気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

GLAM ( グラム )

2013-02-19 | HipHop



글램
GLAM(Girls be Ambitious)
グラム
BigHit Entertainment(Source Music)

〈 Member 〉
  진희 Zinni チニ (김진희:キム・ジニ) 1986年5月5日生れ
  지연 Jiyeon チヨン (박지연:パク・チヨン) 1992年1月23日生れ
  다희 Dahee タヒ (김다희:キム・タヒ) 1994年3月30日生れ
  미소 Miso ミソ (이미소:イ・ミソ) 1995年10月17日生れ


       Dahee             Jiyeon              Zinni               Miso


〈 Music Video 〉
       YouTube Channel GLAM
       YouTube GLAM GirlsBeAmbitious PH


      
      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      HipHop

《 Release Information 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       facebook
       twitter
       FanCafe




《 myCollection 》
        SingleAlbum 「I Like That」 2013年1月




【 2013.02.19 / I Like That 】
GLAMは、방시혁:パン・シヒョクが(音楽人生14年で)初めてガールグループをプロデュースしたグループだ。

グループ名の「GLAM」は、「Girls be Ambitious」から来ているようだ。
なので、このブログのカタカナ表記は「グラム」とした。

デビューは、2012年7月リリースのデジタルシングル「Party (XXO)」で、この時点では5人グループだった。
その後、今年2013年1月リリースのシングルアルバム「I Like That」の前に1人脱退している。
(抜けたのは、Trinity:트리니티(윤수진:ユン・スジン)1991年2月5日生れだ)

このグループのキャッチフレーズは、「ハイヒールを脱ぎ捨てたガールグループ」だそうだ。
また、「道端でビールを飲んで、地面でヘッドスピンも拒まないガールグループ」という文言も見る。
(が、これは未成年でまずいかも知れない)

音のベースはヒップホップということで、ハイヒールの代わりは、パワフルな振りつけができる運動靴のようで、たしかにステージでの足元は運動靴のようだ。
そんなこんなで、同じ年頃女の子たちの支持を得ているということだ。

それだけに「 I Like That」の方は、何度も繰り返し聴いていると、少しうるさく感じ、飽きが来るかも知れない。
しかし、デビュー曲「Party (XXO)」のサウンド(ハーモニー)、あるいはOSTの「그리운 사람:懐かしい人」を聴いてみると、けっして悪くはない。

さらにSBS-MTVで「리얼 뮤직 드라마 GLAM:リアルミュージックドラマGLAM」というリアリティードラマが8週に渡って放映され(上記のGLAM GirlsBeAmbitious PHの「GLAM - SBS MTV」)、いつもことだが、この類の映像を観るとどうしても情は湧いてくる(ただ、外国人にはちょっと分り難い作りのリアリティードラマかも)。

今回オフラインリリースされたシングルアルバム「I Like That」は、去年7月にリリースされた「Party (XXO)」と、
1月の新譜「I Like That」が収録されている。

ジャケットのインナー写真は4人のメンバーを一人づつ紹介したものになっていて悪くないのだが、末っ子のミソだけが2カットとなっていて(ほか3人は4カット)疑問を感じる。

また、クレジット関係が、意図的にそうしているのかと思えるほど、非常に判り難く、結果、2曲の素性が私にはよく理解できない。
どうやら2曲とも外国の曲ではないかと思うのだが、韓国語の歌詞が誰によるものか(私には)分からない。

そこで、ニュース記事を探すと、「Party (XXO)」は国内外6人の作家陣によるものとなっていて、「I Like That」の方は1990年代にヒットした철이와 미애:チョリとミエの「너는 왜:お前はなぜ」をサンプリングした曲のようだ。
なもので、クレジットに簡単には書けないということだろう(たぶん)。

「Party (XXO)」からは4人になってしまったGLAMの「I Like That」だが、そのパワーはアップした感もある。
ただ、私の好みを言えば、曲としては「Party (XXO)」の方がよかったかも知れない。
また今後このグループとしては、少なくとも当分の間、運動靴を脱ぐわけにはいかないのだと思うが、となると、3曲目以降の曲をどうするのかが、パン・シヒョクとしてはなかなか難しいかも知れない。




EvoL ( イーボル )

2012-10-22 | HipHop



이블
EvoL
イーボル
Stardom Entertainment

〈 Member 〉
  율 Yull ユル (임유리:イム・ユリ) 1992年3月16日生れ
  쥬시 Jucy ジュシ (김준희:キム・ジュニ) 1992年4月24日生れ
  세이 Say セイ (권소희:クォン・ソフィ) 1993年4月13日生れ [Leader]
  하야나 Hayana ハヤナ (윤하야나:ユン・ハヤナ) 1993年10月11日生れ
  제이다 J-Da ジェイダ (김연주:キム・ヨンジュ) 1994年1月11日生れ


          Jucy          Hayana        Say          J-Da        Yull


〈 Music Video 〉
       YouTube EvoL Official
       YouTube LOEN MUSIC Official Channel (EvoL)


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      Dance

《 Release Informatio 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       facebook
       twitter
       Daum Cafe




《 Album 》
        MiniAlbum 「폭파해줘:爆破して」 2012年8月

《 myCollection 》
      폭파해줘:爆破して




【 2012.10.22 / 폭파해줘:爆破して 】
EvoL、8月デビューステージ時点では、曲も含めてちょっと好みのグループでなく、声の方もあまり安定した印象もなくスルーしていたのだが、先月に入ってアルバム全曲を改めて聴いてみると、なんだかユニークな変わった曲をリリースしていて(逆に活動曲の方がむしろ平凡な感じで)、これが彼女たち自身から出てくる個性なのか、単にプロデュースされたものなのか、興味が出てきてとりあえずコレクションしてチェックすることにした。

グループ名の「EvoL」は「Effective Voice Of Ladies」ということのようだ。
なので日本語でのカタカナ表記は「イーボル」でいいと思うのだが、ハングルの表記は「이블」と書かれており、これをカタカナ表記にすると「イーブル」となるのだが語源は英語なのでやはり「イーボル」とする。

このグループをチェックしてみて驚いたのが所属事務所であった。
なんと、所属は조PD:チョPD(조중훈:チョ・ジュンフン)の事務所、つまりは我が愛する정슬기:チョン・スルギと同じ事務所Stardom Entertainmentのようだ。


話は少し逸れるが、Brand New Stardom Entertainmentは、Brand New Musicと、Stardom Entertainmentに分かれたようだ。
これは最近のことなんだろうか、現在ネット上は「Stardom Entertainment」と「Brandnew Stardom」が混在する。
現時点のNATEのデータで確認してみると、Brand New StardomとBrand New Musicが存在することになっているが、今回の「폭파해줘:爆破して」に書かれたクレジット及びStardom Entertainmentのホームページを見ると、現在はBrand New Musicと、Stardom Entertainmentが存在するということで間違いないだろう(?)。
(Brand New Music:브랜뉴뮤직 / Stardom Entertainment:스타덤엔터테인먼트)

Brand New Musicの方が라이머:ライモ(김세환:キム・セファン)のようで、ここにmiss $が所属していて、なんとAs Oneも所属している(知らなかった)。
(なお、現在のmiss $のメンバーは오유미:オ・ユミとJ제이스:ジェイスに강민희:カン・ミニが加わったようだ)

で、Stardom EntertainmentがチョPDで、そこにはチョン・スルギ、そして元miss $の태혜영:テ・ヘヨン、Block B、ICON、さらに今回の新人EvoLが所属しているということのようだ。


横道に逸れたが話をEvoLに戻すと、つまりはチョPDの事務所に所属しているグループということで更に興味を持つことになったという話だ。

EvoLに関するインタビュー記事がほとんど無く、彼女たち個々の情報がまったく得られないのだが、彼女たちはアルバム作成、振り付けなどにも直接参加して、ただの新人でない多様な才能を見せたということである。
とくにリーダーのSay、メインラッパーのJucyは、練習生初期から作詞、作曲と曲構成に参加してきたようだ。

デビューアルバム「폭파해줘:爆破して」のジャケットでのインナー写真は、オーソドックスにメンバーを紹介するものだが、紙質が写真用のいいものを使っているので彼女たちが実にきれいに見える。

アルバム収録曲は全5曲で、プロデュースは当然チョPDである。
リードトラックは4曲目「우린 좀 달라:私たちはちょっと違う」で、この曲もそうだが、SayとJucyが、そして全員が作詞に参加しているようだ。

Track List
  01. 「폭파해줘:爆破して」
     lyrics: XEPY & Say & Jucy  composed: XEPY  arranged: XEPY
  02. 「I'm Sorry」
     lyrics: rhythmking & Jucy  composed: rhythmking  arranged: rhythmking
  03. 「Magnet」
     lyrics: 심선 & Quasimodo & Daniel Kim  composed: Daniel Kim & Quasimodo
     arranged: Team MDOS(Daniel Kim & Zouhair Qorchi)
  04. 「우린 좀 달라:私たちはちょっと違う」
     lyrics: HARANHN & Ricky & Jucy  composed: HARANHN & Ricky
     arranged: HARANHN & Ricky
  05. 「1.2.3.4.5」
     lyrics: 니켈 & 전정훈 & EvoL  composed: 니켈  arranged: 니켈

     NameList
       심선:シムソン / 니켈:ニケル / 전정훈:チョン・ジョンフン

1曲目「폭파해줘:爆破して」
いわゆるラップ曲で、何を言っているのか言葉が解らないだけに、当然なんだか訳の分からない曲なのだが、なんだか面白い曲(?)だ。
作詞・作曲・編曲のXEPYを調べてみたが、2009年から2010年にかけてリリースを行っていて、조권:チョゴンのソロアルバム「I’m Da One」にも参加しているラッパーのようである(?)。
また、面白いことに、XEPYはこの曲でレコーディングとミキシングも行っている。
作詞にはSayとJucyが参加している(ラップメーキングかも知れない(?))。

2曲目「I'm Sorry」
rhythmking(리듬킹)はバンド名のようで、2~3曲だけだが聴いてみると、けっこうJazzに近い音も作り出しているが、ジャンル的には不詳といった感じのユニークなグループだ。
この曲でも作者のrhythmkingがレコーディングを行い、またバックのサウンドも作りだしている。
この曲の作詞にもJucyが参加しているが、これもラップメーキングかも知れない(?)。
けっこう面白い曲だ。

3曲目「Magnet」
この曲の作者たちも、少なくともメジャー的には、ほとんど無名な感じで、名前から想像すると外国人なのかも知れない。
どこかで聴いたようなフレーズも出てくるが面白い曲である。

4曲目「우린 좀 달라:私たちはちょっと違う」
リードトラックで、アルバムの中で最も大衆受けしそうな曲に聴こえる。
作詞・作曲・編曲のHARANHNとRickyは、Block Bのアルバム以外はデータは見あたらないようだ。
この曲でも、おそらくラップメーキングと思うが(?)、Jucyが参加している。
派手なミュージックビデオやステージパフォーマンスを見ずに音だけを聴くと、なかなかいい曲に聴こえる。

5曲目「1.2.3.4.5」
この曲の作者のニケル(니켈)も、まったくデータを探し出すことができず、おそらく、少なくともメジャー的にはこの曲が初めてなのかも知れない(?)。
チョン・ジョンフンも10数曲に、その名前を見つけることができるが確かなデータは見つけられない。
作詞にEvoLの名が書かれている。
このアルバムで唯一普通な、ミディアムテンポの曲だ。

EvoLのデビューアルバム「폭파해줘:爆破して」、一般大衆受けはしそうには思えないのだが、私としては聴き込むほどによくなってきて、その音楽性はユニークで面白く、存在価値は有りそうに思える。
あと、ライブでの歌唱力を曲の内容に合わせて、もう少しアップしてくれると、なかなかのグループだと思う。




D-Unit ( ディーユニット )

2012-08-12 | HipHop



디유닛
D-Unit
ディーユニット
Pastar Entertainment / D-Business Entertainment

〈 Member 〉
  람  R.A.M ラム (전우람:チョン・ウラム) 1987年9月21日生れ
  유진 UJin ユジン (정유진:チョン・ユジン) 1989年10月23日生れ
  진 Z.I.N ジン (곽수진:クァク・スジン) 1993年4月10日生れ
  제이니 Jney ジェイニー (변승미:ピョン・スンミ) 1998年12月14日生れ [ 2集から ]


           RAM                 Jney            UJin            ZIN


〈 Music Video 〉
       YouTube D-Business.ENT Channel D-Unit

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2013.03.04 D-Unit、2集「Affirmative Chapter.1」でカムバック
       2012.08.02 D-Unit、ちょっと可哀そうなデビューとなったようだ


      
      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      HipHop

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       D-Business.ENT Official Blog
       facebook
       twitter D-Business. D-Unit
       FanCafe





《 Album 》
        2集 「Affirmative Chapter.1」 2013年3月
        1集 「Welcome To Business」 2012年8月

《 myCollection 》
      1集 / 2集 Chapter.1




【 2013.03.27 / 2集 Chapter.1 】
去年(2012年)の8月に、最近の新人としてはめずらしく、正規版の全9曲で、普通の新人でない臭いを漂わせてデビューしたD-Unit、そのあとシングル1曲、先行公開(?)の2曲を経て7ヶ月ぶりで2集をリリースした。

今回のカムバックでは、メンバーを1人増やして4人編成で戻ってきた。
この2集から合流したJney(제이니:ジェイニー)は、2年半ほど前に話題となったGP BasicのJaneyである。
(※今回、「a」を取ったようである)
外見も中身もすっかり成長しての(テレビ的話題も作り出しての)再登場した彼女である。
また、Jneyの合流にはZicoの強い後押しがあったようである。
(話題のテレビ番組とは、KBS2の「내 생애 마지막 오디션:私の生涯最後のオーディション」だ)

今回正規版としてリリースされた曲数は、先行公開とも考えられる2曲を含めても6曲で、正規版の曲数としてはもの足りないミニアルバムなリリース曲数となっている。
ただ、今回の正規アルバム2集は、もともとは全13曲を収録予定していたそうなのだが、制作過程で好きな曲が多くなり過ぎ、2集の「Affirmative」をチャプター 1と2に分けてリリースすることになったという話だ。
チャプター2は4月中に公開する予定のようである。
なんだか、最近流行りの正規版の分割リリースのようだが、その理由は疑わしい(違うだろう(?))。

ジャケットは、一見、昔ながらのプラスチックケースに見えるが、ディティールの仕様が異なり(書き表せない)、私としては高好感な作りとなっている。
歌詞カードのインナー写真は、可もなく不可もなしといった感じで、4人の写真が載せられている。
が、ちょっと気になるのが(理解はできるのだが)、4人の写真は全員1人2カットづつなのだが、RAMの2カットだけが1ページに載せられて編集されている点だ。
収録曲数の関係によるページ数でやむを得ないのだが、ちょっと違和感ありだ。

Track List
  01. 「살아남아:生き残って」 feat.Vasco(바스코)
     lyrics: Vasco  composed: Vasco  arranged: Vasco & 유선균
  02. 「얼굴보고 얘기해:顔を見て話して」
     lyrics: Zico  composed: Zico & 유선균  arranged: 유선균 & 권필립
  03. 「Lockdown」
     lyrics: DM & Nodo  composed: Noday & 박지호  arranged: Noday & 박지호
  04. 「Alone」
     lyrics: 전우람 & C-Luv  composed: 전우람 & C-Luv & StayTuned  arranged: StayTuned
  05. 「늦잠 Part.2:寝坊 Part.2」 feat.태완:テワン
     lyrics: DM & Nodo & 전우람  composed: DM & C-Luv & 전우람 & StayTuned
     arranged: StayTuned
  06. 「허수아비:案山子(役立たず)」
     lyrics: DM  composed: DM  arranged: StayTuned
  07. 「Luv Me」
     lyrics: DM & C-Luv  composed: DM & C-Luv  arranged: 유선균

     NameList
       유선균:ユ・ソンギュン / 권필립:クォン・フィリップ / 박지호:パク・チホ / 전우람:RAM

プロデュースは、前回と同様に、DM(Digital Masta):디지털 마스터(이용학:イ・ヨンハク)だが、今回はさらに
Block B(블락비)のZico:지코(우지호:ウ・ジホ)の名が加わる。
Zicoは1992年9月14日生れの若干20歳である。
このZicoのプロデュースは、去年の5月から計画されていたようで、長い準備期間と企画によって行われたようである。

今回のアルバムも、前回と同様(私の好きな)家内工業的絡みの作家陣により作られている。
で、今回新たに、その家内工業的作家陣に加わったのが、リードトラック「얼굴보고 얘기해:顔を見て話して」を作ったプロデューサーでもあるZico、そしてVasco:바스코だ。(ほかに、박지호:パク・チホ)
で、今回は(さすがに)Kushは抜けて、気持ちとしてはKushからZicoということだろうか。
なお、今回、RAMのクレジット表示は、本名の전우람:チョン・ウラムで書かれている

今回の収録曲全7曲中、1曲目の「살아남아:生き残って」は2月14日に、5曲目の「늦잠 Part.2: 寝坊 Part.2」は
1月3日にリリースされ(この2曲は1集の先行公開と考えてもいいかと思う)、最後の「Luv Me」は去年11月7日にデジタルシングルでリリースされた曲で、今回の新曲リリースは4曲となる。

アルバム全体から受ける印象は、1集の時は少し粗削りで強烈さを感じたが、今回の2集では少しソフトに大人しく変化したように感じる。
また、私としてはリードトラックの「얼굴보고 얘기해:顔を見て話して」はD-Unitらしくていいのだが、少しソフトに大人しくという意味では、ちょっとJ-popな印象も受けるが、6曲目の「허수아비:案山子(役立たず)」もいい。

Jneyが新たに加わり、彼女にとくにそのパワーがあるとも思えないのだが(彼女には悪いが)、4人組に再編された新しいD-Unitにはなぜか更に力強さを感じる。
今後もメンバーは増えると聞いているが、D-Unitの将来が、どう変化あるいは進化していくのかが楽しみだ。
まずは、来月(4月)にリリースされる予定だという「2集 Chapter.2」のリードトラックのZicoの「Thank You」に期待して待っていよう。


【 2012.08.12 / 1集 】
新しいタイプのガールグループだ。(近いものはあったようにも記憶するが)
ジャケットのインナーの写真が、ガキの突っ張りを感じさせるものだが、彼女たちの音楽を上手く表現したものとなっていて、なかなかいい。(いい写真だ - カメラは이종혁:イ・チョンヒョク)
なにより好感なのが、久々に昔ながらの正規1集による、まともな新人デビューである。
また、アルバムタイトルに「Welcome To Business」とつけたところも興味深い。
そして、構成メンバーも話題的である。
T-araのポラムの妹であるRAM(1つ半違いの年子だ)、YGの練習生出身のUJin、高水準の声量の末っ子ZINの3人で構成されている。

ただ、ちょっと気になる事務所の話も(嫌な話も)有るようだ(?)。
D-Unitには予備メンバーがいて、今後のジャンルとコンセプトによってD-Unit A、D-Unit Bなどのユニット活動が予定されているというのだ。
場合によってメンバーの様々な組合を考えているらしく、メンバー数にこだわらないグループというのがD-Unitだというのだ。(なんと、ファン投票によっても組み合わせを作るという)
つまり、メンバーと音楽によって多様に変わるトランスフォーマー型のグループだということか(?)。
(もし固定しないグループであれば、私としては歓迎しない、興味半減のグループとなる)

で、とりあえず今回の、このD-Unitのデビューアルバムだが、これを作り上げた作家陣に興味を抱く。
そのほとんどが(私としては)初めて見る名だが、その彼らが絡み合って家内工業的にアルバムを作り上げた臭いがなんともいい。
まず目を引いたのがKushで、やはりUJinとの絡みでの参加であろうか。
(Kush:쿠시は、E.Knock:이낙に名前を変えたと思っていたが(?) - 本名は김병훈:キム・ビョンフン)
プロデュースはDM(Digital Masta):디지털 마스터(이용학:イ・ヨンハク)で、もとはヒップホップデュオYMGAのメンバーの1人である。
YMGAは2008年10月にミニアルバムをリリースしただけのようだが(?)、この時のYMGAの所属はYGである。
つまり、(もしかしたら)D-Unitの血には、けっこうYGの血が流れているのかも知れない。
(ここに、私の家内工業的アルバム作りという憶測ができあがってくる)
また、9曲中の4曲の作詞・作曲にはRAMの名前が見られ、ここにも普通の新人でない臭いもする。

Track List
  01. 「Crush」 feat. Dok2
     lyrics & composed: RAM & DM & 유선균  arranged: 유선균
  02. 「Im Missin' You」
     lyrics: Kush & DM  composed: Kush  arranged: Kush
  03. 「늦잠:寝坊」
     lyrics: RAM & DM & Nodo  composed: RAM & DM & Stay Tuned & C-Luv
     arranged: Stay Tuned
  04. 「Turn The Lights On」
     lyrics: Noday  composed: Noday  arranged: Noday
  05. 「Stereo」
     lyrics: C-Luv  composed: C-Luv & Stay Tuned  arranged: Stay Tuned
  06. 「Good Bye TaTa」
     lyrics: DM  composed: DM & 유선균 & C-Luv  arranged: 유선균
  07. 「Luv Vision」
     lyrics: C-Luv  composed: Stay Tuned & C-Luv  arranged: Stay Tuned
  08. 「기념일:記念日」
     lyrics: RAM & DM  composed: RAM & DM & 권필립  arranged: 권필립
  09. 「주말이 오기전에:週末がくる前に」 feat. 레드락:Red-Roc
     lyrics: RAM & DM & Nodo  composed: RAM & DM  arranged: DM & 김지향

     NameList
       유선균:ユ・ソンギュン / 권필립:クォン・フィリップ / 김지향:キム・ジヒャン

1曲目「Crush」
RAMの作詞・作曲である(共作)。
この曲のギター伴奏だけのものは、上記のYouTubeチャンネルD-Business.ENTで5月に公開されている。
フィーチャリングはアンダーグラウンドヒップホップのホットアイコンDok2:도끼である。

2曲目「Im Missin' You」
Kushの作詞・作曲・編曲で(作詞はDMと共作)、このアルバムのリードトラックである。
Kushの曲だけに少し2NE1も思い起しもするが、どちらかというとBigbangの方かも知れない。
というか、実際、この曲は、もともとBigbangのために用意された曲のようで、D-Unitの代表曲として彼女たちの色を出すために歌詞と編曲作業を何度も繰り返し、長い間精魂を込めて完成させた曲ということのようだ。


3曲目「늦잠:寝坊」
この曲もRAMの作詞・作曲である(共作)。
Stay Tuned(스테이 튠)については確かなことはよく分からず、C-Luvについては本名が김태완:キム・テワンのようで、かなり広く曲作りには参加しているようである。
なかなかいい曲で、この曲をRAMがメインで作ったのであれば、彼女、なかなかのものである。

4曲目「Turn The Lights On」
Nodayの作詞・作曲・編曲である。
Nodayのデータもほとんど無いが、2PMの우영:ウヨン、missA、東方神起などの曲に参加している。

5曲目「Stereo」
この曲の編曲は、なかなか面白く、意図的かどうかは分からないが、一部まったく2NE1を思い起こさせる。
Stay TunedとC-Luvの作品だ。
D-Unitの技量の深さを感じさせる曲だ。

6曲目「Good Bye TaTa」
DMの曲だと言っていいのだろうと思う。
ユ・ソンギュンについては、過去の作品すら見つけられなかった。

7曲目「Luv Vision」
この曲もStay TunedとC-Luvの曲だが、(私には)いまひとつな印象だ。

8曲目「기념일:記念日」
この曲もRAMの作詞・作曲である(共作)。
クォン・フィリップについても、データは見つけられなかった。

9曲目「주말이 오기전에:週末がくる前に」
最後の曲もRAMの作詞・作曲である(共作)。
(いま関係無いが)フィーチャリングRed-Roc(김용호:キム・ヨンホ)の2010年2月リリース「I Believe」がいい。

YGの血筋を秘めて、正規アルバムでデビューしたD-Unit、さすがにそのアルバム「Welcome To Business」にはそれだけの音楽性を感じさせるものがある。
また、確かなことは、まだ言えないがRAMの音楽的才能は無視できないのかも知れない。
彼女たちのステージでの歌唱力には、まだ少し不安を感じさせはするが、彼女たちの作曲陣を考えてみても、アイドルグループではない、ボーカルグループとしての(あるいは、アーティストとしての)可能性を秘めている、注目に値する新人グループであるとは言えそうだ。
ただ、現時点でのこの3人、声色から来るのか(?)、ボーカルグループとするには少しもの足りなさも感じる。
グループ構成に不安はあるが、今後を期待しよう。




Clover ( クローバー )

2011-04-16 | HipHop



클로버
Clover
クローバー
GYM Entertainment

〈 Member 〉
  은지원 Eun JiWon ウン・ジウォン 1978年6月8日生れ
  타이푼 Tyfoon タイフーン (양태웅:ヤン・テウン) 1978年9月5日生れ
  길미 GilMe キルミ (길미현:キル・ミヒョン) 1983年4月10日生れ


〈 Music Video 〉
   Bugs MusicVideo 全1映像(60秒)
   DaumMusic MusicVideo 全2映像

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
   2011.04.02 Clover、かなりいい!


  
  
  
  
  
  
  
  


《 Genre 》
  HipHop

《 Audition / Video 》
   DaumMusic
   곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 포토:フォト / 정규:正規版 비정규:非正規版 싱글:シングル
   Bugs
   아티스트:アーティスト 앨범:アルバム 곡:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 한마디:ひと言
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver

《 Official / Private Site 》
   miniHP (GYM Entertainment)
   twitter (GYM Entertainment)




《 Album 》
    MiniAlbum 「Classic Over」 2011年3月

《 myCollection 》
  Classic Over




【 2011.04.16 / Classic Over 】
Clover(클로버)を知ったのはGilMe(길미:キルミ)関連のニュース記事からである。ただ、Cloverのジャケットを見た時は、なんだか訳の分からない新人のデビューアルバムかと思って通り過ごすところではあった(笑)。

Cloverのメンバーは、ウン・ジウォン(은지원)、Tyfoon(타이푼)そしてGilMeである。
ウン・ジウォンは、最初、人気歌謡の司会で顔を知り、後に音楽内容を知ったが、その後は、GilMeのデビューの絡みでよく目にすることとなって、彼については概ね分かっているつもりでいる。
知らなかったのがTyfoonで、彼についての認識は、今回のCloverデビューからとなる。
彼は、2007年8月に1集をリリースし、2008年9月にシングルをリリースした後は、ウン・ジウォンとBig Brothaのアルバムでフィーチャリングされているぐらいで表立ってはよく見えない。
基本的にはラッパーで、ウン・ジウォンとは仲がいいのだろう、おそらく一緒(?)にGYM Entertainmentを作って行動をともにしているのだと想像する(当然、ウン・ジウォンのアルバムにはよくフィーチャリングで登場する)

今回のこのアルバム「Classic Over」は、基本的にCloverのセルフプロデュースであり、作詞・作曲・編曲も彼ら3人によるものである。
彼ら3人以外にはKeeproots:킵루츠(이근수:イ・グンス)の名が見られ、彼もプロデュースをはじめ、作詞・作曲・編曲に係わっている。
Keeprootsは、2009年11月に1集をリリースしたきりだが、2人組 Icon(아이콘)のメンバーの1人だ(いまも?)。

「Classic Over」の収録曲は全4曲で、そのいずれもが、ラップにも、歌にも、そしてジャンル的にも、そのどれにも偏らない形で、上手く作られている感じのアルバムに仕上がっている。
そして、その曲の1曲1曲が大衆的で聴きやすい曲ばかりで、なにか、仲間うちで楽しんで作り上げたゴキゲンな曲たちを収録した感じがする。
もっとも、そう感じるのは私だけかも知れず、アルバムの紹介では、「大衆音楽の世相に従わないで、1980年~1990年代の重たさが感じられる曲でトラックを満たした」となっている。(この「大衆音楽」の定義が違うかも)

リードトラックの「La Vida Loca」はスペイン語だそうで、(訳が間違っているかも知れないが)「人生に熱くなる(인생에 미치다)」というような意味のようで(?)、人生を舞台に例えて、自分だけの人生を表現し、失敗や試練にも屈せずに目標に向かって走っていこうという希望的な内容を表わしたもののようだ(たぶん(汗))。

1曲目「Classic Over」、この曲だけが単独で作られていて、作詞・作曲・編曲はTyfoonだ。私は本来ラップ系の曲は、そんなに必要としないが、この曲はメロディーが生きた低音の響きが面白くて実にいい。ノリもいい。
2曲目「La Vida Loca」、バックでブラスの響きが特徴の、リードトラックで、ウン・ジウォン出演のKBS「ハッピーサンデー 1泊2日(해피선데이 1박2일)」で挿入曲で使われたこともあって、リリースしてから2週間経ってからcyworldで、4日連続でトップに登る人気ようだ。ほか、この曲に関しては、GilMeの話題なども多いようだ。作詞は3人で、作曲がKeeprootsとGilMe、編曲がKeeprootsだ。この編曲が、この曲の特徴でもあると思う。いい。
3曲目「ICE트림:アイストゥリム」、作詞が3人で、作曲・編曲がKeeprootsだが、歌詞を自動翻訳しても、想像さえつかない、さっぱりわけの分からない歌詞内容だが、なんだか面白い曲である。因みに「트림」はゲップの意味なんだが、「氷のゲップ」という意味だろうか??
ラストの4曲目「Better Day」、2人の低音の響きのフレーズ部分が最高にいい。そして、GilMeがいい。この曲も歌詞の内容がストレートに解れば面白いようなんだが(残念)。作詞が3人で、作曲がKeeprootsにTyfoonとGilMeで、編曲がKeeprootsの曲だ。

いやぁ、(歌詞は解らないのだが)「Classic Over」、最高に面白くていい。
Clover、次リリースもきっと有ると思うが、3人で、さらにパワーアップして、音を楽しんで、遊んで、いいアルバムを作って欲しい。楽しみであり、期待する(悦)。




Miss $ ( ミスエス )

2010-11-15 | HipHop



미스에스
Miss $
ミスエス
Brand New Music ← Brand New Stardom Entertainment

〈 Member 〉
  오유미 O Umi オ・ユミ 1984年6月7日生れ
  제이스 Jace ジェイス (윤자영:ユン・ジャヨン) 生年月日不明
  강민희 Mini ミニ (カン・ミニ(ミンヒ)) 1991年12月29日生れ

  태혜영 テ・ヘヨン 1985年8月31日生れ ・・・ MiniAlbum 「Pro.Miss. U」まで (?)
  니모 Ne;MO ニモ (오상은:オ・サンウン) 1984年8月24日 ・・・ 1集 「S Class」まで


                 Jace                Mini            O Umi


〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2012.10.25 miss $がミニアルバムをリリース (なかなか悪くない)
       2010.10.22 Miss $、「Pro. Miss. U」をリリース
       2010.09.10 チョン・スルギ、Miss $ の「Miss Independent」にフィーチャリング


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      HipHop

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       twitter O Umi
       twitter Jace
       Daum Cafe




《 Album 》
        MiniAlbum 「Miss uS?」 2012年10月
        2集 「Miss. Terious」 2011年11月
        MiniAlbum 「Pro.Miss. U」 2010年10月
        1集 「S Class」 2009年8月

《 myCollection 》
      1集 / 2集
      Pro.Miss. U / Miss uS?




【 2012.10.10 / Miss uS? 】
新たなメンバー강민희:カン・ミニ(ミンヒ)が加わった新生miss $のアルバムはこれが初めてのリリースとなる。
(miss $としてのミニアルバムは2枚目で、新生と書いたが過去メンバーは2回変わっている)

カン・ミニについては「気まぐれ五線紙 Entertainment」にも書いたが、新たな話題として、彼女はDSP mediaの練習生であったようで、구하라:ク・ハラ(KARA)との練習生時代に撮った写真が公開されている。
彼女たち2人は、2008年のDSPを含む10社の事務所が共同主催したオーディションで選ばれたようである。
その後カン・ミニは、Y(와이:ワイ)の名で、シングルアルバム「사랑에 사랑을...:愛に愛を…」をリリースしたことは「気まぐれ五線紙 Entertainment」の方で書いたが、複数のニュース記事によると、miss $ 1集「S Class」でもフィーチャリングされているらしいのだが、「S Class」のクレジットを見直したが確認できなかった。

で、今回のmiss $の「Miss Us?」だが、まずタイトルの「uS?」が何を意味するのかは不明だ。
ジャケットのインナー写真は、若いメンバーを迎えたからなのか、ずいぶんといままでのmiss $のイメージとは異なる明るいものとなっている。
(もっとも、ジャケットの中に写真が有ったのは니모:ニモ(NEMO)がいた1集の時だけなのだが)
なお、解説記事を見てみると、このアルバムのビジュアルコンセプトにはオ・ユミが参加して、メンバーの衣装、ヘアー、メーキャップまで全体的なビジュアルプロデュースを担当してスタッフの称賛を受けたようだ。
また、ジェイスもマーケティングや曲選定など、アルバム全体の方向を決めるのに積極的に参加したようだ。
(ただ、クレジットにはオ・ユミあるいはジェイスの名はとくに書かれてはいない)

今回のこのアルバムの(いわゆる)プロデュースが誰なのか、いまひとつ解り難い。
もしかすると私が考えるプロデュースは、このアルバムは1曲ごとに異なるのかも知れない。なぜなら、曲ごとにProduced byの項目が書かれている。
しかしクレジットを見ると、Produced byで동네현:トン・ネヒョン、원영헌:ウォン・ヨンホンと書かれているのだが、ほかにDirected byの項目が有り、そこには라이머:ライモ、원영헌:ウォン・ヨンホン、동네현:トン・ネヒョン、そしてなんと강민희:カン・ミニの名も書かれている。(もちろんExecutive Produced byはライモだ)
ライモがプロデュースの項目に書かれていいないこともだが、カン・ミニが作詞、作曲だけでなく、ライモと並んで、20歳の若さでいきなりディレクターとして書かれているのには驚く。
(因みに上で書いた人たちは全員がすべて、Brand New Music所属の面々のである)

そのカン・ミニによる作詞、作曲は、今回の新曲4曲の内、2曲が彼女によるもので、またプロデュースも彼女によるものである。
順序が逆になったが、今回のアルバムの収録曲は5曲(6トラック)で、9月にデジタルシングルでリリースされた「담배 좀 줄여:タバコを減らして」がボーナストラックとして収録されている。
リードトラックは2曲目の「안자고 뭐해:寝ないで何をしてるの (Good Night)」である。

Track List
  01. 「몸인지 맘인지:体なのか、気持ちなのか」
     lyrics: 강민희 & 제이스 & 오유미  composed: 강민희 & 비트니스트  arranged: 비트니스트
  02. 「안자고 뭐해:寝ないで何をしてるの (Good Night)」
     lyrics: 라이머 & 시진 & 동네현 & 원영헌  composed: 동네현 & 원영헌
     arranged: 동네현 & 원영헌
  03. 「니 남자가 아니야:あなたの男じゃない」
     lyrics: 강민희 & 제이스 & 오유미  composed: 강민희 & 비트니스트  arranged: 비트니스트
  04. 「내 전화 좀 뺏어줘:私の電話を奪って」 feat. 허인창:ホ・インチャン & 칸토:カント
     lyrics: 라이머 & 허인창 & 제이스 & 오유미 & 칸토  composed: 라이머 & 원영헌
     arranged: 동네현 & 원영헌
  05. 「안자고 뭐해:寝ないで何をしてるの (Good Night)」 Inst.
  06. 「담배 좀 줄여:タバコを減らして」 (Bonus Track)
     lyrics: 상추 & 제이스 & 오유미  composed: 상추 & 귓방망이  arranged: 귓방망이

     NameList
       강민희:カン・ミニ / 제이스:ジェイス / 오유미:オ・ユミ / 비트니스트:Beat Nist
       라이머:ライモ / 시진:シジン / 동네현:トン・ネヒョン / 원영헌:ウォン・ヨンホン
       허인창:ホインチャン / 칸토:カント / 상추:サンチュ / 귓방망이:クィッパンマンイ

1曲目「몸인지 맘인지:体なのか、気持ちなのか」
なんだか心くすぐるいい曲で好きな曲だ。カン・ミニの声色がけっこう好みのサウンドだ。
この曲のプロデュースはカン・ミニで、作詞もカン・ミニで、ジェイスとオ・ユミはラップメーキングだろうと思う(?)。
作曲の方はカン・ミニと비트니스트(Beat Nist)となっている。
ただ、よく解らないのだがRap Arranged byとして、カン・ミニを含めたmiss $の3人となっている。
비트니스트(Beat Nist)については、Blakkk Banana(블랙바나나)という3人組グループのメンバーの1人のようなのだが、そのBlakkk Bananaは去年4曲ほどリリースしているが、Beat Nistも含め所属などの詳細は不明だ。
また、バックのキーボード、ベース、ドラムスも비트니스트(Beat Nist)のようである。

2曲目「안자고 뭐해:寝ないで何をしてるの (Good Night)」
동네현:トン・ネヒョンと원영헌:ウォン・ヨンホンプロデュースのリードトラックでファンキーなヒップホップ曲だ。
この曲もカン・ミニの声色がいい、なかなかの曲だ。(私としては정슬기:チョン・スルギでないのが寂しいが)
作詞に書かれている시진:シジンもBrand New Music所属の歌手のようだ。

3曲目「니 남자가 아니야:あなたの男じゃない」
この曲も1曲目の「몸인지 맘인지:体なのか、気持ちなのか」と同じくカン・ミニのプロデュースで、作詞、作曲も同じメンバーで作られている。
また、この曲のキーボード、ベース、ドラムスも비트니스트(Beat Nist)のようである。
カン・ミニの切ない声色で歌いあげるボーカルがいい。

4曲目「내 전화 좀 뺏어줘:私の電話を奪って」
ちょっと変わったというか面白い編曲に仕上がっている曲で、Brand New Music所属のBNR(Brand New Radio)の허인창:ホインチャンと、まだデビュー前のグループという트로이(たぶんTroy)の末っ子という칸토:カントがフィーチャリングされている。

最後6曲目「담배 좀 줄여:タバコを減らして」
ボーナストラックとなっているこの曲は、9月にデジタルリリースされた曲で、カン・ミニが正式に加わった最初の曲となるようだ。ただ、そのカン・ミニの声色は、今回の4曲とくらべ、ちょっと違って聞こえる。
この曲のプロデュースはMighty Mouth(마이티 마우스)の상추:サンチュに、귓방망이:クィッパンマンイなんだが、この귓방망이:クィッパンマンイについての詳細は分からない。

女性の、女性による、女性のための、つまりは女性たちの心を歌う女性ヒップホップグループmiss $が新しい姿になってカムバックした今回のミニアルバム「Miss uS?」、やはりカン・ミニを新たに迎え入れたことの変化は大きいようで、アルバムの色合いも変化し、落ち着きも感じられる悪くない仕上がりだと思う。
リードトラックに関しては「몸인지 맘인지:体なのか、気持ちなのか」と「안자고 뭐해:寝ないで何をしてるの 」が競ったらしいが、私としてはカン・ミニの「몸인지 맘인지:体なのか、気持ちなのか」の方が良かったように思う。


【 2010.11.13 / 2集 】
Miss $の正規2集「Miss. Terious」である。1集「S Class」からは2年3ヶ月ぶりの、ミニアルバム「Pro.Miss. U」からは1年1ヶ月後のリリースである。(「Pro.Miss. U」以降は、シングルのリリースも無かった)

Miss $は、ラッパー2人組が客演を迎える音楽スタイルのグループで、私としては本来コレクション対象外なのであるが、2人組のラッパーが女性であるということと、またリリースされる曲がけっこういい曲が多い、そしてなによりも、1集では니모(Ne;MO):ニモがメンバーに、そして「Pro.Miss. U」以降でのフィーチャリングには、私が大好きな정슬기:チョン・スルギ、そして지은:チウンが登場するので、コレクションしないわけにはいかない。

ただ、このグループまたもやメンバーが変わっている。
どうやら、いつの間にかテ・ヘヨンがMiss $から抜けているようだ。「Pro.Miss. U」の収録時のMiss $のメンバーにはテ・ヘヨンいたことは間違いないと思うのだが(?)。
ところで、現時点の各ポータルサイトを見る限りなんだが、テ・ヘヨンの所属事務所は現在もBrand New Stardomとなっている(このあたりがよく理解できない)。
このメンバーが替ったことに関するニュース記事を探したが、まったくその欠片も探せなかった。
あとを埋めたのが제이스(Jace):ジェイスというラッパーのようで、彼女に関するデーターはよく分からない。ただ、2007年10月に1集「사랑했어:愛したよ」をJaceというラッパーらしき女性がリリースしているのだが、このJaceがジェイスのようだ。
にしても、この事務所なんだか不安要素を抱えた事務所のような印象を持ってしまう。조PD:チョPDの事務所なんだが、チョン・スルギ、大丈夫なんだろうか、心配になる。

で、今回の2集「Miss. Terious」だが、全8曲の収録曲の中で、チョン・スルギがメインのボーカルとして5曲登場し、そしてチウンが1曲登場する。ただし、2人のこのアルバムのでの1曲づつは「Pro.Miss. U」でリリース済みの曲で、今回チウンの新曲は無く、チョン・スルギの新曲リリースは4曲ということになる。
また、Block Bフィーチャリングの1曲も「Pro.Miss. U」でリリース済み曲で、「Miss. Terious」の新曲リリースは5曲となり、正規版としてはちょっと寂しい曲数ではある。

2集「Miss. Terious」の歌詞カードの中にはMiss $の写真は一切無い。「Pro.Miss. U」の時はかろうじて表紙には顔を出していたが、今回はどこにも無い。もしかして、あるいは写真を出せない事情が有るのかも知れない。
そもそも、このアルバムにオ・ユミとともに収録された声は、テ・ヘヨンなのかジェイスなのかも定かでない。
(チョン・スルギが絡んでいなければ、このMiss $とは縁を切りたいところだが)

プロデュースは「Pro.Miss. U」からの라이머:Rhymer(김세환 / Brand New Music)で、前回Co-Producedとして書かれていた원영헌:ウォン・ヨンホンが、今回は라이머:ライマーと連名で記載されている。
(ところで、細かい話だが、今回のクレジットで不思議なのが、StylistとHair Make upの記載が有ることだ)

Track List
  01. 「너 따위가 뭐라고:あなたなんかが何なの」 feat. 정슬기:チョン・スルギ
     lyrics: Bizniz & 제이스 & 오유미  composed: 라이머 & 동네형  arranged: 동네형
  02. 「오죽하면 이럴까:どんなにひどくてこうなの」 feat. 정슬기:チョン・スルギ & 임다혜:イム・ダヘ
     lyrics: 라이머 & 허인창 & Bizniz  composed: 라이머 & MasterKey  arranged: MasterKey
  03. 「여인의 향기:女の香り」 feat. 태일:テイル(Block B) & 임다혜:イム・ダヘ
     lyrics: 허인창 & Bizniz  composed: 원영헌 & 이요한  arranged: 원영헌 & 이요한
  04. 「왜 이래:どうして」 feat. 정슬기:チョン・スルギ & 임다혜:イム・ダヘ
     lyrics: J'kyun  composed: 동네형 & 최민식  arranged: 동네형 & 최민식
  05. 「날 버린게 누군데:私を捨てたのは誰なの」 feat. 정슬기:チョン・スルギ
     lyrics: 허인창  composed: 원영헌 & 이요한  arranged: 원영헌 & 이요한
  06. 「Over」 feat. 지은:チウン
     lyrics: Bizniz & 허인창  composed: 원영헌  arranged: 원영헌
  07. 「It's Not Over」 feat. Block B
     lyrics: Zico & 박경 & 정한해  composed: 원영헌  arranged: 원영헌
  08. 「Promise U」
     lyrics: 류재현 & 유성규 & 태혜영 & 정한해  composed: 류재현  arranged: Trendy boy
  09. 「Over」 inst.

     NameList
       제이스:チェ・イス / 오유미:オ・ユミ / 라이머:Rhymer / 동네형:トン・ネヒョン
       허인창:ホ・インチャン / 원영헌:ウォン・ヨンホン / 이요한:イ・ヨハン / 최민식:チェ・ミンシク
       박경:パク・キョン / 정한해:チョン・ハネ / 류재현:リュ・ジェヒョン / 유성규:ユ・ソンギュ
       태혜영:テ・ヘヨン

1曲目「너 따위가 뭐라고:あなたなんかが何なの」、なぜだか分からないのだが、私はチョン・スルギの声色が好きで(本人自身も、かも知れないが)、この1曲目で久しぶりに彼女の新しい声に接してなんだか嬉しい。
2曲目「오죽하면 이럴까:どんなにひどくてこうなの」、チョン・スルギとともにフィーチャリングされたイム・ダヘだが、ちょっと調べてみるとモデルとして検索される。単に同姓同名の可能性は大なのだが、最初の一言だけで、歌は歌ってはいないようなので、このモデルが彼女かも知れない。この曲はいかにもチョン・スルギの曲という感じで、このアルバムのリードトラックだ。
3曲目「여인의 향기:女の香り」、Block Bのテイルのフィーチャリングで、この曲でもイム・ダヘがつぶやいている。曲、そして編曲がMiss $らしくないというか、日本のひと昔前の歌謡曲のような、面白い曲だ。
4曲目「왜 이래:どうして」、ここでもイム・ダヘが頭で、ちょっとだけ顔を出す(それだけのはずだと思う)。そして、この曲でのチョン・スルギの声色がいつものイメージと違って、私としてはちょっとうろたえる。バックコーラスとしての声色もなおさらで、いままでにない彼女の新鮮な声色に聞える。
5曲目「날 버린게 누군데:私を捨てたのは誰なの」、この曲もバックコーラスの声を含めてチョン・スルギの声色が新鮮だ。ただ、曲そのものはいまひとつに、もの足りなく感じる。
6曲目はもうお馴染みとなったチウンの「Over」で、「Pro.Miss. U」でリリース済みの曲だ。しかしこの曲、じつにいい曲だ。チウンの声色が最高である。
7曲目「It's Not Over」も、「Pro.Miss. U」でリリース済みの曲で、Block Bが聴かせてくれる。いい。
最後(8曲目)の曲「Promise U」も、「Pro.Miss. U」でリリース済みの曲で、チョン・スルギの代表曲と言ってもいい、いい曲だ。

Miss $の2集「Miss. Terious」、私としてはチョン・スルギの2枚目として受け取っているのだが、Miss $の正規版としては新曲が5曲と少なく、リードトラックの「오죽하면 이럴까:どんなにひどくてこうなの」はいい曲だとは思うが、少しインパクト(新鮮さ)が弱く、(私としては)少しもの足りなさも感じる。


【 2010.11.15 / 1集 ・ Pro.Miss. U 】
以前から目には留まっていたが、ラッパーメインのアルバムということでコレクションしてこなかったが、정슬기:チョン・スルギが2曲フィーチャリングされたミニアルバムがリリースされたこともあって、コレクションに加えた。

〈 1集 〉
この時はメンバーは3人で、いまの2人に니모(NEMO):ニモ(오상은:オ・サンウン) が加わっていた。しかし、おそらく1年半くらいで抜けているだろう。
なんか、3人のステージを見ていて、そんな気がしていた。グループとしての3人のバランスの悪さが伝わって来たような。まあ、単なる私の思い込みの、結果の偶然かも知れない。事務所がいまとは違う事務所なので、事務所絡みでの脱退かも知れないが。

この1集、アルバムに関するクレジットが無い、と思っていたらCDメディアの収納スペースの下に書かれていた(なんと扱いにくい)。それによると、Mr.B.I.G と Rhymer(라이머:ライモ)となっている。Mr.B.I.Gをちょっと調べてみたが西洋人グループのMr.Bigのことだろうか? (ピリオドは入っているが、「Pro.Miss. U」のクレジットを見てみると、おそらくMr.Bigなんだろうと思う)。

収録曲はイントロの1曲を含む12曲で、作詞作曲は当然ながら、その多くがMr.B.I.Gとライモとなっている。ライモはフィーチャリングで1曲、ナレーションで1曲、自ら参加している。

リードトラックは2曲目「사랑이 뭐길래:愛が何だって」だが、この曲いい。ニモが切々と歌いあげる感じがいい。
3曲目「있을 때 잘 해:在る時はうまく」、この曲好きだ。
4曲目の「같은 시간 다른 우리:同じ時間、違う私たち」も面白い。この曲でライモがフィーチャリングされている。
5曲目「어느새 안녕:いつのまにかアンニョン」もちょっといい。というかニモの声色がいい。
6曲目「바람피지마:浮気をするな」、どういう繋がりだろう남규리:ナム・ギュリがフィーチャリングされている。
7曲目の「넌 특별해:あなたは特別」は、電気加工の、なんだか変な面白い曲だ。悪くはない。
8曲目「숨길 수 없어:隠すことができなくて」、9曲目「뭔가 있어:何があって」と続き、10曲目「니가 아니였기를.. :あなたで無かったことを・・・」でライモがナレーションで登場。そして、やはりニモがいい。
11曲目は「사랑이 뭐길래:愛が何だって」のVocal Ver.で、つまりニモのソロだ。私はこちらの方が好きだ。
最後はイントロの「S Class」対するFull Ver.の「S Class」となっていて、イントロの「S Class」の続きというか展開といった感じで、フィーチャリングにAMEN(에이멘)とBIZNIZ(비즈니즈)を迎えてHipHopらしい展開を見せる。

で、アルバム全体として、かなりいいアルバムに仕上がっている。だいたい、なぜかラッパー系の人たちが作るこの種のアルバムにはいい曲が多いように思うが。
そして、ニモがいい。(ニモのその後のリリースは無い)

〈 Pro.Miss. U 〉
そして、今回リリースの「Pro.Miss. U」、これがまたいい。フィーチャリングがいい(笑)。
フィーチャリングはいいのだが、ジャケットがあまりに愛想が無い(笑)。愛想が無い上に見にくい。
どう書いたらいいだろう、CDメディア大の四角の厚紙3枚が、1枚の四角の厚紙の3辺にくっ付いた形になっていて、その3枚をその1枚の上に重ねて折りたたんだだけという代物のCDジャケットだ。CDメディアは裸のままで折り込んだ中に収納されている(CDを穴で固定するスポンジ状のものは付いてはいるが)。
で、その厚紙1枚1枚に歌詞やらクレジットが書かれていいて、もちろん写真の類は一切無い。おまけに、文字があっち向いたりこっち向いたりで大変読みにくい。(なんじゃ、こりゃ(笑))

で、その読みにくいクレジットを読むと、プロデュースはライモと、Mr.BIGなどの文字が書かれている。
曲は全5曲で、作詞作曲にはライモのほかに、Skul1、BIZNIZなどの名が見える。

1曲目のフィーチャリングがチョン・スルギで、曲はリードトラックでもある「Promise U」だ。この曲、中盤以降ちょうど2分の頃に1回だけ出てくる一瞬で短い2つのフレーズのハーモニーが私の心をくすぐる(笑)。
そして2曲目がチョン・スルギの曲とも言える「이 나이 먹고 뭐했길래:こんなに歳をとって何をしてたの」である(このタイトルの訳がむずかしい / 過去形なのだからこれでいいと思うが?)。チョン・スルギがいい(悦/笑)。
3曲目「Love Shot」のフィーチャリングはSkul1で、いまいち誰だかよく分からない。曲も私にはいまいちだ。
4曲目のフィーチャリングが、これまた嬉しい지은:チウンで、この曲「Over」の出だしの、頭のところの彼女の第一声を聴いただけでたまらない(笑)。曲もいい。好きだ。
最後の「It's Not Over」がよく分からない。歌っているのは5人組ヒップホップグループのBlock Bらしく、「Over」に対して男が答える形の曲らしい(訳は正しいと思うが)。 基本的に曲は「Over」と同じ曲。当然作曲者も同じ원영헌:ウォン・ヨンホンで、この曲だけを聴けばいい曲なんだが、チウンの「Over」の関係で、この曲は要らない。

このミニアルバム「Pro.Miss. U」、私としては1曲目と2曲目、そして3曲目だけ有ればいいのかも知れない(笑)。で、実際、その3曲ばかりをくり返し聴いているというわけだ(笑)。
しかし、この「Pro.Miss. U」も、アルバムとしてなかなかいいアルバムだ。ただ、なんだかMiss $の影が薄い。




GilMe ( キルミ )

2010-08-13 | HipHop



길미
GilMe
キルミ
길미현:キル・ミヒョン
1985年4月10日生れ
GYM Entertainment


〈 Bugs MV 〉
   GilMe MusicVideo 全4映像












《 Genre 》
  HipHop

《 Audition / Video 》
   DaumMusic
   곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 포토:フォト / 정규:正規版 비정규:非正規版 싱글:シングル
   Bugs
   아티스트:アーティスト 앨범:アルバム 곡:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 한마디:ひと言
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver

《 Official / Private Site 》
   miniHP
   twitter
   DaumCafe
   GYM Entertainment




《 Album 》
    1集 「Love Actually」 2010年7月

《 myCollection 》
  1集




【 2010.08.13 / 1集 】
私が길미:キルミを初めて知ったのは、SBS「人気歌謡」で、은지원:ウン・ジウォンといっしょに歌った「Love Cuts(러브 컷츠)」のステージを観た時だ。
この時は、彼女についてはまったく知らなかったが(いまも、そんなに詳しい訳ではないが)、CDでアルバムがリリースされればコレクションに加えることに決めていた。
この「Love Cuts」が彼女のデビューシングルで(アルバム名「THE 1st PURPLEDREAM SOUND」)、この曲が2009年6月にリリースされているので、1年前から、そしてデビューから彼女を見てきていることにはなる。
ウン・ジウォンとは事務所が同じで、彼の2008年11月のシングル「G Code」の「Kill Me」でラッパーとしてフィーチャリングされている。なので、彼女の正確なデビューは2008年11月ということこになる。

彼女は「Love Cuts」をリリースした頃、Bahnus Vacuum(바누스바큠)という6人組の女性ボーカルグループに属していたようである。このグループ、2009年7月に正規1集「1st Project Album Divas'Special 」をリリースしている。アルバムの全曲は試聴できないのだが、2曲ほどミュージックビデオであったのでチェックしてみたが、このグループ、かなりハイレベルなサウンドを作り出している。
2008年にはウン・ジウォンの「Kill Me」でラッパーとして参加しているわけで、彼女、やはり、もともとボーカルもラップも、同じようにこなすようである。
とにかく、この2009年7月時点のBahnus Vacuumのサウンドも含めて、キルミの実力は相当なものと思える。

で、今回のキルミの正規1集だが、ジャケットが基本的に彼女のイメージの黒ではあるんだが、インナーの写真の半数が、明るい色調で作られ(肌色)、最後の写真などは、なんだか本人とは思えないくらい、ポチャポチャ感のある肌で撮られていて、違和感を感じるほど意外である(笑)。化粧とか写真の技術もあるとは思うが、彼女、肌がきれいなようだ。

収録曲は10曲で、プロデュースは、김세진:キム・セジンとウン・ジウォンとなっている。作曲のほとんどがキム・セジンで(共作も含む)、キルミが共作だが2曲している。作詞は、ラップの関係だと思うがすべての曲に彼女の名がある(共作で)。ただ、名前の書く順は曲ごとに変えているので、それなりに意味があるのかも。そういう意味で彼女の名を最初に書いている曲がほとんどではある。また、単独での作詞が1曲ある。そして、共作で1曲、編曲も彼女がしている。

1曲目の「넌 나를 왜...:君は私をなぜ・・・」はBrown Eyed Soulの정엽:チョンヨプがフィーチャリングされていて、キルミはラップだ。シングル「The 2nd Purple Dream Sound」の「넌 나를 왜...」だ。
2曲目「미안해 사랑해서...:ごめん愛して・・・」もK.willがフィーチャリングされ、キルミはラップだ。いい曲だ。
3曲目「미남이시네요:ハンサムですね」のフィーチャリングはリサ(리사)だ。
4曲目の「XOXO」にはフィーチャリングは無い(ナレーションが入る)。ちょっと変わった曲で、私としては好みだ。
5曲目「Fly High」の作詞、作曲、編曲はキルミだ(作詞は単独)。キルミのイメージな曲だ(私のイメージだが)。
6曲目「사랑은 전쟁이다:愛は戦争だ」のフィーチャリングはOutsiderだ。これだけで、この曲の想像がつきそうだ(笑)。悪くない。好きだ。どっかで聴いたような・・・。と、思ったらシングル「The bridge of Love Actually」の「사랑은 전쟁이다」だった。作詞、というかラップは当然、キルミとOutsiderだ。
7曲目「Love Sick」のフィーチャリングはBobby Kimだ。
そして、8曲目は「Love Cuts」だ。とくに言うことは無い(笑)。いい曲だ。(新たに録音はしていないと思う)
9曲目「이름만 들어도:名前だけ聞いても」も「The 2nd Purple Dream Sound」の「이름만 들어도」だ。この曲を聴いても、キルミ、上手いと思う。好きな曲だ。
ラストの「Hey Boy Playboy」はフィーチャリングがFresh BoyzのCeejayとなっているが、キルミのラップ曲ではない。Ceejayはイ・ヒョリ(이효리)の「Chitty Chitty Bang Bang」にもフィーチャリングで登場している。

キルミの1集「Love Actually」、シングルからベスト言うべき3曲入っての10曲、ボーカルとラッパーのキルミらしいと言える、いいアルバムに仕上がっているのではないだろうか。私としての評価は高い。ただ、これも私としては、もう少しボーカルとしての上手さを見せつける曲が、もう1、2曲欲しかったような。まあ、このあたりは、どちらを好むかということだろうとは思うが。




X’ Girlz ( エックスガールズ )

2009-12-26 | HipHop



엑스 걸즈
X' Girlz
エックスガールズ
Da bridge sound

〈 Member 〉
  Vanila(바닐라) バニラ (임채린:イム・チェリン) 1985年2月26日生れ
  Kimm(킴) キム (김신애:キム・シネ) 1984年6月28日生れ


              Vanila                                 Kimm


《 Genre 》
  HipHop

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版

《 Profile 》
   Nate
   Daum









《 Album 》
   1集 「X-World」 年月 (歳)

《 myCollection 》
  1集




【 2009.12.26 / 1集 】
またもやマイナーなCDをコレクションしてしまった(情報収集に苦労する(笑))。しかも、ヒップポップ。

私は、もともとヒップポップは、ちょっと違うと感じていた人なのだが、DrunkenTigerやt(夫婦)のサウンドなど聴いているうちにロックとはまた違う魅力を感じ始めてきてはいる。ただ、ロックもそうだが、ヒップポップはメッセージである言葉が解らなければ意味がないと思うのだが(汗)。なので、いままで、さすがにラップメインのCDはコレクションからははずしてきた。

で、X' Girlzだが、試聴した時、彼女たちの音が、その微妙な境界線を越えて耳に入ってきてしまいコレクションしてしまった。アーティストが若い女性であったことも影響したとは思うが(笑)。

メンバーの一人、Kimmは、訳をいまひとつ上手く訳せないのだが、ロシアのSt.Peterburg音大ピアノ科卒業、ロシア・チャイコフスキースクール卒業と紹介されている(だと思う)。既にCD、ライブ、コマーシャルソングなどのラップで活動しているようだ(Bugs: 訳としては、たぶん、そういうことだと思う)。
ただ、出身校については、ロシアのゲルツェン(게르첸)大学のピアノ専攻(Daum)、あるいは同大学ロシア文学(?)、ピアノ専攻を休学(Nate)となっていて、いまいちはっきりはしない(汗)。

もう一人のメンバー、Vanilaは、キョンウォン(경원)大学貿易学科卒業のようで、こちらもCD、ライブ、クラブなどで活動していたようだ。で、現在、生活のためだろ、ピアノ講師、英語講師などもやっているようだ(Bugs)。

ジャケットの表紙の頭にはVanila & KimmとなっていてVanilaの方を先に書いてある(ちょっと、意外な感じ)。

基本的にラップがメインの7曲で、なので(?)、歌詞(歌詞とは言わず、やはりラップと言うべきか?)の書き方が、VanilaとKimmの各パートに分けて書かれている(そういうものなのだろうか)。そして、不思議なことに作曲者がどこにも書かれていない(はず)。もしかすると、どこかに、それに変わる、それを意味することが書かれているのかも知れないが。単に、私がこの種のCDが初めてなので要領を得ないのかも知れない(そんなはずもないのだが)。

上にも書いたが、このアルバム、私の感覚での、ラップな曲との境界線にあるのだが、聴いていて(音だけだが)けっこう心地よい(何を言っているのかまるで解らないのだが(笑))。むしろ、7曲と曲数が少ないためか、アルバム曲数としてはものたりなく感じる(正規1集とするなら、もう2、3曲は収録してほしかったし、ラストにもってきた曲の終わり方で、なおさらそう感じさせる)。で、つまり、私、このアルバム、けっこう気に入ってるようだ(笑)。

X' Girlz、なんだかよく分からないのだが、とにかく聴いてて悪く無い(笑)。




B-Zion ( ビ・ジャイオン )

2009-12-20 | HipHop



비자이언
B-Zion
ビ・ジャイオン
302:Skool  (※ 所属ということではないはずだが)

〈 Member 〉
  CJ (이채정:イ・チェジョン) 1982年4月15日生れ
  Mellow (고민애:コ・ミネ) 1984年1月1日生れ
                ※ どちらがCJなのかMellowなのか?

〈 myPV 〉
  ※ 残念ながらフルで聴けるページは1曲しか見つけられず(しかも違法かも(汗))
   「Morning Without You」(Single)
          ※ さらに、音を出すにはスピカ―マークを押しながら音量を上げる必要あり




《 Genre 》
  HipHop

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版

《 Profile 》
   Naver

《 Official / Private Site 》
   Mellow




《 Album 》
   1集 「B-Zion」 2008年11月

《 myCollection 》
  1集




【 2009.12.20 / 1集 】
B-Zion、最初に耳に触れたのが、今月(2009年12月)リリースされたシングル「Morning Without You」、で、ちょっと気になってチェックしてみると去年(2008年)11月に1集がリリースされていた。
この二人のアルバム、最高!とか、楽しい、という感じではないのだが、ちょっと聴き捨てることができないようなアルバムな感じであったのでコレクションに加えてみた。

いやぁ、しかし、マイナーなグループであるため、情報を集めるのにはかなり時間を要した。写真などもほとんどなく(皆無と言っていい)、上の写真もメンバーMellowのブログから唯一拾ってきたものだ。プロフィールに関するデータもNaverだけに掲載されていた。

二人は、ヒップホッププロデューサーCJと、シンガーソングライターMellowで、黒人音楽デュオということだ。
CJはカリフォルニアで3年間レコーディング過程を勉強して来た国内最初の女性アレンビヒップホッププロデューサーということらしい(「アレンビ」という言葉に知識が無い)。彼女の出生地は、なんとケニアだそうで、学歴としては慶煕(경희:キョンヒ)大学ポストモダン音楽科のようだ。
Mellowは最近いろんなヒップホップ アルバムに피쳐링で名前を知らせ始めたシンガーソングライターということのようだ(これまた「피쳐링:ピチョリン」が、よく分からない、名前だろうか?)。彼女の学歴も慶煕(경희:キョンヒ)大学ポストモダン音楽科のようである。
つまり、彼女たち、どうやら大学の先輩後輩の関係のようだ。

グループ名B-zionは、Black musicの「B」と、エルサレムの聖丘、天国・神の国などを意味する「Zion」が合わされて「黒人音楽の聖典」という意を含んでいるそうだ。ということは、「Zion」の日本語はシオンなので、B-zionの日本語はビーシオンと読むべきかも。

で、アルバムだが、まず、ジャケットがめちゃくちゃシンプル。ケースの中はふたつ折りにした紙1枚だけで、歌詞もカードも無い。もちろん、彼女たちの写真も無い。ただ、これも彼女たちのプロデュースである。
この1集の収録は11トラック10曲だが、内作曲はほとんどがCJで、2曲がMellow、作詞はCJが4曲で、Mellowが1曲、CJとMellowの共作が1曲、CJと2人以外との共作が3曲、Mellowと2人以外との共作が1曲、そして編曲はCJが8曲でMellowが2曲という作品になっている。そして、なんとミキシングまでもが、彼女たちの手によるものだ。

彼女たちのジャンルは、このアルバムからするとR&Bにしようかとも思ったが、過去の経歴からヒップホップとした。
このアルバム、私がいままで聴いてきた曲とは、ちょっと違う不思議な印象がある。アフリカを連想する曲もあれば、中近東の音楽を思い出させる曲もある。といって、気を衒った曲作りになってはいない。で、未だ、いいのか、悪いのかまだ決めかねている(笑)。
また、タトゥーのサイトとも関連があるようだし、10曲の中3曲が青少年有害媒体物として情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律および青少年保護法の規定によって19才未満の青少年が聴けないことになっているようだ。きっと歌詞がきわどいのだろう(笑)。

B-Zion、この1集が去年(2008年)の11月で、今年(2009年)はシングルだけだが続けて3枚ほどリリースしている。(1枚出して、それ以後のリリースが無い一発屋ではないようである)

   「Liar」 2009年4月
   「Naughty Boy」 2009年7月
   「Morning Without You」 2009年12月

来年(2010年)あたり、この3曲を含めた2集かミニアルバムがリリースされるかも知れない。彼女たちを評価するには、とりあえず、もう1、2枚はコレクションする必要があるかも知れない。で、また違った意味で楽しみである。




G‐Dragon ( ジー・ドラゴン )

2009-09-10 | HipHop



G드래곤
G-Dragon
ジー・ドラゴン
권지용:クォン・ジヨン
1988年8月18日生れ
YG Entertainment

〈 Bugs MV 〉  ※ 映像が出ない時は再再生 / 速度が遅い時はためてから
   Heartbreaker (First Live Concert)
   1년 정거장 (First Live Concert)
   Butterfly (1集)
   Breathe (1集)
   소년이여 (1集)
   Heartbreaker (1集)

〈 Mnet MV 〉  ※右クリック
   Heartbreaker (1集)













《 Genre 》
  HipHop (Pop)

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   DaumMusic
   곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 포토:フォト / 정규:正規版 비정규:非正規版 싱글:シングル
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비정규:非正規版

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver
   innolife

《 Official / Private Site 》
   G-Dragon
   DaumCafe




《 Album 》
   1集 (HEARTBREKER) 2009年8月 (21歳)

《 myCollection 》
  1集
  First Live SHINE A LIGHT



【 2010.04.19 / Live SHINE A LIGHT 】
G-Dragonのファーストライブ、2009年12月5日と6日にオリンピック体操競技場でのコンサートである。残念ながら私がコレクションしたのはCDで、DVDではない(汗/笑)。
CDの方は、収録曲が16曲で、おまけのCDが付いて、1集から4曲、シングルから1曲、合計5曲のRemix曲が収まっている。DVDは、全20曲で、おまけのDVDには、この「SHINE A LIGHT」のメイキングが入っているようだ。そして、こちらはライブのノーカット版のようである。当然DVDの方をコレクションすべきところだが、財政的にケチってCDにしたわけだ(笑)。会場の雰囲気は46ページに渡るジャケット写真と、上に記載したライブのMVで想像することに。

このコンサート、「扇情的公演」ということで検察の捜査が行われた。保健福祉家族部という部署が、これは、青少年保護法違反及び公演淫乱の疑惑があるとして検察に捜査を要請したものだ。
捜査の結果、検察は、G-Dragon自身に対しては、「公演内容が扇情的ではあるが、2時間以上の公演中、性行為を連想させるパフォーマンスは2分程度だった。直接的な性行為描写は数秒に過ぎなかった。また、G-Dragonは初犯の大学生で、企画された通りに公演したという点を酌量した。」ということで立件猶予処分を下した。だが、YGエンターテイメント等に対しては、300万ウォンで略式起訴したようで、これに対しYG側は無罪を主張したことにより、正式に裁判になったようだ。これは4月12日のニュース記事によるもので、いずれ判決は伝わってくるだろう。

で、CDのG-Dragonファーストライブ「SHINE A LIGHT」だが、またまたジャケットが、なんか凝っている。上にも書いたようにライブの写真集はなかなかのもので、面白いのが、おまけのCDの方を、表紙の中に上手く埋め込ませ、外からそのCDが見えるように細工している。ネット上で見れるジャケット写真のCDらしく見える画は、本当のCDそのものというわけだ。私としては、これを考えた人に拍手を送りたい(笑)。ジャケット全体としてもなかなかいい。

収録の音質は、当然、スタジオ並みとまでは言えないが、なかなかいい。編集の方も、曲と曲のつながりにそんなに違和感は無い。プロデュースは정치영:チョン・チヨンとなっている。おまけのCDの方のプロデュースは、当然ながらG-Dragonだ。なんにしても、やはり、ライブは映像が欲しい。これが、女性アーティストのライブであれば、躊躇無くDVDの方を注文したのだが(笑)。

しかし、さすがG-Dragon、たしたものだ。このオリンピック体操競技場が何人収容できるのか知らないが、写真やMVの映像を見る限りすごい人数だ。(上で載せたMVを観ても分かると思う) また、ライブのMV「1년 정거장」を見ると、ファンサービスもかなりであったであろうと想像できる。そんなパフォーマンスの2時間以上で、最後まで音程も声色もほとんど変えないで20曲歌い通せるパワーはすごいと思う。


【 2009.09.10 / 1集 】
まず、例によってジャケットがBigbang仕様ですごい。すごいというか、デカイ。デカイというかデカ過ぎ。彼のデスマスク風ケースまではある程度想像がついていたが、これが15.5×15.5×6㎝のプラスチックケースに収納されているという代物とは知らなかった。つまり、通常CDケースの6枚分の収納スペースを必要とする(笑)。

収録曲は全10曲、基本的にすべて彼の作詞作曲で、作曲の方はこれにTeddyとKushのほかchoice37、JimmyThornfeltが絡む。編曲は絡んだ彼ら4人による。8曲目の「THE LEADERS」の1曲だけ作詞にTeddyとCL(2NE1)が絡んでいる。
フィーチャリングはほとんど身内で間に合わせているが(サンダラ・パク、テヤン、Teddy、CL、Kush)、ほかにJin Jungという人と、どういう人脈か6曲目「Gossip man」にはキム・ゴンモが登場している。
プロデュースはバックに当然ヤン・ヒョンソクの名は有るが、G-Dragonによるものである。

サウンドは期待どおりだ。基本的に電気サウンドだが最高の音をつくりだしている。このあたりはTeddy、Kushによるものだろうと思う。
1曲、4曲目「Butterfly」がアコースティックなのが異例な印象を受ける。choice37の編曲だ。(このchoice37とJimmyThornfeltはYGファミリーではないと思う?)

G-Dragonソロ1集「HEARTBREKER」、いやぁ、いい。

 가호




2NE1 ( トゥエニーワン )

2009-07-22 | HipHop



투애니원
2NE1
トゥエニーワン
YG Entertainment

〈 Member 〉
  박봄 BOM ポム 1984年3月24日生れ
  박산다라 DARA タラ 1984年11月12日生れ
  씨엘 CL シーエル 1991年2月26日生れ
  공민지 MINZY ミンジ 1994年1月18日生れ


         DARA           BOM            CL            MINZY


〈 Music Video 〉
   Bugs MusicVideo 全20映像(60秒)
   DaumMusic MusicVideo 全27映像

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
   2011.07.31 2NE1 TV Season 3  ( Ep 04~05 )
   2010.09.23 ポムとトウモロコシ(笑)
   2010年09月14日 パク・ポム、風邪と疲労で一時入院
   2010年09月09日 2NE1、今日1集「To Anyone」をリリース!
   2010年09月07日 2NE1、「拍手して」! (「YG-LIFE」から)
   2010年09月04日 2NE1、12日「人気歌謡」でカムバック  ※ 9月5日追加
   2010年09月01日 2NE1、正規1集「To Anyone」のジャケット写真を公開
   2010年08月17日 2EN1、9月9日正規1集でカムバック & 日・米進出!
   2010年0609月日 ポム、ダイエットに成功!
   2010年05月25日 2NE1、デビュー1周年!
   2009年11月09日 ポム、人気歌謡に登場
   2009年11月06日 ポム「You and I」メーキングバージョン
   2009年10月28日 ポム、可愛い
   2009年07月12日 2NE1 「I Don’t Care」
   2009年06月21日 2NE1、人気歌謡(14日)ミューティズン・ソング獲得!


  
  
  
  
  
  
  
  


《 Genre 》
  HipHop

《 Audition / Video 》
   Daum Music
   곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 포토:フォト / 정규:正規版 비정규:非正規版 싱글:シングル
   Bugs
   아티스트:アーティスト 앨범:アルバム 곡:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 한마디:ひと言
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver

《 Official/Private Site 》
   2NE1
   facebook
   Daum Cafe




《 Album 》
    2nd MiniAlbum 2011年7月
    1集 「To Anyone」 2010年9月
    1st Mini Album 2009年7月

《 myCollection 》
  1集 「To Anyone」
  1st Mini Album / 2nd Mini Album
  1st Live Concert NOLZA!




【 2012.01.20 / 1st Live Concert NOLZA!(놀자:遊ぼう) : DVD 】
下で書いた(2011.12.13: CD)、2NE1のファーストライブ「NOLZA!」のDVD版である。

大晦日の12月31日にEMS便で届けてもらって手元には在ったのだが、何かとバタバタして観るのがずいぶん遅くなって、今日になってしまった。

まず写真集が102ページの、時系列で編集された、かなり見ごたえのある本となっている。
(あと、2NE1のカードも入っている)

収録は21曲135分(2枚合わせて)の問題の無いきれいなDVD映像だ(2枚目は40分ほど)。
(もちろんリージョンコードは「3」だ)

2NE1 1st Live Concert 「NOLZA!」
Olympic Hall (Olympic Park)
2011.08.26~28
  01. Intro
  02. Fire
  03. Can't Nobody
  04. Let's Go Party
  05. I Don't Care
  06. Please Don’t Go (CL & 민지:ミンジ)
  07. Kiss (Dara / feat. CL)
  08. You And I (봄:ポム / with 박고운:パク・コウン)
  09. Don’t Cry (봄:ポム)
  10. Look At Me (민지:ミンジ)
  11. It Hurts
  12. Lonely
  13. In The Club
  14. Pretty Boy
  15. Don’t Stop The Music
  16. 박수쳐:拍手して
  17. Hate You
  18. I Am The Best
  19. Ugly
  20. Stay Together
  21. Go Away

まず、最初と最後に(最後はちょっとだけだが)、Nikonの大々的宣伝が目に付く(笑)。
このコンサートではペンライトも例のトランプカード仕様となっていた。
日本では9割以上が女性のファンだと見聞きしているが、このソウルでの会場の映像を確かではない目で見る限り7~8割ぐらいが女性であろうか(?)。
少し気になるのが、映像の画質には問題も無く、収録音の音質もいいのだが、音量調整がちょっと変だと思う。
突然に大きくなったり小さくなたりする。(小さくなたりというか、こもった音になる)

私としては、Daraの「Kiss」が好きで、このステージ映像を観れるのはいい。
そして、ポムのお姉さん박고운:パク・コウン(Park GoEun)の電気チェロとの、ポムの「You And I」がいい。
この「You And I」の後、観客との(少しだが)直接話をしたり握手をしたりのシーンもいい。
最後のアンコールでは、Dara1人が泣いている感じで、それから、シナリオ外であったのだろうか(?)、ノーガードで客席に降りて観客とふれ合った姿はいい。
(これを見ると、予定のプログラムでの会場内のふれあいの時のガードの仕方、なんとならないのかと思う)

2枚目はメーキング(まさにメーキングだ)と、「재가 제일 잘나가:私が一番」の4人それぞれにフォーカスを当てた映像が入っていた。
Daraは、既にメーキング映像時点でウルウルしていた(笑)。

やはり、このDVD、リージョンコードをクリアできる人にはお勧めの1枚である(正確には2枚だが(笑))。


【 2011.12.13 / 1st Live Concert NOLZA!(놀자:遊ぼう) :CD 】
まず、ライブはやはりCDではなく、DVDの方がいい。当然だが、CDではいまひとつ嬉しくない。
(12月20日リリースのDVDの方もコレクションしようと思っている)
しかし、このCDでの「1st Live Concert NOLZA!」もなかなか悪くはない。ライブ収録音が上手に編集されていて、音質もかなりいい。そしてCDは、そのままで車で聴くことができる。

クレジットには録音会場を明記してくれていないが、30ページに渡るライブ写真や、録音されたライブでのトークから8月26日から28日にかけてソウルオリンピック公園オリンピックホールで行われた時のもののようだ。
(一般的には収録日時・場所は書いておくべきものだと思うが)

Track List
  01. Fire
  02. Can't Nobody
  03. Let's Go Party
  04. I Don’t Care
  05. Kiss (DARA Solo / Feat. CL)
  06. You And I (BOM Solo)
  07. Don't Cry (BOM Solo)
  08. 아파(It Hurts):痛い
  09. Lonely
  10. Pretty Boy
  11. Don't Stop The Music
  12. 박수쳐:拍手して
  13. 내가 제일 잘 나가:私が一番イケてる
  14. Ugly
  15. Go Away

いやぁしかし、さすが2NE1である、長時間のライブでも息切れを感じることも無く、スタジオ録音からの音質をあまり落とさずに歌いきっている。(DVDでの135分の映像が楽しみだ)


【 2011.08.08 / 2nd Mini Album 】
2NE1の2nd Mini Album、ジャケットは1st Mini Albumとまったく同じの2NE1仕様とでも言うべき14.5㎝の正方形の透明のプラスチックの箱で、インナーの歌詞カードは23枚の13.5㎝の正方形の本当のカードとなっていて、それらはまあ、何でもいいとしても、写真はすべて2NE1のキャラクター漫画で、私としては全然嬉しくない(がっかりだが、よくあるミュージックビデオのフォト化よりは、リリースCDとしての価値はあるのかも?)。

プロデュースは、今回Teddy単独となっている。今回はとくに、曲もビジュアルも2NE1イコールTeddyな感じだ。
実際、全収録曲6曲の5曲がTeddyの作詞、作曲、編曲となっている。
また、今回リリースの新曲は3曲となっている。

Track List
  01. 「내가 제일 잘 나가:私が一番イケてる(I'm The Best)」
     composed: Teddy  lyrics: Teddy  arranged: Teddy
  02. 「Ugly」
     composed: Teddy  lyrics: Teddy  arranged: Teddy
  03. 「Lonely」
     composed: Teddy  lyrics: Teddy & E.Knock  arranged: Teddy
  04. 「Hate You」
     composed: Teddy  lyrics: Teddy  arranged: Teddy
  05. 「Don't Cry」
     composed: Teddy & LydiaPaek  lyrics: Teddy & LydiaPaek  arranged: Teddy
  06. 「Don't Stop The Music」
     composed: E.Knock  lyrics: E.Knock  arranged: 최핖강:チェ・ピルガン

1曲目の「내가 제일 잘 나가 : 私が一番イケてる (I'm The Best)」は、6月24日にデジタルリリースされた曲で、すっかり聴きなれた曲だ、と言いたいところだが、じつはこの曲、あまり聴いていない。ちょっと好みではない。
2曲目「Ugly」が、今回のミニアルバムのリードトラックで、リフレーンの歌詞は「私は美しくなくて。誰も私を愛さなくて。私も可愛くなりたくて。」という、聴く人が共感を覚えるような内容となっているようだ。曲としても悪くない。
3曲目「Lonely」は、5月12日にデジタルリリースされた曲で、アコースティックな弦だけで編曲され、CLとミンジのボーカルに焦点を置いた、2NE1としては異色と言える曲に思える。
5曲目「Don't Cry」は、4月21日にリリースされたポムのソロ2曲目の曲だ。
最後6曲目の「Don't Stop The Music」だけがTeddyの関わらない曲で、ボーナストラックとなっていて、E.Knockの作詞・作曲となるものだ。(※Kushは、2EN1の1集時点で、E.Knockに名前を変えている)

2NE1の2nd Mini Album、見方を変えれば、Teddyの2nd Mini Albumとも言えるアルバムなわけで、「2NE1 TV」で見るTeddyの姿に、なんだか以前にくらべ落ち着きを感じたが(私は)、それがそのままこのアルバムにも感じられるように思うが(私だけ?)。


【 2010.09.16 / 1集 】
2NE1の1集「To Anyone」が昨日届いた。待望の1集である。

ジャケットは「1st MiniAlbum」のブック版といった感じのデザインとなっている。
実際、ジャケットの中には、かなりぶ厚い(7㎜)本がくっついている。その本を構成する24枚の紙はかなりの厚紙で出来ていて、その1枚1枚にはミシン目が入って、切り離せばカードとなるような仕様になっている。まあ、切り離す人はいないと思うが、それより、この本をジャケットから切り離せるようにして欲しい。大変見ずらい(笑)。
そして、切り離せばカードとなる(?)一枚一枚のカードの表には彼女たちの写真が載っており、裏面に歌詞カード、クレジット、Thanks Toなどが書かれている。その内の何枚かの裏面は、絵葉書仕様のアドレスを書くデザインになったものもある。

表の方の彼女たちの写真は、いまネット上に流れている同類の写真やミュージックビデオ、あるいはその延長線上の世界のものである。
そして、裏面のクレジットや歌詞カードなどの文字は、すべて手書きで、しかも、同じ筆跡は見あたらない。なので、外国人にとっては、大変読みにくい。
しかし、同じ筆跡でないのは、歌詞カードを書いたのが彼女たち4人だからだ。で、この大変読みにくい歌詞カードは、ファンにとっては大変嬉しいプレゼントなわけだ(悦/笑)。

また、Sevenの「Digital Bounce」にも入っていたが、今回の2NEの1集にもYG Family Cardが入っていた。2NE1の場合、おそらく、4人の4種類のカードが有るのだと想像するのだが(あるいは全員のが有れば5種類)、私の元に届いたのはポムであった(ラッキー(悦))。

それから、おやっと思って違和感を感じたのが、CDメディア、そしてその収納ケースの下に描かれたデザインだ。
花柄なのだが、その画が、なんだが日本の大正時代を思い起こすような画だ。私の眼には、古臭いというか、少なくともミスマッチな印象を持つ。

プロデュースは、やはりTeddyだったが、今回は、+YangHyunSukとなっている。また、Co Producerも、やはりKushだが、後ろに、+2NE1と書かれている。
Kushは、E.Knockに名前を変えたようで、今後はこの名前でいくようだ。
(Kush:쿠시=E.Knock:이낙=キム・ビョンフン:김병훈)

作詞、作曲、編曲者の名は、歌詞カードが彼女たち4人の手書きで、さらに、いろんな書き方をしているので、大変読みづらいが(笑)、9月1日に書いた「2NE1、正規1集「To Anyone」のジャケット写真を公開」の記事のとおりで間違いないようだ。

収録曲、全12曲の内、リードトラックの3曲(1曲目~3曲目)、「Can't Nobody」、「Go Away」、「박수 쳐:拍手して」は、既に何度も聴いているので今更だが、3曲ともいい曲だ。
4曲目の「난 바빠 작사:私は忙しくて」も3曲に負けず、2NE1らしい面白い曲だ。
5曲目「아파」も、既に耳には馴染んできた曲で、いい曲だと思う。
6曲目の「사랑은 아야야:愛は痛いが」は、このアルバムの中では、ちょっと異質な感じだが、きれいな曲だ。
7曲目「You & I」も、既に耳に馴染んだポムの曲だ。当然好きだ。
8曲目の「Please Don't Go」も CL&ミンジでリリース済みの曲だ。
9曲目もダラでリリース済みの「Kiss」。フィーチャリングはCLだ。この曲もいい曲だ。そして、ダラがじつに上手い。
10曲目「날 따라 해봐요:私を真似てみてください」もリリース済みの曲。
11曲目と12曲目はボーナストラックということで、レゲエアレンジの 「I Don't Care」と、 「Can't Nobody」の英語バージョンだ。このレゲエアレンジの「I Don't Care」は、アレンジ自体はいまひとつに感じるが(とくに要らない(笑))、彼女たちの歌のうまさは光る。英語バージョンの「Can't Nobody」は言語が違うだけという印象で(まだ、聴き込んではいないが)、英語圏用だろうと思う(つまり、私にはオリジナルだけでもいい)。

2NE1、もちろん曲もいいのだが(つまりTeddyだが)、そのいい曲を歌いこなす実力はさすがと言いたい。


【 2009.07.22 / 1st Mini Album 】
待ちに待った1集、でなく、ミニ・アルバムだった(残念)。しかし、真面目な話、박봄:パク・ポムで想うと2年以上は待っただろうか。

当初、彼女たちのグループ名は「21(To Anyone)」でスタートしようとした。「21(To Anyone)」の命名はYGのヤン・ヒョンソク代表が直接付けたもので、「誰でも楽しめる音楽という意味のTo Anyone、そしていつも21歳の年のように挑戦的で新鮮な音楽を見せるグループという意味と、誰にも負けないブラックジャックの最強の数字」ということだった。しかし、なんで21歳なんだ。CLやミンジにはおかしいし、やはり上2人を意識しているのだろうか?

ところが、この「21(To Anyone)」、同じ意味を持った新人男性歌手「21(To Anyone)」が2005年に既に存在し活動していたようで、これをヤン・ヒョンソク代表は知らなかったのである。で、ヤン・ヒョンソク代表はこのことを謝罪し、急遽「2NE1(トゥエニーワン)」に変えた。(ハングルは「투애니원」なので、この発音に近いように日本語で表すと「トゥエニウォン」だが意味は英語なのでワン) さらに、「2NE1」からTo Anyoneの意味を外し、今後使用しないこととした。
しかし、結果(禍を転じて福となすで)、私は断然「2NE1」の方がいい。見た目もいいし、とにかく「21」ではネットで検索する時、要らないゴミを拾ってくる可能性が大である(笑)。

数字的なことを少し書いておくと、まず、リリース前のCD予約が5万枚を記録し、新人であることを考えると、これだけでも彼女たちのデビューが異例であったことが分かる。と、言うか、私のように長い間待っていたファンたちが多かったという証ではないだろうか。
「Fire」は5月1日に公開されたが、2日にはオンラインチャートを独占、dosirak(トシラク)、cyworld、Mnet、soribada(ソリバダ)、Bugsなどで1位を獲得、最短期間1位独占記録を塗り替えた。また、「Fire」のミュージックビデオも、1日に既に200万照会数という驚異的な記録を樹立、2日には300万照会数を越えたようである。

賞関係では、まず、「Fire」は6月14日、SBS「人気歌謡」で1位にあたるミューティズン・ソングを獲得。デビューわずか1カ月での地上波音楽番組1位の獲得である。そして続いて次の週も獲得し、2週連続1位の実績をつくった。
また、cyworldが毎月主催するデジタルミュージックアワードの第34回、第35回で連続受賞、3冠を達成している。Bigbangとの「Lollipop」(携帯電話CM)が第34回の「Song of The Month賞」、「Fire」が第35回の「Rookie of The Month賞」と「Song of The Month賞」の同時受賞で、みごとの3冠である。しかも、これらも、それまでの2度の音楽番組出演と、1度のラジオ出演のみで、デビューから1か月もたたない間のことである。
後続曲の「I don't care」はKBS「ミュージックバンク」で7月10日初舞台見せ、1週間後の17日には少女時代を抑えてKチャート1位に輝いた。
また、cyworld、dosirak(トシラク)、Bugs、Mnet、soribada(ソリバダ)などで音源チャートで、すべて1位となり、「Lollipop」、「Fire」、「I don't care」と3連続ヒットを記録している。
「I don't care」に至っては、放送活動も無く、ミュージックビデオも公開されていない状態での記録である。

普通でない話題の一つとして、innolifeさんの5月9日記事を紹介する。
あのパリス・ヒルトンが6日(アメリカ現地時間)、自分のブログに2NE1の「Fire」のMVの内、ストリートバージョンの方を電撃紹介したというのである。
パリス・ヒルトンは「先月私たちは「Lollipop」という2NE1のミュージックビデオを紹介した。そして、その2NE1が最新曲「Fire」で戻って来た。これは明らかにタイトルを取りそうだ」と激賞を惜しまなかったそうである。
これに対しYGエンターテインメントは、「2NE1はメンバーが皆3、4ヶ国語が駆使でき、海外活動も念頭に置いているだけに、デビュー曲「Fire」がパリス・ヒルトン・ドットコムに紹介されたことは励みになる」と期待感をもってコメントしている。

そして、いよいよの彼女たちのテレビデビュー放送。私もけっこうドキドキもので観たが、この5月17日のSBS「人気歌謡」のステージは新人には破格の6分という長さの待遇でデビューした。
YGエンターテインメントは15日、17日の初放送のためのイントロ映像を用意した。この映像はイルサンSBSタンヒョン制作センターで数時間にわたり撮影したものだそうだが、この撮影のために新たに3つのセットを作っただけでなく、これまでの放送では一度も使用したことのないボディ・マウント・カメラ(どんなカメラ?)まで動員されるなど、ミュージックビデオのような撮影現場だったようである。
また、SBS側は、2NE1は新人ではあるが、BigbangのYGエンターテインメントの企画力と歌手たちの実力を高く評価し、彼女たちの舞台のため多くの準備をしてくれたようである。(すごい待遇であると思う)

このほか彼女たちが破格のグループであることが分かる一つの例を示すと、あのスポーツ衣料ブランドのFILAが彼女とのモデル契約を結んだことだ。すごいのが、この契約は番組のステージへまだ数回しか立ったことのない時点で億というギャランティーでなされたことだ。しかも、単純なモデルではなく、2NE1だけの商品開発など、さまざまなプロジェクトを提案してきており、業界でも異例のことだそうである。いやぁ、FILAも先見の明がある、エライ!
もっとも、2NE1はデビュー前からBigbangとともに既にLG電子の広告モデルとして登場した実績はある。

そして、1st Mini AlbumのCDジャケット、まず写真がかわいい。
私としては、やはりパク・ポムがたまらなくかわいい(笑)。問題のネット流出の化粧無し素顔の写真を見ても、やっぱり変にかわいい(笑)。
サンダラ・パクはこうしてジャケット写真を見るとやはり美人だ。女優をやる訳だ(笑)。
CLはメガネを外して撮っているのは1カットだけだ(失礼)。
ミンジーは、さすがあどけない。このコ、ずいぶん悩んだ末だそうだが、なんと高校へ行くの諦めたようで、いいのかなぁ。しかし、このコ、なんか有名な舞踊家(?)コン・オクチンという人の孫娘のようだ(姪という記事も見た)。

曲は6曲目の「Stay Together」を除けば、すべてBigbangでおなじみのTeddy、またはTeddyとKushによるものだ(ただし、4曲目「Let's Go Party」の作詞はMasta Wu)また、プロデュースもTeddyによるものだ。Teddyは今回知ったのが1TYM出身のようである。といっても、1TYMの曲のイメージがすぐ出てくる訳ではないが。(1TYMはもう解散しているのだろうか?)
6曲目の「Stay Together」はKushと최규성:チェ・キュソンとの曲だ。Kushはレゲエデュオの「Stony Skunk」のメンバーのようだ。

ところで当初、2NE1のアルバムにはGドラゴンが関わると記憶していたのだが、クレジットにも彼の名は一切無い。で、いまでのネットの記事をよく読み返してみると、ヤン・ヒョンソク社長の話の中にそのことが書かれてあった。

つまり、YGのヤン・ヒョンソク代表の話によると、「Fire」、「I don't care」の後続曲は「Pretty Boy」だそうで、8月初めにMVを公開し、この曲の活動は8月末までを考えており、その後の活動については検討中とのことである。
そして、アルバム発表時期ついては、後続曲の活動を行う場合は10月、行わない場合は9月を考えているそうである。で、先ほどのGドラゴンが作詞作曲した曲については、このアルバムに収録するためにミニアルバムには収録しなかったのだそうである。
そしてなんと、2NE1の今年の最終目標は単独コンサートだそうである。ヤン・ヒョンソク代表は「デビューしたばっかりの新人に、とくに国内女子歌手に単独コンサートは夢のようなことだが、歌手の夢をかなえられるようにサポートすることは、プロデューサーがしなければならないことなので、その希望を持ってやっていきたい」と強調したそうである。(7月6日innolife記事による)
すごい!観に行きたい!

いやぁ、しかし、2NE1、最高!




Poppin HyunJoon ( ポッピンヒョンジュン )

2008-10-29 | HipHop


これも、江南COEX MALLのEvan Recordsで買って来たCDの中の1枚である。今回の江南での購入予定は、Bigbang(StandUp)、Younha(2集)、Zion(1集)、FTisland(2集)の4枚だけでPoppin HyunJoonはまったく頭に無かったのだが、Evan Recordsの陳列棚を何気に眺めていると、買え、とばかりに黒いジャケットが目に入って来た。
このアルバムは去年のリリース当時(2007年5月)、コレクションしようかどうか迷ったあげく保留にして、その後、何度か迷っているうちに通常での入手はむずかしくなってきていた。
しかし、なぜか(たまたまだとは思うのだが)、リリースから1年4ヶ月が経過していたにもかかわらず、Evan Recordsの陳列棚では目立つところに置いてあった。もしかしてEvan Recordsの誰かの意図なのか、Poppin HyunJoonが最近、再度話題にでもなったのだろうか。ネットで見る限りそんな様子も無いのだが。

去年の5月の頃は、まだ、HipHopにも違和感が有り、Poppin HyunJoon自身にも、いまひとつ抵抗感もあった。しかし、こうしてCDを手にし、聴き込んでみると、やはりコレクションして良かったと思う。けっして彼の歌唱力自体は、それほどでもないのだが、アルバムとしてはなかなかいい。
彼について言えば、そもそも彼のパフォーマンスは、歌手というよりダンサーである。本来はCDでなくDVDをコレクションすべきであるのだ。(実際、DVDはリリースされている)
彼、Yahoo!と輝国山人さんのプロフィールデータによると、学歴が대원:テウォン科学大学の機械設計学科ということらしい。しかし、機械設計学科って、なんかイメージが違う。また、趣味というか特技が絵を描くことらしい。どんな絵か分らないが、これもなんだかイメージと異なる。CDジャケットの絵が彼の描いたものかと思ったが、とくにクレジットには彼の名は見当たらない。
また、彼はなんだか自叙伝「One&Only」なるものを書いている。なので、これが読めれば彼について詳しく分るのだろうが。しかし、どんな自叙伝か分らないが、そもそも自叙伝を書くってことが、どういうことなんだろう。
(おそらく、この本の表紙の絵は彼によるものだろうと思う)

このPoppin HyunJoon 1集、当然全曲HipHop系だ。はっきり言って歌そのものは特別際立ったものが有るわけでは無い。本来聴くというより踊るアルバムだろうか(?)。つまり、Dance曲というよりは、Dance用の曲、といった感じで、私にすれば、ちょうど歩きながら聴くにはバッチリのアルバムだ。最近また、健康のため最寄の駅から家までの坂道をこれを聴きながら歩いている。15分コースの道のりだが、このアルバムの1~3曲目のおかげで10分コースに短縮できそうだ。(まだ12分を切ったぐらいだが)
1曲目「Dance School」は、まさに「School」のイメージで、なんかダンスの練習曲のようだ。
Dance系の曲は何度も聴いていると飽きる曲も有るのだが、このPoppin HyunJoon 1集、いまのところ飽きない。

ところで、5曲目「Fly High」のフィーチャリングは、이준기:イ・ジュンギである。もっとも、フィーチャリングといっても、はっきりイ・ジュンギがフィーチャーされている、と分るような録音にはなっていないが。正直、誰が誰だか。
じゃなぜ、わざわざイ・ジュンギなのか。おそらく、人脈によるものだろうと思う。彼らは師弟関係にある。もちろんPoppin HyunJoonが先生で、Poppin HyunJoonは踊りの教え子としてイ・ジュンギをかなり高く買っているようで、ネット上にもその記事がアップされている。師弟の年齢関係は、Poppin HyunJoonが1979年1月30日生れ、イ・ジュンギが1982年4月17日生まれということで、3歳違いで年齢的にもとりあえずPoppin HyunJoonが年上のようである。
そう言えば、家内の関係でイ・ジュンギのファンミのDVDが回ってきたのを観たことがあるのだが、この時にもPoppin HyunJoonが客演と言うか、先生としてステージに登場し、二人で踊っていた。これ以外にも二人の写真はネット上でよく見かける。
そもそも彼らの関係は何で始まったのだろう。ちょっとネットを見ただけではさすがに分らないが(瞬時にハングルが読み取れれば可能だろうが)、2006年のイ・ジュンギ主演「フライ,ダディー」で共演はしている。これがスタートなのか結果なのかは分らないが。
また、因みに演技者としてのPoppin HyunJoonは、2006年のMBCドラマ「オーバー・ザ・レインボー」にも出演していた。TheNutsの지현우:チ・ヒョヌ、FlyToTheSkyのファニー、そして김옥빈:キム・オクビン共演のドラマだ。Poppin HyunJoonはチ・ヒョヌが所属のダンスグループのリーダーという役であった。このドラマはなかなか面白かったが、演技者としてのPoppin HyunJoonは、まずまずといったところか。
彼はゴリラ・ヒップホップ・スクールなどで踊りの講師もしているようなので、やはりこちらの延長線で力を発揮していった方がいいようにも思えるが(失礼)。

5曲目の「Fly High」には、もう一人フィーチャリングされている。こちらは歌手서인영:ソ・イニョンである。彼女のフィーチャリングは、もう1曲有る。7曲目の「내게로와:(訳せない)」だ。
彼女との関係は事務所だと思う。現在、Starempireで同じ事務所に所属している。ただこれも、1集収録時に既にこの事務所に二人がともに所属していたかどうかは分らない。

Poppin HyunJoon、おそらく、2集はリリースすると思うが、その場合、どんなアルバムに作り上げるのだろうか。
1集の延長線上のものか(この線は無難だが、しかし面白くない)、あるいは、歌い込んで違うジャンルにも挑戦してくるのか(この場合、ジャンルはどんなものを)、たいへん興味深い。




팝핀현준
Poppin HyunJoon
ポッピンヒョンジュン
本名: 남현준(ナム・ヒョンジュン)
1979年1月30日生れ

■ Genre
HipHop

■ Profile
empas
Naver

■ Album
1集(One & Only) 2007年5月 (28歳)

■ myCollection
1集

■ cdComment
2集は有ると思うのだが、であれば、どんなものになるのだろうか

■ Audition
Bugs
Mnet

■ Video
cyworld

■ ReleasedCD
Sound Space

■ Official/PrivateSite
StaremPire (所属事務所HP)




◆ 1集 ◆



01. Dance School
02. Don't Stop [song ver.]
03. My Stage
04. Two Face
05. Fly High [feat. 이준기:イ・ジュンギ & 서인영:ソ・イニョン]
06. 사자후:獅子吼
07. 내게로와 [feat. 서인영:ソ・イニョン & 정영주:チョン・ヨンジュ]
08. Fighter
09. Gentleman In The Club
10. The New Born
11. Don't Stop [nar ver.]


TaeYang ( テヤン )

2008-06-18 | HipHop



태양
TaeYang
テヤン
本名: 동영배(トン・ヨンベ)
1988年5月18日生れ

〈 myPV 〉 ※右クリック
   나만 바라봐
   나만 바라봐 MV (Bigbang 総「出演」) ※ おもしろい(笑)




《 Genre 》
  R&B / HipHop

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs
   아티스트정보:アーティスト 전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ

《 Profile 》
   Nate
   Naver

《 Official / Private Site 》
   BIGBANG




《 Album 》
   1stMini 「Hot」 2008年5月

《 myCollection 》
  1stMini「Hot」




【 2008.0618 / 1stMini 】
テヤンの1stMinAlbum「Hot」、ごきげんなアルバムだ。
やはり、作詞作曲にはG-Dragonが参加している。イントロの「Hot」の作詞作曲と5曲目の「Baby I'm Sorry」の作詞がそうである。
リードトラックは、3曲目「나만 바라봐:僕だけを見て」だが、イントロの「Hot」も含め全曲いい曲だ。電子加工(エレクトロニカ)もあるが、嫌みの無い編曲に仕上がっている。

ところで、作品的には文句の付けようが無いほどいいのだが、CDジャケットの丸形の箱のケースは扱いが悪い。このまま裸で棚に置くと転がり落ちる。箱のケースでもいいのだが、やはりケースは四角が良かったが(笑)。
そして、インナーの写真、女性とそちらに向きにはいいのだが、普通の男性が見ると、ちょっといただけない。彼の筋肉は倒錯の世界を連想する(笑)。




Bigbang ( ビッグバン )

2008-03-11 | HipHop



빅뱅
Bigbang
ビッグバン
YG Entertainment

〈 Member 〉
      G드래곤 G-Dragon Gドラゴン(本名 권지용:クォン・ジヨン) 1988年8月18日生れ
      T.O.P ティ・オー・ピー(本名 최승현:チェ・スンヒョン) 1987年11月4日生れ
      태양 TaeYang テヤン(本名 동영배:トン・ヨンペ) 1988年5月18日生れ
      대성 DaeSung テソン(本名 강대성:カン・テソン) 1989年4月26日生れ
      승리 SeungRi スンリ(本名 이승현:イ・スンヒョン) 1990年12月12日生れ


       SeungRi      DaeSung       G-Dragon       TaeYang           T.O.P


〈 Music Video 〉
       YouTube BIGBANGのチャンネル

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2011.02.24 Bigbangが4枚目のミニアルバムをリリース


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      HipHop

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       facebook
       Daum Cafe




《 Album 》
        MiniAlbum 「Alive」 2012年2月
        MiniAlbum 「MINI4」 2011年2月
        2集 「Remember」 2008年11月
        MiniAlbum 「Stand Up」 2008年8月
        MiniAlbum 「Hot Issue」 2007年11月
        MiniAlbum 「Always」 2007年8月
        1集 「Since 2007」 2006年12月

《 myCollection 》
      1集 / 2集
      Always / Hot Issue / Stand Up / MINI4 / Alive / Special Edition 「Still Alive」
      1stLive「The Real」 / 2ndLive「Great」 / 3rdLive「Big Show」
        Special Edition 2011年4月  




【 2011.03.15 / Alive 】
Bigbangが、事故、事件から深い反省の時間を経て戻ってきた。「MINI4」からは、ちょうど1年ぶりとなる。

まず、いつものごとくジャケット仕様が凄い(扱い難い)。
過去には、同じくYGの거미:コミの4集と次のミニアルバム「LOVELESS」がまったく同じ仕様だったが、Bigbangの今回のジャケットは一回り大きく、それはいいのだが、コミの時のスライドさせるケースカバーがプラスチックから、なんと鉄になった(考えられない)。おまけに、そのバリバリの鉄のケースカバーには、加工した際のオイルの匂いがまだ残っている。さらには、加工面の面取りがなされていないので、下手に触ると手を切りそうだ。(やり過ぎ)

インナーのジャケット写真は、凍死寸前から救い出されたのか、酸素マスクをして写されている。(なんとも)
さすが、Bigbangだと言うべきであろうか。

さらに本筋で驚くことは、今回のアルバムでは、イントロ曲「Alive」を除く、全6曲がリードトラックということである。
ダブルタイトル曲ということは過去にもよくあることだが、今回のようにアルバムのすべての曲がリードトラックとするのは国内だけでなく外国を見てもその例は無いのではないだろうと思う(たぶん)。
しかしこの試みも、やはりBigbangらしいと言うべきだろうか。
ただミュージックビデオが作られているのは、現在のところ「Blue」、「Bad Boy」、「Fantastic Baby」の3曲である。

プロデュースは、今回はG-DragonとTeddyとなっていて、また作詞、作曲も2人の作品がほとんどで、すべての曲がG-Dragonの曲となっている。

Track List
  01. 「Intro (Alive)」
     lyrics: G-Dragon & Teddy  composed: Dee.P & G-Dragon & Teddy  arranged: Dee.P
  02. 「Blue」
     lyrics: G-Dragon & Teddy  composed: Teddy & G-Dragon  arranged: Teddy
  03. 「사랑먼지:愛のチリ」
     lyrics: G-Dragon & Teddy  composed: Teddy & G-Dragon  arranged: Teddy
  04. 「Bad Boy」
     lyrics: G-Dragon  composed: G-Dragon & Choice37  arranged: Choice37
  05. 「재미없어:つまらない」
     lyrics: G-Dragon  composed: G-Dragon & DJ Murf & Peejay  arranged: DJ Murf & Peejay
  06. 「Fantastic Baby」
     lyrics: G-Dragon  composed: Teddy & G-Dragon  arranged: Teddy
  07. 「날개:翼」 대성:テソン Solo
     lyrics: G-Dragon & 대성  composed: G-Dragon & 최필강  arranged: 최필강 & Dee.P

     NameList
       대성:テソン / 최필강:チェ・ピルガン

今回の5枚目のミニアルバム「Alive」は、2月29日にリリースされたようだが、これに先立ち22日に先行公開された「Blue」はBigbangのカムバックを控えたメンバーたちの率直な心境を伝えるテレビ広告のBGMに使われたようで、いつになく、このアルバムの中でも特異に感じるほどソフトに歌いあげている。
gaonchart 2月26日~3月3日上位4曲が、すべてミニアルバム「Alive」の収録曲が占める中でも1位となている。
TeddyとG-Dragonによる曲である(編曲はTeddy)。

そのgaonchart 2月26日~3月3日で2位を占めているのが「Bad Boy」で、この曲もまたいままでのパワフルで軽快なBigbangとは異なる、ミディアムテンポのメロディアスな曲となっている。
G-DragonとChoice37の作曲にG-Dragonが作詞した曲である(編曲はChoice37)。

「사랑먼지:愛のチリ」(※訳は不適かも?)と「Fantastic Baby」は、いままでのBigbangを感じさせる曲で、この曲もTeddyとG-Dragonによる曲である(どちらも編曲はTeddy)。
gaonchart 2月26日~3月3日では、この「사랑먼지:愛のチリ」と「Fantastic Baby」が3位と4位を占めている。
「Fantastic Baby」では、2NE1なフレーズが何ヶ所か現れる(当然だが)。

「재미없어:つまらない」は、「재미없어 재미없어 재미없어 재미없어」を繰り返して、素直でない恋人に対する不満を歌っているようである。テソンがいつもの声色とは異なる声で歌っているようだ。

そのテソンのソロ曲が最後に収録されている。
テソンがロックなエレクトロニックサウンドをバックにパワフルに歌い上げている。「良いことが起こる。いまこの瞬間這い上がって飛んでみる。」というような歌詞の内容のようで(たぶん)、去年体験した痛みを克服して新しい希望を歌っているようである。

Bigbangのミニアルバム「Alive」、ジャケット仕様、ジャケット写真、そしてアルバム収録曲の全曲がリードトラックと言い放つことに、いつものBigbangらしさを感じさせるが、それとともに、やはりいろいろと経験したことが、収録された曲たちに現れたアルバムとなっているように感じる。


【 2011.05.04 / Special Edition 】
ミニアルバム4枚目をリリースしてから、なんと2ヶ月を待たずして、新曲およびメンバー個別の曲を集めたアルバム「Special Edition」がリリースされた。

ジャケットケースは例によってBigbangらしいもので、厚さ3㎝もあるプラスチックケースとなっている。そして、さらに今回初めてなのが、CDメディアの収納がプッシュ式の引き出しとなっているのには驚いた。
そのプラスチックケースの中には彼らの写真集(歌詞カード)が収められていて、これが98ページもの分厚い、なかなかの出来になっている。
また、今回のYGファミリーカードは、私のケースにはスンリのカードが入っていた。

収録曲は全10曲で、今回の新曲が2曲と、「2011 Big Show」で公開されたテソンのソロ曲「Baby don’t cry」のほか、2月リリースのミニアルバムから3曲と、GD&TOPの1集から2曲、テヤンとスンリのソロアルバムから、それぞれ1曲づつで、ソロの収録曲は5人が仲良く1曲づつという計算で収録されている。

プロデュースはGドラゴンを頭にTeddyと2人で、Co Producer及びRecording DirectorにBigbangの名がある。

1曲目の「Love Song」と、2曲目の「Stupid Liar」が今回の新曲で、またCDリリースということでは10曲目のテソンのソロ「Baby Don't Cry」も新曲となる。
4枚目のミニアルバムからは、3曲目の「Tonight」、6曲目の「Cafe」、8曲目の「Somebody To Love」が収録され、今回のアルバムの4曲目の「High High」と5曲目の「Oh Yeah」はGD&TOPの1集から(「Oh Yeah」は박봄:パク・ポムがフィーチャリング)、7曲目の「I Need A Girl」はテヤンの「Solar」から(Gドラゴンがフィーチャリング)、9曲目の「어쩌라고:どうしろと」はスンリの「V.V.I.P」からの収録となっている。

新曲の1曲目「Love Song」の作詞・作曲はGドラゴンとTeddyで、作詞はGドラゴンが、作曲はTeddyが頭に書かれている。「Stupid Liar」の方はGドラゴンの作詞・作曲で、作曲は최필강:チェ・ピルガンと共作となっている。
10曲目「Baby Don't Cry」は作詞・作曲が(そして編曲も)E.KNOCKの曲である。
「Love Song」は、いままでに聴いてきたBigbangの曲とは、少し違う雰囲気に編曲され、電気加工とモダンロックな面が合わさったような、ちょっと変わった曲となっている。
また、「Stupid Liar」は2月の4枚目ミニアルバムリリース時に、「Tonight」とリードトラックを競った曲だそうで、これも少し変った編曲でメロディラインが面白い曲だ。
最後の曲の「Baby Don't Cry」は、テソンがソロで静かに感性的にメロディを歌いあげ、Bigbangの曲とは思えない曲で(笑)、なかなかいい。

今回リリースの「Special Edition」、4枚目のミニアルバムからの3曲はダブルが、新曲3曲と、コレクションしていない私にとっては、ソロアルバムからの4曲は、新曲で、またソロが1枚のCDに収録されているもいいかも。


【 2011.03.30 / 4thMini 】  ( ※震災の関係で開封がかなり遅れた )
Bigbang、久しぶりのオフラインンでのリリースである。
2008年11月の2集「Remember」以来2年3ヶ月ぶりとなる。この間ライブアルバム、IisのOSTなどもあるが、ほとんどが日本へのリリースとなっている。

今回リリースされたアルバムは4枚目のミニアルバムで、ジャケットはBigbangにしてはめずらしくノーマルな仕様になっている。なお、ジャケットの中にはYGファミリーカードが入っていて、私のには태양:テヤンが入っていた。
収録曲はイントロを含めて6曲となっていて、最近のG-Dragonがリリース曲を考えると、今回のBigbangのリリースは、どうなるんだろうと思っていたのだが、意外にも電気加工のサウンドの中に、アナログ的な要素も組み込まれたアルバム作りとなっている。

プロデュースは、そのG-Dragonで、ほかのメンバー及び양현석:ヤン・ヒョンソクがCo Producerとなっている。
作詞・作曲もイントロも含めすべてG-Dragonで、作曲はすべて共作となっている。

1曲目(イントロを除いて)の「Hands Up」は電気加工の曲だが、サウンド自体は意外にソフトに作られている。
2曲目「Tonight」がリードトラックで、この曲でアコースティックギターが使われた。この曲も優しい感じを受けるが、なんだかBigbangらしいサウンドに仕上がっている。いい曲だと思う。
3曲目「Somebody To Love」バリバリの電気加工の曲だが、軽やかに駆け抜けるような曲で、この曲好きだ。
4曲目の「What Is Right」は、3曲目とテンポ(速度)が同じということもあってか、ちょっと「Somebody To Love」の色違いな感じを受ける曲だ。
最後の「Cafe」が、このアルバムではちょっと毛色が異なるが、G-DragonのハイトーンがBigbangのサウンドらしいとも感じる。

今回のミニアルバム、サードミニアルバムと同じくイントロに5曲という構成にしているが、曲そしてサウンド自体はかなり違った姿を見せていると思う。もちろん、いまの流行りに合わせるということもしていない。
ただ、5曲中4曲のテンポ(速度)がほとんど同じで、体感するリズムに変化が無く、アルバムとしてのその部分は、いまひとつな印象も受ける。
アルバム全体から感じるサウンドの印象としては、一言で言えば、意外にもソフトという言葉だ。


【 2009.05.26 / 3rdLive 】
1月30日から2月1日までの3日間にソウルオリンピック体操競技場で開かれたビッグバン「2009 Big Show」のLiveだ。3日間4回公演で5万名余の観客があったようである(国内史上最多の観客だったそうだ)。
総16トラックの、全曲、全員、最高のパフォーマンスを想像させる収録で、2007、2008 Liveにくらべ、かなりいい音で録音されている。
ジャケットはいつものBigbang仕様だ。(例によって扱いには困るが(笑))

通勤の行きと帰り、1週間続けて聴いたが飽きは来なかった。収録は全部で16曲だが、最後の2曲はアンコールだろうか(と思うが、でかいアンコールだ)14曲目で一度終わったような印象を受ける。そして、その最後の2曲の内「Oh My Friend」のイントロに日本でいう和太鼓のような音が使われていて、なかなかいい。そして、フィーチャリングの女性ボーカルの声が2人はいるようなのだが、太鼓も含め、このあたりのコメント、クレジットが無いのが残念。

彼らのLiveアルバムは、2007年は2月、2008年も2月、そして今年2009年は4月と、毎年ほぼ同じ時期にリリースされてきており、今後も毎年Liveのリリースはされそうで楽しみである。


【 2008.12.24 / 2集 】
いやぁ、Bigbang、最高。Single、Miniからの別バージョンも加えてはいるが、1集に対しては正規2集のリリースだ。
今回も例によってオマケ付きだ。どんなおまけって、・・・ 文字で書くにはちょっと難しい(笑)。

作詞作曲は共作も多いがほとんどがG-Dragonである。G-Dragonでないのは、4曲目の「반짝반짝:キラキラ」とラスト11曲目「 Remember」である(7曲目「멍청한 사랑:まぬけな愛」の作曲も違う)。プロデュースも、もちろんG-Dragonである(バックには当然양현석:ヤン・ヒョンソク)。
この2集、何もコメントの必要も無い。ただ聴けばいい、って感じで文句無しだ。どの曲もテンションが高く、いい曲ばかりである。あえて、タラタラ書くと、
Introの「모두 다 소리쳐:みんな叫べ」を最初に聴いた時は、いや、最初にこのアルバムの第一声が聞えた時だが、私のPCのMediaPlayerが壊れたかと思った(笑)。
2曲目「오, 아, 오:オ、ア、オ」はどこかで聴いたような ・・・ 。だが、この曲、好きだ。いい。
リードトラックの3曲目「붉은 노을:赤い夕焼け」は、2週連続でSBS人気歌謡のトップだ。
5曲目「Strong Baby」は승리:スンリのソロなんだが、いつものBigbangとは少し違うように聴こえる面白い仕上がりになっている。好きだ。もしかして作詞作曲が違うのかと思ったが、やはりG-Dragon。やはりこの曲もいい。
6曲目の「Wonderful」は、まさにワンダフルだ(笑)。


【 2008.10.07 / 3rdMini 】
話しとしてはずいぶん遅くなったが、さすがのBigbang、8月8日リリースの3rd Mini Album StandUp。
ミニアルバムではあるがアルバムとして最高の出来といってもいいのではないだろうか。

まず、CDジャケットだが、これはBigbangらしく、いつもどおりの扱いにくい、ぶ厚いケースだ。だた、材質的にはいつもと違い、少ししっとり感がある。おまけはテヤンの折り紙だ。
インナーの歌詞カードブックレットはミニアルバム6曲にしてはけっう豪華版の14枚。彼らの写真もなかなかいい。

音の方だが、このMiniAlbum3集「StandUp」、Bigbangの新しい姿が見えるだけでなく、音楽的にもかなりいい作品に仕上がっている。コーラスが随分まじめにハモッていて、新しい試みも随所に見られる。
作詞作曲は、「착한사람:いい人」の除いて基本的にG-Dragonだが、今回それぞれの個性は編曲者に現われているのだろう。intro「STAND UP」がTeddy+Kush、「하루하루:一日一日」と「천국:天国」がDaishiDanceで続き、「착한사람:いい人」がKush、「LADY」がTeddy、そしてロックの「OH MY FIREND」がNoBrainだ。もちろん、彼らを私が知っているわけではないが、彼らの個性がそれぞれの個性のようで、なんか納得してしまう。

intro「STAND UP」に続く「하루하루:一日一日」はいかにも、という感じのBigbangらしい曲で、まずはいつもどおりに安心させてくれる。
トラック3曲目の「천국:天国」もその世界からは出てはいないのだが、4曲目の「착한사람:いい人」で、おやっと思わせる。いままでとは違うアコースティックのギターサウンドから入り、迫ってくる。いい。
5曲目の「LADY」でも、いままでのBigbangのイメージからは、ちょっと、らしからぬリズムだ。そして、ラスト6曲目の「OH MY FIREND」で、なんと驚かされる。ロックである。ロックとしては特別変わった作りににはなっていない、むしろサウンドとしてもオーソドックスなもではないかと思うのであるが、なんかBigbangがやると新鮮に聞こえてしまう。じっさい、綺麗なハーモニーで、なんかまじめに迫ってくるロックだ。
実質5曲で、リードトラックは「하루하루:一日一日」だが、ほとんどの曲がタイトルと言っていいほど、それぞれ個性有る曲が収録されている。また、introから6曲目「oh my firend」へ行く、曲の配置もいい。

最終的な数字は知らないが各サイトでのチャートも連続トップがかなり何週も続いたようだ。
それを推して知るべし、というCDの売上枚数の記事が有る。innolifeさんによるものだが、9月19日の記事によると、既に14万枚を越え、2万枚の追加となっている。それ以後どれだけ追加されたかは分らないが大体の想像はつきそうである。
過去、1集、2集もかなりの売上枚数で、1集、2集、3集とも10万枚以上を売上たことになるのだが、1集と2集が10万枚を越えるのに6ヶ月以上かかったのに対し、今回の3集はわずか2週で超えたようだ。CD作成工場が連日夜通し作業をして、嬉しい悲鳴を上げたそうである。
なんにしても、彼らが作り出すサウンドには驚くばかりだ。


【 2008.03.18 / 1stLive ・ 2ndLive 】
まず、2007年2月8日リリースの1st Live Concert The Real。これは2006年12月30日オリンピック公園体操競技場での2時間のライブのようだ。前売りは完売し、かなり高値で競売されたみたいだ。観客数は1万人。
忘れそうになるが、彼らはまだ新人である。考えられないのが、正規1集がリリースされたのが、このライブがあった同じ月、12月22日であるわけだから驚きである。
サウンドの方はライブにしては悪くはないのだが、つい最近聴いたM(ミヌ)のライブと比較すると音質はやや落ちる。そして意外だったのが、ステージでのBigbangの音は落ち着きのあるものだった。これもM(ミヌ)と比較してみると、M(ミヌ)の場合ライブの音はCDとは違って、かなりハイテンションでいい音を出しているが、彼らBigbangの音はCDで聴く音とあまり変わらない落ち着きある音であると感じた。このことも、新人で、しかも10代のグループであることを考えると大したものだと思う。
興味深い話しとして、収録曲には当然「Dirty Cash」は収録されているのだが、このライブ版に収められた「Dirty Cash」は、この日のファンのためにメンバーたちが直接改詞したものらしい。言葉が解らないだけに何とも言えないが、ファンとしては嬉しいものだ。

2008年2月リリースの2nd Live Concert Greatは、2007年12月28日から30日の3日間にソウルオリンピック公園フェンシング競技場で開かれたライブのようだ。当初 2回公演を計画したのだがチケットを手に入れることができなかったファンのために 1回追加して3回公演となったようである。その追加チケットも、あっという間に売り切れたそうである。観客数は、ネットの記事によると1万 5千人と書かれているのだが、これが1回の公演での数かどうかが定かではない。(フェンシング競技場の規模が分れば分るのだが)
このセカンドライブも、さすがと言うべき内容である。音質はファーストにくらべ、いくぶんいいように思える。大きく違いを感じるのが、プロデュースというか編曲というか、音楽的レベルはファーストにくらべハイレベルではある。また、彼らのテンションもファーストの時の落ち着きと言うより、ハイな感じで、彼ら自信も楽しんでいる印象を受ける。セカンドライブの余裕ということだろうか。しかし、その分、音としての粗さ、不安定さは感じるが、それはそれでライブとしてはいい。
このライブで初めて聴く曲「Wild Wild West」、なかなかいい。アレンジがいい。それと、5人それぞれ1曲づつ個性あるソロを収録しているのもいい。
全体的にライブとしてはセカンドの方が点数は高いと感じる。もっとも、収録は3日間の中でいいものをチョイスしているかも知れないが。
ところで、彼ら、これで2年連続年末にライブを行っており、これは恒例となるのだろうか。


【 2008.03.11 / 1集 ・ 1stMini ・ 2ndMini 】
Bigbang最高、と言い切ってここに書けるまでに少々時間がかかってしまった。去年2007年の前半は、まだHipHopというジャンル(というか人種)にまだ少しなじめないところがあり、Bigbang 1集リリース時点では彼らをスルーしてしまい、そのまま、その後のミニアルバムもチェックから外してしまっていた。
しかし、2007年後半から、彼らの天才ぶりはネット上で十分聴かせられ、HipHopという言葉に関しても、既にLexyやtなどにより洗脳(改心)させられていたので、今年に入ってからのリリース済CDをチェックした際には、当然、コレクションに加えるアルバムに決めていた。
さすがに、シングルは原則どおり購入は控えたが、1集及びMiniAlbumの2枚は購入。さらに現在、Liveの2枚も注文し、届くのを待っている。

Bigbang、いまさら私が、彼らについてここに書くには手遅れなほど、既に、ちょっと別格なグループとしての存在感がある。まさに名前が示すとおりビッグバンである。
また、CDジャケットにも他のアーティストのCDとの差別化の主張に成功している。シングル3枚に関しては一般的と言っていいのだが、1集とMiniAlbum2枚、そしてLiveの2枚のジャケットデザインには、強烈な自己主張を感じる。この路線はきっと今後も続けて行くのであろうと思うが、これらジャケット模様を見た瞬間に彼らのアルバムであることが認識できる。このジャケットデザインはきっと事務所の誰かの発案であろうが(もしかして天才の彼ら自信かも)、まさにヒットである。
その事務所は、SE7EN、GUMMY、JiEunなどが所属するYG Entertainmentである。ここYG Entertainmenの顔ぶれを見るに、R&B系、HipHop系ばかりのアーティストで賑わっている。
(ただし現在、LexyはYG Entertainmentに名を連なれていないようだ)

このグループ、ここで私が改めて書くことでもないかも知れないが、YG Entertainmentが6年もの長きに渡って大切に育ててきたG-Dragonとテヤンを中心に、テソン、TOP、スンリが加わった5人組のグループである。とくにG-Dragonについては、小学校6年生の時にYGのヤン・ヒョンソク理事の目に留まり、6年間のトレーニングを経てビック・バンのリーダーに育てあげられたようである。
そして、これもよく知られた話しのようだが、デビュー前に結成までを追ったドキュメンタリーが、インターネットとケーブルTVで公開されたようで、デビューした時には既にしっかり彼らの顔と名前が知られていたのだそうだ。
彼ら、けっこう尖がった写真が多く、それを売りとしているようだが、この尖がり方に臭みが無いのがいい。

とにかく、歌のうまさはバツグンである。しかも、1集時点での彼らの年齢は、18歳から16歳のまだ子供と言ってもいい年頃なのである。その子供と言ってもいい彼らが、曲、編曲がいいとはいえ、これだけのサウンドを創り出せるというのは、いくら英才教育を受けたとしても、やはり天才と言うべきではないだろうか。
そしてその曲だが、1集から彼らの作品が多い(その多くはG-Dragonだが)。そして、1st Mini Album「Always」は、ほとんどが彼らの作品であり、プロデューサーの名にはG-Dragonの名が見られるし、2nd Mini Album「Hot Issue」にいたっては、1曲の作曲のみを除けば全曲G-Dragonの作詞作曲である。もちろんプロデューサーの名にはG-Dragonの名がある。
ネット上の記事などを読んでみても、G-Dragonは既にシンガーソングライタとしても認められているようだ。

彼らの曲、どれをとっても名曲と言っていいが、私としては1集では、やはりリードトラックの「Dirty Cash」と、そして「My Girl」がいい(月並みだが)。「My Girl」はソロがテヤンで作詞はG-Dragonだ。
そして、5曲目と6曲目でフィーチャリングされている이은주:イ・ウンジュ(この名前にはドキッとするが)という女性ボーカルがけっこう調味料となっている。(もちろんYG所属)
そして、1集に限らないが、彼らが創り出すハーモニーがかなりいいのである。(これは、正直ちょっと想定外)

1st Mini「Always」では、これもやはり月並みに「거짓말:嘘」いい。作詞作曲はG-Dragonである。(なんと、電話の声はGummyだそうだ)そして、3曲目の「아무렇지 않은 척:何でもないふり」、ソロはTOPだが、フィーチャリングが지은:チウンだ。曲の中ごろで唐突に女性ボーカルが入って来る感じで、なんかいい。誰だろうと思ってデータを見ると、김지은:チウンだ。いいじゃないですか。

2nd Mini「Hot Issue」は、甲乙付けがたく全曲すばらしいが、3曲目「But I Love U」はとくに曲の作り方がうまい。もちろん作詞作曲はG-Dragonである。そして好きなのが最後の「마지막 인사:最後の挨拶」だ。これももちろん作詞作曲はG-Dragon。(この上記2曲の作曲は共作)
2曲目の「바보:ばか」と、「But I Love U」にも女性ボーカル(コーラス)が入っているが、この声は誰の声かデーターは無い。
Bigbangのプロデュース、ステージもそうなんだが、女性ボーカルの使い方がうまいと思う。

しかし、何度も言ってしまうが、これでメンバーはみんな10代なわけで、とりわけG-Dragonなんか将来どうなるんだろう、と思ってしまう。




Yoon MiRae ( ユン・ミレ )

2007-11-07 | HipHop


この人の歌のうまさ、すばらしさは誰もが認めるところだろうと思う。ただ、私としてはHipHop系というかラッパーということで、少し敬遠してきた。もとラッパーということであればLexyもそうなんだが、tの場合ラップだけの曲も有り、コレクションするアーティストからは少し距離を置いてしまっていた。3集がリリースされた時も購入しようかどうしようか、けっこう考えたが、結局コレクションに加えなかった。しかし、いまは大変後悔してしまっている。
(いまさら言っても、とくに、この人の場合は昔のCDは手に入らない)
この人の生い立ちなど、詳しいことはまだよく分っていないが、アメリカはテキサスの生れのようで、おそらく(想像)、子供の頃をアメリカで生活し、中学か高校で祖国に戻ったのではないかと思う(来たと言うべきかも知れないが)。彼女のHPや各サイトでのプロフィールを見ると、高校はソウルのアメリカンスクールを出ているようだ(プロフィールの学歴の項目がSeoul American School となっている)。ところで、彼女のHPとDaumでのプロフィールを見ると、名前の項目に「Natasha Shanta」という文字が記載されている。この「Natasha Shanta」っていうのはアメリカンネームのようだ。また、子供の頃のあだ名が「ベイビーT」だったらしく、ここから「t」と名乗っているようだ。
彼女は1996年にUPTOWNというグループのメンバーとして16歳で歌手デビューしている。彼女のパワフルな歌唱力とルックス、ステージでのパフォーマンス、とくに機関銃のように駆使するラップで高い人気を集めたようだ。
そのUPTOWNは3枚のアルバムをリリースしたが、メンバーが麻薬事件に係わっため解散している。
その後、エニーという人と「Tashannie (타샤니:タシャニ)」という2人のグループで1999年に1集「Parallel Prophecys」をリリースしている。
(おそらく、[Na]tasha + annie ⇒ Tashannie だろうと思う)
試聴してみたが、これがかなりいいのだ。この時、彼女が18歳なので、まだ子供ぽさは残るものの、ぜひ欲しい1枚である。(絶対に無理だが)
この「Parallel Prophecys」、現在の彼女のHPのディスコグラフィーにも掲載されている。このアルバムの「하루하루:一日一日」がヒットしたようだ。
ところが、今度はユン・ミレ自身に麻薬投与の疑いが掛けられ、Tashannieも活動中断に追い込まれてしまう。
そしていよいよ、ソロの1集「As Time Goes By」をリリースし、ヒットさせ、2集の「Gemini」・「To My Love」と続くのだが、またしても所属事務所との契約問題でプロモーション活動はほとんど行うことなく活動を中断し、今年の2月、4年ぶりの3集「YOONMIRAE」のリリースとなる。
ところで、この人の写真を集めてみると、過去の経歴も関係するのか、尖がった感じのものが多いのだが、中にかわいい写真も見つけられる。じつは素の彼女は、かなりかわいい女の子なのかも知れない。まだまだ若い26歳だ。
さて、かんじんの彼女のアルバムについてだが、まず、この人の2集は2枚有るようだ。
先に出した2002年5月リリースの「Gemini」がHipHop系の2集で、同じ年2002年12月にリリースした「To My Love」がR&B系の2集ということのようだ。1集と3集の間にこの2枚が有り、とくにどちらにもはっきりとは2集と銘を打っていない。つまりどちらもそれぞれ2集ということのようだ。
「Gemini」の方は 韓国・日本のHipHop系で知られるミュージシャンたちが大挙参加して作り上げられた、韓国、日本、そして米国が入り混ざったアルバムのようだ。
「To My Love」の方は、彼女のすばらしい歌唱力と魅惑的な声色をR&Bに載せて魅せてくれる。といっても、私にはBestに収録されたものしか聴けないのだが。
そのBestに収められた中で、2集「To My Love」の4曲目「Tuesday」がいいじつにいい。そして、同じく「To My Love」の14曲目「찬 바람아!:冷たい風よ!」がいい。
いまとなっては、この2枚の2集の入手は出来ないと思うが、「To My Love」だけでも手に入れたいのだが(無理)。
前後するが、1集の「As Time Goes By」はR&B系で、最後にTashannieの時のヒット曲「하루하루:一日一日」が収録されている。
なんにせよ、この人のラップとR&Bを歌いこなす実力、すばらしさは、きっと生れ持ったものだろうと思うが、最高である。




윤미래
Yoon MiRae
ユン・ミレ

ティー
Natasha Shanta(米国名)
Baby T(あだ名)
1981年5月31日生れ

■ Genre
HipHop / R&B

■ Profile
KBS World Radio
empas
Daum
Naver

■ Album
1集(As Time Goes By) 2001年9月 (20歳)
2集(Gemini) 2002年5月 [HipHop]
2集(To My Love) 2002年12月 [R&B]
3集(YOONMIRAE) 2007年2月

■ myCollection
1集・Best

■ cdComment
いまさらだが、2集「To My Love」は欲しい

■ Audition
Bugs
Mnet

■ ReleasedCD
Sound Space
innolife

■ Official/PrivateSite
t YOONMIRAE




◆ 1集 ◆



01. 바보:ばか
02. 시간이 흐른뒤:時間が過ぎた後
03. I Miss You So
04. 슬픔에 기대어:悲しみにすがって
05. 행복한 나를:幸せな私を
06. 그대없는 사랑:あなたのいない愛
07. La Musique
08. As Time Goes By [English Vers]
09. She (...Could Never Be Me)
10. 삶의 향기:生の香り [feat. Soul Flower]
11. Old School Love
12. 친구가 아닌 연인:友達でない恋人
13. La Musique [English Vers]
14. 시간이 흐른뒤:時間が過ぎた後 [Remix Vers]
15. 하루하루:一日一日




◆ 2集(Gemini) ◆



01. G火자:G火ジャ
02. Meditation
03. Me We
04. Memories (Smiling Tears)
05. Wonder Woman
06. 끝없는 바다 저편에:限りない海の向うに
07. Concrete Jungle
08. Combination Platter
09. Double Trouble
10. 남자 남자 남자:男 男 男
11. Memories (Smiling Tears) (English Version)
12. MT (혁명:革命)




◆ 2集(To My Love) ◆



01. Unforgettable
02. To My Love
03. Tuesday
04. 선물:贈り物
05. To My Love [English Ver.]
06. 끝없는 바다 저편에:限りない海のかなたに
07. One Day
08. Because I Love You [With Bobby Kim]
09. 집으로 와:家にきて
10. 나는
11. 인연:因縁
12. Why me?
13. Gotta Get Love
14. 찬바람아!:冷たい風よ!
15. Because I Love You [English Ver.]
16. 너:君 (Sad But True)




◆ 3集 ◆



01. Black Diamond
02. What'S Up! Mr. Good Stuff
03. 잊었니...:忘れたのね…
04. Honeymoon
05. Gimme Gimme!!!(이기주의자:エゴイスト)
06. Pay Day
07. 시간은 눈물과 흐르고:時間は涙と流れて
08. 나니까:私だから
09. 검은 행복:黒い幸せ
10. Who
11. Good Bye Sadness, Hello Happiness


HipHop  [ 2009.07.07 ]

2007-04-24 | HipHop
当初、このヒップホップというジャンルの音楽について行けず、正直、あまり価値を認めなかったので、ジャンルの入れ物も必要としていなかった。

しかし、Lexy、t(윤미래:ユン・ミレ)、PoppinHyunJoonなどが作り出すサウンドを聴いてこの考えは変わった。

が、まだ、ラップをメインとしたアーティストたちのCDのコレクションには至っていない。ラップ自体を音楽と認められない感覚と、ロック以上にそのラップのメッセージが重要なはずで、そのメッセージが残念ながら、聴いて解らないのである。

Bigbangは本当はヒップホップグループではないのかも知れないが、ヒップホップの最高のグループとしたい。