気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

Song SoHee ( ソン・ソヒ )

2015-07-04 | Gugak



송소희
Song SoHee
ソン・ソヒ
1997年10月20日生れ


〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2015.05.21 ソン・ソヒがアルバムを出していた
       2014.03.30 ソン・ソヒの「Beautiful 楽 Concert」 Live CD
       2014.03.21 ソン・ソヒがついにCDをリリース
       2014.03.09 国楽少女 ソン・ソヒ



      
      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      国楽

《 Release Information 》
       MelOn
       Bugs
       Mnet


《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       facebook
       Fan Cafe




《 Album 》
      
      「얼쑤 아름다운 樂 콘서트:オルス Beautiful 楽 Concert」 2015年5月
      (※実際のCDは2014年3月26日に発売されている)
        「New Song」 2015年4月
        「천상의 소리:天上の声」 2009年7月

《 myCollection 》
      New Song
      아름다운 樂 콘서트:Beautiful 楽 Concert




【 2015.07.04 / New Song 】
「New Song」の話の前に、「아름다운 樂 콘서트:Beautiful 楽 Concert」ついて
2014年3月26日に発売された「아름다운 樂 콘서트:Beautiful 楽 Concert」は、なぜか2015年5月18日に正規版として「얼쑤 아름다운 樂 콘서트:オルス Beautiful 楽 Concert」というタイトルでリリースされている。
(※「얼쑤」の意味は不明)
おそらく、2014年3月時点は通常のCD流通以外での販売だったのではと思う(?)。
       2014.03.30 ソン・ソヒの「Beautiful 楽 Concert」 Live CD  (4月2日追記: DVDもあった)

さて「New Song」だが、ソン・ソヒは2009年7月(11歳の時)にミニアルバムをリリースしているようだが、曲名から判断してオリジナルではないはずで(?)、今回の「New Song」が初のオリジナルアルバムだと思う。
(ただし、「New Song」の収録曲の多くは民謡ではある)

神童と言われるソン・ソヒは 5才から国楽を始めている。
しかし、高等学校進学は国楽高等学校ではなく、故郷(충청남도 당진시)の普通高等学校(호서고등학교)に行っている。これは、高等学校を終えるまでは家族と共に過ごし、国楽を専攻するのは大学進学後にする方が良いという彼女の父송근영:ソン・クニョン氏の判断によるもののようだ。

「New Song」、ジャケットのインナー写真がいい。
子供の頃を思うと、(現在、まだ17歳ではあるのだが)すっかり女性になった感を持つ。
カメラは문희일:ムン・ヒイルとなっている。

収録曲は全5曲で、全曲이형성:イ・ヒョンソンが編曲し(一部作詞、作曲も)プロデュースを行っている。
(上でも書いたが、内3曲の原曲は民謡である)
イ・ヒョンソンについて調べてみたが、アルバム紹介で書かれている、ベーシストであり作曲家であること以外、残念ながらよく分からなかったが、その編曲は国楽に西洋音楽の融合(楽器と手法)といったところだろうか。
リードトラックは4曲目のイ・ヒョンソン作詞・作曲・編曲の「아침의 노래:朝の歌」だ。

最後の曲「지금처럼만:今のようにだけ」は、共作とはなっているがソン・ソヒの作詞のようで、彼女の個人的な話を綴った写実的な歌詞の内容となっているようだ。
17歳の少女ソン・ソヒが、父親に対するいまの心胸を表現したもののようで、イントロ部では父親の寂しい心を아쟁:牙箏で表現しているということだ(아쟁:牙箏は、7弦から成る弓で奏でる琴に似た弦楽器)。
当然、詩の内容はストレートには入ってこないが、父親への感謝と愛情を歌っているようだ。


Track List
  01. 「군밤:焼き栗 Funky (군밤타령)」
     lyrics: 民謡  composed: 民謡  arranged: 이형성
  02. 「달맞이 꽃:月見草 (늴리리야)」
     lyrics: 民謡  composed: 民謡  arranged: 이형성
  03. 「매화향기:梅の香り (매화타령)」
     lyrics: 民謡  composed: 民謡  arranged: 이형성
  04. 「아침의 노래:朝の歌」
     lyrics: 이형성  composed: 이형성  arranged: 이형성
  05. 「지금처럼만:今のようにだけ」
     lyrics: 송소희 & 이형성  composed: 이형성  arranged: 이형성
  06. 「아침의 노래:朝の歌」 Inst.

     NameList
       이형성:イ・ヒョンソン / 송소희:ソン・ソヒ




MIJI ( ミジ )

2010-01-30 | Gugak



미지
MIJI
ミジ
LOEN Entertainment

〈 Member 〉
  남지인 Nam JiIn ナム・ジイン (대금:横笛) 1981年10月1日生れ
  신자용 Sin JaYong シン・ジャヨン (소금/대금:横笛大小) 1982年5月19日生れ
  박지혜 Park JiHye パク・ジヘ (해금:胡弓) 1982年7月23日生れ
  이경현 Lee KyungHyun イ・ギョンヒョン (해금:奚琴) 1982年12月26日生れ
  이영현 Lee YoungHyun イ・ヨンヒョン (가야금:カヤグム) 1984年11月14日生れ
  신희선 Shin HeeSun シン・フィソン (생황:笙/피리:縦笛/태평소:チャルメラ) 1986年8月3日生れ
  김보성 Kim BoSung キム・ボソン (Vocal:民謡専攻) 1988年7月2日生れ
  진보람 Jin BoRam チン・ボラム (가야금:カヤグム) 1988年8月4日生れ

  Nam JiIn

             Sin JaYong  

  Park JiHye

          Lee KyungHyun  

  Lee YoungHyun

          Shin HeeSun  

  Kim BoSung

             Jin BoRam  


〈 myPV 〉
   흐노니 (The Challenge)
   이별애(崖) (The Challenge)  ※ 静止画












《 Genre 》
  国楽

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver

《 Official / Private Site 》
   DaumCafe




《 Album 》
   「The Challenge」 2010年1月

《 myCollection 》
  The Challenge




【 2010.01.30 / The Challenge 】
国楽の少女時代ということらしいが、彼女らの音楽そのものは国楽とは何ら関係無い、と思う。よくある、国楽で使用する楽器を使ってクラッシク風あるいはジャズ風の演奏をする類(フュージョン)のグループの一つである。
(私のコレクションで言えばISと同じジャンルとも言える)
ただ、それらと一緒にできない感じもする。
彼女らはMIJIを通じて愛する国楽(伝統音楽)を大衆に知らせようとの志のようである。

メンバーは1981年生れから1988年生れの8人の女性で構成されている(少女時代は9人だが)。
彼女たちは2008年の文化体育観光部の国楽大衆スター誕生推進で結成されたグループで、三回の公開募集およびオーディションを経て選抜された国内有数の大学および大学院で国楽を専攻した者達だ。
将来は国内活動だけでなく国楽界の韓流スターになるべく海外各国で活動範囲を広げる予定だそうだ。
楽器の構成は、가야금: カヤグムが2人、대금: 横笛が2人、해금: 奚琴(胡弓の親戚)が2人、생황: 笙が1人、そしてボーカルが1人となっている。
ビジュアル的にも全員、可愛いコたちではある。

彼女たちの経歴を見ると、

남지인:ナム・ジイン (대금:横笛) リーダー
국립국악고:国立国楽高校/한양대 국악과:漢陽大学国楽科/한예종 전통예술원 음악과:ハネジョン伝統芸術院音楽科(在)出身。現在、韓国芸術総合学校伝統芸術院音楽科にも在学中のようだ。

신자용:シン・ジャヨン (소금:少横笛/대금:大横笛)
국립국악고:国立国楽高校/이화여대 한국음악과:梨花女子大韓国音楽科/이화여대 음악대학원 한국음악과:梨花女子大音楽大学院(在)出身。既に多くの舞台経験が有る。

박지혜:パク・ジヘ (해금:奚琴)  ※ 奚琴:胡弓の親戚
국립국악고:国立国楽高校/추계예술대 국악과:秋渓芸術大国楽科(卒)出身。映画「워낭소리:ウォナンソリ」のOSTに参加。

이경현:イ・ギョンヒョン (해금:奚琴)  ※ 奚琴:胡弓の親戚
국립전통예술고:国立伝統芸術高校/용인대 국악과:ヨンイン大国楽科/용인대 예술대학원 국악학과:ヨンイン大芸術大学院国楽科(卒)出身。青少年国楽管弦楽団を経て용인:ヨンイン国楽管弦楽団で活動。中国語と中国楽器演奏に秀で、伝統音楽に対し多角的な理解を持つ。

이영현:イ・ヨンヒョン (가야금:カヤグム)
부산예술고:釜山芸術高校/용인대 국악과:ヨンイン大国楽科/숙명여대 전통문화예술대학원 전통음악:淑明女子大伝統文化芸術大学院伝統音楽(在)出身。숙명:宿命カヤグム演奏団出身。ペ・ヨンジュン日本公演で招請ゲストで舞台に立った経験が有る。カヤグムを演奏をしているが、ピアノも演奏するので音楽的土壌が豊富な演奏者と評価されている。

신희선:シン・フィソン (생황:笙/피리:縦笛/태평소:?)
국립전통예술고:国立国楽高校/한예종 전통예술원 음악과:ハネジョン伝統芸術院音楽科(卒)出身。女性伝統国楽コンクール管楽部門で最優秀賞を受賞。映画「쌍화점:サンファジョム」のOSTに参加。年齢にふさわしくない多様な舞台経験が有る。

김보성:キム・ボソン (Vocal:民謡専攻)
국립전통예술고:国立伝統芸術高校/중앙대 음악극과:中央大音楽劇科(在)出身。全国学生国楽競演大会で最優秀賞を受賞。民謡で鍛えられた声を持つ。

진보람:チン・ボラム (가야금:カヤグム)
국립전통예술고:国立伝統芸術高校/중앙대 국악관현악과:中央大国楽弦楽科(在)出身。全国国楽競演大会1等受賞。

と、たしかに生きてきた世界は国楽の世界である。(やはり、当然、みんな、高校もその関係の高校だ)

で、まず、「The Challenge」のジャケット写真を見ると、大衆の目を国楽に向けるには十分の彼女たちの姿が見られる。それぞれ自分の楽器を抱えてのショットがなかなかいい。とくにリーダー、ナム・ジインの대금:テグム(横笛)を構えた写真はかっこいい。

収録曲は全12曲で、例によってクラッシク風、ジャズ風、タンゴ風などなどではあるが、これを一つの音楽として聴くと、嫌味、甘ったるさも無く、なかなかいい。ただし、何度も言うが、私は国楽とは言えない、と思う。
しかし、彼女たちの音楽は、いままでのそういった類の(国楽フュージョンとでも言うべき)サウンドとは少し異なり、ベースが違うのか、何かを感じさせるものが有る。
演奏が10曲、ボーカル曲が2曲なんだが、キム・ボソンには悪いが、器楽だけの曲の方がいいかも知れない。

まだTVでのステージは観たことが無いが、いずれ出てくると思うが(あるいは、既にどこかの局で放送済みかも知れない)、早く観てみたい、楽しみである。
そして、彼女たちの国楽(伝統音楽)を大衆に知らせようとする試みはたして成功するだろうか。国楽側からの一部批判もあるようだが、大衆側ではかなり話題にはなっているようではある。




Kim IlRyun ( キム・イルリュン )

2010-01-13 | Gugak



김일륜(金日輪)
Kim IlRyun
キム・イルリュン
1961年頃の生れ(?)

〈 myPV 〉  ※ 中途半端な映像だが、これしか見つけられず(汗/悲)
   김일륜님의 가야금 산조 (KBS)





《 Genre 》
  国楽

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版

《 Official / Private Site 》
   김일륜의 노래하는 가야금  (※ 更新はされていない)




《 Album 》
  
   「김일륜의 죽파류(竹坡流) 가야금 산조(散調) - 雲/仙/之/響」 2009年12月

  
   「김일륜 성금연류 가야금 산조」  2002年5月

      ※ これ以外にも24枚ほどアルバムを出しているようである

《 myCollection 》
  김일륜의 죽파류 가야금 산조 - 雲仙之響




【 2010.01.13 / 雲仙之響 】
김일륜:キム・イルリュンのプロフィールの詳細は、彼女のホームページ以外に情報がほとんど無いためよく分からないのだが、1979年に女子高等学校卒業ということなので1961年頃の生れではないかと思う。1983年2月にソウル大学の国楽を卒業後、1997年8月に梨花女子大学校大学院をカヤグム専攻で卒業しているようだ。
現在はどうか分からないが、1999年時点では伝統文化芸術大学院伝統音楽主任教授ということのようだ。
他に私が理解できる(笑)範囲の主だったところを拾ってみても、演奏家として国立国楽院演奏団員、ソウル市立国楽管弦楽団員、서울새울カヤグム三重奏団等々、そして、指導する側としては中央国楽管弦楽団指導委員、中央大学院韓国音楽講師、梨花女子大学国楽講師、ソウル大学国楽講師等々他多数を歴任または現在も就いているようである。
つまり、お偉い先生のようで、当然황병기:ファン・ビョンギ氏とも繋がりは有るらしく、彼女の2008年4月頃の산조(散調)独奏会にファン・ビョンギ氏も会場に来られたような、そんなん写真もアップされていた。


で、「김일륜의 죽파류(竹坡流) 가야금 산조(散調) - 雲/仙/之/響」なんだが、試聴した時は、そう感じなかったのだが、かなり難しく感じる。つまり、聴いていてあまり楽しくない。やはり、先生の演奏曲目ということだろうか。収録曲は14トラックだが、曲としては大きくは2曲ということでいいのであろうか?(よく分からないのだが)。
1トラック25分以上というのも有り、CDとしては全部で1時間11分を超える長時間収録となっている。使用カヤグムは、収録でのものは確認できないが、12弦のカヤグムがジャケットの写真には映っている。

キム・イルリュン先生の演奏、私の好みの適不適は、もう少し他の曲目を聴いてみる必要があるようだ。




Gyeonggi Gayageum Ensemble ( キョンギ カヤグム アンサンブル )

2009-12-23 | Gugak



경기 가야금 앙상블
Gyeonggi Gayageum Ensemble
京畿カヤグムアンサンブル


〈 Member:2集 〉


〈 Member:1集 〉



〈 myPV 〉
   경기 가야금 앙상블
    ※ 開いていちばん上右端「동영상 보기」をクリック
      (音は少し悪いが、嬉しいことに29の映像(2009.12現在)が観れる(聴ける) ・・・ ぜひお勧め)









《 Genre 》
  国楽

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版

《 Profile / Private Site 》
   경기 가야금 앙상블




《 Album 》

   
  2集 「특별한 초대:特別な招待」 2007年9月


   
  1集 「가야금으로 듣는 우리 노래:カヤグムで聴く私たちの歌」 2007年9月


《 myCollection 》
  「가야금으로 듣는 우리 노래:カヤグムで聴く私たちの歌」




【 2009.12.28 / 2集 】
まず、レコーディングの日付を確認すると、「Recording:2007.7」となっていて、1集から3年が経過していることになる。メンバーも4人ほど替わっているようだ。

ジャケットの作りは、まったく同じと言っていい作りになっている(おそらく、入手したCDは同じ2007年の発売と思われるので当然だろう)。しかし、音の方はけっこう異なる(この間、3年4ヶ月の月日が流れている)。1集にくらべ2集の方が、少し難しく思えるが、その分芸術性を高くは感じる。曲数は1集の5曲に対し、7曲の収録となっていて、10分以上の大作も2曲となっている(1集は1曲)。

1集の方が、より古典に近く大衆的だと思うが、2集ではクラッシクの現代音楽的色彩が強まっている。以前、どこかの映像で、かなり現代音楽な曲の演奏を聴いたことがある。このアンサンブルの方向性ということだろうか。あまりその方向に行き過ぎると、演奏楽器がカヤグムである必然性が弱まるのではないかと思うのだが。

とりあえず、この2集はそこまでは行っていないので、肩が凝ることも無く楽しむことができる。


【 2009.12.23 / 1集 】
경기 가야금 앙상블:京畿カヤグムアンサンブル、いやぁ、こちらの演奏集団も情報が少なく(ほとんど無く)集めるのに苦労した。写真はCDジャケットをスキャンしたものも載せた(汗)。
なもので、最初、このCDのための一時的なグループかと思ったが、今年(2009年)の9月8日に第8回定期演奏会をやっている。しっかり現在も活動をしているようだ。
こちらの演奏集団の方向性は、クラッシクの現代音楽的色彩がある。CDだけでは、それほど感じないのだが、ステージ演奏ではそういうものもある。私としては、もともと古典的な曲を探し求めていたのだが、しかし、これはこれでなかなかいい。

少ない情報の中で分かったことは、メンバーは龍仁大学芸術大学国楽の卒業生がメインのようで、2000年に結成されている。毎年定期演奏会と招請演奏会で京畿道およびソウル一円で活動をしているようだ。とくに、韓国の民謡を現代化させることを継続的にやってきたそうだ。

現在、CDは1集と2集がリリースされている。ただ、どちらも2007年9月となっていて、なんだか変だ。
Mnetでは2007年9月で、Bugsは2004年6月となっていて、一見2007年9月が間違いのように見えるが、私が入手した1集のCDには2007年9月の文字がある。また、YES24では2007年9月のものと、0001年1月1日のものが掲載されている。おそらく、2004年6月に一度発売され、2集リリースの際に再び発売されたのだろうと想像する。

〈 PS 〉
よく見ると曲目紹介のページに「Recording:2004.3」と記載されていた。しかし、活動経歴などの紹介は、1集も2集も同じ内容の2007年9月までのことが書かれている。

カヤグムには17弦と12弦があることを황병기:ファン・ビョンギ氏の時に知ったが、このCDでは18弦と25弦を使っているようである。収録曲は5曲で、内2曲に25弦が使われているようだ。さらに、2曲目の曲にはスチール(鉄)の弦が使われているのだろうか、철가야금:鉄カヤグムと書かれていて、英訳もWire-string gayageumとなっている。(一口にカヤグムと言ってもいろいろあるようである)
また、このアルバムでは弓で弾くフレーズもある。ちょっと聴くとチェロの音色のようにも聞こえる。

上の〈 myPV 〉での映像はご覧になることを強くお勧めする。大変多くの演奏を聴くことができ、そのどれもが大変素晴らしく、また、いままで聴いたこの無い楽器も登場する。

京畿カヤグムアンサンブルの演奏、重たくなく、親しみをもって耳に入って来、聴けば聴くほど良さを感じる。2集も注文済みで、明後日に手元に届くと思う。楽しみである。




Heo YoonJeong ( ホ・ユンジョン )

2009-12-12 | Gugak



허윤정
Heo YoonJeong
ホ・ユンジョン

〈 myPV 〉
   Nate 동영상









《 Genre 》
  国楽

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版




《 Album 》
   일곱개의 시선  2007年2月

《 myCollection 》
  일곱개의 시선




【 2009.12.12 / 일곱개의 시선 】
허윤정:ホ・ユンジョン氏、황병기:ファン・ビョンギ氏とは繋がりがあるようだ(当然とは思うが)。ファン・ビョンギ氏の「5集 「달하 노피곰-가야금 작품집」の14トラックから17トラックに登場してくる。また、ホ・ユンジョン氏のこの「일곱개의 시선」の1トラックから4トラック(1曲)の作曲はファン・ビョンギ氏によるものだ。

ホ・ユンジョン氏のプロフィールがなかなか見つけられず、年齢すら写真で判断するしかない。数少ないネットの情報を見てみると、単に거문고:コムンゴ奏者というだけではないようである。
因みに、この「일곱개의 시선」の5、6トラック(1曲)はホ・ユンジョン氏の作曲になる。

コムンゴは가야금:カヤグムより低い音域の琴で、弦も太いものを使用してるようで、演奏は指でなく、棒(バチ)のようなもので弾いている。大変力強い音色を出す(中途半端だが上のNate동영상参照)。弦の本数はホ・ユンジョン氏が弾いているのは6本のようで(6本以外が有るのか無いのかは知らないが、おそらく無いと思う)、興味深いのはフレットが有るのが中3本で手前1本、向こう2本には無い。不思議な作りに思う。(가야금:カヤグム、日本の琴にはフレットが無い)



このアルバム「일곱개의 시선」、まずタイトル名が訳せない。「七つの視線」でいいのだろうか。英訳が「Seven Perspective」とCDジャケットに書かれていていて、Perspectiveには遠近感、遠景、美術用語で遠近画、透視図と言った意味があるが。そして、収録されている曲は7曲である。
本当には分かっていないだろうが、すべていい曲に聴こえる。よくも棒のようなバチ1本だけでこんな音が作り出せるものだと感心する。

ホ・ユンジョン氏として手に入るCDはこの1枚しか無いようで、もう1、2枚欲しいところなんだが。




Hwang ByunKi ( ファン・ビョンギ )

2009-12-09 | Gugak



황병기
Hwang ByunKi
ファン・ビョンギ
1936年5月31日生れ
国立国楽管弦楽団芸術監督 / 梨花女子大名誉教授

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
   「風の絵師」、伽耶琴(カヤグム)








《 Genre 》
  国楽

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版

《 Profile 》
   Nate
   Naver
   Daum

《 Official / Private Site 》
   황병기  B y u n g k i H w a n g




《 Album 》
   5集 「달하 노피곰-가야금 작품집」 2007年
   4集 「춘설-가야금 작품집」 2001年
   3集 「미궁-가야금 작품집」  2001年
   2集 「비단길-가야금 작품집」 2001年
   1集 「침향무-가야금 작품집」 2001年


《 myCollection 》
  달하 노피곰




【 2009.12.09 / 5集 】 ※ 一部、気まぐれ五線紙 Entertainment「風の絵師」、伽耶琴(カヤグム)と重複
最近、국악:国楽、とくに가야금:カヤグムとか거문고:コムンゴの音色に心が捉えられ、探しまわった挙句、まずは황병기:ファン・ビョンギ氏のアルバムをコレクションしてみた。

もともとは、SBSドラマ「風の絵師」(原題「바람의 화원:風の花園」)でのカヤグムの音色に魅せられてしまったのだが、この演奏者が分からず、止むを得ずMnetなどの국악:国楽のジャンルをしらみつぶし的に探して、やっと自分が想うCDとして見つけ出したのが황병기:ファン・ビョンギ氏の「황병기 가야금 작품집 제5집 - 달하 노피곰:ァン・ビョンギ カヤグム作品集 第5集 - タラ ノピゴム」であったというわけだ。

なお、一般的に、関連サイトでの国楽のジャンルには、国楽と言っても楽器がそうであるだけで、音楽の内容は洋楽(とくにクラッシク風とかジャズ)が半数以上を占めている。

国楽は、いわゆるK-popの世界ではないのだが、私の整理の都合もあるので、韓国の音楽ということで、ここに一緒に載せることにした。だだ、資料もあまりなく、なんの説明もできないので、ただここに載せるだけであるが(汗)。
カヤグムの音色は日本の琴もいいが、また違った趣の音色で、なかなかいいものだ。

ファン・ビョンギ氏はカヤグム奏者というだけでなく国楽の大家、お偉い方のようで、それはその音色にも窺える。

「황병기 가야금 작품집 제5집 - 달하 노피곰」のジャケットは表表紙、裏表紙がかなりしっかりとした厚紙で出来ていて、中の文字は韓国語と英語で書かれており、小さいが立派な本といった感じに仕上がっている。

作曲・編曲はすべてファン・ビョンギ氏によるもので全22曲が収められている。ただ、22曲と書いたが、洋楽のクラッシクのように幾つかの楽章のようなもので1つの曲が出来上がっているようで(つまり、例えば5トラックで1つの曲)、そういう意味では8曲ということなのかも知れない。
そして、この本を見てみると(読むとは言えないので(笑))、カヤグムには17弦と12弦があるようだ。もっと有るようなのだが、このアルバムに収められている曲には、その2つが使われているようである。

このアルバム、作曲・編曲はすべてファン・ビョンギ氏によるもののようだが、ファン・ビョンギ氏の演奏は13トラックまでで、14トラックから22トラックまでは他の人の演奏となる。
18トラックから22トラックまでが唄で、강권순:カン・クォンスンという人。カヤグム伴奏が이지영:イ・ジヨン。
そして、14トラックから17トラックが、なんと次回購入を考えていた허윤정:ホ・ユンジョンの거문고:コムンゴである(これにはビックリで、ホ・ユンジョンを探し出した自分の耳を自慢したい)。
※ コムンゴとはカヤグムより低音で、ファン・ジニが弾いていたものだ。

ファン・ビョンギ氏の「황병기 가야금 작품집 제5집 - 달하 노피곰」、いやぁ、なかなか聴きごたえのある、いいアルバムにたどり着いたと満足している(悦)。

純粋の国楽のCDは絶対数が少なく、とくに最近はほとんど発売されていないようだが、今後、何枚かはコレクションしたいと思っている。




IS ( アイエス )

2007-04-24 | Gugak



아이에스
IS (Infinity of Sound)
アイエス
Music Well

〈 Member 〉
김진아 キム・ジナ 1985年生れ (가야금:カヤグム)
김선아 キム・ソナ 1985年生れ (거문고:コムンゴ)
김민아 キム・ミナ 1985年生れ (해금:ヘグム)

  김진아:キム・ジナ
  김선아:キム・ソナ
  김민아:キム・ミナ

〈 myPV 〉  ※ 右クリック
   봄 [MV] (1集)
   봄 (1集)

   밀양아리랑:ミリャンアリラン (EBSスペース)
   with 윤도현:ユン・ドヒョン (KBS2)
   Dreaming (In Dreams Volume 1)














《 Genre 》
  国楽

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver

《 Official / Private Site 》
   DaumCafe
   NaverCafe




《 Album 》
   MiniAlbum 「In Dreams Volume 1」 2009年6月
   1集 「Step One」 2007年3月 (22歳)

《 myCollection 》
  1集
  In Dreams Volume 1



【 2010.02.20 / In Dreams Volume 1 】
遅ればせながら「In Dreams Volume 1」をコレクションに加えた。先月、フォーマットをリニューアルした時に、やはりコレクションしておこうかと思ったわけだ。去年、2009年6月のリリースである。
デビューアルバムの1集「Step One」がアコースティックだったのに対し、このアルバム「In Dreams Volume 1」は電気を使った編曲を試みている。

ジャケットは驚くほど薄い。中を開いてみると、三つ折りにした紙が1枚貼られているだけだった。ただし、粗末な感じはしないが。
プロデュース、そしてすべての曲のアレンジがkayipという人(?)だ。また、1曲目「Dreaming」の作曲はISである。収録曲は6曲だが봄:春のRemixが1曲あるので(違いはアコースティックとエレクトロニクスの編曲)、実質は5曲ということだろうか。
音はフュージョン国楽としては、なかなか悪くはない。ただ、もう少し演奏技術を上げることは出来たと思うが、少しものたりない感じもする(大衆的には、こんなものかも)。
この「In Dreams」、Volume 1となっているわけで、Volume 2と続くのだろうか。


【 2007.04.24 / 1集 】
彼女たち、このブログでのK-popとはちょっと違うのだが、国楽という意味では、まさしく韓国の音楽ではある。
(ただし、音楽自体は国楽の楽器を使った洋楽である)

最初、彼女たちのCDジャケット写真を見た時、アイドル歌手の戯れ事かと思った。しかし韓国芸術総合学校を卒業して、同大学院に進学した学生だという。試聴してみると、歌はメチャクチャへたくそ。しかし、国楽という言葉に惑わされて、とりあえずはコレクションしてみた。

で、いざCDで聴いてみると、歌は上手いのか下手なのか? いや~、やはりメチャメチャ下手だろうと思う(笑)。ここに載せるのはばかる、と思ったほどだ。 が、しかし、他のCDを聴かず、これだけを何度も聴いているうちに、このふざけたような歌(?)も、なんだか、ななか捨てがたく、たんにヘタな歌とは言い難い面もあり、やはりここに載せることにした(笑)。
9曲目「밀양아리랑:ミリャンアリラン」と10曲目「Asian Flower」の器楽曲は、さすがに韓国芸術総合学校同大学院の学生の演奏って感じだ。(もっとも、韓国芸術総合学校がいかほどのものかは知らないのだが(笑))とくに、ジャズ風アレンジの9曲目「밀양아리랑」はなかなかいい。そして、4曲目と11曲目にある「백만송이 장미:百万本のバラ」は、なんか魅力を感じる。(4曲目より11曲目のOriginal Versionの方がいい)

彼女たち三つ子だ。三つ子自体はそう珍しいくはないのだが、その三つ子の3人がそろって国楽を専攻して同じ大学院までいくというのが、なんかすごい、っと思ってしまう。しかも、3人だけでも演奏が成り立つ楽器構成がいい。
それぞれの担当楽器は、김진아:キム・ジナが가야금:カヤグムという楽器で、メロディを奏でる、いわゆる琴である。김선아:キム・ソナが거문고:コムンゴという楽器で、弦の本数が少なく、弦は太い、琴のベース的な位置付けになる。この琴は棒のようなバチで弾く。そして、김민아:キム・ミナが해금:ヘグムという楽器で、これはいわゆる胡弓の仲間だ。これらの楽器はすべて、国楽で使用される古楽器である。

この1集でのボーカル曲は、その古楽器がボーカルの伴奏として位置づけられているが、次回2集を出す時は、もう少し古楽器とボーカルを対等な位置付けにして、ボーカルの客演とかもいいかも知れない。





Gugak  [ 2009.12.09 ]

2007-04-24 | Gugak
いままで(2009.12.08)トロットと国楽をOutsideのジャンルとしてきたが、これを今回(2009.12.09)2つに分け、国楽のジャンルを追加した。

楽器だけが国楽で、中身は洋楽(クラッシク風、ジャズ風)というのは、あまり私の好みではないので、そいうものはあまりコレクションしないとは思うが、가야금:カヤグム、거문고:コムンゴの音色に魅せられ、少しずつ増えていくかも知れない。