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つれづれ 2

庭の花や身近な出来事などを退屈しのぎにあれこれ綴っています。

諸葛菜

2021-04-01 13:38:58 | 日記

空き地で諸葛菜が咲いています。この花は 控え目な感じの 品のある花で、
「大根の花」とか「花大根」など 色々な呼び名があるようです。












藤色の花弁は少しの風でも揺れ、 弱々しく感じる花ですが
裏隣りの奥さまは この花の弱々しいところがとても お好きで
沢山の俳句を詠んでいました~ 句集も頂いています~
その中から「指折りて 七回忌なり 花 大 根」と言う句もあったのを思い出します。
今は 近くの施 設に入っていますが 時々帰ってきて庭の手入れをしているようです。







4枚の華奢な花弁が楚々とした感じの可愛い花で、
薄い花びらが 少しの風でも、そっと戯れるように揺れています。









花言葉には「知恵の泉」「あふれる知恵」等があります。
アブラナ科になります~



 


木瓜の花

2021-03-18 09:51:04 | 日記

小宮公園のウォーキングルートに今年も木瓜の花が咲いています。










木漏れ日の中で 蕾が 綻び 嬉しそうに 微 笑 んでいるように見えました。













木瓜は品種改良も盛んにおこなわれて、今やたくさんの種類があるそうですが
特にこの木瓜は 色もさることながら ふっくらとした花の形が、愛らしくて
まるで梅の花が ほころんだ 様な感じがします~
やはり色こそ違いますが どちらも同じバラ科の 仲間であることに納得です。







正岡子規の句に「初旅や木瓜もうれしき ものの数」と言う句がありますが
木瓜は昔から身近な植物として親しまれてきたようです。










それにしても なんて可愛いお顔なんでしょう~





雪柳の花

2021-03-14 10:49:58 | 日記


今の時期、家の生垣などで雪柳をよく見かけますが
小さな花が集まって咲く姿は一際 目を引 く ものがあります。










実家では私の育っていた頃は大きな株がありましたが、もう枯れてしまった様です。
花にも寿命の様なものがあって何年も経つと、枯れてしまう様ですが
この花が咲くと兄が 「白水の流れた跡や小米花」 と 詠んだ一茶の句がある事を
毎年、繰り言のように教えてくれたのを思い出します。
川面を流れる米のとぎ汁を白水と言い、小米花とは雪柳の事で
真っ白に染めて流れる白水を雪柳とみて詠んだ句だそうです。


















小さな花を枝先にたくさん付けて垂れ下がって咲くことから
雪柳と言う名前が付いたようです。

























小さな花をアップで見るとまるで野薔薇そっくりです~
それもそのはず 雪柳は バラ科のシモツケ属になります。




花が1センチほどで可愛い事から 花言葉に 「愛らしさ」「静かな思い」 等があります~

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貝母の花

2021-03-06 08:36:17 | 日記

緑地帯の西端にある雑木林の中で今年も 貝母(バイモ)の花が咲いています。













笠状で俯き加減に咲く姿は、奥ゆかしく上品です。










貝母と言う名前は球根が二枚貝に似ていることから付けられた名前です。




花は編み笠状の6弁花で 外側は淡い緑色、内側は網状に紫の斑点があります。



ギリシャ神話によれば
自分で作ったヨシの籠を売り歩いていた孤児の少年は金持ちの目に留まり召使となります。
与えられた仕事は鶏の番をする仕事です。ある日外で遊ばせていると
突然の嵐に鳥たちはみんな飛ばされてしまいました。
探しまわった少年も高熱を出して死んでしまいました。
神々は哀れみ少年を貝母の花に変えました。
この花に網目模様があるのは少年が好んで編んだヨシの籠の名残だそうです。




この花は質素で気品があることから 茶花としても好まれている様です。




内側の網目模様が編笠に似ていることから 別名を 「編笠百合」 と言います。

花言葉は「謙虚な心」「母の優しさ」などがあり 同属の花に黒百合があります。


ミモザの花

2021-02-22 11:37:06 | 日記


小宮公園までの散歩の時、いつもミモザの花が咲いているお宅の前を通っています。
今日は撮らせ頂いたのでブログに載せました。













華やかな黄色の花が 明るい空を背景に眩しい程の美しさでした。




この黄色のミモザは世界中で人気があるようです
オーストリア原産の常緑の高木で 成長すると10メートル位になると聞きます。




近づいて見ると何とも言えない芳香が漂っていました
それもそのはず 香水の原料となる香料として採取されているそうです。





3月8日は 「国際女性デー」 日頃の感謝をこめて男性が女性に
花束を贈る日だそうです。
イタリアでは 「ミモザの日」 として、男性がミモザの花束を贈るそうです。




日本で咲くミモザは ミモザアカシアと呼ばれているものが多いようですが
都会的な明るい黄色が華やかで 青空をバックに眩しいほどの美しさでした。