンソンである。
収録曲全5曲の内、意外にも2曲は外国の曲のリメークのようだ。
リードトラックは1曲目の「24/7」だが、私の好みを言えば、それ以外の曲の方が好きだ。

Track List
  01. 「24/7」
     lyrics & composed: 이상호 & 서재우 & 서용배  arranged: 서재우 & 서용배
  02. 「악몽:悪夢」 feat. 정일훈:チョン・イルフン
     lyrics: 이상호 & 마리오  composed: 이상호  arranged: 서재우 & 서용배
  03. 「Why Not」
     original title: Psyco New
     original writers: Thomas Troelsen & Nevil, Robert S & Keeley Hawkes & Mich Hansen
                & Mikkel, Remee Sigvardt
     korean lyrics: 윤혜주  arranged: 김진환
  04. 「쎄쎄쎄:セッセッセ」 feat. Kikaflo
     lyrics: 임상혁 & 전지윤 & 박수석 & Kikaflo
     composed & arranged: 임상혁 & 전지윤 & 박수석
  05. 「Black Swan」 feat. 낯선:ナッソン
     original title: Backrow
     original writers: Lars Aass & Ole Henrik Antonsen & Claudia Mills
     korean lyrics: 윤혜주 & 낯선  arranged: 김태호

     NameList
       이상호:イ・サンホ / 서재우:ソ・ジェウ / 서용배:ソ・ヨンベ / 마리오:マリオ
       윤혜주:ユン・ヘジュ / 김진환:キム・ジンファン / 임상혁:イム・サンヒョク
       전지윤:チョン・ジユン /박수석:パク・スソク / 윤혜주:ユン・ヘジュ / 낯선:ナッソン
       김태호:キム・テホ

1曲目「24/7」
軽快なリズムに乗せて日常の24時間、1週間からの脱出を歌ったもののようで楽しい曲ではあるが、私としてはカントリーな曲は昔からいまひとつだ。
(「24/7」で年中無休、常時という意味を持つようだ)
作詞・作曲の이상호:イ・サンホは、4minuteはもちろん、1990年代から、かなり幅広く多くの曲を提供している。

2曲目「악몽:悪夢」
この曲の作詞・作曲もイ・サンホの曲で(作詞は共作)、カユンとチユンの曲にはいい曲だと思う。好きだ。
ラップフィーチャリングは、同じ事務所BTOB(비투비)の정일훈:チョン・イルフンである。
歌詞の内容は、別れた男を懐かしく想い、毎日同じ夢に苦しめられる女心を表現した曲のようである。

3曲目「Why Not」
原曲が「Psyco New」という外国の曲のようである。
頭の部分の編曲サウンドが、どこかで聴いたような印象を受けるが、2人が作り出すすっきりとしたサウンドが悪くない曲だ。

4曲目「쎄쎄쎄:セッセッセ」
この曲のタイトル名「쎄쎄쎄」の意味(訳)が不明だが、ちょっと面白い曲のようにも思うが(?)。
フィーチャリングのKikaflo:키카플로(윤성요:ヨン・ソンヨ)は、去年の11月にシングルを1曲リリースしているがアンダーグラウンドの新鋭ラッパーだそうである(作詞の彼の名前はラップメーキングだと思う)。

5曲目「Black Swan」
この曲も、原曲が「Backrow」という外国の曲のようで、なにか心の内面を歌っている曲らしいのだが、なんとなく2人にはチグハグな印象も受ける。
ただ、この曲も「쎄쎄쎄:セッセッセ」同様、好みは別れるとしても、ユニットとしての挑戦的な意義は感じる。
フィーチャリングの낯선(NA.SUN):ナッソン(백명훈:ペク・ミョンフン)は、自分のアルバム以外も、かなり幅広く顔をだしているラッパーのようだ。

4minuteのカユンとチユンのデュオユニット2YOON、4minuteでは見せることがなかった、あるいは見せることができなかった音を、ユニットという新たな姿で、存在意義を感じさせるデュオの姿でリリースしている。
今回のリリース、まだまだ納得のできるアルバムとはいえないと思うが、おそらく次期作のアルバムのリリースもあるであろうと思う。今後も、姉妹のように仲の良さそうな2人に期待する(また、期待できそうだ)。
(因みに、(私は)グループ内ユニットは、グループとは異質なものであって初めて存在意義があると考える)




GLAM ( グラム )

2013-02-19 | HipHop



글램
GLAM(Girls be Ambitious)
グラム
BigHit Entertainment(Source Music)

〈 Member 〉
  진희 Zinni チニ (김진희:キム・ジニ) 1986年5月5日生れ
  지연 Jiyeon チヨン (박지연:パク・チヨン) 1992年1月23日生れ
  다희 Dahee タヒ (김다희:キム・タヒ) 1994年3月30日生れ
  미소 Miso ミソ (이미소:イ・ミソ) 1995年10月17日生れ


       Dahee             Jiyeon              Zinni               Miso


〈 Music Video 〉
       YouTube Channel GLAM
       YouTube GLAM GirlsBeAmbitious PH


      
      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      HipHop

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《 myCollection 》
        SingleAlbum 「I Like That」 2013年1月




【 2013.02.19 / I Like That 】
GLAMは、방시혁:パン・シヒョクが(音楽人生14年で)初めてガールグループをプロデュースしたグループだ。

グループ名の「GLAM」は、「Girls be Ambitious」から来ているようだ。
なので、このブログのカタカナ表記は「グラム」とした。

デビューは、2012年7月リリースのデジタルシングル「Party (XXO)」で、この時点では5人グループだった。
その後、今年2013年1月リリースのシングルアルバム「I Like That」の前に1人脱退している。
(抜けたのは、Trinity:트리니티(윤수진:ユン・スジン)1991年2月5日生れだ)

このグループのキャッチフレーズは、「ハイヒールを脱ぎ捨てたガールグループ」だそうだ。
また、「道端でビールを飲んで、地面でヘッドスピンも拒まないガールグループ」という文言も見る。
(が、これは未成年でまずいかも知れない)

音のベースはヒップホップということで、ハイヒールの代わりは、パワフルな振りつけができる運動靴のようで、たしかにステージでの足元は運動靴のようだ。
そんなこんなで、同じ年頃女の子たちの支持を得ているということだ。

それだけに「 I Like That」の方は、何度も繰り返し聴いていると、少しうるさく感じ、飽きが来るかも知れない。
しかし、デビュー曲「Party (XXO)」のサウンド(ハーモニー)、あるいはOSTの「그리운 사람:懐かしい人」を聴いてみると、けっして悪くはない。

さらにSBS-MTVで「리얼 뮤직 드라마 GLAM:リアルミュージックドラマGLAM」というリアリティードラマが8週に渡って放映され(上記のGLAM GirlsBeAmbitious PHの「GLAM - SBS MTV」)、いつもことだが、この類の映像を観るとどうしても情は湧いてくる(ただ、外国人にはちょっと分り難い作りのリアリティードラマかも)。

今回オフラインリリースされたシングルアルバム「I Like That」は、去年7月にリリースされた「Party (XXO)」と、
1月の新譜「I Like That」が収録されている。

ジャケットのインナー写真は4人のメンバーを一人づつ紹介したものになっていて悪くないのだが、末っ子のミソだけが2カットとなっていて(ほか3人は4カット)疑問を感じる。

また、クレジット関係が、意図的にそうしているのかと思えるほど、非常に判り難く、結果、2曲の素性が私にはよく理解できない。
どうやら2曲とも外国の曲ではないかと思うのだが、韓国語の歌詞が誰によるものか(私には)分からない。

そこで、ニュース記事を探すと、「Party (XXO)」は国内外6人の作家陣によるものとなっていて、「I Like That」の方は1990年代にヒットした철이와 미애:チョリとミエの「너는 왜:お前はなぜ」をサンプリングした曲のようだ。
なもので、クレジットに簡単には書けないということだろう(たぶん)。

「Party (XXO)」からは4人になってしまったGLAMの「I Like That」だが、そのパワーはアップした感もある。
ただ、私の好みを言えば、曲としては「Party (XXO)」の方がよかったかも知れない。
また今後このグループとしては、少なくとも当分の間、運動靴を脱ぐわけにはいかないのだと思うが、となると、3曲目以降の曲をどうするのかが、パン・シヒョクとしてはなかなか難しいかも知れない。




May Doni ( メイダニ )

2013-02-10 | R&B



메이다니
May Doni
メイダニ
김메이다니:キム・メイダニ
1991年7月24日生れ
H-TRACK ← Nega Network


〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2013.02.02 May Doni が4年ぶりにシングルリリース!


      
      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      R&B

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《 myCollection 》
        SingleAlbum 「Beginning」 2013年2月
        SingleAlbum 「7teen」 2009年1月




【 2013.02.10 / 7teen & Beginning 】
May Doni、彼女の名前が世に出たのは2007年11月のSBSドラマ「왕과 나:王と私」(2007.08.07~2008.04.01)のOST「비소유:ピソユ(訳せない)」をBrown Eyed Girlsが歌った曲にフィーチャリングされた時である。
この時、彼女は15歳である。
(ただ、この曲を聴いてどの声がMay Doniであるのかは私には定かにできない)

世に出たという意味で正確に言えば、それ以前にYG Entertainmentの練習生として「If I Aint Got You」を歌った映像が2006年(?)にYouTubeにアップされ話題となっている。

もともと彼女は、2001年のSBS「초특급 일요일 만세:超特急日曜日万歳」の「영재육성프로젝트 99%의 도전:英才育成プロジェクト99%の挑戦」を通じて発掘され、JYP Entertainment、YG Entertainment、Nega Networkを経て現在はH-TRACKに所属している(現在、H-TRACKの所属はMay Doniだけかも知れない)。
私が彼女を知ったのはNega Network以降のことで、JYP Entertainment、YG Entertainmentの認識は少ない。
上で書いたOST「비소유:ピソユ」も当然ながらNega Networkの時のものだ。

彼女はMay Doniとして正式にソロでデビューする前に、さらに조PD:チョPDとの絡みがある。
当時、チョPは윤일상:ユン・イルサン(Nega Network)と組んでPdisというグループで活動していた。
そのPdisの唯一のアルバムである、2008年3月にリリースされたアルバム「PDIS」の2曲目「끌려:魅かれる」にフィーチャリングされ、放送ステージにも立った。
この曲、フィーチャリングというよりは、ほとんどMay Doniの曲という感じである。
(なお、3曲目「Pride」のフィーチャリングにも彼女の名が書かれているのだが記憶にもなく確認もできない)
なお少し話は逸れるのだが、「끌려:魅かれる」のフィーチャリングには、이한:イ・ハンの名も書かれているが、この人は私がNega Networkを訪れた時に接待してくれた当時練習の帽子の彼であろう。
(ただ、このイ・ハンもこの曲のどこに登場しているのかいまひとつ定かでない)

そして、いよいよMay Doniとしてのリリースが、2009年1月のシングルアルバム「7teen」だ。
この時の「몰라 ing:わからない ing」が正式なデビューなのだが、ステージとしてはカムバックな印象である。
(以下に記載)

その後、2010年12月にHwanHee(환희:ファニー)とのデュオ「남남:他人同士」がリリースされた。
この曲はじつにいい曲で、ファニーとの相性も大変よく、この時の彼女はまだ19歳なのだが、19歳とは思えない歌の巧さを実感する。

その後しばらくは表立った動きも無かったのだが(私が知らなかっただけかも知れないのだが)、所属事務所もH-TRACKに移籍し、2枚目のシングルアルバム「Beginning」をリリースした。
姿形も、声色もずいぶん美しくなってカムバックしてきた。
アルバムタイトルから推測して、彼女、今回本気モードになったのではないだろうか。
(以下に記載)

なお、彼女はアメリカ生れで(アメリカの何処かは不明だ)、実の姉に女優の김예니:キム・イェニがいる。
(なお、キム・イェニについては、映画出演が2006年を最後に4本ほどあるが脇役のようである)
May Doniも2011年に함은정:ハム・ウンジョン(T-ara)主演の恐怖映画「ホワイト(화이트)」に出演している。
(この映画はウンジョンの絡みもあってチェックしたが、とくに評価の対象にはならない)


〈 7teen 〉
このシングルアルバム「7teen」のリリースはNega Networkの時のもので、当然ながら年齢的にも粗削りだが、私としては大変大好きなアルバムである。
(この時May Doniはアルバムタイトルどおり17歳である)
じつはこのアルバム 、デジタルリリースとばかり思い込んでしまい(たしか、最初そうだったと思うのだが(?))、廃番になってからSound Spaceで最後の1枚を入手した。

ジャケットのインナー写真のMay Doniはじつに綺麗で(綺麗過ぎ)、10カットほどしかないが楽しめる。

プロデュースは、当然と言っていいと思うが윤일상:ユン・イルサンで、実質3曲が収録されている。

Track List
  01. 「ID (I'm Maydoni)」
     lyrics: 최은하 & 조PD  composed: 윤일상  arranged: 윤일상
  02. 「몰라 ing:わからない ing」 feat. 2AM(조권:チョ・グォン & 정진운:チョン・ジヌン)
     lyrics: 윤일상  composed: 윤일상  arranged: 윤일상
  03. 「처음처럼:初めてのように」 feat. July
     lyrics: 윤일상  composed: 윤일상  arranged: 윤일상
  04. 「몰라 ing:わからない ing (IS MIX)」 feat. 2AM(조권:チョ・グォン & 정진운:チョン・ジヌン)
     lyrics: 윤일상  composed: 윤일상  arranged: 윤일상
  05. 「몰라 ing:わからない ing (M/V Edit)」 feat. 2AM(조권:チョ・グォン & 정진운:チョン・ジヌン)
     lyrics: 윤일상  composed: 윤일상  arranged: 윤일상
  06. 「ID (I'm Maydoni)」 Inst.
  07. 「몰라 ing:わからない ing」 Inst.
  08. 「처음처럼:初めてのように」 Inst.

     NameList
       최은하:チェ・ウナ(ウンハ) / 조PD:チョPD / 윤일상:ユン・イルサン

「ID (I'm Maydoni)」
윤일상:ユン・イルサンの作曲・編曲で、조PD:チョPDの作詞はラップメーキングだろう。
作詞の최은하:チェ・ウナは、このブログに登場するアーティストの多くに詞を提供している。
17歳の粗削りなMay Doniを感じさせ、なかなかいい。好きだ。

「몰라 ing:わからない ing」
YouTubeで散々聴いた(観た)曲だ。
ユン・イルサンの作詞・作曲・編曲によるもので、この曲もじつに好きな、いい曲だ。
フィーチャリングの조권:チョ・グォンと정진운:チョン・ジヌンはミュージックビデオの画面表示で確認したものだ。

「처음처럼:初めてのように」
この曲もいい曲だ。
同じく、ユン・イルサンによる作詞・作曲・編曲だ。
May Doniの歌の巧さを感じさせる。
フィーチャリングのJulyについては、調べてみたが確かなデータは見つけられなかった。


〈 Beginning 〉
H-TRACKに移籍しての1枚目、「7teen」からは4年ぶり、May Doni 21歳のリリースである。

当然だが、ジャケットインナー写真の彼女は大人びた姿を見せる。
ただ、私の好みを言えば「7teen」のMay Doniの方が好きだ。
カメラは「7teen」が임규창:イム・ギュチャン、今回の「Beginning」は혜정:ヘジョンとなっている。

収録曲2曲の作詞には메이다니(Maydoni)の名が見られ、おそらくは彼女の経験をベースにして書かれたのではないだろうかと想像する。

プロデュース、そして作曲・編曲(・作詞)は、現在H-TRACKに所属する함성균:ハム・ソンギュンという作曲家によるもので、彼は一昨年(2011年)の第19回大韓民国文化芸能大賞 新人作曲家賞を受賞している。
データ的には2011年3月にデビューした7人組ガールグループLeader'S(리더스)のシングルリリースの2曲しか見あたらないが、曲自体は2曲とも大衆的になかなかいい曲である。
(※Leader'Sは当初8人組でスタートしているようだ)

Track List
  01. 「교실에 오면:教室に来れば」
     lyrics: 함성균 & 메이다니  composed: 함성균  arranged: 함성균
  02. 「내가 뭘 어쨌는데:私が何をどうしたと言うの」 feat.Anni
     lyrics: 함성균 & 메이다니  composed: 함성균  arranged: 함성균

     NameList
       함성균:ハム・ソンギュン / 메이다니:メイダニ

「교실에 오면:教室に来れば」
4年間(あるいは2年間)の成長を感じさせる別人のようなそのサウンドは、繊細に奥深いものとなった。
(ただ、私としては若い頃の彼女の音も懐かしく想わなくもない)
歌詞は、学生時代の切ない片思いを繊細に表現しているようである。
編曲が少し不思議な雰囲気を漂わせるように作り上げられたバラード曲となっている。
May Doniの、その切なさを歌う大人な(少し抑え気味の)声色に暖かさが感じられ、なかなかいい。

「내가 뭘 어쨌는데:私が何をどうしたと言うの」 (※訳はこれでいいと思うが)
リードトラックである。
前半の、メロディーに乗らない部分での発声に少し不安感を感じるが、いい声色を感じることができる。
歌詞の訳がいまひとつ難しいのだが、どうやら恋人の必要以上の執着に、あらゆることを失い、くたびれてしまった女性の心境を歌っているようである(たぶん)。
バックでアコースティックなピアノの旋律を上手く使った編曲になっている。
フィーチャリングのAnniについては、この曲以外のデータは見つけられなかった。


4年ぶりにカムバックしたMay Doniの「Beginning」、注目度も上々のようで各音源サイトのリアルタイムチャートも上位に位置したようだ。
このまま、うまくヒットしてくれるといいが。




JeA ( チェア )

2013-02-04 | R&B



제아
JeA
チェア
김효진:キム・ヒョジン
1981年9月18日生れ
Nega Network


〈 Music Video 〉
       YouTube Channel LOEN MUSIC Official Channel (JeA(제아))

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2013.01.04 チェア(JeA)が初ソロアルバムをリリース


      
      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      R&B

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《 Album 》
        MiniAlbum 「Just JeA」 2013年1月

《 myCollection 》
      Just JeA




【 2013.02.04 / Just JeA 】
チェアの初めてのソロ(ミニ)アルバム「Just JeA」、ジャケットの仕様は私好みな完全なブック形式になっていて大変扱い易い(しかも、かなりしっかりした本の作りになっている)。

さらには、そのジャケットブックの内容がいい。
1曲ごとに制作の過程が窺えるような書き込みとなっていて、またBrown Eyed Girlsのほかのメンバーも登場し、めずらしくもキム・イナが姿を見せている。
いかにも、チェアのセルフプロデュースしたアルバムの結晶を1冊の本にした感があって、なかなかいい。
また、この内容はチェアの感謝の気持ちの表現なのかも知れない。
なんにしても、私の理想とするジャケットの内容となっていて最高に好きだ。

クレジットを見ると、Photographerは「Less」と書かれており、Snap Shot の項目にチェアと김이나:キム・イナの名が書かれており、なんだか愉快な気持ちともなる。
(Snap Shotにはほかに、もう1人ミュージックビデオディレクターの황수아:ファン・スアの名がある)

収録曲全5曲の内、意外にチェアの作曲は1曲だけだ(それも共作)。
作詞の方は、さすがにキム・イナが3曲参加して、また정엽:チョンヨプの作詞、フィーチャリングが1曲ある。

Track List
  01. 「Days & Nights」 feat. Eric Benet
     lyrics: 김이나 & Eric Benet  composed & arranged: Eric Benet & Demonte Posey
  02. 「길고양이:野良猫」
     lyrics: 김이나  composed: 삼박자  arranged: 삼박자
  03. 「그대가 잠든 사이:あなたが眠っている間」
     lyrics: 김이나  composed: 정석원  arranged: 정석원
  04. 「안아보자:抱きしめてみよう」 feat. 정엽:チョンヨプ
     lyrics: 정엽  composed: 제아 & 이규현  arranged: 이규현
  05. 「Silent Stalker」 feat. Double K(더블케이)
     lyrics: Texu & Double K  composed: Texu  arranged: Texu

     NameList
       김이나:キム・イナ / 삼박자:三拍子 / 정석원:チョン・ソグォン / 정엽:チョンヨプ
       이규현:イ・ギュヒョン

1曲目「Days & Nights」
世界的なR&Bのスターだという(R&Bのバイブルともいう)Eric Benetの曲で、彼がフィーチャリングされている。
作詞は、そのEric Benetが共作となった、김이나:キム・イナによる。
この曲は、チェアとEric Benetが何度も韓国とアメリカを行き来して歌詞とメロディを変えて、最も長い時間をかけて完成させた曲のようである。
個性的な編曲で、なんだかラテンな曲に仕上がった、聴くほどにいい曲だ(歌詞は解っていないが)。
Eric Benetも一部韓国語で歌っている。

2曲目「길고양이:野良猫」
キム・イナの作詞で、寂しいが堂々とした野良猫に話者を比喩した興味深い内容となっているそうだ。
作曲・編曲の삼박자:三拍子は、(私が調べる限りでは)過去にはほとんど曲のデータが見つからないのだが、이민우:イ・ミヌ、김건모:キム・ゴンモ、K.will、성시경:ソン・シギョンなど数多くのレコード制作に参加したというプロデュースチームらしい。

3曲目「그대가 잠든 사이:あなたが眠っている間」
015B(공일오비)の정석원:チョン・ソグォンの作曲・編曲となる、5分11秒(Media Player)という大変に長い曲でリードトラックとなっている。(通常の歌番組では短く歌っているようだ)
この曲も作詞はキム・イナだ。

4曲目「안아보자:抱きしめてみよう」
この曲は、去年の12月28日に先行でリリースされた、정엽:チョンヨプとのデュオ曲で、정엽:チョンヨプの作詞、チェアの作曲(共作)である。

最後5曲目「Silent Stalker」
Fiestarの1枚目、2枚目のどちらにも登場する、エレクトロニック音楽のTexuの作詞・作曲・編曲による曲だ。
(フィーチャリングされたDouble Kの作詞はラップメーキングだろう)
チェアが以前から、こういう曲を歌ってみたかったという、この暗い曲は、どうやらストーカーの話のようである。

チェアの「Just JeA」、5曲のミニアルバムではあるが充実感を感じるアルバムに仕上がっている。
ちょっと残念(?)なのが、リードトラックよりも「Days & Nights」がいいことだ。当然、活動曲としてはEric Benetの絡みで不可能なのだが、曲としては最高だ。
それはともかく、いろんな意味で(ジャケットとしても)この「Just JeA」はいいアルバムだと思う。