ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

出雲崎

2013-08-29 05:00:00 | 田舎

先週末から雨が降り今週明けからはまた暑くなると言う予報は外れ、土曜日は雨が降らず、日曜もたいして降ることも無かったので、期待外れかと思っていたら、月曜日にかなりの雨量があり、とても涼しくなりました。涼しくなったことを喜んでいるわけではなく、大阪では月曜日はあまり降ってないらしかったので、天気予報って大勢の人が住む大都会中心なのだ、串本のような片田舎の地方は当たろうが当たるまいが、気象予報士は何とも思ってないのだろうと思ったことを記しておきたかったのです。

翌火曜日、朝から晴天です。これはブログのネタ探しに出かけなアカンと思いつつも、また暑くなると言う予報だったので歩くのはゴメンです。10時ごろが満潮だったので、一人でしたが船に乗ろうと決心して、満潮の内に帰ってこようと思ったのでした。

             

大島周りは2度行っているので、潮岬の方へ行ってみようと船を出したのです。くしもと大橋の下を潜ると、土曜日に釣っていた所で同じような船が釣りをしています。よほど釣れるポイントが有るのだろうと思いましたが、波を立てるので近づくわけにはいきません。

             

波の予報は2m、これ位なら渡船はいつも渡してくれていたと思い、出雲の双子の磯を過ぎ、幾人かが釣りをしているなと思いながら、船を走らせていました。

             

前方には岩が見えないのに白波が立っています。岩礁があるという証拠、危うきに近寄らずということで大回りをしていると、急に風が強くなり波が高くなってきました。波に乗って船が宙に浮いて、船体が海に着水するたびに大きな飛沫があがります。こりゃ大変、2mの波とはこういうものか、渡船で乗せて貰ってる時は何とも思いませんでしたが、自分で操縦するとなると勝手が違います。

             

右に潮岬の展望台が見え始めたところ、左の大島の姿は通り過ぎています。要するに外洋に出たと言うこと、それまでは大島と潮岬の半島で波も風も遮られていたので、静かだったのです。後ろから追い越していく船は見えていましたが、追い抜いて前を走ると時折波の底に入ると見えなくなります。写真を撮ろうと思うのですが、こちらの船も大きく揺れるので写真どころではありません。

             

不安になってきたのでUターン、船出して20分ぐらいしか走っていません。左手に出雲の集落が見えています。

             

右手は通夜島のなだらかな磯、三男たちが居た時も通っていますが、その時は久し振りの姿を見て感動したものです。くしもと大橋が出来てからもう14年になり、それ以降は渡船に乗るのは大島の各港からだったので、串本まで迎えに来てくれていたコースをしげしげと見ることは無かったのです。

             

くしもと大橋の桁下、21mの表示があります。高さ21mもある大きな船なんかいくらでもあるのでしょうが、湾内に入るのにこの橋の下を通るとは(ここを打っていて忌々しき大阪市長の名が浮かんだ)思えませんが、橋の上から見るともっと高いように感じます。操縦しながら、前の窓からの撮影、車などでは到底出来ませんが、船なら何とか・・・でもどうしても前が気になります。

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