今の時期、家の生垣などで雪柳をよく見かけますが
小さな花が集まって咲く姿は一際 目を引 く ものがあります。
実家では私の育っていた頃は大きな株がありましたが、もう枯れてしまった様です。
花にも寿命の様なものがあって何年も経つと、枯れてしまう様ですが
この花が咲くと兄が 「白水の流れた跡や小米花」 と 詠んだ一茶の句がある事を
毎年、繰り言のように教えてくれたのを思い出します。
川面を流れる米のとぎ汁を白水と言い、小米花とは雪柳の事で
真っ白に染めて流れる白水を雪柳とみて詠んだ句だそうです。
小さな花を枝先にたくさん付けて垂れ下がって咲くことから
雪柳と言う名前が付いたようです。
小さな花をアップで見るとまるで野薔薇そっくりです~
それもそのはず 雪柳は バラ科のシモツケ属になります。
花が1センチほどで可愛い事から 花言葉に 「愛らしさ」「静かな思い」 等があります~