駅から職場まで自転車で通る道で台風による強風で信号が違った方向を向いていたのですが、帰るときには直されていました。大阪市西部にある職場付近では、台風から1週間が経ってようやく少しずつ片づけや修復が進められてきました。関西空港の被害で関西経済の影響が大きいとニュースで放映されていました。外国から観光で来られる方々が激減しているらしいです。関空連絡橋の修復も徐々に進められていて、その橋を通るJRや南海電車を今月末までには運行できるようにと取り掛かられています。今年は日本だけでなく、世界中で異常気象による災害が発生していましたが、それは、エルニーニョでもラニーニャ現象の影響ではなくて、地球温暖化の影響だったらしいです。今年の秋以降、太平洋沖の海水温が高い状態が続き、エルニーニョ現象になる確率が70パーセントあると気象庁が発表したと新聞に掲載されていました。今年まだ後4か月ありますが、異常気象の影響で災害が起こらないことを今は祈りたいです。見上げれば、いつのまにか秋の空になっていました。昨日は今の職場に転勤して、やり続けてきた仕事が一段落し、やっと先が見えてきて、ひとまずやり遂げてせいせいしたせいか、空と同じような爽やかな気分に浸れた日でした。
先日、NHKクロ-ズアップ現代で、大阪に勢力が強いままやってきた台風21号の視聴者から寄せられた約800本の動画などを検証、今後起こりうる被害からどう身を守るのかという内容の番組を見ました。大阪のような建物が密集している都会に勢力の強い台風が襲来すると、どうなるかを映像を専門的に分析しながら検証されていました。いくら気を付けていたとしても、外に置いてあるものや飛んできたもので、連鎖被害を受けることが多くなるという特徴を持つ、今回の台風でしたが、スーパーコンピューター京でシュミレーションした結果、今世紀末までには今よりもっと強い台風がやってくることが6.6パーセントも増えるらしいです。今回の台風で、大きな危害が起きた場所は風の通り道であったと説明されていました。私が通りすがりに見かけた各地の被害は普段から風当たりが強いと想像できる場所の被害が著しかったです。大阪のようないろいろなものが外に置かれている地域では、飛んできたもので被害を拡大する連鎖被害が多く発生していたということを考えると、ベランダには物を置かないようにしたり、飛んで行かないようにくくったりすることやガラスが飛散しないように雨戸やシャッターを閉めたり、飛散防止フイルムを貼ることなど、それぞれが意識して、連鎖被害を防ぐことはいくらでもできるとういうことやひとりひとりが気をつけると少しでも防げることが多いことを教えてくれていました。室戸岬付近をかすめて大阪湾にやってくる台風はそのままの強い勢力でやってきたら大阪に被害をもたらす可能性が大きいことを多くの人々が知っておくことも大切だと思いました。番組内で、交通機関の計画運休のことが取り上げられていましたが、今回、交通機関が早めに計画運休を決め、その結果、多くの企業や学校など早めに休業を決め、外を出歩かないといけない人を減らせたことはよかったと私も思いました。