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哲学の科学

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街のファッション(6)

2025-05-17 | その他


日向を歩くと暑い、空気がこうなってくると、サマードレスをいつ出すか。ウェストを絞らないでよければ、サマードレスは急に涼しくなります。そこまで開放的にしない、となると、下はスカートかズボン、ジーパンでもウェストのベルトを見せる。上をたくし込むと、現代的です。あるいは短い上着でミドリフ、実際はすれすれで肌は見えない、というのが人気があるようです。ベルトで腰回りは締めるが前にたくし込んでヒップはあまり緩めない、とか、腰回りは神経を使うようです。いずれにしろ、ウエストは高い。ここが甘いと時代遅れになりますから、ダイエットとの関係で注意は怠れません。
曇りの日が多いけれども、ジャケットを着るとちょっと暑い。室内は軽く冷房をかけていますが、間違いなく夏になってしまいました。サラリーマンは相変わらずダークスーツです。女性はミニからマキシのスカートにサマードレスが加わってしたい放題の季節になりました。
ジーンズにミドリフやふっくらブラウスでもよいし、いよいよノースリーブやベアショルダーが堂々と出てきます。しかしながら、きれいな昔風のズボンが今風にカットされて、ハイライズ、ベルト、ゆったりヒップでかなり出まわっています。昔はスラックスといったものです。これにテイラードジャケットを羽織って、なかなか新鮮です。生地は薄く、風を通して暑くないらしく、きっちりして夏らしい。よいアイデアです。女性も相当利口になったらしい。
朝、トップスを着て、ボトムズを決める。その時、昼の気温と風速の予想はできています。何時ころテラスでランチになるか、カーディガンは持っていくか、ボトムズはロングスカートなのか、ゆったりハイライズジーンズなのか決めてあるはずです。靴はサンダルか、ミニスカートでブーツかとっくに決まっているでしょう。ミドリフはあるか、ベルトはあるか、たくし込みか、かぜまかせか、最初から決まっているはずです。Vネックドレスの場合は、ウェスト結びかどの位置かで最初から決まっている。という事情であるから、着合わせで迷うことはふつう、ありません。袖とベルトで、最初から決まっているというべきでしょう。問題は鏡を見て、納得できるかどうか、だけです。
季節は、今、初夏で、男はまだダークスーツで、せいぜい上着を脱ぐかどうかだけですが、女は最高に自由です。コートを着たければ着てもよし、実際、着ている人もいますし、水着に近い格好でも、寒くはなさそうです。したい放題。この頃のおまわりさんは、ちらっと見るくらいで、とがめはしません。ミニスカートくらいでは、おばさんもこわそうな目もしません。ただし、むしろ自主規制なのか、品性はよくなっている、というべきでしょう。多数派は、ハイライズのミディやズボン、ベルトはゆったりして、ミドリフに近いクロップトップは見せる意図はなさそうです。ノースリーブでなければ、半袖よりも、七分、ロングで肩線はタイトがはやりです。昔のいつの時代か、そういう時代があったはずですが、覚えていません。
サマードレスは、女性服の原型といえます。アパッパもそうで、生地が手元にあって、糸と針、あるいはミシンがあれば、作れます。ベルト,袖、襟、頭巾など別に縫った布を必要ならば縫い付ける。帽子、靴、靴下、スカーフ、サングラスなど必要ならば追加します。丈は重要。基本は床すれすれのマキシでしょう。あとは生地、綿か麻か、着色か刺繡か、インフラにより決まる工程とそのコスト。見かけはウェストの位置、絞り具合で決まります。それがファッションです。
色は黒。あるいはジーパンはジーパン色。夏に合わせれば、一気に真っ白にしてしまえば、新鮮です。白ジーンズ。当たり前すぎで目立ちません。白スカート。白いドレス。これはウェディングでなければ麻か綿で太い肩ひもが必要です。夏ならば派手目の柄物がよい。季節によって、浴衣が品よく華麗に見えます。








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