ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

最後の紅葉

2009-12-11 05:00:00 | 神戸にて
殆どが“まっくろくろすけ”と枝ばかりになってしまったモミジバフウの街路ですが、たまにまだ紅葉をつけた樹の群れに遭遇します。2km以上は延々と続く道なのですから、そんな箇所も所々あっても不思議は感じません。この道を歩いていると、対面から歩いて来る人とは殆ど出会わないといっても過言では無いほど、見かけるのは自転車に乗ってる人か、停留所でバスを待っている人ばかり。

                  

次から次へ落ちる葉はもうないのでしょう、歩道はきれいに掃き清められています。先週などは掃いても掃いても、次から次へと落ち葉が重なったことと思われます。

             

さて、樫野台公園のモミジ、引き返さなくてよいように、最初からプロムナードを歩いて行きました。てっぺんのほうはもう枯れていますね。

             

近寄って撮ろうと思ったのですが、結構斜面がきつくて、モミジの枯葉で足許が滑ります。枯葉は表面が蝋を塗ったようになっていて、乾いた斜面ではよく滑るのです。

             

ここまで寄ったのですが、足許が危なくて、葉のUPを捉えることが出来ません。紅葉は太陽に対して逆光でないと美しくないような気がします。巡光では葉脈がきれいに映えないのです。

             

ならば望遠でと・・・ピントが遠く池の方に合ってしまいました。これも一趣かと。

             

プロムナードの出口にもモミジのトンネルが数メートル、こちらの方が枯葉が少ないようです。

             

この日は逆光モードでは無く、風景モードで撮りました。露出補正を触っていたようで、補正をしなくなると白っぽさが無くなったようですが、逆にこのような太陽の光で空の青さが写らなくなってしまっていました。

             

見事なオレンジですが、順光ではイマイチでしょ。やはり紅葉モードは必要なのか・・・あればカラーフィルターを付けたような感じで写るのかも知れません。

             

モミジのトンネルの真下から、奥にある階段が余計ですね。

             

今日は緋色の世界になってしまいました。

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モミジバフウ

2009-12-10 05:00:00 | 神戸にて
先週末に雨が降り、一層寒さを増したような気候になりました。西神中央から西明石へ向かう道もそろそろ終盤になり、あれだけ鮮やかだった紅葉も皆落ちてしまい、今は細々と枝が残っているばかりです。

紅葉が散ったことで一段と目に付くのが“まっくろくろすけ”、葉っぱではどうも何の木か判り辛かった木の名前ですが、残った実を見て、『スズカケノキ』と思ったのですが『モミジバフウ』が正解のようです。
SUMMYさんに教えてもらったのですが、決定的に何処が違うのかと言うと、幹が違うのです。『スズカケノキ=プラタナス』であり、プラタナスの幹は緑がかった色で剥がれ易そうだから。

             

最初に見たときは真っ黒に見えていたので“まっくろくろすけ”に似てると思ったのですが、葉が落ちて実だけになると、案外緑色で茶色っぽくにも見えます。

                  

ホントに街路樹は葉が落ちてしまい、一週間前とは大違いで冬を感じます。これで雪でも積もっておれば真冬ですね。

             

中には未だ紅葉もしてなくて、青々とは言い難いけど、風前の灯とも言えないような樹もありました。この木だけ生命力が強いのか、未だ若いのか、鈍感なのか、そこらのことはよく判りません。

             

この樹の実は存外高いところに成っていて、手に届くようなところには成っていません。地面を見ていても、この実が落ちているというようなこともありません。

             

この木がプラタナスであると勘違いしてしまったのは、図鑑で調べるとこのように集合果が果軸に2ヶづつなるのが、モミジバスズカケノキといって、アメリカスズカケノキとスズカケノキの雑種だそうで、アメリカスズカケノキは果軸に1ヶしかならないので、2枚目に載せた写真は当にアメリカスズカケノキのだと思い込んでしまったから。

スズカケとスズカケノキは全く違う植物で、スズカケは木ではありません。れっきとした草花です。Blogを綴っていると、今まで知らないことも「へぇ~!?」と分る事があるんですね。

             

ずっと落ちてないかと探したモミジバフウの実ですが、とうとう一つ見つけました。こう見ると全く“まっくろくろすけ”ではありませんが、何に見えますか?
影は確かに“まっくろくろすけ”なのですが・・・

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バッグ二種

2009-12-09 05:00:00 | 神戸にて
先日所用があって神戸駅に降り立つと、おっちゃん(私より年下かも知れない)が何か大きなものを配ってました。前を行く若い女性には渡さなかったので、自分にも関係ないと思って通り過ぎようとすると、「使ってください」と声をかけられると同時に手を出しているふしだらな私の姿がありました。

兵庫県のトラック協会が配っているものらしく、配られたバッグの中にトラック協会のチラシと、ハンドタオルとオモチャのようなものが入っていました。

             

オモチャに見えたのは、ランドセルに掛けておいて、何かあった時に『こうつうあんぜん』と書かれたヒモを引っ張るとブザーが鳴るようになっている防犯用のブザーです。

                  

『トラックがなくなると、えっこんなことに!』と書かれているのは携帯電話の窓拭きなどに使われるものですが、裏面はこんな風になっていました。こちらは2枚あるのですが、私の孫は二人いますから、先の防犯ブザーが二つ欲しかったものです。

             

さて、こちらのバッグは、ジュンク堂で貰ったもの、10月下旬から11月の上旬にかけてイベントをやっていました。所謂その期間中にジュンク堂で本を一定の値段以上買うと、何かが貰えるという設定です。以前にはブックカバーを貰った経験があります。

5000円以上でこのバッグ、1万円以上でクオカード500円分ということですから、このバッグの方が得なような気がします。一定期間に一定金額以上の本を買うということは、何か高価な本が必要でない限り、文庫本ばかり読んでいる私にはなかなか難しいのですが、読み始めている『双調 平家物語』が全16巻あるので出版されているものが7巻までだったのを全部先に買いました。

だから最近ここ一ヶ月本を買っていません。

             

でもちゃんと『JUNKUDO』のロゴが入っており、持つ人はジュンク堂のコマーシャルを担わされるのです。ですから11月の初めに貰ったこのバッグも袋に入ったまま、未だに使っていません。

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よく当たる

2009-12-08 05:00:00 | 大阪にて
梅田の大阪駅前第一ビルの8・9階には、全国各地の県事務所があり、年末には恒例の物産展が開催されます。

昨年は2時間年休を取って見に行って、さんざんお酒や焼酎の試飲に預かったばかりでなく、ガラガラ抽籤で波佐見焼きのコーヒーカップが当たったり、珍しい焼酎を買う権利が当たったりして、後から考えたらついでに宝くじでも買っておけば良かったと思ったものでした。

今年は去年よりも早く開催され、行くのを忘れていたのですが、最終日にあたる先週の金曜日に突然思い出し、仕事を早めに終えて1時間弱の限られた時間の中で、行ってきました。

             

これが去年当たった波佐見焼きのコーヒーカップ、去年は焼酎ばかりUPして、このカップは見捨てられていました。せっかく当たったのに1度も使用していません。というのも私はあまりコーヒーが好きではありません。いくら飲んでも酔わないからということを理由に挙げています。

             

ちゃんとこのような箱にも入っているたいそうな品物ですが、良いものなのかどうなのか・・・判断するのはただただ『好み』だろうと私は思います。

             

裏には認定のロゴも入っていますが、普通なら作った方の銘が入るんですよね。

ところで今年は年休を取らなかったので、職場にも戻らなければならないということもあって、焼酎の試飲も出来ません。最終日の最終の時間だったので、特産品も殆んどが売り切れ状態で、県の方々も疲れているのか、あまり元気がなく、活気が感じられませんでした。

あまり面白くないなぁと思いながら、歩いていると広島県に来ていました。いやいや広島県事務所に来ていました。
ここでもガラガラ抽籤をしています。何でも広島県内の自分が行きたいところにシール投票すれば、抽籤が出来るので是非やってくれと言うのです。先客が二人居て外れのティッシュかペーパーホルダーを貰っていました。

             

私も貰うんだったらペーパーホルダーにしようなどと思いながら、ガラガラを回すと色違いの玉がポンと落ちました。なんと大当たりで一番上の写真・・・もみじ饅頭を頂きました。

             

頂いたといっても私は食べてはいません。貰って帰ったという表現が正しいのかも知れませんが、もみじ饅頭もアンパンと一緒で中身がいろいろあるんですね。ここで貰って初めて知りました。

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デジタル一眼レフカメラ

2009-12-07 05:00:00 | 大阪にて
10歳ほど年上の先輩K氏から、タイトルにある最新型の「カメラを買ったから、印刷の仕方を教えに来てくれ」と電話があったので、「まぁ、これも仕事のうちか」と、同僚のK君と一緒に川西のお宅へ行ってきました。

出迎えてくれた犬のメリーちゃん、何が不満なのか、いつまでも吠え続けます。以前にお邪魔したときも、帰るまで「キャン!キャン!」と煩かったなぁ。

この日は、「おいで」と手招きすると逃げて遠くで鳴くし、隠れると寄って来ては鳴くので、結構かまって欲しがってるのが解ります。

             

これが、その最新型といわれるデジカメ、大きいです。26万円と言ってたかな。このレンズが高価なのだと思います。

川西池田の駅までクラウンで迎えに来てくれ、家までの帰りにCF(コンパクト フラッシュ)カードや写真用紙を買いにJyoshinへ寄ったのですが、CFカードはSDカードに比べると割高ですね。私なら1Gか2Gで十分やと思うけど、K氏は4Gのカードを買っていました。車といい、カメラといい、カードといい、贅沢です。

             

このレンズも言われるままに買ったんやろなぁ。

しかし、流石に大きいだけあって、プリンタに直接繋いで、カメラ側でいろんな設定が出来るようになっています。その仕方を一所懸命に取説を読んでるK君に習っていました。

私なら一旦PCに取り込むけど・・・撮ったらプリントしてそれで終りなのか、撮った写真の整理をどうするつもりなのか、まだそこまで考えてないようです。

             

私はと言うと、メリーちゃんを膝に抱いて、大人しくしてもらってました。だいぶ慣れてもらえたかな?家のモモなどは、遊んでもらうのはいいのですが、決して抱かれたいなどとは思っている犬ではありません。

                    

ヘンな座り方・・・

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紅葉

2009-12-04 05:00:00 | 神戸にて
西神中央駅から約30分、閑静な住宅街を走る道路の両脇に佇む街路樹、南に下っていくと右側に植わっている街路樹は全部同じ樹です。

でも、紅く染まっているものや黄色く染まっているもの、もうすでに葉っぱは落ちてしまって幹と枝だけになってしまっているものなど、個性とは言えないまでもそれぞれに違いが有って、同じ樹なのに歩いていて飽きがきません。

                  

昨日は久し振りの雨天でしたが、最近ずっと晴天が続いていて、空の青と紅葉のコントラストが嬉しい毎日です。

デジカメにはその機種によって、スポーツ用とか、夜景用・風景用・人物用とか、いろんな撮影モードがあるようで、いろいろ試している方もおられると思いますが、自分のデジカメには紅葉モードというのがありません。

                  

風景用のモードで撮ると、どうも写真が白っぽくなってしまうので、私はいつも逆光モードで撮っているのですが、それは邪道というものでしょうか。私のデジカメでは逆光モードでないと、この空の青さが出ないのです。

2枚目の写真は紅く紅葉したもの、3枚目は黄色く紅葉したものなのですが、人間の見た目には黄色く見える葉も、カメラが捉えると赤っぽいですね。

             

一応葉っぱを拾って来ました。1枚だけサクラがあるのですが、ホントはこれが一番赤かった。太陽の光で透かすのと、家の中で蛍光灯の下で撮るのとは、イメージがかなり違います。

             

同じく黄色に紅葉したイチョウなどは、カメラでも黄色く写っているので、先の黄色く見えていたのは、私の目の錯覚なのかも知れません。

             

この樹に沢山の実がなっています。最初は黄色く紅葉した枝だけになってると思っていたのですが、ずっと見ていると紅く紅葉した樹にも、アニメ『千と千尋の・・・』に出ていた『ススワタリ(まっくろくろすけ)』みたいな実が沢山なっていました。

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樫野台公園

2009-12-03 05:00:00 | 神戸にて

樫野と名前が付いていますが、串本ではありません。神戸市西区の樫野台という街にある長閑な公園です。

初めてこちらに来た時は、この写真の右の道を通って来たのですが、少し遠回りをしてしまったことが分り、今は左側から来ています。この地点で合流しているのです。

             

季節も冬になり、この公園で遊んでいる子どもの姿もありません。風も無く、陽がよく当たってポカポカしているのに、もったいないですね。

             

池もありますが釣りは禁止です。同じ樫野でも串本と神戸では大違いです。

             

この公園には常緑樹が多く、紅葉している樹をあまり見かけることが出来ません。それでもプロムナードに沿って、幾ばくかの紅葉している樹を見つけることが出来ました。

             

こちらはモミジでしょう。見事な赤色です。時間が無いので傍まで寄ることが出来ません。

             

池の向こう側の木々に紅葉している樹があれば、池の水に映る景色はきれいだろうと思いますが、残念ながら1本の紅葉した樹も見ることが出来ないのです。

右下のデッキに白い服を着た人が佇んでいますが、何をしているのでしょうね。釣りは禁止と書いてありましたから、釣りではなさそうです。

             

先ほどの紅葉したモミジ群です。少し歩けば近くから撮れるのに、往復すると思うと時間がもったいないのですね。

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平野八幡神社 Ⅱ

2009-12-02 05:00:00 | 神戸にて
国道からこの神社への入り口、階段になっていて、この神社が少し小高い丘の上にあったことが窺えます。

             

左の石柱の『厄除 八幡宮』は判るとしても、もう片方の石柱には『天壌無窮』と書かれてあり、天皇家が日本を支配することと、その繁栄を永遠に寿ぐことの意味であり、現在の憲法、常識から非常に逸脱した考え方であって、昭和61年の再建の際に考え直す余地は無かったのでしょうか。

そういえば何処かでもこの字を見たことがありました。

             

さてこの神社、他の神社と変わったところがあるにのお気づきですか。そうです、入り口に鳥居が無いのです。

でもね、国道を挟んでちゃんとあることはあるんです。

                  

国道より未だ低いところに立っていて、単に通り過ぎるだけなら鳥居の存在は判らないかも知れません。現在通っている宮下という街が鳥居側にあるので、私はすぐに判ったのですがね。

             

この鳥居と神社は国道によって隔てられているのは仕方ないとしても、国道を横切る信号がこの近辺にはありません。ところが国道の下に地下道とも呼ぶべき道がついているのですが、この地下道もすぐに判るという代物ではありません。地下道はこの写真では鳥居のずっと右側になります。

鳥居の近辺に沢山の自転車が放置されていますが、これは神社の北側に高校があり、そこに通う生徒のものだと思われます。

             

この川は田中川、川に架かる橋からずっと参道のような形になっています。
左の白い建物が高校、入り口は国道に面していますが、そこから八幡神社と同じようにすぐ階段になっているので、自転車を停めておく場所が無いのだと思います。

それで八幡様の鳥居の周りに自転車が放置されているのでしょうが、そのことに拠って鳥居の写真が台無しになってしまうなどとは思ってもいません。

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平野八幡神社

2009-12-01 05:00:00 | 神戸にて
今年も早いもので、もう師走になりました。そろそろ年賀状の準備をしなければなりません。

西神中央駅から約1時間かけて担当の宮下という街に辿り着く手前には芝崎というバス停があります。この辺り一帯を平野と呼んでいるようです。トマトが捨てられていた所もバス停の手前なのですが、もう少し歩くと国道175号線と直角に交差します。

その175号線沿いに神社がありました。バス停の名前にもなっている平野八幡神社、国道沿いですが、閑静としています。

             

なかなか古い狛犬のようですが、何故かペンキが塗られていて、そのようなことの必要性がいまひとつ理解できない私です。そのペンキも剥げてきているようで、少しは昔の面影が偲ばれます。

             

こちらは向かって右側の阿形の狛犬、こちらは何故だか顔がユーモラスです。
右奥にこの神社の由来が認められていますが、その冒頭に天智8年の文字が見え、その年は確か興福寺が建立された年であったような記憶があります。

どう見てもこの社殿がそれほど古いものであるはずは無く、昭和61年に再建されたと書いてありました。

             

境内には能楽堂も設置され、古くからこの平野の地の人達の憩いの場であったのでしょう。

             

漱水と深く刻まれた文字、漱とは口をすすぐという意味がありますから、読んで字の如くですが、かっての千円札の漱石さんは、口を漱ぐ石では意味が解りません。

そういえば『吾輩は猫である』も読みっぱなしで放置してあります。そろそろ読了せねばなりません。

             

能楽堂の庇を入れて社殿を捉えてみました。こうして見ると神殿の正面に能楽堂があり、能を鑑賞する人はお尻を社殿に向けるという失敬な態度をとることになりますが、よろしいのでしょうか。

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