「琴美ちゃんにメダル」結実 藤沢が石崎に銀メダルかけ抱き合う 冬季最年長メダリスト 2/20(日) 13:05配信
メダル授与式が行われた。各選手が、一人ずつチームメートにメダルを首にかけていき、リザーブの石崎琴美にはスキップの藤沢五月からメダルがかけられ、抱き合っていた。
石崎はリザーブとして、控え選手としての役割だけでなく、ゲーム分析をしたり、適切なアドバイスをしたりとチームを支えてきた。「琴美ちゃんにメダルを」というのは、チームの合い言葉になっていた。
表彰式では石崎からリードの吉田夕へ。吉田夕からセカンドの鈴木へ。鈴木からサードの吉田知へ。吉田知から藤沢へとメダルがかけられ。最後に藤沢から石崎の首にメダルがかけられた。目には涙が浮かんでいるように見えた。
チームには2020年に加入した。取材に「4年前はミックスゾーンで取材している立場だった。それが4年後、表彰台にのぼってる。ずっと五輪は夢見てきたんですけど、カーリング人生、こんなことあるんだなと」と感慨深げだった。
石崎は43歳でのメダル獲得となり、スキージャンプの葛西紀明がソチ大会で獲得した41歳での銀メダル(個人ラージヒル)、銅メダル(団体)を抜き、冬季大会日本選手の最年長メダリストとなた。
記録には「いやー、塗り替えちゃいましたね。みんなのおかげ。結構、もう塗り替えられないんじゃないかと」と語りつつ、「ミドルネームに“レジェンド”って入れようかと。みんなに感謝してます」と冗談めかして話していた。 |
ロコ・ソラーレ “第5の女” 石崎琴美 10分間の「ナイトプラクティス」で担う重大な役割 2/20(日) 5:15配信
北京五輪カーリング女子日本代表ロコ・ソラーレ(LS)を初の決勝の舞台に導いた影の立役者は、リザーブ・石崎琴美(43)だ。フィフスとも呼ばれるこのポジションは、5人目の選手としてチームをサポート。補欠としての側面が強いようにも見えるが、石崎の存在がチームの命運を握っているといっても過言ではない。
大切な役割の1つが「ナイトプラクティス」だ。試合前夜には、会場で石を投げて氷との相性をチェックする時間が設けられる。しかし、時間は10分程度。限られた時間の中で、石や氷のクセを把握し、試合の戦略に生かす必要がある。今大会も黙々と作業を行い、的確な情報を集めてきた。
かつて石崎は「ナイトプラクティスで石のチェックをすることが私の役目。自分なりにずっとチームに入ってからどういうふうにしたら、一番いいパフォーマンスがその10分間でできるだろうかというのは考えてきた」とコメント。最も状態のいい石をスキップが最終投で使うことが多く、石崎の判断がチームの勝敗を左右することもあり、完璧な分析が求められるのだ。
また、石崎はコーチ的な役割も担い、自身が得た情報を参考にアドバイスを送り、時にはメンタル面もサポートする。「客観的に試合を見ていて、例えば負けたとしても、パフォーマンス自体はすごくいいけど負けた、すごく上手にできているのにネガティブにとらえてしまう時があるので、そういう時は、よくやれてるんだと、ちゃんと伝えるようにはする」
16日の米国戦では「やっぱりそれぞれに、見えないところですごくプレッシャーがかかっている。五輪は特にプレッシャーがかかる試合ですが、1人では頑張れないことも、4人一緒にだったら頑張れる」との思いから「お互いをちゃんと支え合って、1人が頑張るのではなくて、みんなで支え合ってやってほしい」と声をかけた。石崎の言葉で原点を思い出したメンバーたちは、崖っぷちの場面からで見事勝利を収めた。
まさに黒子役に徹する石崎だが、万が一に備え、トレーニングも怠らない。LSと代表決定戦で死闘を繰り広げた北海道銀行のサード・小野寺佳歩(現フォルティウス)は「本当に努力の人で私たちが同じところでトレーニングをしている期間があったんですけど、勤めているところがジムのあるところなので、そこでお昼になったらいつも走りに来ていました」と証言する。
表向きには目立たないかもしれない。それでも、チームに欠かせない大事な戦力。ソチ五輪スキージャンプ団体で銅メダルを獲得した葛西紀明(41歳8か月)が持つ記録を更新し、男女を通じて日本勢冬季五輪最年長メダリストになったが、金メダルに向けて最後まで己の役割をまっとうする覚悟だ。 |
■ナイトプラクティス
試合前夜、試合会場でストーンを投げ、氷との相性をチェックし、選手に伝える作業です。
選手はサイドにあるストーンを適当に選んでるわけではなく、誰がどのストーンを投げるか試合前に決めます
■藤沢五月の右手に書いた数字の意味
「D47」や「C2D6」などの数字。実は、リードからスキップまで4人が投げるストーン(石)の番号を表しています。
カーリングで使う石は、各チーム8個ずつ。各シート(試合コート)に備え付けられていて、1から8まで番号がふってある。石によって曲がり方や滑り方など違いがあるからです。試合前夜の「ナイトプラクティス」で、リザーブの石崎琴美選手が石の癖をチェック。選手は、その情報をもとに試合に臨んでいます。
石の癖によって、どのポジションの人が使うかを石崎選手が決めているのです。
カーリングはリザーブからの情報がなければ成り立たないと言っても過言ではないのです。
しかも、石やコースの下調べをするだけではありません。万が一、選手に何かあった場合は試合に出なければなりません。
つまり、マネージャーと選手を同時にやっているのです。
こうした、影の人にもメダルが与えられるカーリングは素晴らしいスポーツです。
ちなみに、石崎琴美選手は北海道帯広南商業高等学校の出身です。高木姉妹も同じ高校です。
立派な銀メダルでした。
>石崎は43歳
そうなのですか。4人の選手のお顔しか見てなくて・・・
でも、彼女がいないと成り立たないチームなのですね。単なる補欠ではないのですね。
メンタルを支えてあげ・・・彼女失くして銀メダルはなかったのですね。
リザーブというのは重要な役割なのです。
試合前日に石の癖を読んで、コースの癖も調べて出場選手に伝えます。
この情報をもとに選手は石を選び、コスを選んでいるのです^^
したっけ。
これがオリンピックですよね^^
メダルとれて良かったですね。
とうとうオリンピックも終わり。
なかなか面白かったです。
ロコ・ソラーレの笑顔に元気をもらいましたね^^
したっけ。
頑張る人は美しい^^
したっけ。
カーリングは、ずっと見ていました。
なんだかんだとありましたが、面白かったですね^^
したっけ。