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気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

Naomi ( ナオミ )

2008-03-19 | R&B



나오미
Naomi
ナオミ
1984年10月16日生れ
CLIMIX Entertainment


〈 Bugs MV 〉
   Naomi MusicVideo 全4映像

〈 Naomi miniHP 〉
   ※ 開いて「Video」タブをクリック (ぜひ、お勧め!)

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
   Naomi カムバック!












《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   DaumMusic
   곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 포토:フォト / 정규:正規版 비정규:非正規版 싱글:シングル
   Bugs
   아티스트:アーティスト 앨범:アルバム 곡:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 한마디:ひと言
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver

《 Official / Private Site 》
   CLIMIX Entertainment
   miniHP




《 Album 》
    MiniAlbum 「Naomi's STORMING」 2010年7月
    MiniAlbum 「Soulchild」 2009年10月
    1集 「Black 1/2 - Bad Love」 2008年2月 (23歳)

《 myCollection 》
  1集
  Soulchild / Naomi's STORMING




【 2010.08.03 / Naomi's STORMING 】
Naomi、初めてのダンス曲のリリースだ。1999年3月に루머스:ルモスが歌った「Storm」のリメークである。有名な曲のようで、何度もリメークされた曲のようだ。
この曲は주영훈:チュ・ヨンフンの曲で(作詞作曲とも)、今回、Naomiに、この曲を推薦したのも彼のようである。
そして、チュ・ヨンフンは今回のアルバムのプロデューサーでもある。また、彼、チュ・ヨンフンはNaomiの所属事務所であるCLIMIX Entertainmentの代表でもある。

Naomiは、この曲で踊っている。といっても、踊りがメインではなく、ちょっと振りつけているという程度だ(私としてはこれぐらいが好きだが)。しかし、彼女としては、歌いながら踊る練習はかなりしたようである(笑)。

また、ダンス曲、そしてリメイク曲ということでは、今回のミニアルバム「Naomi's STORMING」には、박미경:パク・ミギョンの「이유 같지 않은 이유:理由のようでない理由」も収録されている。この曲は、パク・ミギョン自身が、以前にMnetの番組で、偶然にNaomiが歌うのを直接聴いて、この曲を沢山の人が歌うのを聴いたが、Naomiが最も上手いと称賛し、必ずリメークするようにと推薦したことが今回のアルバムへの収録となったようだ。

今回のミニアルバム「Naomi's STORMING」の収録曲は、全部で実質5曲で、上の2曲以外は、ドラマのOST、あるいはドラマに使われた曲が3曲収録されている。
SBSの「산부인과:産婦人科」のOST「You Are My Everything」、MBCの時代劇「신돈:辛屯(屯は、正しくは「日」偏)」に使われた「난 줄 아오:出たと思います」、そしてMBCの「ヒーロー」のOST「그게 나에요:それが私です」だ。これらのドラマを観た人は、あっ、この歌、と思う曲だそうだ。

Naomi、今回のリリースに当たっては、ビジュアル的なスタイルも思い切ったイメージチェンジを行い、ヘアースタイルも変え、髪の毛の色も金髪にした。
また、ジャケット写真にも驚く。というか、なんじゃこりゃ、と言いそうな付けまつ毛を付けている。4~5cmはあろうかと思える、鳥の羽毛のような付けまつ毛だ。眉毛はあの眉毛だし(笑)。何を考えてるんだか、あるいは、誰が考えたんだか(笑)。

で、つまり、Naomiの今回のミニアルバム「Naomi's STORMING」は、本来のNaomiとは違う、挑戦的なアルバムとなっている。が、彼女の歌の上手さは、ダンス曲だろうと、ドラマのバラード曲だろうと、みごとに歌いこなし、歌いあげている。うまい。
とくに、パク・ミギョンの「이유 같지 않은 이유:理由のようでない理由」と、時代劇に使われたという「난 줄 아오:出たと思います」は最高にいい。


【 2009.10.23 / Soulchild 】
まず、ジャケットを開いて、写真を見てビックリ。彼女の写真を期待したが、彼女の写真はジャケット裏、CDメディアを取った下、そして歌詞カードの最後の全部で3カットだけだ。あとは、すべて子供たちの写真だ。この子たちはどこの国の子だろうか。(ネットを調べたが見つけ出せなかった)
この写真は이홍석:イ・ホンソクという人と、김윤진:キム・ユンジンという人が撮ったもののようだが、じつに子供たちの表情をうまく捉えたいい写真だ。
やはり、これらは彼女が国際子供救護機構である「Compassion」のメンバーであるからであろうか。

そして、今回もThanksであろう文章の終わりを「Deo gratias.....Amen!!!」という言葉で結んでいる(ラテン語系の言葉で「神のおかげで ・・・ アーメン」ということだろうと思う)。だだ、1集の時は「Special Thanks」と書かれていたが、今回はその文字は無い。訳していないので解らないのだが、1集とは少し内容が違うのかも。
また、ジャケットの作りは、1集とまったく同じ作りとなっている。

プロデュースは1集に同じくチュ・ヨンフンによるものだ。そして、今回分かったが、この人はCLIMIX Entertainmentの代表のようだ。
このミニアルバム「Soulchild」は7曲収録されているが(トラックは10)、最後の「사랑을 잃다:愛を失う」は1集の「사랑을 잃다」のアレンジを変えたもので(ハウス風)、1曲目の「Prologue ''Soulchild''」はイントロに当たる曲で、実質的には5曲となる。
チュ・ヨンフンは実質1曲目の(トラックは2)「Calling」を作曲そして編曲をしている。カリブ風のアレンジでなかなかいい曲になっている。
そして、1集もそうだったが、基本的にすべて曲を作曲者が編曲をしてる。また、作詞も1集に同じく김태희:キム・テヒがメインの作詞者である。

いやぁ、今回リリースのミニアルバム「Soulchild」のNaomiもいい。


【 2008.03.19 / 1集 】
Naomi、じつにうまい。所属事務所が小さい(新しい?)からだろうか、ネット上ではまだマイナーなようだ。日本語のCDショップの各サイトにも掲載が無い。KstarMallさんの掲載は私が依頼したものだ(ここは、依頼すると数時間で掲載してくれる)。もし所属が大手の事務所であれば、前宣伝が大々的になされているはずのアーティストだ。

JukeOnに掲載されていた彼女の経歴の概要を意訳を交えながら書いて見ると、彼女は高校に在学中、当時、韓国を訪れていた世界的なポップ歌手Mariah Carey(私でも知っている)の目の前で歌をうたいMariah Careyの絶賛を受けた経験を持つ。Mariah Careyのファンの集いで、Mariah CareyのファンによりNaomiがMariah Careyに直接歌うコーナーが用意され、NaomiはMariah Careyのヒット曲「Vision of Love」を見事に歌いあげたということだ。この時Mariah Careyは、まだ歌手を志している高校生にしか過ぎないNaomiに、握手と抱擁をし、「Very nice」を連発したそうだ。(その時の光景を想像すると、きっと鳥肌ものであろうと思う)

彼女Naomiは、その後各種アマチュア大会に参加して多くの賞を受賞している。現在最高の人気らしい하하:ハハのテンテンクラブの新人歌手バトルプログラム「スパルタ新人対決」という番組(?)では3連続優勝をしているようだ。この番組は100%ネチズンの投票に基づいて勝者を選り分ける過酷なやり方で行われるものらしく、ここで彼女は圧倒的な歌唱力で名うての同僚歌手たちを退けて2008年1月2日から連続 3連勝を成しとげ堂々の名誉の殿堂入りをしているようだ。(たしかに、リリースされたCDを聴けば、十分に納得できる)

彼女を育て上げたのは주영훈:チュ・ヨンフンという作曲家のようで、彼が見守る中、彼女は7年余りの練習生経て2007年10月29日初のデジタルシングル「사랑을 잃다:愛を失う」をリリースしている。
業界では第2のビックママという言葉も流れているそうで、彼女、なんと4オクターブの音域を持っているようである。
また、その歌唱力、その他に類を見ない深くてハスキーなソウルフルな声色で、混血でないかとの誤解を受けたりもしたようだ。

今回の1集の話題として、リードトラックの4曲目「몹쓸 사랑:ひどい愛」のミュージックビデオは俳優유지태:ユ・ジテが監督を引き受けたようだ。ユ・ジテとしてはこれがミュージックビデオ監督としてのデビュー作となるそうだ。知らなかったが、彼ユ・ジテは短編映画では既にいくつかの作品を創っているようで、賞ももらっているそうで、今回、ミュージックビデオの初めての作品がこの「몹쓸 사랑:ひどい愛」だそうだ。なぜ、Naomiのミュージックビデオにユ・ジテかというと、ユ・ジテとチュ・ヨンフンとが親しい関係にあるようである。



また、音とは関係無い話しだが、彼女は国際子供救護機構であるCompassionのメンバーであるらしく、この団体には俳優차인표:チャ・インピョも所属しており、この縁でNaomiを積極的に応援しているようだ。ユン・ドヒョンのラブレターに彼女が出演した際には応援に駆けつけたようだ。

さて、この「Black 1/2 - Bad Love」だが、プロデュースはもちろんチュ・ヨンフンである。収録曲数は正規1集にしては実質8曲と、少な目でちょっと物足りなく感じる。曲はソウルなスロー曲かミディアムテンポの曲が多く収録されており、7曲目「Go Away」が唯一ハイテンポな曲となっている。曲数は少なめだが、けっこう長めの曲が多く、5曲目「Sentimental」は5分24秒とずいぶん長い。そして、この曲のみがチュ・ヨンフンの作曲となっている。なかなかいい曲だ。
私としては、ハイテンポな「Go Away」、そしてラスト8曲目「사랑을 잃다:愛を失う」がいい。

Naomi、必ずや多くの聴く人の心をつかむアーティストとなることだろう。




Davichi ( タビチ )

2008-03-12 | R&B



다비치
Davichi
タビチ
Core Contents Media

〈 Member 〉
  이해리 イ・ヘリ 1985年2月14日生れ
  강민경 カン・ミンギョン 1990年8月3日生れ


                      강민경                      이해리


〈 Music Video 〉
       YouTube Channel DAVICHI 다비치

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2013.03.19 Davichi の、久々の、正規版のリリースだ
       2013.01.22 Davichiが3月に正規アルバムをリリース
       2012.11.12 Davichi、残留!?
       2012.10.08 Davichi、やっとキム・グァスと決別(当然だ)
       2011.08.29 Davichi、ミニアルバム「Love Delight」をリリース
       2010.05.07 タビジ、さすが聴かせてくれそう「INNOCENCE」


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      R&B

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       Davichi
       me2day
       Daum Cafe




《 Album 》
        2集 「Mystic Ballad」 2013年3月
        MiniAlbum 「Love Delight」 2011年8月
        MiniAlbum 「Innocence」 2010年5月
        MiniAlbum 「Davichi in Wonderland」 2009年2月
        1集 「Amaranth」  2008年2月

《 myCollection 》
      1集「Amaranth」 / 2集「Mystic Ballad」
      Davichi in Wonderland / Innocence / Love Delight




【 2013.04.08 / 2集 】
きっと、紆余曲折が有った後の2集リリースだったろうと憶測する(確信する)。
(さらには、2人が「ビジネスデュオ」との(いまさらの)不和説の話題も)
2011年8月の「Love Delight」から1年6ヶ月と長かったが、まあ、とにかくDavichiの2集が聴けてよかった。
(正規版としては、なんと、昔では考えられない5年ぶりとなる)

ジャケット仕様は、紙仕様の比較的オーソドックスなものだが、(こちらが想う)正規版としては、あまり力をいれていない(金をかけていない)印象で、インナーの写真もシンプルな1パターンとなっていいる。
しかし、結果、簡素で落ち着いた仕上がりに感じ、私としては高好感だ。
(ただ、ボディーへの落書きは要らないように思う)
ひとつよく解らないのが「DAV9CH9」の表現で、なぜ「I」が「9」なのかが(私には)不明だ。

収録曲は全10曲(12トラック)で、オンラインとオフラインの曲順が、8トラックと9トラックで入れ替わっている。
リードトラックは、(ネット上)2曲目「둘이서 한잔해:二人で一杯飲んで」となっているが、実際は先行公開された3曲目「거북이:カメ」も活動曲としてリリースしており、2週目の地上波からは「거북이:カメ」だけに替っている。
曲としても、2人の音的バランスとしても、私は「둘이서 한잔해:二人で一杯飲んで」の方がいいように思うが、作者の関係か、あるいはイ・ヘリの関係だろうか(憶測)、1週で「둘이서 한잔해:二人で一杯飲んで」に替ってしまうのであれば腑に落ちない。
(「거북이:カメ」は、イダンヨプチャギの曲で、イ・ヘリのための曲という印象を持つ(私は))
さらに活動曲は、7曲目のVerbal Jintとの「녹는중:解けていく」に替るのであろうか(?)、もしそうなら、ずいぶん短い時間の間に目まぐるしく変わる。(であれば、これは一体なんだろう(?))

プロデュースは、デビュー以来の권창현:クォン・チャンヒョンの名が消え、권시봉:クォン・シボンとなっている。
このクォン・シボンはGM Contents Mediaの代表で、김광수:キム・グァンスとは10年来の仕事仲間のようだ。
GM Contents Mediaには、現在、5dollsが所属し、Gangkiz(갱키즈)のプロデュースはキム・グァンスである。
なお、キム・グァンスが1988年に初めて作った会社名がGM企画(지엠기획)で、以前、私はこれらを混同したが、どうやらこの2つは別物のようである(しかし、本当に無関係なのだろうか(?))。
ところで、このクォン・シボンは、作曲家としてのデータは一切見当たらない。おそらくは、実際のプロデュースはCo-Produserでクレジットに書かれた김세한:キム・セハンと김정민:キム・ジョンミンによるものだろう(?)。
(キム・グァンスのGangkizも、そうなのかも知れないが、コレクションしていないので確認はできない)
いずれにしても、「お返し」な印象は受け、スタッフの名もマネジャー1人を除いてすべて前回の「Love Delight」からは変わっていて、なんとなくきな臭いイメージは受ける(あくまで、私の勝手な憶測だが)。

Track List
  01. 「한 사람 얘기:ある人の話」
     lyrics: 김이나  composed: 조영수  arranged: 조영수
  02. 「둘이서 한잔해:二人で一杯飲んで」
     lyrics: 류재현 & 최성일  composed: 류재현  arranged: 류재현
  03. 「거북이:カメ」
     lyrics: 이단옆차기  composed: 이단옆차기  arranged: Seion
  04. 「사랑한다고 말했지:愛してると言ったよね」
     lyrics: 79  composed: 79  arranged: 79
  05. 「맛 있어서 눈물이나:美味しくて涙が出る」
     lyrics: 정석원  composed: 정석원  arranged: 정석원
  06. 「우리의 시간은 다르다:私たちの時間は同じじゃない
     lyrics: 강민경  composed: 이승환  arranged: 이승환
  07. 「녹는중:解けていく」 feat.버벌진트:Verbal Jint
     lyrics: 김진태  composed: 김진태  arranged: 김진태
  08. 「용기내 헤어질래:勇気出して別れるわ」
     lyrics: 강현민  composed: 강현민  arranged: 강현민 & 전영호
  09. 「잔소리:小言」
     lyrics: 류재현  composed: 류재현  arranged: 최성일
  10. 「You Are My Everything」
     lyrics: 이지원 & 압구정 보안관  composed: 압구정 보안관  arranged: 압구정 보안관
  11. 「둘이서 한잔해:二人で一杯飲んで」 Inst.
  12. 「거북이:カメ」 Inst.

     NameList
       김이나:キム・イナ / 조영수:チョ・ヨンス / 류재현:リュ・ジェヒョン / 최성일:チェ・ソンイル
       이단옆차기:イダンヨプチャギ / 정석원:チョン・ソグォン / 강민경:カン・ミギョン
       이승환:イ・スンファン / 김진태:キム・ジンテ(Verbal Jint) / 강현민:カン・ヒョンミン
       전영호:チョン・ヨンホ / 이지원:イ・ジウォン / 압구정 보안관:狎鴎亭(アプクジョン)の保安官

「둘이서 한잔해:二人で一杯飲んで」は、ステージを見ながら聴いた方がいい。
デュオでしか作りだせない微かな音の重なりを目で感じながら聴くことができ、2人が対等なバランスで迫ってくる曲の作りがいい。
作詞・作曲・編曲の류재현:リュ・ジェヒョンは2001年から、Davichi、SeeYaを含めかなり幅広く作品を残しているが、もしかすると勢いという意味では、10年後輩の이단옆차기:イダンヨプチャギが勝っているのかも知れない。
(なお、Davichiとは5年ぶりの再会となる)

そのイダンヨプチャギの「거북이:カメ」、もちろんいい曲なのだが、(CDで聴く分にはそうでもないが)ステージで観ると(聴くと)、最後の部分がイ・ヘリがメインな作りになっていて(当然ながら、そういう曲は多いが)、聴き終わると、なんだか2人の曲が終わった印象が薄れる。
(念のために書いておくが、私はとくにカン・ミンギョンのファンという訳ではない)

5曲目のタイトル「맛 있어서 눈물이나」をどう訳していいのか解らず、歌詞をそれなりに訳して内容を把握して、ネット上をいろいろ参考にしてみて、「美味しくて涙が出る」にした。
「맛이 있다」には「面白い」という意味もあるので、単に「美味しい」ということではないと思うのだが、歌詞の中に実際に、美味しいものを食べて、あなたのことを思い出して涙するようなので、これでいいのだと思う。
(本当は日本語的に意訳したいところだが、悲しいかな、その能力が無い)

カン・ミギョン、今回は作曲はしていないが、6曲目の「우리의 시간은 다르다:私たちの時間は同じじゃない」の作詞をしている。
作曲・編曲の이승환:イ・スンファンには、Story(스토리)という別名があるようだ。

7曲目の「녹는중:解けていく」の世に出て来方が、なんだか胡散臭い。
オンラインでトラック表示が有ったにも拘わらず、半月近くも遅らせて4月1日にリリースし、それだけならいつもの宣伝手法とも受け取れるが、オフラインのリリースが当初の3月28日から4月1日に延びたのが解せない。
考え過ぎだろうが、Verbal Jintとの間で何か有ったのでは(?)。(単にスタッフの何らかのミスかも知れないが)。
なお、作詞・作曲・編曲の김진태:キム・ジンテは、Verbal Jint(버벌진트)である。
しかし、いろいろ勝手に詮索した割には、大した曲には聞こえない(私だけ(?))。
また、この曲のタイトル訳もなんだか難しい。
「녹다」には「熱で溶ける、水に溶ける、体が温まる、気を落とす、酒色におぼれる、酔ってぐったりする」などの意味があるようだが、歌詞の内容から「解けていく」とした(「~는 중」の「~中」は「~していく」とした)。

「잔소리:小言」、この曲も「둘이서 한잔해:二人で一杯飲んで」のリュ・ジェヒョンの作詞・作曲となっている。
しかしこの曲、2007年2月に이효리:イ・ヒョリがデジタルでリリースされた「Toc Toc Toc」、および2007年3月にオフラインでリリースの「If In Love Like Them」に収録された「잔소리:小言」である(歌詞、メロディーは確認)。
で、その曲のリメイク曲ということなのだが、Daum Musicのデータによると作詞は차은택:チャ・ウンテク、作曲は김도훈:キム・ドフンと書かれていて、なんだか理解できない。
(Daum Musicのデータが間違いなら納得だが)

Davichiの2集「Mystic Ballad」、そのアルバムタイトルに相応しい全10曲ではあるのだが(文句はまったく無い)、Davichiに求めるものが高いだけに、アルバムとして、いままでのアルバムと比較して、いまひとつもの足りなさを感じるようにも「想う」(少しだが)。
また、曲そのものでない、周辺的な雑音で(私だけが感じる雑音かも知れないのだが)、素直にこのアルバムを聴き込めない部分も、印象としては持ってしまう。


【 2011.09.11 / Love Delight 】
Davichi久々のアルバムリリース「Love Delight」、「Innocence」から1年3ヶ月ぶりとなる。

ジャケットは前回の「Innocence」とは違って、いたってオーソドックスなプラスチックケースの仕様で、歌詞カードに載せられた写真も中を開いてみると、そのほとんどがネットに流れているものであった。
正直言って今回の写真、悪いとは思わないが、あまり私の好みではない。

プロデュースはデビュー以来の권창현:クォン・チャンヒョンで、収録曲は5曲(6トラック)となっている。
今回初めてカン・ミンギョンが作詞・作曲した曲が収録されている。
リードトラックは1曲目の「안녕이라고 말하지마:さよならと言わないで」だ。

Track List
  01. 「안녕이라고 말하지마:さよならと言わないで」
     lyrics: 전해성  composed: 전해성  arranged: 전해성
  02. 「사랑 사랑아:愛、愛よ」
     lyrics: 김기범 & 강지원  composed: 김기범 & 강지원  arranged: 강지원
  03. 「다신 찾지마:もう来ないで」
     lyrics: 최규성  composed: 최규성  arranged: 최규성
  04. 「Happy End」
     lyrics: EZ-Life  composed: 박해운  arranged: 박해운
  05. 「비밀:秘密」
     lyrics: 강민경  composed: 강민경  arranged: 서정진
  06. 「안녕이라고 말하지마:さよならと言わないで」 Inst.

     NameList
       전해성:チョン・ヘソン / 김기범:キム・ギボム / 강지원:カン・ジウォン / 최규성:チェ・ギュソン
       박해운:パク・ヘウン / 강민경:カン・ミギョン / 서정진:ソ・ジョンジン

リードトラック「안녕이라고 말하지마:さよならと言わないで」は、ミディアムテンポのきれいな曲で、2人の切なくも感性あふれる声で、離れ行く恋人に対する愛の心を歌いあげているようだ。
2曲目の「사랑 사랑아:愛、愛よ」は、Davichiとしては少し特異に感じる曲で、幻想的ないい曲だ。
3曲目「다신 찾지마:もう来ないで」が、今回のアルバム収録曲中、一番Davichiの力強さを感じさせる。
4曲目の「Happy End」も、Davichiのリリース曲としては、少し珍しいように感じる曲で、作詞のEZ-Lifeというのは、男性2人組のシンガーソングライターのようだ(ただし作詞だけのようだが?)。私としては好きな曲だ。
最後の曲がカン・ミギョンが作った曲「비밀:秘密」で、作詞だけでなく作曲も、というところにちょっと目が止まる。優し曲だ。悪くない。

1年3ヶ月ぶりにリリースされた「Love Delight」、全体的にミディアムテンポな作りとなっていて、綺麗で落ち着いた感じに仕上げたミニアルバムで、まったく文句は無い。
あえて文句を言うなら(願わくば)、もう少し短いスパンでアルバムリリースをして欲しいような。


【 2010.05.14 / Innocence 】
Davichi、1年3ヶ月ぶりのセカンドミニだ。
リリース直前、3月11日にカン・ミンギョンが交通事故に合ってしまったようだが、接触事故程度の全治2週間の軽傷のようだった。それでも、この「Innocence」が当初リリース予定の3月末から、この時、このために4月中旬頃に延期になった。もっとも、リリース日に関しては、それだけでは計算は合わないので、それ以外の要因もあってか、5月6日になってしまったようだ。

「Innocence」、ジャケットは、今回、フタ蓋付きの箱型になっている。大きさはCD大だ。箱になっているのはいいのだが、この蓋がなかなか取ることができなかった。1ヶ所引っかかってしまっていて開けるのに苦労した(笑)。
開けると、中には歌詞カードとともに、2人それぞれの全身の写真がふたつ折りにして入っていた。なんかいい。
歌詞カードに載っている絵のような2人の写真も悪くない。誰が書いているのか知らないが、クレヨン(?)で2人がお絵かきしているストーリーになっている。

収録曲は全5曲でプロデューサーは권창현:クォン・チャンヒョンと書かれている。作詞、作曲はすべての曲で異なり、リードトラックの「시간아 멈춰라:時間よ止まれ」は話題の作曲家방시혁:パン・シヒョク(Hitman bang)と記事などでは書かれているが、歌詞カードを見ると、パン・シヒョクと김도훈:キム・ドフンの共作のようである。
それはともかく、Davichi、今回のリリースも各サイトのリアルタイムチャート1位を記録して順調なスタートとなっているようである。

1曲目リードトラック「시간아 멈춰라:時間よ止まれ」は、スローバラード風でスタートしてパンクロック(Punk Rock)へと変わる曲の作りで、前作「Davichi in Wonderland」の「8282」と同じ展開となっている。その「8282」の作曲者が共作だが김도훈:キム・ドフンである(이현성:Lee HyunSeungとの共作)。
2曲目「첫키스:初キッス」、やはりこの曲、試聴した時の想像と変わらず、CDで聴いてもなかなかいい曲だ。サウンドの音質感が好きだ。
3曲目の「떠나지마:行かないで」もいい。要するに、「첫키스:初キッス」もだが、Davichiの声色が生かされているということだろうか。ただ、「떠나지마:行かないで」のラップは無い方がいいかも(笑)。
ラスト5曲目の「Shadow」は、CDで聴いてもやはり面白い、いい曲だ。声色が2人よく似ていて、どちらがどちらかは映像が欲しいところだが、どちらがどちらであっても、さすが2人とも、うまく歌いこなしている。なんか大衆的で調子がよくて好きだ。作曲・編曲はH2Mとなっている。

やはり、Davichi、今回の「Innocence」もいい。


【 2009.04.14 / Davichi in Wonderland 】
まず、本質から外れたところから(笑)。
이해리:イ・ヘリ、ずいぶんスリムに美しくなった。テレビで見る以上にジャケットの写真はすらりと美しい。とにかく、「Davichi in Wonderland」のジャケット写真は1集とは打って変わって可愛い二人が満載である。

このミニアルバム「Davichi in Wonderland」、正規2集でないのが残念だが、いい。収録された6曲は、大衆的で聴きやすい曲たちだが、歌のうまさは十分に感じることができる。彼女たち、たしかにうまい。そして、1年前にくらべ、格段にうまくなっている。

「Davichi in Wonderland」、収録曲は6曲で、1曲目のリードトラックである「8282」は、これまでにSBS人気歌謡などで何度も聴いていたのだが、そのテレビのステージではテンポの変化になんか変な違和感を感じていのたが、CDで聴くとそんなことも無く、なかなかいい。なぜだろう?
3曲目「My Man」は大衆的で、いかにもといった曲なんだが、これをじつにうまく歌いこなしている。やはり彼女たちの実力なんだろう。現在の活動曲だ。
4曲目の「사랑이 우습니:愛がおかしいの?」も、「My Man」とはジャンル的にはまったく別ものだが、同様な感想を持つ。
5曲目「오르골:オルゴール」もなんともいい。
最後の「CrazyWoman」、この手の曲も見事に歌いきる。すばらしい。

「Davichi in Wonderland」、ミニアルバムなので曲数はもの足りなく感じるのだが、全曲1曲1曲が満足できる充実の6曲である。好きだ。


【 2008.03.12 / 1集 】
まず、このCDを手にとって驚いたのは、中の中まで、隅から隅まで、イ・ヒョリとイ・ミヨンで埋め尽くされている。
なんだかこの2人のCDかのようだ。ジャケットの表紙は、まぁ、この二人でもいいかとも思うが、インナーのどこにもDavichiたちの姿が欲しい。ジャケットを開くまでは当然どこか片隅にでも写真などが有るものと思っていたのだが、これがまったく無い。なんだかOSTのアルバムのようだ。(じつは、OSTのCDジャケットがどんなものかはよくは知らないのだが(笑))
もしかして、スタンス的には本当にMVのCDなんだろうか。CDケースもよく見かけるDVD用のケースだし、インナーのデータにはMusicStaffとは別に、MusicVideoStaffがわざわざ書かれている。では、もしかして、このCDのどこかにMVの映像が、なんて思って、探してみたが、もちろん有るわけは無い(笑)。

話は逸れるが、そもそも、私はいわゆるミュージックビデオ(MV)なるものがあまり好きくない。どうしても映像の方が音に勝手しまうからだ。映像をつけるなら、プロモーションビデオとしてアーティストが演奏している(歌っている)姿をそのまま映し出してくれた方がどれだけいいか分らない。MVはあくまで映像が主で音は効果係りだ。どうも私は、このMV文化は、あまり好きになれない。と、言いながらけっこう見入ってしまったりはするのだが(だから、曲のためには要らない)。
まあ、もっとも、このイ・ヒョリとイ・ミヨンのMVのおかげで、Davichiの名も知れ渡ったのであろうが。しかし、やはりそれはなんか本来の曲の価値とは少し違うと思うが。とにかく、話題性とか、所属事務所の財力や影響力でヒットが決まる傾向にあるのはいかがなものかと思うが。これは、聴く側に問題があるのか。

まあ、ぼやきはともかく、このミュージックビデオ(MV)、話題になっているようである。それもそのはずのようで、国内最高のMV監督といわれるチァウンテックという人が演出し、本人主演のKNTV大河ドラマ「明成皇后」(私はまったく知らないが)のOST「出たら」の MV以来のMV出演のイ・ミヨンと、今まで本人のMV以外には一度も出演したことがなかったイ・ヒョリの二人のすごい変身による熱演である。
しかし、歌詞が分らないのだが、このDavichiのアルバムとはどういう関係があるのだろうか。

そして、これもあまりアルバムとは関係ないのだが、강민경:カン・ミンギョンはデビュー前からインターネットスターだったようで、人気を集めていたようだ。なんでも、2005年からポータルサイトにファンカフェーが開設されて4,000人以上の会員が加入していたらしく、彼女のミニホームページにも一日平均6,000~7,000人以上の訪問者が訪れていたようだ。
しかし、そのカン・ミンギョンのminiHPを探してみたが、강민경の名のminiHPは有るには有るが、はたしてこれがそうなのか判断がつかない。この見つけたカン・ミンギョンのminiHPには記事らしい記事もなく、開店休業のような状態だ。もしこれが彼女のminiHPだとすれば、歌手デビューを果たしたので、もうminiHPをやっている余裕がないのだろうか(それもヘンだし?)。

ところで彼女らのグループ名なんだが、よく見かける日本語の名が「ダビチ」だ。そもそもこの다비치:Davichiが何語なのかいまのところ分らないのだが、もし英語系なら「ダビチ」でいいのだろうが、もし韓国語なら本来「다비치」の日本名は音で考えると「Davichi」なんだが。「다」は韓国で英字表記すると「Da」で、「Da」と書いて頭にくるから「タ」なんだが。いつも、この「気まぐれ五線紙」にアーティスト名を日本語表記で書く時に、これで困る。
とりあえず、「다비치」は韓国語であろう、ということで「Davichi」にしておく。(しかし、「다비치」が韓国語だとしたらどういう意味だろう?)
それから、ジャンルはR&Bとした。彼女らの出身畑はとくにR&Bではなさそうなんだが、1集のアルバムを聴くかぎり、Balladとするには少し抵抗があるし、Popとはしたくない。

さて、音の方だが、実際のCDを聴き込むと、試聴で予想していたよりはるかにいい。予想していた以上に彼女らの実力はあるようだ。また、そのベースにR&Bな流れも感じる(で、ジャンルをR&Bに)。そして、さらに、これからまだまだ可能性を秘めているようにも感じる。ネット上で持ち歌でない曲を歌っているのを聴いてみてそう思う。

サイワールドでは2月のデジタルミュージックアワードの「ルーキーオブザマンス」(新人賞)に選ばれたようだ。
ルーキーオブザマンスは、1ヶ月の間で一番の人気を誇る新人に贈られる賞だそうだ。彼女らは現在、新人の中ではもちろん、トータルでのミュージックチャートでもほかのミュージシャンに負けない勢いを見せていて、3月3日の時点で、週間チャートの3位と4位に4曲目「슬픈 다짐:悲しい誓い」と1曲目「미워도 사랑하니까:憎くても愛しているから」がランクインされているようだ。また、月刊チャートでも「미워도 사랑하니까:憎くても愛しているから」が4位、「슬픈 다짐:悲しい誓い」が8位にランクされたそうだ。
なお、リードトラックは「미워도 사랑하니까:憎くても愛しているから」である。
ただ、カン・ミンギョンがサイワールドとは深いつながりがあるわけで、サイワールドで強いのは当然かも知れない。

ところで、じつは、Davichi1集をコレクションしようかどうしようかと迷ったタイミングがあった。
なぜなら、あまりにイ・ヒョリとイ・ミヨンのMVがメインのような扱いのCDの宣伝の仕方で、なんだか、うさんくさく感じたのだ。それでも購入し、その購入を決めるトリガーとなったのが、4曲目の「슬픈 다짐:悲しい誓い」の「I don't wanna do it again don't wanna do it again」のリフレインで、JukeOnの1分間の試聴では、ちょうどこのリフレインで1分が終わってしまって、この先が聴きたいと思ったのが決め手だった。だが、ところがである、このリフレインは、それで終わりだった。もちろんリフレインだから何度か出てくるが、メロディとしてはこれだけのことだった(笑)。
しかし、この「외사랑:片想い」、好きだ。

Davichi、CDを聴き込むまでは、なんかまがい物な印象を持っていたのだが、実際にCDを手に入れじっくり何度も聴いてみると、本物であるようだ。2集、3集と期待できるグループである。(2集はしっかりと彼女らを紹介した写真などで飾ったCDにして欲しいものだ)




8eight ( エイト )

2008-02-20 | R&B


8eight:エイトというグループ名は数字の「8」を横にすると無限大を意味する記号「∞」になるということで、「無限の可能性と熱情で多様で進歩的な音楽を目指す」、というメンバーたちの意志が込められているそうである。
結成は2006年11月のようで、去年2007年には、いくつかのステージも経験している。そして、5月にはMBCの「쇼바이벌:SHOWバイバル」でグランプリを獲得している。
このMBCの쇼바이벌:SHOWバイバルという番組、よくは解らないのだが、人気のある番組らしく、新人たちが実力を競うものらしい。(바이벌がどういう意味か分からない)
ここで彼ら8eightは、観衆たちの即席投票で勝敗が決まるトーナメント決勝戦で、評価を得やすい既存のヒット曲を歌わないで、自分達の歌を歌い、名うての実力派先輩歌手たちを抜いて、無名のバンドとして優勝カップを手にしたようだ。

エイトはメンバー全員が作詞、作曲をすることができるらしく、また全員がメインボーカルであるとのことだ。
たしかに、歌詞カードを見ると、共作だが1曲目「사랑을 잃고 난 노래하네:愛を失くして私は歌う」と3曲目「미치다:狂う」の作詞に백찬:ペク・チャンの名が見られ、そして、9曲目「사이:仲」と10曲目「세상 가득 사랑을:世界いっぱいの愛を」は、8eightの作詞作曲である。「세상 가득 사랑을:世界いっぱいの愛を」は編曲も8eightが関わっている。新人のデビューアルバムとしてはめずらしいことだと思う。ところで、この作詞作曲の中に"Hitman"Bangという人(1人or複数?)の名を多く見かける。きっと8eightと関わりのある人だろうと思うが変わった「名」だ。
そして、なんと8曲目の「들어요:入ります」にイム・ジョンヒが、そして9曲目の「사이:仲」にはWondergirlsの민선예:ミン・ソネと박예은:パク・イエウンがフィーチャリングされている。所属する事務所は違うのだが、おそらく、8eightが所属するBigHitEntertainmentとパク・チニョンに、何らかのつながりが有るのだろうと思う。
また、このBigHitEntertainmentのHPにはイム・ジョンヒの写真が現れるが、彼女は当分の間アメリカのはずだが。
(フィーチャリングは他にもV.O.S、K.Will、Pdoggが参加している)

彼ら一人ひとりを見てみると、私としては、リーダーである이현:イ・ヒョンの深みのある声色がいい。백찬:ペク・チャンはラップ担当のようだが、歌の実力も兼備えている。そして紅一点の주희:チュヒはダンサー出身のようでセクシー担当か(笑)。いやいや、3人とも実力そろいだ。
彼らの音は、チュヒのハスキー過ぎボイスがちょっと気になるのだが、あまり大きなクセも無く、万人向きないい音を作り出す。ハーモニーも好きだし、とにかく聴いてて爽快なサウンドを聞かせてくれる。
彼らの曲は、ジャンル的にはポップとすべきかとも思ったが、R&Bとした。

ところで、2月15日の彼らのブログを読んでみると(といっても、このブログ、文章をコピーできず自動翻訳ができないので、ちょっとだけなのだが)、なんと、もう2集の録音作業をしていると書いている(間違いないと思う)。すごい。1集が去年の9月だから、きっと今年の秋頃にリリースするつもりなのかも知れない。
2集が楽しみである。


【 PS 2008.04.08 2集 】
今年の秋頃にはリリースするかも知れない、と思っていた2集、なんと半年という短いスパンで既にリリースされた。
今回のアルバムタイトルは「Infinity」(無限大)だ。もしかすると、気持ち的にはこちらの方がデビューアルバムかも知れない。

今回のアルバム作成にあたって、彼らはスタッフとしても参加しているようで、ジャケットのコンセプトや衣装には彼らの意見が取り入れられているということだ。
しかし、CDを手にする前の、ネット上の情報によると、収録曲のほとんどがメンバーにより作詞、作曲、ということであったが、実際にCDを手にし、中を覗いてみると、思っていたイメージとは違い、ほとんどが共作になっていた(たしかに、彼らの作詞、作曲には違いないのだが)。しかも、作詞に彼ら以外の3人の名がある曲もあり、作曲なら理解もできるが、作詞に3人というのはよく分らない。
また、1集に続いて、作詞作曲の名の中には"Hitman"Bangという人(?)の名が多く見られる。10曲中7曲の作詞または作曲あるいは作詞作曲の名に"Hitman"Bangの文字が見られる。「Hitman」から想像すると8eightが所属する事務所のオーナーだろうか。
8eightまたはペク・チャンの名が有る曲は4曲にとどまる。しかも、そのどれもが共作である。

音としては、ずいぶん違って聴こえるのが、チュヒの声だ。1集ではあんなにハスキーだったのだが、違う。そして、1集ではそれほど目立って前面に出て来る感じでなかった彼女の声だったのだが、2集ではかなり目立つ。悪い意味ではない、なんだかツヤのある、どちらかと言うと甘い声色で迫ってくる。リリースで半年、収録タイミングで考えても1年ぐらいの時間の隔たりは有るとは思うが、こんなにも変化するものだろうか、と思うくらい変化している。もしや、1集の収録時は風邪をひいていたとか。(笑)
そして、逆にイ・ヒョンの声色があまり目立たないような。

概して、1集に続いてクセの少ない万人向きな爽快なサウンドを作り出すことには変わりは無く、少し気になっていたチュヒの声色もなぜか消えた、というか、2集は声色を変えたチュヒを前面に出してきている。で、さらにいいグループになったと思うのだが、期待が大きかった分、少しもの足りない、かな。


【 PS 2009.04.20 3集 】
本題に入る前に、주희:チュヒのネット上のセクシーフォトが少し気になる。じつは、あまり好みでない(笑)。

まぁそれはともかく、今回の3集、作詞作曲はほとんどが"hitman"bangである(今回、スペルをすべて小文字に変えている)。백찬:ペク・チャンとの作詞が4曲と김미진:キム・ミジンという人の作詞が1曲有るが、それ以外すべて"hitman"bangの作詞作曲である。プロデュースも今回も"hitman"bangとなっている(今回はCo‐Producerと分けずに、ProducerでWonderkidと連名)。

3集のタイトル曲、4曲目の「심장이 없어」のMVにWonderGirlsの소희:ソフィが出ているのが話題になっているようだが、このMV、観てみたがわけが分からない(ちょっと、ソフィ、怖い(笑))。だいたい、タイトル名もそのまま訳すと「心臓が無い」ということになるのだが、どういう内容かよく解らない。
私としては、電気を使った、6曲目「Numbers」、7曲目「Can'T Stop」あたりが面白くていい。

ところで、このグループ、事務所がいいのか、彼らの人脈なのかよく分からないが、このご時世でリリースのスパンが短い。2集までは考えられない半年だし、3集もちょうど1年である。"hitman"bangに力が有るのだろうか。このペースで行くとまた1年ほどで4集なんだろうか。



에이트
8eight
エイト
2006年11月結成

■ Member
이현 Hyun イ・ヒョン 1983年11月8日生れ
백찬 Chan ペク・チャン 1984年12月9日生れ
주희 JooHee チュヒ 1984年生れ(いまだ月日が不明)

■ Genre
R&B

■ Profile
Nate
Naver

■ Album
1集(THE FIRST) 2007年9月 (イ・ヒョン23歳)
2集(INFINITY) 2008年3月
3集(THE GOLDENAGE)2009年3月

■ myCollection
1集・2集・3集

■ cdComment
2集リリースまでが、なんと、わずか半年ほどで、3集もちょうど1年だ(驚)

■ Audition
Bugs
Mnet

■ Video
cyworld

■ ReleasedCD
Sound Space
innolife

■ Official/PrivateSite
Blog
miniHP




◆ 1集 ◆



01. 사랑을 잃고 난 노래하네:愛を失くして私は歌う
02. 사랑 할 수 있을까:愛せるだろうか
03. 미치다:狂う
04. 우린 사랑해선 안됩니다:私たちは愛し合ってはいけない
05. 나에게 하루밖에 없다면:私に一日しかなければ [feat. VOS]
06. 돌아와줘:帰って来て
07. 추억이 들린다:思い出が聞こえる
08. 들어요:入ります [feat.임정희(イム・ジョンヒ)&K.Will]
09. 사이:仲 [feat.Wonder Girls & Pdogg]
10. 세상 가득 사랑을:世界いっぱいの愛を


◆ 2集 ◆



01. Let Me Go [feat. 조PD]
02. I Love You
03. Somethin'Somethin'
04. One Love
05. 물어봅니다:尋ねてみます
06. In The Morning
07. 왔어, 그녀!:来た、彼女!
08. Me,주희:Me、ジュヒ [feat. Pdogg]
09. 또 한걸음:また一歩
10. 옷깃을 잡고서 [feat. 박민혜:パク・ミネ(빅마마:ビッグママ)]


◆ 3集 ◆



01. 내 삶의 빛:私の人生の光 [intro]
02. 불쌍한 해바라기:可哀相なひまわり
03. 참지마:我慢するな
04. 심장이 없어:心臓が無くて(?)
05. 이제 슬픈건 충분해:もう悲しいのは十分だ
06. Numbers
07. Can'T Stop
08. 사랑한다면서:愛すると言いながら
09. 마중:出迎え
10. 자유:自由


h ( エイチ )

2008-02-13 | R&B



에이치

エイチ
현승민:ヒョン・スンミン
1978年1月17日生れ

〈 myPV 〉  ※ 右クリック
   잊었니 [MV] (1集)  ※ オム・ジョンファの口パク
   잊었니他 [MV] (1集)
   너를 원해 [MV] (1集)
   For My Friends [MV] (1集)

   Dream (현승민 1集)










《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   DaumMusic
   곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 포토:フォト / 정규:正規版 비정규:非正規版 싱글:シングル
   Bugs - h
   Bugs - 현승민
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비정규:非正規版

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver
   KBS World

《 Official / Private Site 》
   DaumCafe
   miniHP




《 Album 》
   1集 「H」 2003年10月
   현승민 1集 「Dream」 1999年9月 (21歳)

《 myCollection 》
  1集




【 2010.04.07 / News 】
2008年2月に見た彼のminiHPも、いまはプロフィールにメッセージが残しているだけで、すべて無くなっている。
今回のフォーマットのリニューアル作業の関係で、彼のことを再度探してみたが、いまはまったく何の情報も得られなかった。「あの人はいま!」状態になってしまった。

そんな中、気になるインタビュー記事を一つ見つけた。それによると、彼には健康上の問題があったようなことが書かれている(2004年7月9日 reviewstarの記事)。
   Show must go on! - H  (2004月7月9日 리뷰스타)

このインタビュー記事の彼のコメントによると「昨年、喘息になった。 歌を歌う時も息が切れるかと思って、怖くなって思い切ってのどを開くことができない状態で歌うので声がよく出てこない。ライブが終わると、急いで呼吸器、呼吸器と言いながら呼吸器を探したりしました。 お見せしたい姿を全部見せることができなくて、本当に惜しい思いです。」と語っている。
喘息の他にも左側膝に十字靭帯破裂手術で鉄心が入れられていたらしく、1集活動後に(?)鉄心除去手術を受けて、しばらく不便な生活をすることになった、とも語っているようである。
いろいろ健康状の問題があっても、元気に見えるのは、彼の鍛練された身体のためであるようだ。(たしかに、鍛えられた体の写真からは想像もできない)

彼は、この記事の2004年の秋には2集をリリースすべく準備をしていたようだ。この時、既に、2集に何をリリースするかについて悩んでいると書かれている。なんと。
そして、その2集リリースのために、より丈夫な体が必要と、健康管理についても書かれている。

最後には、「2集のカムバックを待ってくれる方たちに本当に感謝すると伝えたい。今まで見守って下さったこと、本当に感謝します。ヒョン・スンミン時代から見守って下さった方たち、そしてhを大切に思ってくださった方々にも。
これからも着実に良い姿をお見せするつもりですので、ずっと見守って下さい。そして、 私の健康も応援して下さい。」とインタビュー記事は結んでいる。

最後の「私の健康も応援して下さい。」という言葉が気になるところだ。つまり、彼は健康上の問題で、行きたくとも次のステップに進めなかったのだろうか ・・・ ?


【 2008.02.13 / h 1集 】
もう2年近く前になるはずなんだが、h1集を試聴した時このCDは欲しい、と思った。が、しかし、時はすでに遅く、その時たしかSound Spaceさんにも無かったと記憶している。で、ずうっと気にはなっていたのだが諦めていた。
ところが先月、KstarMallさんのショップで古いリリースのCDチェックをしていると、なぜか、なんと最後の1枚で残っていた。即注文である。(この時、まったく同じようなことでソ・ヨンウン2集「雨尾...」も注文)

このh 1集だが、正確に言うと、현승민:ヒョン・スンミンの2集でもある。このh1集の前にヒョン・スンミンとして1999年9月に1集をリリースしている。さすがにこのアルバムは絶対に手に入らないが、試聴した限りでは、悪くはないのだが、コレクションするにはいまひとつと言った感もある(しかし、有ればhマイナス1集として購入はするだろうが)。曲はダンスアルバムである。

で、その4年後2003年10月にhとして1集をリリースしている。そして、現在、h1集からさらにもう4年以上が過ぎている。h2集は無いのか?
なにしろ言葉が解らないだけに詳しい情報を入手することが出来ないのだが、ネット上には彼の情報はほとんど皆無に等しい。有るのは、「잊었니:忘れたのか」のMVのオム・ジョンファ絡み話題と、하나(Hana):ハナ(女性)という新人がリメイクでこの曲を歌っているという話題をいくつか見かけるぐらいで、彼自身に関する動向については、まったく分からない。
彼の実力は、h 1集を聴く限り、音楽的には発声に少し頼りなさも感じるが、2集、3集と続いてもいいはずだと思うのだが。他の道での活動を目指したのなら致し方無しだが、もう1、2集は聴いてみたいが。

ところで、この1集リリースの頃、彼はあのイ・ヒョリの「10 Minute」のミュージックビデオ(2003年)に出演している。この話しを聞いて改めて「10 Minute」のMVを観直してみた。あっ、そうか彼がそうだったのか、と気が付いた。たしかに、よく見ると、このMVの最後の方にイ・ヒョリと絡む男が登場するのだが、彼がそうだったのだ。

h1集の3曲目「잊었니:忘れたのか」のミュージックビデオは、女になってしまった彼氏に泣く一人の女性の涙を描いたもののようなのだが、この彼氏役にオム・ジョンファを出演させ話題を集めたようだ。この映像の中ではオム・ジョンファが歌っていることになっている。

ところで、h1集の収録曲を聴くと、ダンス曲というか、ダンスの要素が大きい曲が多いのだが、気持ち的にR&Bとした。(R&Bとするには、ちょっと違うし、ヒョン・スンミン1集の絡みも考えると、Danceとした方がいいのかもしれないが・・・)

このアルバム、彼の声色には少し頼りなさも感じるのだが、私としては好きなアルバムだ。できれば、1集の流れの2集を聴きたいのだが。彼はいま何をしているのだろうか・・・。
miniHPを見る限り(ほんとうに見る限りだが)、何らかの活動はしているようだが。
ところでそのminiHP、写真を見てるだけでけっこう楽しい。




Gavy Queens ( カビ クイーン )

2008-01-16 | R&B


Gavy Queensの話しの前に、Gavy N.J.の話しをしなければならないようだ。
最初、Gavy Queensというグループ名を聞いた時(見た時)、Gavy N.J.に似ているが、と思ったのだが、似ていて当然であった。

どうやら、Gavy N.J.は去年の8月前から事務所(Goodberry Entertainment)とトラブっていたようだ。なにやら、事務所が利益をまともに分配しなかったという理由でGavy N.J.が訴訟を起こし、また同じ理由で専属契約破棄訴訟も起こしていたようだ。当然バックには移籍先の事務所T社(?) の存在があったようだ。
そしてこんどは反対に、いまとなっては元事務所であるGoodberry Entertainment側がGavy N.J.とT社に対し、商標法、不正競争防止法違反、業務妨害などで訴えたということらしい。

で結果、Gavy N.J.は「Gavy N.J.」の名で活動はできなくなり、Goodberry Entertainment側は新しいグループが必要になったということではないかと思う。そして、そのグループが「Gavy Queens」ということのようだ。
しかし、聴く側としては悲しい話しだ。よく有る話しではあるが、こういう事務所とのトラブルでせっかくのCDがリリースされなくなることがいちばん悲しいことだ。とくにこのGavy N.J.は実力も相当なもので、リリースも2集までしている。
この残念なトラブルの結果、おそらくGavy N.J.の名での3集は無いのだろう。Gavy N.J.の名は2集までか、と思っていた。
が、Gavy N.J.の名に関しては、どうやら去年の内に民事裁判上決着がついたようだ。結果は、Goodberry Entertainment側の申し立てが12月10日棄却されたようだ。つまり、今後もGavy N.J.の名は使えることになったわけだ。まずは、Gavy N.J.にとっては良かった。

という、ゴタゴタの中でのGavy Queensの誕生となった(のであろう)。Gavy Queensの彼女達もあまり気持ちの良いデビューではないので、かわいそうに思うが。と思っていたが、なんとタイトル曲「두글자:二文字」でいくつかの賞を獲得した。なかなかの人気のようで、ネット上で読み取れる賞は新人賞なども含め5つほどの賞を受賞している。
たしかに、実力のほどは間違いない。もちろんタイトル曲「두글자:二文字」もいいが、6曲目「Smash」などは私好みで最高だ。ハーモニーが良く、リードボーカル(誰か分からない)の透きとおって、軽くやわらかく発声される声色がいい。

しかし、アルバムとして見てみると、ジャンルとしてはR&Bなんだろうが、7曲目の「女子의 一生(여자의 일생):女の一生)」は完全な演歌だ。曲自体は悪くない曲だと思うのだが、なぜこの曲がこのアルバムに収録されなければならなかったのか、あまりよく理解できない。そして、その次の8曲目「Call Me Y」はうって変わってビートの効いたまさにグットなR&Bだ。
で、アルバムとしては、なんだか違和感を感じる。やはり何か、トラブルとの関係が有るのであろうか?(と、思ってしまう)

さらに、CDジャケットの写真がずいぶん経費節減して制作されている。誰か身内の玄関先で撮ったかのような安上がりのジャケット写真になっている。
それに、スタッフの名はちゃんと記載があるのだが、かんじんの彼女達三人の名前の紹介すらない。どういうこと?
彼女らの歌の実力に対して、いかがかと思うが。


【 PS 2008.11.19 2集 】
ゴタゴタも一段落したのか、それがアルバムにも影響しているのか、この2集、なんかいい。
1集にくらべ、明るく、まとまりの有る落ち着いた音を聴かせてくれる。

しかし、音の話の前に、この2集のCDジャケット、1集以上になんともはや、経費節減と言うか、なんと言うか、未だ彼女たちの紹介どころか、写真の1枚も載せていない。
もしかして、騒動の際にGavy N.J.から話しが上がった、メンバーを取って替えても分からないようにするため?!(笑)
まあ、何にしても、写真くらい撮ってやって欲しいが。
TVにも出ていないのか、それらしい動画のアップも掲載されていない。かわいそうにニュースになる話題もネット上には無さそう。
で、ここに書く話題も無い。もっとも、本来それでいいのではあるが ・・・ 。
何にしても、考えすぎかも知れないが、彼女らがかわいそうなような。

さて、音の方だが、試聴していなかったのだが、いざ聴いてみるとなかなかいい。アルバム内容も予想していたものとは違った。また、さらに彼女たちの実力もみせてくれる。

まず感じたのが、軽いリズム感である。1集でもリズミックな曲は収録しているのだが、2集のそれは少し違う。
2曲目(実質1曲目)の「어리지 않아요:幼くないです」でまずこれを感じ、リードトラックの3曲目、4曲目の「美晶(미정)」と「My Love」でもこの感じが続き、「My Love」では、この軽さは声色にも変化がみられる。
5曲目「사랑도 이별도:愛も離別も」で実力あるR&Bのグループらしさを見せた後、6曲目の「사랑한다 말해:愛すると言って」では、まったく1集では見せなかった声色(甘えた声)だ。
この声色の明るさは、9曲目「누나가 간다:お姉さんが行く」で、いき過ぎた感が有り、なんだこれは!?と思ってしまう。なんかポップトロットとでも言えばいいのか、というか、장윤정:チャン・ユンジョンの「이따,이따요:後で、後でね」を思い出させるというか ・・・ 。(聴き比べると、テンポもメロディもまったく違うのではあるが)
にしても、このノリはなんだ。この声色は誰だ。1集のGavy Queensからは想像できない。まあ、大衆的でなかなかいいのではあるが。
私としては、7曲目「소중한 사랑:大切な愛」がいい。
それと、なぜか、11曲目と12曲目に1集の「두글자:二文字」と「Endless」を収録している。同じもの(同じ録音)だ。このあたりは、なんか中途半端な感じがする。
しかし、2集「to the Heart」、大衆的でもあり、なかなかのいい変化を見せてくれる。

<PS >
例によって、ここ1週間、電車の中でずっと聴いてきたが、この2集、聴けば聴くほどよくなる。いい。その分、なぜ11曲目と12曲目に1集の「두글자:二文字」と「Endless」を収録したのか、残念な気もする。無かった方がよかったと思う。




가비퀸즈
Gavy Queens
カビ クイーン

■ Member
판사라 パン・サラ
한다연 ハン・タヨン
유미소 ユ・ミソ

■ Genre
R&B

■ Profile
empas
Daum
Naver

■ Album
1集(New Born) 2007年12月
2集(to the Heart) 2008年10月

■ myCollection
1集・2集

■ cdComment
1集に続いて、さらに2集のジャケットのシンプルさには驚く

■ Audition
Bugs
Mnet

■ ReleasedCD
innolife

■ Official/PrivateSite
どうも無さそう




◆ 1集 ◆



01. 두글자:二文字
02. Endless
03. 내사람:来る人
04. 퐁당퐁당:どぶんどぶん
05. 일탈:逸脱
06. Smash
07. 女子의 一生(여자의 일생):女の一生
08. Call Me Y
09. 몽애 (夢愛):夢愛
10.소녀:少女
11.햇빛처럼:日の光のように
12.Secret Of 4Card (십이월이십사일밤에:12月20日の夜に)
13.Endless (String Ver.)


◆ 2集 ◆



01. Infinite
02. 어리지 않아요:子供じゃないです
03. 美晶(미정)
04. My Love
05. 사랑도 이별도:愛も離別も
06. 사랑한다 말해:愛すると言って
07. 소중한 사랑:大切な愛
08. Love Song
09. 누나가 간다:お姉さんが行く
10. 고백:告白
11. 두 글자:二つの字
12. Endless
13. 美晶(미정) [inst.]


G-FLA ( ジーフラ )

2007-12-19 | R&B



지플라
G-FLA
ジーフラ

〈 Member 〉
  정인 チョンイン 1980年or1981年生れ (ボーカル)
  이궐 イ・クォル (ピアノ)
  정수영 チョン・スヨン 1977年4月3日生れ (ドラムス)
  김지인 キム・ジイン (ギター)
  정희영 チョン・ヒヨン (ベース)

〈 myPV 〉  ※ 右クリック
   음악 하는 여자 [MV] (음악 하는 여자)
   음악 하는 여자 (음악 하는 여자)
   우리 (1集)





                    







《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver

《 Official / Private Site 》
   DaumCafe




《 Album 》
   1集 「Groove Flamingo」 2004年11月 (チョンイン23歳)

《 myCollection 》
  1集




【 2007.12.19 / 1集 】
彼らが今年の11月にリリースしたシングル「The lady who is a musician」を聴いてみて(試聴でなくフルで)、ちょっとユニークなサウンドだったので、正規版もチェックしようと調べてみると、3年も前に1集をリリースしていた。つまり、今回3年ぶりのシングルリリースであった。
1集を試聴してみると(こんどは試聴)、なかなか興味深いものを感じたのでコレクションしたいと思ったのだが、3年も前のリリースで在庫は無いと思ったのだが、あまり人気が無いのか(笑)、いくつかのサイトにまだ売れ残っていた(再版はしていないだろうからそうだろう)。

このバンドはどうやら、ボーカルの정인:チョンインのバンドのようで、この人が名が知れている人ようである(しかし、生年月日すらよく分らないのだが)。そして、その정인の名前も、「チョンイン」なのか「チョン・イン」なのかも、よく分らない。(PS: どうやら本名が최정인:チェ・チョンインのようなのでチョンインのようだ)
メンバーは、みんな大学の実用音楽科のクラシック出身の実力派ミュージシャンだそうで、そう言われて写真を見るといかにも音大出の仲間って感じはする(勝手な先入観だが)。グループの結成は2001年のようで、3年後にアルバムをリリースしていることになる。メンバー5人の内、ギターの김지인:キム・ジインだけが男で、つまり、ほとんど女性バンドとも言えるグループになっている。また、Sound Spaceさんの記事によると、ベースの정희영:チョン・ヒヨンとドラムスの정수영:チョン・スヨンは血縁関係なことを書いている。その彼らの写真は、ジャケットのインナーの最後の最後に1枚だけ載っている。
ところで、G-FLAとは、Groovy Flamingoということのようだ。

彼らの音楽はファンキーでソウルっぽいブラッキーな、それでいて、おしゃれなサウンドを作り出す。アレンジはジャズっぽくもある。なかなかいい。
1集の収録曲の多くは彼らの作詞・作曲・編曲のようだが、完全な家内工業ではないようで、윤재경:ユン・ジェギョンという名を多くの曲に見かける。

やはり、このバンド、チョンインの声色がこのグループのカラーだと思う。独特のしゃがれ声がおもしろい。歌のうまさは間違いないようだ。
今年(2007年)、2004年のファーストアルバムから、ちょうど3年ぶりにシングルをリリースして、これもなかなかよさそうなのだが、2集は出るのだろうか。
このグループ、大衆性もあっていいと思うのだが、積極的な商業ベースには乗りにくいかも知れない。




Zee YoungSun ( チ・ヨンソン )

2007-08-29 | R&B



지영선
Zee YoungSun
チ・ヨンソン
1981年7月26日生れ

〈 myPV 〉
   가슴앓이 (2集)
   가슴앓이 (2集)
   사랑 (2集)
   소원 (1集)






《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版

《 Profile 》
   Nate
   Daum




《 Album 》
   2集(사랑:愛) 2002年12月
   1集(소원:願い) 2001年11月 (20歳)

《 myCollection 》
  2集




【 2007.08.29 / 2集 】
この人も、ほとんど情報を拾ってくることができない。姿、形もいまいち鮮明には見えてこない。大学は、ソウル芸術大学卒業のようである。
2集まではリリースしているが、それから、もうすぐ5年になるが、3集のリリースはまだ無い。しかし、以前から各テレビ局のOSTとか、よく分らない企画(?)アルバムに、かなりの数参加していて、2005年、2006年、2007年もそういったOSTなどには名前がある(PS 続けて2008年、2009年にも)。つまり、そのうち3集がリリースされるかも知れない、と思ってもいいのだろうか(PS 2008年6月にはベストが、2009年10月にはドラマベストがリリースされている)。

1集はCDの入手ができなかったので、よく分らないのだが、2集を聴く限り、実力の方は間違いなくうまい。彼女の歌は、テクニック的にも表現力にも満足できるもので、ノリよく切り込んだ、かなりいいR&Bを聴かせてくれる。
ただ、彼女、声色にいまひとつ個性が少なく、損をしているように思う。私としては、もう少しコクと言うかアクのようなものを声色に加味した方がいいのではと、少しものたりなさを感じる。そして、この人の技量なら、もう少し黒っぽく、あるいはSoulっぽく歌い上げることも可能ではないかと想像するのだが。あえてやらないのかも知れないが、なんだかきれい過ぎて、少し面白みが少ない。それが彼女の持ち味といえば持ち味なのだが。

ところで、この2集、もしかすると1集もそうなのかも知れないが、ほとんどの曲の作詞・作曲・編曲が同一の人で作られており、そして、そのほとんど曲が김신일:キム・シニルという人の作品である。が、その中、彼女も3曲だが、同様に作詞・作曲そして編曲もしている(他、作詞だけが1曲)。Daviが、やはり編曲さらには、プログラミングから録音までを一人でみんなやっていたが、一般的には編曲までするアーティストは少ないだろう。7曲目「다시는...:二度と...」、9曲目「난...:私は...」、12曲目「사랑합니다...:愛しています...」が彼女の曲だ。
編曲の感想としては、とくべつ際立ったものは感じないのだが、7曲目「다시는...:二度と...」がいい。曲としては、9曲目の「난...:私は...」が聴かせてくれる。




Fly To The Sky ( フライ・トゥ・ザ・スカイ )

2007-08-01 | R&B



플라이 투 더 스카이
Fly To The Sky
フライ・トゥ・ザ・スカイ
1999年結成 / 2009年5月解散(8集)
People Creative

〈 Member 〉
  환희 Hwany ファニ (황윤석:ファン・ユンソク) 1982年1月17日生れ
  브라이언 Brian ブライアン (주민규:チュ・ミンギュ) 1982年1月10日生れ

〈 myPV 〉  ※ 右クリック
   구속 (8集)
   구속 (8集)
   사랑해 ('우리 결혼했어요' 삽입곡) (7集)
   사랑해 ('우리 결혼했어요' 삽입곡) [MV] (7集) ※ Hwanyソロ出演
   미워해줘 + My Angel (7集)
   My Angel (7集)
   피(避) (6集)
   남자답게 (6集)
   다시 돌아온 너에게 [MV] (6集) ※ Live
   그대는 모르죠 (Good-bye) (5集)
   Old Skool Love (5集)
   중력 (5集)
   중력 [MV] (5集)
   습관 (4集)
   Only One (4集)
   Missing You (4集)
   Missing You [MV] (4集)
   Magic Song (4集)
   Magic Song [MV] (4集) ※ 1stConcert
   Rains (3集) ※ Hwanyソロ
   그대를... (I Know... But...) (3集) ※ Brianソロ
   Trust (3集) ※ Hwanyソロ
   Condition Of My Heart (3集)
   Condition Of My Heart [MV] (3集)
   Sea Of Love (3集)
   Sea Of Love [MV] (3集)
   약속 (2集)
   Maybe God Knows (2集)
   Maybe God Knows [MV] (2集)
   Always Together [MV] (2集)
   I Want You I Need You [MV] (2集) ※ 1stConcert
   I Don't Wanna Say Good Bye (1集)
   Day By Day (1集)
   내게 너무 예쁜 그대 (Beautiful Girl) [MV] (1集)
   Fly To The Sky [MV] (1集)







《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版

《 Profile 》
   Nate
   Naver
   KBS World
   innolife

《 Official / Private Site 》
   DaumCafe




《 Album 》
   8集 「Decennium」 2009年2月
   7集 「No Limitations」 2007年7月
   6集 「Transition」 2006年1月
   5集 「Gravity」 2004年11月
   4集 「Missing You」 2003年7月
   3集 2002年4月
   2集 「The 2nd Album」 2001年2月
   1集 「Fly to the Sky」 1999年12月 (17歳)

《 myCollection 》
  6集 / 7集 / 8集
  Best / Recollection




【 2009.3.25 / 8集 】
アルバムタイトル名が象徴的だ。「Decennium」。彼ら結成10年である。1曲目(イントロ)の、そのアルバムタイトル名と同じ「Decennium」でそのことが語られているのであろうと思う(よく解らないが)。

ところが、残念、このアルバムがラストアルバムとなる。その「Decennium」(10年)にして解散である。もっとも、Fly To The Skyの入れ物は残すようで、いつでも二人がその気になればFly To The Skyの名でアルバムづくりもするということのようではある。しかし、所属事務所が違えば、と思ってしまう。いずれにしても、今後のFly To The Skyとしてのリリースは、有っても、シングルかミニアルバムということのようであ。

ラストリリースアルバム8集、解散ということも手伝ってか、大ヒットの兆し、というニュースは伝わってきた。が、その後があまりよく分からない。
替わりに、「구속:拘束」のMVがKBSで放送不適切の判定を受けてしまった、というニュースは伝わってきた。ただし、あくまでもMVの映像の話しだ。濃厚なキスシーンやベッドシーンがまずかったようだ。MBCとSBSには修正版で合格判定を受けようなので、その後KBSもOKになったとは思うが(なにかとやっかいではある)。

まず、ジャケットなんだが、なんだか扱いにくい。厚紙の観音開きの中に裸のCD、ポスター、そして、これがなんだか扱いにくいのだが、CD大(四角形)のカードが24枚入っていて、このカードにクレジット、歌詞カード、Thanksが書かれていて、その歌詞カードには曲のタイトル名が記載されていない。おまけに、このカードがアルバム収録曲順になってなくて、自分で並べ変えなくてはならない(汗)。いちばんよく分からないのが、なぜか作詞、作曲の記載がどこにもないようなのである。
MediaPlayerでのインターネットからのデータには作曲者の名前がダウンロードされているので、これに頼るしかないが、これによると、最後の11曲目「눈물아 미안해:涙よ、ごめん」がブライアン、12曲目「온음표:全音符」がファニの作曲となっている。

ジャケットは、なんとも、扱いにくく、解りにくいが、音の方は、いい。Fly To The Skyとしては少し大衆的で、聴きやすく、それでいて迫ってくるものは大きい。リードトラックの2曲目「구속:拘束」は最高だ。アルバムとしての録音もかなりいいように思う。

ところで、ファニは今年、ソロアルバムのリリースを予定しているようで、私としてはこのアルバムが大変楽しみである。なぜなら、彼いわく、「ファンのみなさんは、僕がバラードアルバムを出すと思っているかもしれないが、正直に言うとバラードは、そんなに好きではない。ブラックミュージックやR&Bに高級感のあるダンスを入れたい。」と、コメントしている。これ、私の好みにジャストミート、なのである。期待して待っていよう。

HwanHee ( ファニ )


【 2008.07.01 / Recollection 】
正直言って、Fly To The SkyのアルバムであるというだけでコレクションしたCDだ。試聴した時の感想は、それほど何かを強烈に感じるというほどでは無かった。このアルバムの収録曲がそうなのだと思う。もちろん、聴く人の好みであるが。(どうも私はバラード系に対し評価が低いようだ)
が、さすがFly To The Skyだ、聞き流しても耳に違和感無く入ってくるのだが、聴き込むと、聴き込むほどに良くなってくる。

リメイクアルバムだ。選曲は90年代のヒット曲ということらしい。
彼らが言うには、「原曲の雰囲気を強調した部分と、Fly to the Skyのカラーを生かした部分をそれぞれ楽しんでもらいたいと思っています。リメイクをOKしてくれた作曲家のみなさんががっかりしないよう努力しました」と説明。(KBSWorldRadio 4月14日記事)
また、JukeOnさん、Bugsさんの記事によると、リメイクするのがFly To The Skyであること、つまり、彼らFly To The Skyの実力に対する信頼により、原著作者たちの同意が容易であった、と書かれている。

ところで、私として、あまり気に入らないのが、ジャケット写真だ。トランペットとかウッドベースを持って写真を撮っているが、なぜトランペットとウッドベースなんだろう。なにか違和感を感じるが。まさか彼らがトランペットやウッドベースをやっていたとは思えないが。それとも何か意味があるのであろうか。

また、CDが裸同然で収納されており、そのせいかは分らないが、取れない汚れ(キズ?)が、その裸の部分に多く付いていた。(聴いてみて、音質への実害は無いようだが)
まあそれはともかく、彼らFly To The Skyの実力を思い知らされる1枚である。


【 2007.10.03 / 6集 】
やはりmyCollectionとして、Bestと7集の間が抜けているは落ち着かない、と思って6集を購入。ところが、6集を購入しようとショップを見ると、なぜか各ショップ、1集から7集までけっこう在庫が揃っている!? (KstarMallさんには、現在、なぜか全集揃っている) 今回、とりあえず6集のみを購入。

今回購入した6集は初版ではなく、「Special edition(CD+DVD)」の後にリリースされたRepackage版の方だ。このRepackage版の収録曲は、初版の12曲に対して、「Special edition」と同じ15曲だ。

このアルバム、フィーチャリングがいい。7曲目「사랑해요 우리:愛そうよ僕たち」はGummyが、9曲目の「The Girl Is Mine」はLisaがフィーチャリングされている(もう一人のJ. Hoという人は知らない)。
聴き込んで行くうちにFly To The Sky、やはり、さすがと思う。Bestとダブってしまうが5集以前を購入すべきか、と真剣に悩む。しかし、やはり6集以降が良いようにも思えるし ・・・ (笑)。


【 2007.08.01 / 7集・Best 】
本来、彼らのアルバムは、とっくにコレクションすべきアルバムだったのかも知れないのだが、私にとっては、いまひとつ感じるものが少なく、いままでコレクションすることに躊躇していた。
Fly To The Skyの音楽は、聴いていて間違いなくすばらしく、彼らの歌唱力、音楽性は十二分に認めるのだが、彼らが作り出す、きれいでさわやかなサウンドが、私にとっては、少しもの足りなさを感じるのである。で、コレクションしようか、どうしようかと思いながら現在に至ってしまった訳だ。
しかし、他のグループをチェックしていると、やはり、彼らのアルバムがどうしてもひっかかってしまい、コレクションしないわけにはいかなくなり、今ごろになっての購入となった。

いま頃コレクションなもので、7集はいいのだが、過去にリリースされたアルバムは、もうほとんどがいつもの入手では難しい。しかたないので、替わりにベストを購入した。これに6集が有れば、まぁ、とりあえずOKという感じだ。
その6集も、ほぼ品切れ状態だ。まだSound Spaceさんには再販のものが入手可能なようなので、後日購入するかもしれないが。5集は人気が無いのか、リリースが古いわりに、今も残っていている。

Fly To the Sky、もともとはSMエンターテイメントのアイドルとしてデビューしている。在米韓国人のブライアンと、高校の文化祭でスカウトされたファニで結成されたグループだ。彼ら二人、偶然だろうが、月も同じの同い年だ。
アイドル的パフォーマンスとダンディーなイメージ、そしてなりよりも歌唱力を売りにしたプロモーションで、1999年12月より、ほぼ毎年のリリースで、実力を伸ばしてきている。そしてもう、7集である。

ファニの太く力強い声と、ブライアンのソフトな声が、素晴らしいハーモニーをかもし出す。
Bestでは、5集までの28曲以外に4曲の新曲が追加で収録されている。
彼らの作詞作曲に関しては、よくは分からないが、5集以前に何曲かは関わっているようで、7集では最後の1曲づつをふたりで作曲している。13曲目「Kissing You」をBrianが作曲、14曲目「가벼운 사랑:軽い愛」をHwanyが作詞、作曲(どちらも共作)をしている。




Wanted ( ウォンテッド )

2007-07-31 | R&B



원티드
Wanted
ウォンテッド
WS Entertainment


〈 Member 〉
      김재석 KimJS キム・ジェソク 1978年10月29日生れ
      하동균 HaDQ ハ・ドンギュン 1980年6月28日生れ
      전상환 JunSH チョン・サンファン 1981年6月2日生れ

      서재호 SeoJH ソ・ジェホ 1981年11月16日生れ ・・・ 1集
      이정 イ・ジョン(7Dayz) 1981年10月24日生れ ・・・ 2集

      
              JunSH              KimJS              HaDQ


《 Genre 》
      R&B

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       Daum Cafe


      
      
      
      
      
      
      
                SeoJH            KimJS            HaDQ


《 Album 》
        3集 「Vintage」 2012年1月
        2集 「7Dayz & Wanted (Wanted + LeeJung」 2007年7月
        1集 「Like The First」 2004年6月

《 myCollection 》
      1集 / 2集 / 3集




【 2012.03.01 / 3集 】
Wanted、3集「Vintage」のリリースである。
メンバーの軍入隊と除隊が繰り返したため、2集「7Dayz & Wanted」からは4年6ヶ月ぶりとなる。
今回、チョン・サンファンが、2月14日で軍服務を終えたことにより、全員が軍役を終えたことになるようだ。

3集を記念してのコンサート「Back To Vintage」が、3月31日と4月1日に、ソウル広壮洞(광장동)のAX-KOREAで行われるようだが、このコンサートのチケットが売れだされた直後に前売り順位1位となっているようで、彼らを待ち続けたファンたちの想いを感じる。

また、ポータルサイト(Nate・Daum・Naver)のメンバーの名前には、いまだに「서재호(ソ・ジェホ)」の名が載せられおり、勝手な憶測だが、Wanted側の(メンバーたちの)ソ・ジェホに対する想いを感じる。

3集「Vintage」の収録曲は全11曲で(トラック数は13)、そのほとんどの曲がメンバーによるもので(1曲が異なる)、プロデュースもWantedによるセルフプロデュースである(Co-Producerとして최갑원:チェ・ガブォン)。
リードトラックは3曲目の「너에게로 간다:君のもとに行く」である。
話題として、IUがフィーチャリングされた曲が1曲、そしてさらに、IUが中学生の頃にコーラスで参加したという曲が収録されている。

Track List
  01. 「This Song」
     lyrics: 하동균  composed: 하동균 & 이종훈  arranged: 이종훈
  02. 「Like You」 feat. IU
     lyrics: 최갑원  composed: 전상환 & 하동균  arranged: PJ
  03. 「너에게로 간다:君のもとに行く」
     lyrics: 최갑원  composed: PJ & 이종훈  arranged: PJ & 이종훈
  04. 「못 믿겠어:信じられない」
     lyrics: 최갑원  composed: 김재석  arranged: 김재석
  05. 「나를 견디지 못하는 이유:私に耐えられないわけ」
     lyrics: 최갑원 & 하동균  composed: 김재석  arranged: 김재석
  06. 「달은 나:月は私」 전상환:チョン・サンファン Solo
     lyrics: 최갑원  composed: 전상환 & 이화  arranged: 전상환 & 이화
  07. 「눈뜨고 볼 수 없는:見てられない」
     lyrics: 최갑원  composed: 전상환 & 하동균  arranged: 전상환
  08. 「그 사람:あの人」 김재석:キム・ジェソク Solo
     lyrics: 조은희  composed: 김재석  arranged: 김재석
  09. 「Baby Don't Go」
     lyrics: 최갑원  composed: 이병준  arranged: 이병준 & 김재석
  10. 「눈물소리:涙の音」 하동균:ハ・ドンギュン Solo
     lyrics: 최갑원 & 김기원  composed: 김재석  arranged: 나원주
  11. 「+=-」
     lyrics: 하동균  composed: 하동균 & 이종훈  arranged: 이종훈
  12. 「Like You」 Inst.
  13. 「너에게로 간다:君のもとに行く」 Inst.

     NameList
       하동균:ハ・ドンギュン / 이종훈:イ・ジョンフン / 최갑원:チェ・ガブォン
       전상환:チョン・サンファン / 김재석:キム・ジェソク / 이화:イ・ファ / 조은희:チョ・ウンヒ
       이병준:イ・ビョンジュン / 김기원:キム・ギウォン / 나원주:ナ・ウォンジュ

1曲目「This Song」と、11曲目「+=-」は、イントロとアウトロの位置付けの曲のようだ。
2曲目の「Like You」が、IUがフィーチャリングされた曲で、この曲は、1月の8日に先行公開されている。いい。
3曲目「너에게로 간다:君のもとに行く」が、メンバーによる曲でない、例外の1曲である。
4曲目「못 믿겠어:信じられない」は、Wantedの声色が生かされたハーモニーで、優しいいい曲である。
5曲目「나를 견디지 못하는 이유:私に耐えられないわけ」も、ストリングスをバックにWantedらしいと感じる曲だ。
6曲目の「달은 나:月は私」は、なんと、チョン・サンファンのソロ曲で、短い曲ではあるがピアノだけをバックにして歌っている。稀少な(貴重な)曲と言えるかも知れない。
7曲目「눈뜨고 볼 수 없는:見てられない」は、まだデビューする前のIUがバックコーラスで登場する。これはIUとハ・ドンギュンとの縁で録音されたようだが、メンバーの入隊の関係で、いま公開されることになったようだ。
8曲目「그 사람:あの人」は、キム・ジェソクのソロ曲だ。
9曲目の「Baby Don't Go」は、R&Bなスロービートな曲で、この曲もWantedらしいいい曲だ。
アウトロを除いて最後の曲となる「눈물소리:涙の音」は、ハ・ドンギュンのソロ曲で、彼の声色がいい。

Wantedの、やっと全員がそろっての、3集「Vintage」は彼らだけが作れる、存在感を示したアルバムと言える。
また、3人の、というかチョン・サンファンも含めた3人のソロ曲も収録されている。
さらに、IUとの絡みでも、なかなか興味深いアルバムとなっている。


【 2007.07.31 / 1集・2集 】
まず、いきなりだが、ソ・ジェホさんのご冥福をお祈りしなければならない。
私が、彼らWantedを知った時は既に、この不幸は過去のことになってしまっていた。
どう言ったらいいのだろう、探し求めて、やっとたどり着いたグループのメンバーに不幸があったとは、何とも言えない心境だ。

とにかく、彼らについて書いてみると、まず、グループ名だが、リーダーのキム・ジェソクは「ファンたちが自分たちの音楽を捕まえに来る」という意味で名付けたと話している。彼らは、エンターテイン・グループのM-boatがフィソン、真珠、ビックママに続いて育てたグループで、これだけ聞いても、彼らの実力は想像がつく。
おもしろいことに、チョン・サンファンは作曲家兼チームディレクターの役目で、舞台には三人だけ上がるようだ。
(ただ、チョン・サンファンの作曲は1集では3曲だけだが)
また、1集の「Wanted Interlude」では、一言だけナレーションをしている。(ピアノは当然チョン・サンファンだろう)
表に出る3人のメンバーは、みんな過去にグループで1集をリリースしたものの、うまくいかなかったという共通した経歴を持っている。ハ・ドンギュンと、いまは亡きソ・ジェホは2002年に7Dayzで1集をリリース、キム・ジェソクは4Uというグループで1集をリリースしている。

Wantedの1集は、発売前から話題になっていたようで、このWantedのデビューアルバムは発売されてから3日間で1万枚が売れ、さらにすぐ1万以上の追加をしたようだ。
3人の声色はかなり異なる。私としては、1集では少し違和感を感じるほどだ。しかし、それが、この3人が作り出すサウンドの特徴で、3本の糸が織り成す素晴らしいサウンドであるとも言える。その少し違和感を感じるハスキーな低音の声色の持ち主はハ・ドンギュンのようだ。
たしかに、この1集の場合、ハーモニーというよりは、ひとりひとりのボーカルを活かしたサウンドといえる。

そして、歌詞カードでの表記ではバックコーラスとなってるが、客演も豪華だ(当然とも言えるが)。
7曲目の「Believe」がフィソン、13曲目の「한걸음씩...:一歩ずつ…」にビッグママ、14曲目の「To my friend」には、なんとGumyが参加している。

アルバムの売れ行きも良く、順調にスタートをきったWantedだったのだが、2004年8月11日、信じられない不幸が彼らを襲う。メンバーを乗せた車が交通事故に遭い、ソ・ジェホが亡くなり、キム・ジェソクも重傷を負ってしまう。
活動を開始してわずか2カ月後の、これからという時の事故だ。

その後は、当然ながらしばらくは活動が中断したのだが、3年後の今年、2007年7月にWantedの2集と言っていい「7DAYZ & WANTED」をリリースした。
このアルバムはタイトル名が示す通り、7DAYZの이정:イ・ジョンを加えてのリリースとなっている。

このアルバムでも、チョン・サンファンは、やはり作曲だけにしか参加していないようだ。後半の実質3曲がそうだ。ネット上の記事によると、彼が表舞台に出て音楽活動をしないのは、親の反対によるものらしい。
それでも、この2集「7DAYZ & WANTED」の9曲目の「20070602」ではソロを歌っている。もっとも、ソロと言っても、ピアノの弾き語り、いや語っていなくて、ハミングだ。それも、51秒の。まぁ、ちょっとした、鼻歌って感じのものだ。

で、このアルバムでも、3人で歌っていることになり、だとすると、この「7DAYZ & WANTED」、もちろんWantedの2人にイ・ジョンを客演として迎えての2集と見るのが分りやすいのだが、見ようによては、7Dayzの5年ぶりの2集と見えなくもない。なぜなら、キム・ジェソク以外の2人、ハ・ドンギュンとイ・ジョンは、もと7Dayzのメンバーである。
しかし、イ・ジョンは現在、新しいアルバムの活動を行っており、Wantedのリードトラック「I Promise You」の活動とは活動時期が重なっていて一緒にはステージに立つことはないらしい。

ところで、12曲目「Fly Me To The Moon」のソロがソ・ジェホになっている。??
どういうことかと思っていると、以下のような記事を見つけた。(正しく訳せてはいないと思うが)

チョン・サンファンが、自分のレコーディング用のパソコンを整理していた時、偶然にもソ・ジェホが練習で歌った曲が保存されているのを発見した。これは、デビュー前に練習でレコーディングした曲で、当然ながらリリースする曲としては十分なものとは言えないものだが、彼、ソ・ジェホの声を聴けるようにしたいというほかのメンバーたちの気持ちも加わり、そのソ・ジェホの声に、ピアノとアコーデオン演奏をミキシングし、昔のLP盤の雰囲気に加工して完成されたトラックだそうだ。(涙)

1集と2集、当然ながら、かなり異なった味付けに仕上がっている。1集に比べ、2集の方が少し一般的で、R&Bというよりもバラードなアルバムになっていると思う。私としては2集の方がいいかも。
しかし、これからのステージ、CDとの音のギャップはどうするのだろう。
それはともかく、「I Promise You」、いい曲である。


ところで話は、Wantedとはまったく関係無いのだが、この1集のCDがいつも通りにMedia Playerに取り込めない。
こういったCDはいままでにもあったのだが、今回はMedia PlayerだけでなくiTunesでも聴くことができない。
いちおうファイルとしてどちらも取り込めるのだが、取り込んだ音を再生すると、断続的に音が少し聞こえる程度で、というか、CDを直接聴いても同じで、早い話が音楽として聴ける状態とはならない。
最初はプレイヤーのバージョンを上げた関係かとも思ったのだが、我が家のほかのパソコンの同じバージョンでのMedia PlayerもiTunesも普通に聴ける。
しかたないので、そのほかのパソコンで取り込んでから、それをコピーして、何とかいつも通りにはしたが、自分のパソコンで通常に取り込めないのはかなり致命的に痛手だ。何故こうなのか、ほかのパソコンとの設定の比較もしたのが、同じだ(というか、そんな設定は無いはずで)。
さらには、以前は問題無く取り込んで、聴いたCDが、いまは出来ないものがある。ただ、その時のMedia Playerのバージョンは古いのだが・・・。(誰か解る方、教えて欲しい)
以前、天上智喜のファーストシングルのCDにかけると、とたんにパソコンのOSがおかしくなるというのはあったが、今回のWanted 1集も、かなりショックだ。(というか、今後もこれは起きるということになる、困ったものだ)




ann ( アン )

2007-07-17 | R&B




ann
アン
정안훈:チョン・アンフン(アヌン)
1978年8月1日生れ

〈 myPV 〉  ※ 右クリック
   番組「스타!여보세요」にゲスト出演 (※ 2集リリース後)
   혼자하는 사랑 (2集)
   혼자하는 사랑 (2集)
   혼자하는 사랑 (2集)
   Memories (1集)
   Memories (1集)
   아프고 아픈 이름... (1集)





《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver

《 Official / Private Site 》
   DaumCafe




《 Album 》
   2集 「phoenix rising」 2004年3月
   1集 「infinite wave of love」 2002年2月 (21歳)

《 myCollection 》
  1集 / 2集




〈 2010.01.06 / PS 〉
今回、このブログをリニューアル(フォーマット変更)する際、情報を集め直してみたが、既に、まったくと言っていいほど情報が残っていなかった(見つけられなかった)。写真も普通に探したのではまったく見当たらず、ここに載せるものすら無くて困ってしまうほどだった(汗/悲)。

つまり、2004年の2集活動以降、またく動きがつかめず、もうこの時点で、既にアメリカに帰ったかと思った。
が、2005年に、정연준:チョン・ユンジュンという人とSlowjamというグループ(?)を作って、Single「다가와:迫ってくる」と1集「Midnight Love」のリリースをしていた(「Slow Jam」はジャンルでもあるようだ(?))。
しかし、このグループ(?)は、あくまでもチョン・ユンジュンがメインである。
   Slowjam (Mnet)  ※ 右クリック
で、Slowjamとして活動したのは、2005年と2006年だけのようで、残っている情報はそれだけであった。
(※ 2007年のSingle「Crazy Night」は彼女でなく、チョン・ユンジュンが클래지콰이:ClaZziQuaiの호란:ホランと組んでリリースしているものである)
なので、2007年には、やはりアメリカに帰ってしまった可能性が大ではないかと想像するのだが(?)。だとすれば残念だ。


【 2007.08.11 / 1集 】
試聴して分かってはいたが、CDを入手にして実際に聴いてみて、やはり(2集の記事で書いたとおり)、1集はR&Bというより、バラードなアルバムだ。とくに前半はそうだ。けっして、アルバムとして、つまらないということではないのだが、ごく一般的なバラードのアルバムといった感じだ。とくに、ラスト14曲目、賛美歌「What A Friend We Have In Jesus(いつくしみ深き)」の選曲は唐突でピンとこない。ただ、8曲目「솔직해져봐:正直になって見ろ」は、2集につながる、annの特徴的な声色でのR&Bっぽい曲になっている。
バックコーラスは、1曲目「Love Will Happen」、9曲目「하나이니까:一つだから」を除いて、すべて自前だ。(9曲目の「하나이니까:一つだから」は子供の声での編曲だ)
また、やはり、作詞あるいは作曲の自作の曲は無い。


【 2007.07.18 / 2集 】
この人のアルバムも、K-pop聴きはじめの頃にチェック漏れでスルーしてしまっているアルバムだ。
彼女は、アメリカはロスアンジェルスに在住(現在も?)の在米韓国人のようである。つまりは、半分はアメリカ人ということになるだろう。
実力は間違いない。本人は黒人音楽を目指しているようなので、黒っぽいR&Bではあるが、ストレートな声色でソウルな歌い上げをする。なかなかいい(ただし、これは2集に関してだ)。

1集の時は一時的に帰国して 2002年にリリースしている。
その1集は典型的な韓国バラードのようで、試聴した感じでは、いまひとつ個性が乏しい印象だ。

CDデビューは2000年の映画「燃ゆる月(原題:단적비연수)」のOSTでの「그대에게 가기까지:君に逢うまで」という曲でデビューしている。(「燃ゆる月」はチェ・ジンシル主演なので、観ているが、あまり印象には残っていない)

Sound Spaceさんの2集の評を読むと、白のLynに対し黒のannと書いているが、この二人をくらべて選択していいのなら、私は迷わずannがいい。

この2集の1曲目「Triple X」はGeminiことユン・ミレがラップで競演している。他にも4人のゲストを迎えているが、どれも、なかなかいい緊張感に仕上がっている。とくに、10曲目、김조한:キム・チョハンとの競演「여자란..:女とは..」は最高だ。
また、バックコーラスは自前でやっているが、これがかなりいいサウンドを作り出している(同じ声なのだから当たり前なのかも知れないのだが)。

1集はおそらく自作は無いだろうと想像するが、2集は、共作だが作曲作詞を2曲、ソロの作曲を1曲している。
(1集は、Sound Spaceさんにまだ残っていたので、念のためチェックしたいので注文した)

3集を出すのなら、ぼちぼちリリースされてもいいのだが、残念ながら、もう無さそうな感じである 。





JiEun ( チウン )

2007-05-30 | R&B



지은
JiEun
チウン
김지은:キム・ジウン
1981年8月8日生れ
Lion Media ( ← YG Entertainment)

〈 myPV 〉  ※ 右クリック
   어제와 다른 오늘 (1集)


《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版

《 Profile 》
   Nate
   Naver

《 Official / Private Site 》
   지은






《 Album 》
   1集 「Rain」 2007年5月 (25歳)

《 myCollection 》
  1集




【 2009.11.15 】
지은:チウン、名前をJCに変えて、Sei、애인:Aynとともに、「Lady Collection」を結成して、2009年10月に再デビューである。(AynもAllyに名前を変える)
で、YG Entertainmentの女性ボーカルは3色そろって前途洋々だ、と2007年5月に書いたが、いま残っているのはコミだけになってしまった。


【 2007.05.30 / 1集 】
彼女をはじめて聴いたのは、Lexy3集での4曲目と11曲目の「하늘위로:空の上へ」と(11曲目はB.Remix)、6曲目の「Hit This Party」でのフィーチャリングでだ。YG Entertainmentの新人で김지은(キム・ジウン)となっていた。
この時聴いた声色が新人らしいというか、私の勝手なHipHopのイメージに似つかわしくないというか、Lexyとは対照的にかわいい声色で、ちょっと聴くとアンマッチのようなのだが、曲のサウンドとして不思議といい色合いを作り出していた。

そこで気になり、キム・ジウンを調べてみると、なんと、彼女は、ちょうどその頃ネット上でジャケット写真をよく見かけるようになった5月10日リリースの「지은(チウン)」であった。この時のこの「지은(チウン) 1集」のジャンルの扱いはバラードになっていたが、試聴してみるとジャンル的にはR&Bバラードのようで、いずれにしても気持ちとしては、とにかく即購入だった。

この「지은(チウン) 1集」、Bugsさんで早くからアップされていたのだが、試聴できない状態がしばらく続いた。つまり、彼女の入れものだけができ、中身は無い状態がしばらくの間続いたのだ。これは私の知る限りめずらしいことだと思う。BugsさんがCD発売前に、こんな状態でアップしているのは今までに見かけたことが無い。で、なんか期待してしまった。

そして、実際にCDを手にし聴いた時、その期待は正しいと分かった。いい。
R&Bバラードをメインとはして、これらもいいが、Lexy3集の「하늘위로:空の上へ」のようなアップテンポまたはリズミックなR&Bもいい。6曲目「I'm Sorry」などは、声色も特徴があって好きだ。最後の曲「그녀와 나 사이:彼女と私の仲」も最高だ。3曲目「한번만 말해줘:一度だけ言って」は共作であるがチウンの作曲になっている。また、彼女の声色の特徴であるかわいい声色は基本的に殺しているのだが、時おり顔を出すのがいい。

ジャケットの写真は、私としては、なんかトロット歌手っぽくて不満だ。彼女の曲のイメージに似つかわしくないように思う。ジャケットの中の写真に帽子をかぶったショットが3枚ほど有るのだが(彼女のHPにも有る)、CDジャケットの表紙としては、どちらかと言うと、こちらを使った方が良かったのではと思うが。
TV出演がまだ少ないのか、ネット上の彼女の映像アップは今はまだどれだけもないが、オーディション映像風の「I have nothing」と、おそらくYG絡みのステージと思われる「I will always love」が現在観られる。その「I will always love」を聴くと彼女の歌のうまさ、実力がよく分かる。
彼女のHPは、しっかりとしたものがつくられていて、準備万端整ったといった感じだ。
YG Entertainmentの女性ボーカルは、これでコミ、Lexyそしてチウン、と3色そろって前途洋々だ。




TYKEYS ( タイキーズ )

2007-04-17 | R&B


私は、ヒップホップ系はあまり好みとしていないので、彼らの出たちを見てると、ヒップホップ系だったので、どうなんだろうと思っていたが、このアルバムは、R&Bバラードのアルバムといっていい作品になっている。
このグループ、かなり聴かせてくれるゴキゲンな、男声2人、女声1人の混声グループだ。
もっとも、彼らはいわゆるグループのデビューでなく、新人である3人が1つのアルバムでデビューするというプロジェクトの形を取っているようである。3人それぞれの個性をいかしてアルバムを作り上げるというコンセプトで、他のグループたちとの差別化を試みているらしい。
(よく解らない話しだが)
ただ、3人それぞれがソロ歌手としてデビューできるすぐれた実力をもった新人たちだというのは、聴いてみて実感できる。
しかし、彼らメンバーはプロジェクトで構成されているため、ずっと同じメンバーで活動するグループと違い、メンバーは入れ替わっていくこともあるそうだ。つまり、プロジェクトの名だけが継続する新しい形のようで、それでCDのタイトルも「TY Project No.1」となっているようだ。
解ったような解らないような話だが、見ようによってはプロモーターの都合の良い形態に過ぎないようにも受け取れるが。
まあそれはともかく、この「TY Project No.1」、完成する道のりは平坦でなく、3年の月日がかかったようだが、かなり完成度の高いアルバムに仕上がっている。とても新人の集まりで作り上げたとは思えない。
JangGoonは19歳、SooとHyunJungはそれぞれ22歳と21歳だ。3人が作り出すサウンドは音楽的にかなり高い。とくに、私はJangGoonに注目したい。
Sooは中学校の時までは踊りをやっていたが、歌に方向を切り替えたようだ。19歳には、もうビールの広告と制服ブランドのCMソングを歌って認められていたようだ。力強いハスキーな声色がいい。
JangGoonは、中学時代にスクールバンド「CMU (Changwon Musician Union)」のボーカルをやっていて昌原YMCAで開催した大会で 1位になっている。歌手の道を反対していたご両親を各種歌の大会で受けたトロフィーで説得したほどの経歴の持ち主のようだ。それは、このアルバムを聴いただけでも想像するのに難しくない。
ラップのHyunJungは演技志望だったようで、蔚山から役者を目指して2004年にソウルに出てきて、バイトをしながら演技学院を通ったようだ。ラッパーらしからず(?)、希望どうり役者になった方がいいと思えるほど、いい男だ。踊りも踊るようだ。
TYKEYSとしてのメンバーが固定でないというのが、なんだか気に入らないが、これからを追っていきたい彼らだ。




타이키즈
TYKEYS
タイキーズ

■ Member
백수경 Soo スー 1984年9月17日生れ (Vocal)
김현정 HyunJung ヒョンジョン 1985年12月17日生れ (Rap)
장군(本名:정병희) JangGoon チャングン 1987年11月6日生れ (Vocal)

■ Genre
R&B

■ Profile
Daum
empas
Yahoo!

■ Album
1集(TY Project No.1) 2007年3月 (JangGoon 19歳)

■ myCollection
1集

■ cdComment
このCDケースは、上に開いて左に開いて右に開いてCDを取り出す

■ Audition
Bugs
Mnet

■ ReleasedCD
Sound Space

■ Official/PrivateSite
TY ENTERTAINMENT




◆ 1集 ◆



01. Intro
02. 시간이라는 약:時間という薬
03. I'm Sorry
04. 내가 아니라도:私でなくも
05. 허수아비:かかし
06. 연상연하:年上年下
07. 한번만:一度だけ
08. Interlude
09. 다 그렇지:みんなそうだろう
10. 아무 말도:どんな言葉も
11. 기억보다 빠른 눈물:記憶より早い涙
12. 말해버려:言ってしまえ
13. My Way
14. Get Down
15. Outro


Lee JungMin ( イ・ジョンミン )

2007-02-20 | R&B



이정민
Lee JungMin
イ・ジョンミン
1982年2月15日生れ

〈 myPV 〉  ※ 右クリック
   여자가 되어간다.. (Digital Single)
   여자가 되어간다.. (Digital Single)
   Just Luv (1集)
   Alone (1集)







《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   Mnet ※ ここに掲載の「Jungmin 2nd」は曲、リリース日から人違いのはずだが
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver




《 Album 》
   「Never Mind」 2003年12月 (20歳)

《 myCollection 》
  「Never Mind」




【 2007.02.20 / Never Mind 】
残念だ。せっかく本格派R&Bのアーティストを見つけたと思ったのだが、売れなかったのか、大衆化に方向転向したシングルを2枚リリースしていた。そして、この後のリリースがどうなるのかも気になる。
もっとも、私が彼女を発見したのが、その大衆化2枚目の可愛くなったジャケットの「Pure White」であるから、私としてもなんとも言えないのだが(汗)。

彼女いわく、「聴く時に負担をかける音楽よりは、大衆に身近な歌を歌いたい」、との改心したかのような表現をしているのだが、この「Never Mind」で見せてくれた音楽スタイルが消えてしまうのは、しかし、惜しい。
声色も、この声がいいと思うのだが、彼女はこの声に非常に悩んだそうだ(何を悩むのだろう?)。

シングルの3拍子の曲「여자가 되어간다... :女になって行く…」は、曲としてけっして悪いというわけではないのだが、彼女が歌わなくても、と思ってしまう。
2枚目のシングル「Pure White」は、この3拍子の曲「여자가 되어간다...」以外は、1集の歌のうまさの面影を持ったバラードな曲が3曲、内1曲がデュエットで、なかなかいい。
これから想像すると、次回のリリースはバラードでリリースされそうだ。まぁ、それはそれでもいいのだが、1集のR&Bスタイルの作品の方が音楽としての稀少価値が高いのだが。
書き遅れたが、この1集の詞のほとんどは彼女の作品である(15曲中、11曲が彼女の作詞による)。
最後に、彼女のR&Bの復活を願う。




Park JungEun ( パク・ジョンウン )

2006-10-11 | R&B



박정은
Park JungEun
パク・ジョンウン
1982年6月16日生れ




《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集

《 Profile 》
   Nate
   Daum

《 Official / Private Site 》
   miniHP
   정은이의 음악이야기:ジョンウンの音楽の話  ※ 2006年で更新は止まっている








《 Album 》
   2集 「She Is Real」 2009年3月
   1集 「Letter From My Heart」 2006年7月 (24歳)

《 myCollection 》
  1集




【 2009.04.30 / 2集 】
2集「She Is Real」が2009年3月26日にリリースされている。
ラスト7曲目の「End And」などは、けっこうジャズ系のいい曲で(そのピアノバージョンのピアノも彼女が弾いていると思う)、試聴した感じは悪くないのだが、いまひとつインパクトに欠け、2集はコレクションはしないことにした。


【 2006.10.11 / 1集 】
この人もほとんど情報を拾えない。写真すらネット上に無い。あるいは意図的に載せないようにしているのかも。

最近、ヤフー(Yahoo!)、メロン(MelOn)、バックス(Bugs)などオンライン業界が、オンライン音楽市場の成長をバックにアルバム企画社と共同で、プロジェクトとしてのスターの登竜門作りを試みているらしいのだが、その中のヤフーが進めるスタープロジェクトの第1弾として、3000組の中から選ばれたのがパク・ジョンウンのようだ。
これは、1万3800人余りのネチズンが投票に参加し、彼女のオーディション映像に対して55%の支持をしたことを受けての本格デビューとなったようだ。
で、既に彼女は、男性4人組みグループ4Menと一緒に映画「ロマンス」の挿入曲である「また愛せるだろうか」を歌って、若者達の間にいい反応を得ているそうだ。この曲は、今回の1集3曲目に収録されている。

また、彼女はSoul Cietyのメインボーカルとしても活動もしていて、そのSoul Cietyの「2Colors」を試聴してみたが、彼女ひとりを特定はできないのだが、曲自体はなかなかいい。また、このSoul Cietyのホームページがなかなかおもしろい。〈 2009.04.30 / PS: もう閉鎖されたようである(悲) 〉

さらに、2002年MBCラジオ番組「星が輝く夜」で年末主席合格の経歴ももっている実力派で、爆発的な歌唱力とともにR&B唱法が高く評価を受けている。実際、CDを聴いてみると、かなりの実力の人だと思う。R&B系の歌いっぷりがとくにいい。彼女の場合、試聴で聴く音より、実際のCDを聴いた方が断然いい(この逆の人もあるのだが)。

ライブ映像は、さすがにYahoo! にはたくさん有り、これを聴くと彼女の実力が本物であることが分かる。〈 2010.01.07 / PS: ところが、現在は、まともな音質のものは残っていない(悲) 〉

彼女のブログ「ジョンウンの音楽の話」の写真ギャラリーを見てみると、彼女の好きな音楽の傾向が分るような気がする(もっとも、掲載されているアーティスト自体は私にはよく分からないのが多いのだが)。で、このコーナー、けっこう興味深い。〈 2010.01.07 / PS: しかし、このブログも2006年で終わっているようだ 〉




GBH4 ( ビー・ジー・エイチ・フォー )

2006-10-04 | R&B


Gavy NJのところでも書いたが、このCDは、韓国のショップサイトに掲載されてから、私の手元に来るまでに、ずいぶんと時間を要した。音源自体は、12曲中、半分の6曲はネットからファイルとしては入手出来てて、既に聴いてはいたのだが、CD が来た時は、やっと手に入れたって感じだった。
彼女たち、すごいの一言だ。聴き込むほどに、ますます良くなっていく。うまさを実感する。どの曲を聴いても完璧だ。新人とはどうしても思えない。最高のグループだ。
これがCDの音だけなら、録音技術の勝利、ってこともあるのだが、彼女たちの、Gavy NJ Project Group H7美人としてのTVデビュー映像を観、聴きした時の感激は彼女たちの実力を物語っている。この映像に初めて接した時は、鳥肌が立つ思いで、目頭も熱くなってしまった。もちろん、Gavy NJのノ・シヒョンが歌い上げる姿も含めてではあるが。BGH4だけになってからの「Please」の後半に入ったあたりでの、ヘソンがグリッサンドで音を上げていくテクニックはすごい。ただグリッサンドするだけなら誰でも出来るだろうが、あれだけ感情をこめて表現できるのはすごい。そしてその後、さらにすごいのがヒェナ(だと思うが)が、ブレスを取らずに顔も少し赤くして一息で歌い上げるフレーズには感激してしまう。この映像の時がTVでのデビューであろうから、力も相当入っていたのだと思う。他の二人、ウネ、ラフィももちろんいい。間違いなく、一人ひとりがソロでやっていけるだけの実力を持ったアーティストの集まりである。
これらの映像を Daum のページで紹介しておく。たくさん有るのでどれかは観れると思う。全部で3曲だ。その後のステージ映像も有る。
H7美人
BGH4
私はシングルは買わないことにしているのだが、この「H7美人」は購入しようかと、一瞬、思ったりもしてしまった。
ところで、いまだに BGH4 のメンバーについての情報があまり流れてこない。4人の年齢すらまだ判らない。もっと不思議なことに、CD ジャケットには彼女らの写真は有るのだが、名前すら記載が無いように思う。(?)
(読めないハングルの中に彼女らの名前を探したのだが見つけられない)
「BGH4」というグループ名については、「Big Great」または「Beautiful Great」ということのようで、これはだいたい想像がつくが、「H」が何かと思っていたら、メンバー全員の名前に「H」が入っているからということのようだ。それじゃ「H7」は、と思ってGavy NJのメンバーを考えると、たしかに皆「H」が入っている。なるほど。
Gavy NJとBGH4は、当然、同じ事務所でGoodberry Music Entertainmentのようなんだが、ここの事務所、よくもこんなにも多くの実力の有る人を続けて集めれたものだと感心する。
この2つのグループについて、BGH4のリーダー、ヘソンは、「Gavy NJは重厚な味で、私たちは清くてきれいなのが特徴」と言っているようだが、確かにそうだ。
しかし、この2グループが競い合うのはいい。そしていつか、H7の「アルバム」を出して欲しいものだ。(即、購入いたします)
彼女らの内3人、ヘソン、ヒェナ、ラフィは東亜放送大学実用音楽科の先輩と後輩で、ウネは大田郵送情報大学でボーカル専攻だったようだ。(ウネさんだけ1人違う大学だ)
彼女ら周囲の関係者は、彼女たちは、一人ひとりでもソロで活動していくのに十分な実力が有る、と評価しているようだ。上でも書いたが、彼女らそれぞれのパートを聴いていると確かにそう納得させられる。そして、そのソロでも通用する、それぞれの個性、歌唱力を一つのものにして実力派グループを目指すというのが、彼女達の目標だそうだ。しかし、既すごいグループになっていると思うが。
最後になってしまったが、彼女らは、2003年にGoodBerry Music Entertainmentがオーディションで募集し、2年後の2005年に今のメンバーに結成されたようだ。そしてその1年半後、この「Memories of HIM」を作りあげて、デビューしている。
この1集は多様なジャンルの曲が収録されているが、アルバムの完成度のため、外部コーラスなどは使わず、 すべて4人のメンバーだけで録音した、とのことだ。
(上記内容の多くは mydaily 2006.09.30 の記事による)




비지에이치포
BGH4
ビー・ジー・エイチ・フォー

■ Genre
R&B

■ Member
해선 ヘソン (リーダ)
혜나 ヒェナ
은혜 ウネ
라희 ラフィ

■ Profile
いまのところ無さそう

■ Album
1集(Memories of HIM) 2006年9月

■ myCollection
1集

■ cdComment
2集、3集 ・・・ と楽しみなグループが出てきた

■ Audition
Bugs
Mnet

■ ReleasedCD
Sound Space
innolife

■ Official/PrivateSite
まだ無そう




◆ 1集 ◆



01. Power Of Love (사랑병:愛の病)
02. Please
03. 4h`S (천오백삼십일스무시간:1530日20時間)
04. 나쁜 여자:悪い女
05. Angel Eyes (사랑의 선물:愛のプレゼント)
06. 착한 남자:善良な男
07. Everything
08. 잘해주지 말아요:よくしないでね
09. Don`T Cry Be Happy
10. H Story
11. 밀알:ミルアル (Wheat Berry)
12. Still Loving You