스프링쿨러
Sprinkler
スプリンクラー
Nega Network
〈 Member 〉
G.고릴라 G.ゴリラ (고현기:コ・ヒョンギ) 1973年2月20日生れ (キーボード/ボーカル/プロデューサー)
이종민 イ・ジョンミン 1977年7月16日生れ (ギター)
요아리 ヨアリ (강미진:カン・ミジン) 1987年10月3日生れ (ボーカル)
イ・ジョンミン G.ゴリラ
ヨアリ
〈 Mnet MV 〉
■ 보물섬으로의 항해 (1集)
〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
■ ヨアリ、6月22日に「チョギヨ」で再デビュー! (※ 現在、未リンク)
《 Genre 》
Rock
《 Audition / Video 》
■ DaumMusic
곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 포토:フォト / 정규:正規版 비정규:非正規版 싱글:シングル
■ Bugs
아티스트:アーティスト 앨범:アルバム 곡:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 한마디:ひと言
■ Mnet
아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
《 Profile 》
■ Nate
■ Daum
■ Naver
《 Official / Private Site 》
■ ヨアリ miniHP
《 Album 》
1集 「Dreamer」 2007年10月
《 myCollection 》
1集
【 2010.06.19 / News 】
2007年に、これを書いた時は、何集目かにヨアリの仮面をとった写真がジャケットになるのだろうか、なんて書いていたのだが、ヨアリ、いつの間にか、6月22日にソロでデビューすることとなったようだ。
で、そのヨアリのデビュー関連記事によると、どうやら、Sprinklerは早期に解散になってしまってしまった。
ただ、Sprinklerの現在のプロフィールには、ヨアリが抜けた2人でのメンバーが掲載されていおり、ヨアリの脱退が先だと思うのだが(?)。
なんにしても、Sprinklerの活動は、2007年の1集以降、何の足跡も見あたらない。
【 2007.12.05 / 1集 】
ネット上で初めて彼らのCDジャケット写真を見た時、男2人と女性1人の3人の、おそらくロック系のグループであろうことはすぐ想像がついたのであるが、なぜか重要な(笑)、紅一点の女性の顔がよく分らない。
分らないはずで、彼女は顔を出さないのだそうだ。実際、テレビなどのステージを観ると、なんと、覆面をして歌っている。最初はてっきり、デビューでの話題づくりの商業路線かと思ったが、どうやらそれとは少し違った。
(もっとも、結果的にはそれが話題となって売れているわけで、同じことなのだが)
そこで、その覆面のことも含め彼女について調べてみた。彼女の名前は요아리(ヨアリ)で、情報は簡単に集まった。
以下にそれらを、それなりにまとめて書いてみた。情報源は主にempasさんのサイトでの8つほどのニュース記事を混ぜ合わせたものだ。
Sprinkler(スプリンクラー)は、イブ(EVE)のメンバーでもあり、プロデューサーでもあったG.ゴリラが結成した 3人組みの混成グループだった。
メンバーはG.고릴라(G.ゴリラ)と、ギターリストとして名声をふるった이종민(イ・チョンミン)、そして普通ではない歌唱力の持ち主요아리:ヨアリである。(歳の差は15に近い)
G.ゴリラはイブの 4集を最後にチームを脱退した後、表立った活動をいていなかったようだが、一ファンの言葉に再び活動を再開すべく、女声を含む混成バンドの結成を決心する。彼は、新グループ結成に向けて2年近く、200名ものオーディションを試みたが、適当な女性ボーカルを探し出すことができなかった。当初、彼も女性ボーカル対するビジュアルについては悩んだようだが、そんな時期、インターネットで偶然に仮面をかぶって歌う女性ボーカルの画面を見て衝撃を受ける。つまり、その画面に現れたのがヨアリである。このあと、G.ゴリラは、うわさをたよりに彼女、ヨアリを探し出し尋ねた。
彼はヨアリに初めて会った瞬間、まだ10代の、そしてその小さな体から出でくる爆発的な歌唱力と魅力的なボーイストン(声色)を聴いてすぐグループへの迎え入れを決めた。
(この時の映像が、ヨアリ自身が自分のminiHPにアップした「モナリザガール」の動画だ)
ヨアリは録音過程においては関係者及びミュージシャンたちの間で化け物少女で通じる独特なカリスマで知られていた。しかし、ヨアリはスプリンクラーでボーカルに迎え入れられるまで、きれいではない顔では歌手になれないという絶望と悲しみを経験しなければならなかった。
彼女は以前、サイワールドに音源ファイルをあげて技量を競う大会で優勝した。
そして、これをきっかけに国内幾多の事務所からオーディション提案を受けた。しかし、事務所側は、歌を聞いて満足感を表示しながらも、顔と体つきを見たとたん急にうって変わった態度を見せた。
日本屈指のレコード会社も関心を見せたが、写真を送った後からの連絡がとぎれた。
こんな風にオーディションを提案した所だけでも50ヶ所になったが、結局、心の傷だけ受けなければならなかった。(いやぁ、これはキツイ)
いくつかの事務所とは話が進んだが、バラードで売り出すという話に後ろ向きにならざるを得なかった。
ヨアリは失望感だけ感じたまま、歌手の夢をあきらめなければならなかった。
しかし歌手の機会は悪戯でやって見た事で偶然に訪れた。
自分のミニホームページの訪問者数をふやそうと、モナリザ仮面(?)をかぶってアイルランド出身のロックバンド、クレンベリスの「Zombie」(?)を歌った。
(仮面といっても、切り抜いたモナリザの顔写真のついたての後ろで歌っただけだが)
結果、彼女の意図どおり訪問者数は爆発的増えた。ついには「モナリザガール」という別称で各種ポータルサイトで話題となった。
この「モナリザガール」を見て衝撃を受けたのが、G.ゴリラなのである。
G.ゴリラは彼女の声色について、「彼女の声は二重性を持っている。ある時は童謡を歌う子供みたいだが、ある時はずっと音楽生活をして来た40代の女性ボーカルの雰囲気も出す、また天使の感じも出しながら悪魔の感じも同時に出す。二つの要素がいつも一緒に感じられました。」と言っている。
その後、ヨアリはデビューを控え、舞台に対する漠然たる恐ろしさが出てきた。それに、また外貌で自分が評価を受けるのではないかという憂慮や、歌にだけに集中したいという想いで「モナリザガール」の時を思い出し仮面をかぶることにした。
彼女は、「仮面をかぶって歌うので、観客の目を意識しなくてすみ、歌もうまく歌えるようです。人形のようにきれいな人が多い中で、私は顔も体つきもダメなんです。」と言う。
(サイワールドの大会での優勝後の事務所とのことが、かなりトラウマとなっているようだ)
G.ゴリラもヨアリの仮面には充分に共感が出来ると言っているようで、彼もイブのメンバーだった頃、抜群な外貌の他の歌手たちに比べて、ちょっと落ちるという考えから、扮装を濃く、怪奇にさせたということだ。
最後に、彼女がこう言っているようだ。
「私たち歌謡界は、顔はきれいな歌手は多いが、歌唱力はそれほどでもない場合が多いです。私も、以前きれいな女性歌手たちのようなスターになりたいと考えたこともありましたが、それは良いことではないようです。歌が上手な歌手たちが(歌だけで)認められる日が早く来たらと思います。」
(きれいで上手な歌手も多いとは思うが ・・・ )
以上がニュース記事をまとめたものだが、しかし、ヨアリ、顔を隠さなければならないほど、そんなに容貌が悪いようには想像できないのだが。
(やはり話題性を狙ったのでは、との考えも否めない気がする)
どちらにしても、いつか、知名度も安定した頃、仮面をとる時も来るのだろうと思うのだが、本当にトラウマとなっているのであれば、その時は彼女にとって、またひと山あることになるのだろうか。
問題の音だが、まずヨアリの声色は正直、私としては、そんなに大好きというほどでもない。私の好みからは少し外れる。少し甘え声が含まれるからだ。G.ゴリラが言うように、たしかに声色には二面性(反面性)がある。
歌のうまさ、実力はバツグンである。しかし、その割りには、なぜか私の心にはあまり迫ってくるものが少ない。歌(声色)とは不思議なものだ。むしろ、miniHPでモナリザの顔写真の後ろで歌ったクレンベリスの「Zombie」の方が心に入って来る。
同じ系統として比較するには、いかがかとは思うが、このスプリンクラーのサウンドで、私はBIURETを思い出し、どちらかといえばBIURETの音の方が感じるものが大きい。
アルバムとしては、かなり完成度は高いと思う。当然、作詞・作曲・編曲は基本的にG.ゴリラである。例外的に、3曲目の「놀자:遊ぼう」の作詞と、11曲目の「연인이 친구가 되던 날:恋人が友達になった日」の作曲がイ・チョンミンである。
Sprinkler、確かに個性のあるサウンドをリリースするグループで、ヨアリも20歳になったばかりだ。将来どう成長していくか楽しみである。
そして、ヨアリがいつ仮面を取るのかが、このグループへの関心事のひとつでもある。