TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

あぁ、阪神タイガース

2008年02月29日 | 読書日記
あぁ、阪神タイガース 野村克也 著 角川ONEテーマ21
今楽天の監督をしている野村さんが阪神タイガースのことを
書いた本を今、出版するとは思わなかった。
読んでみたら納得できることも多かった。
楽天イーグルスの監督としてマー君と一緒によくスポーツニュースに出てくる
野村さんのコメントにもぼやきが多いけれどこの本にも結構たくさんぼやきが載っていた。
阪神タイガースの特徴をいつものノムさん風に上手に分析し、
阪神タイガースが負け続けていた原因をいくつか挙げてあった。
選手の起用のしかたやノムさん流の選手とのコミュニケーション方法などの
阪神の監督時代の話もたくさん書かれていた。
今岡、赤星、矢野、檜山、金本、星野、岡田などの話がでてきたり、
今の阪神タイガースの現状や今後の阪神タイガースに期待することなども
書かれていた。
野村さんはいろいろぼやいても野球を心から愛する人なのだ。
阪神タイガースを細かく分析してぼやいていても
最後はやはり野球にささげる愛が見えた。

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斉藤さんを見て

2008年02月28日 | ひとりごと
昨日、テレビドラマ「斉藤さん」を見た。
今回は危険遊具ジャングルジムの話題とベテランの先生いびりがテーマ。
ドラマでは幼稚園の園内で先生の目の前で園児がジャングルジムから落ちてしまう。
保護者のお母さんたちが撤去をするよう幼稚園に意見する場面があった。
そこにいた先生同士が四六時中園児を見ているわけにはいかない発言をしていたのを
卒園アルバムの編集で来ていた保護者の一人が聞いてしまう。
ドラマでは円満にドラマらしくめでたしめでたしという感じで終わっていたが、
日本中の公園で遊具による事故があるとすぐにその遊具が危険ということで
撤去されることが多い。
遊具の老朽化でねじが取れていたとかは公園を管理しているところの責任に
なるだろう。
とんでもないことを子供は遊びに見出すことが多いので危険に結びつく遊びを思いつき
事故に繋がったと想像されるときも遊具が悪者になるケースもあるらしい。
公園のシーソーが危険遊具ということで撤去されているでしょうとこのドラマの
中である保護者が叫んでいる場面があった。
そう言えば、シーソー、最近見ないなあと気がついた。
斉藤さんいわく、安全に使えばすべての遊具が危険というわけではないと言っていた。さすが。
保護者の先生いびりというか先生への苦情も最近多くなったとよく話題になっている。
ドラマでも保護者たちが先生の悪口を言っている場面があって
どこでも結構あるのだろなあと思った。
でも、子供の前では親は先生の悪口を言わないで欲しいなあと思った。
昔と違うのは堂々と先生とか園長とか意見をしに行く人も増えているそうだ。
時代背景もそれだけ変わってきたから一概には言えないのだろうが
自分が子供の頃のお母さんたちは先生が子供を預かって教育してくれているという
敬意と尊厳を一応払っていたと思う。
今はそれが払われることが公的にも少ないのだろうかとも思う。
このドラマでは保護者のほうが先生より上からものを言っていた。
力関係が昔とは逆転している最近の現状をこのドラマでは如実に表現されていた。




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冷蔵庫の上の人生

2008年02月27日 | 読書日記
冷蔵庫の上の人生 アリス・カイパース 著 文芸春秋
産婦人科医の母と15歳の娘の冷蔵庫のドアの上のメモで会話を交わす。
買い物のリスト、娘クレアの学校のこと、ボーイフレンドのことなどだ。
冷蔵庫のドアのメモが一行のことが多いので
1ページにたったの一行のページがこの本にはたくさん出てくる。
携帯の小説のような横書きの変わった小説だった。
産婦人科医の母の仕事は大変忙しい、不規則な日常を強いられる仕事なのは
どこの国でも共通のことなのだろう。
冷蔵庫のドアのメモを通してしか会話できない日もある母と娘。
このような母と娘の関係は多かれ少なかれどこにでもあるのだろう。
ある日、母親が病気におそわれる。
それは娘との永遠の離別になってしまうような病気だった。
この小説では毎日会えない母と娘の冷蔵庫のメモを通して
母の心と娘の心が響きあうが、
言葉に出して言えないことを文章にして伝えることって
時には重みをもつものだと思った。


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めぐみ、横田早紀江、母の言葉

2008年02月26日 | 読書日記
めぐみ、横田早紀江、母の言葉 横田早紀江 著 草思社
昭和五十二年十一月、横田めぐみさんが拉致されてからもう30年もたった。
この本では30年間の横田早紀江さんの言葉、
北朝鮮に拉致された家族の方々の言葉の数々が載せられていた。
深い意味を持った言葉に切実な思いがどの言葉にも伺える。
一刻も早く家族の皆さんが再会できる日が早く来ることを願う。
横田早紀江さんの「めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる 」を大分前に読んだが、
このときもこんなに悲しい思いをされていてもがんばり続ける横田さんはすごい方だと思った。
この母の言葉の本を読んで一層横田さんは大変立派な方だと改めて思った。
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昨日は寒い一日だった

2008年02月25日 | ひとりごと
昨日は日中はいい天気だったけれど寒い一日だった。
大阪市内も朝うっすらと雪が積もっていた。
最低気温も氷点下0.7度だったとか。
午前中は雪がちらついていた。
風も大変強くて雨戸がガタガタ音を立てていた。
富山では強風による高波で海沿いのたくさんの家が床下浸水や家屋損壊したとか。
東北や北海道なども新幹線が不通になるほど大荒れだったそうだ。
まだまだ今年は寒さがいつまでも続いている。
今日は大阪はそんなに寒くないいい天気だそうだ。
今週半ばは天気予報によるとまた寒くなるとか。
寒暖の差が激しく、三寒四温で春ももうすぐくるのだろうか。
啓蟄の頃までもう少し待たないとまだ春めいてこないのだろうか。
早く春になってほしい。春が待ち遠しい。
スギ花粉が3月から急に飛び始めるとか恐ろしいことをニュースで言っていた。
今年はスギもヒノキも大分飛ぶ量が例年より多いそうだ。
春が着たら花粉も飛ぶので春になったらなったで花粉に悩まされるかと思うと
複雑な心境。でもやはり寒いよりは春のほうがいいかな。

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新書がたくさん

2008年02月24日 | ひとりごと
書店に行くと最近の新書の多さに驚く。
この出版社からも出していたのかというような新書が書店にたくさん並んでいる。
新書1冊の価格がもう少し安かったならば、
買ってみようかなあと思う本もたくさんある。
けれど値段を見てやめたと思いとどまることもある。
新書の値段がもう少し安かったならばもっと買う人も急増するのだろうか。
タイトルも思わず手にしたくなるようなタイトルになっているのは
出版業界の今風の戦略なのだろうか。
手にとって見たらなんだと思うような本も確かにある。
買って読んでみても期待したほどでもなかったなあと思う本もある。
新書ブームはいつまで続くのだろうか。
もう少ししたら自然淘汰されて少しずつ減っていくのだろうなあ。
この前、テレビ番組の金スマで「女性の品格」を出版したPHPの裏話が紹介されていた。
ページ数や各章の構成や字の大きさなどいろいろな観点から工夫されているようだ。
一冊の本はこのように思考錯誤されてこの世に送り出されているのだなあと思った。
この本の著者である坂東眞理子さんのお家を訪問した様子が放映されていたが、
「女性の品格」とは程遠い生活を送っておられるとか
訪問したアナウンサーの人に言われていた。
タンスの引き出しとかは一杯でしまらない状態とか、
写真の額の埃はあまり掃除されていなかったりとか
人間味あふれた坂東さんとアナウンサーの人とのやりとりがおもしろかった。
次は福祉の本を執筆されているらしい。
親の品格も売れているそうだからまだまだ新書ブームは当分続くのだろう。




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ブックストア・ウォーズ

2008年02月23日 | 読書日記
ブックストア・ウォーズ 碧野圭 著 新潮社
東京の大型書店を舞台に書店員の人間模様を描いたお話。
主人公はその書店で勤める40代の理子と27歳の亜紀。
亜紀が結婚したことから始まるこのお話は最初は理子と亜紀は何かと衝突し、
いわば犬猿の間柄。
そんな二人は本が好きでたまらないという共通点と仕事に懸ける情熱は同じだったのだ。
二人の間柄も書店で働く同志へと変化して行く。
書店のちょっとした工夫や本の紹介の展示のPOPなど、書店の裏話もためになった。
理子と亜紀の人間像は懸命に仕事に打ち込む、まじめな女性として描かれていて
好感が持てた。

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ついていったら、だまされる

2008年02月22日 | 読書日記
ついていったら、だまされる 多田文明 著 理論社
町中にはびこるキャッチセールスや手相占い、ボランティア詐欺、
振り込め詐欺などの騙し商法の手口が紹介されていた。
この本には著者が実際ついていって体験したことを記載してある。
その体験から断り方やに引っかからない方法などを優しく若者向けに伝授してくれた本。
この本は「ついていったら、こうなった」の若者向けバージョン。
そう言えば、昔、20代の頃に自分にも引っかかった思い出があった。
歩道橋の上で延々と新宗教の話を聞かされて、延々と聞いたあと、
向こうはこれで勧誘できたと思ったくらいの長い話の後、やっぱり信じませんと
言ったら勧誘してきた同年齢の女性は唖然としていた。
あなたの祖先の因縁がどうこうとかで印鑑を買ってしまったこともある。
新聞に載っていたご来場者には・・・の絵をプレゼントという見出しに
踊らされてたまたま近所だったので絵を見に行ったことがある。
やたらに人が多いと思ったらしつこくついてきて絵の勧誘が始まった。
えらいことだと思ってそそくさと断って逃げてきた。
ただなものとものでつるものほどこわいものはない。
得な話なんか勧誘してくる人は本当にそんなに得な話だったら人に教えるわけがない。
こんな簡単なことでも若いうちはわからなかった。
ある程度年齢を重ねるとこの手の騙しには引っかからなくなったが、
この頃は年齢関係なく、人の弱みにつけこんだ新種の詐欺や騙しが増えてきている。
この本の最後にも書かれていたが何事も自分の頭で考えることをサボらないで
危険なワナや騙しの手口を見極める目をいつも養って行くことが必要だと思った。



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朝の大阪城

2008年02月21日 | ひとりごと
やっと最低気温が高くなってきたので、早朝のウォーキングに久々に出かけた。
一昨日、大阪城の標準木の梅が咲いたと天気予報で言っていた。
少し、ぬくくなってきたのでようやく、これから梅がたくさん咲き始めるだろう。
大阪城の後方斜め上に絵になるような大きくてきれいな満月が出ていた。
まだまだ、日の出の時間が遅いので真っ暗だが、
早くもう少し明るくなってほしいなあ。


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地下鉄

2008年02月20日 | ひとりごと
最近、地下鉄が混みあっている。
冬は重ね着をしているのでその分皆着膨れしているからというのもひとつの原因だろう。
それにしてもぎゅうぎゅうだ。
もう少し車両が大きかったらこんなに混まないのに。
途中の駅から乗ってきた人が扉のところにたくさんいる人をかきわけて
無理に奥のほうに入ろうといつもごり押しする。
その人がどこで降りるのか見ていたら二駅だけだった。
昔、東京に行ったときに山の手線のラッシュ時に乗ったときの
すさまじい混雑ぶりにまいったことがあったが
そこまでいかないけれど、地下鉄は狭いから毎日乗っているといやになる。
赤字の地下鉄なんてなぜ何本も作るのかと思ってしまう。
昔のように大阪にも路面電車が復活して欲しい。
ヨーロッパは路面電車が見直されているではないか。
交通渋滞や環境の問題からも路面電車がある街が活性化されているように思う。
大阪も長崎のように路面電車が活躍するような街にならないかなあ。


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