スイカ割りなどをやったのは何時の頃以来なのか、もう遠い昔のことのような気がします。未だ我が子がいない頃、或いは小さかった頃は労働組合のレクリェーション活動で、我が子が学童保育に通うようになってからは、夏の親子キャンプでスイカ割りをやってたような淡い記憶があります。
その当時は自分が挑戦するようなことは無く、専ら5mぐらいのスタート地点で目隠しをしてやり、その場で三回転させて、「まっすぐ歩くよう」にと言いながら、スイカの方に押してやるのですが、まぁスイカに当てる子は稀でしたですね。でも当時は結構面白がってやっていたのですが、今はあまり興味が湧きません。横で写真を撮りながら微笑んでいるのが精いっぱいです。
前日から「スイカ割り、スイカ割り」と五月蝿く催促する5歳児、スイカを買って来た途端に「早よ、スイカ割りしよ」と言いますが、未だ冷えてませんがな。2時間ほど冷蔵庫で冷やした後で、ようやくスイカ割りを始めました。
スイカ割りの経験が有るのか・無いのか、やりたがる割にはルールを知らない様子、持っているのは柄がポッキリ折れたタモの柄の一番元の柄、結局は当たらずでした。
はい、次はお母さんの番と言うと、「ボクがやる、ボクがやる」としつこい、終いには泣き出す始末。これで保育所へ通ってると言うのですから、団体生活の何たるところが身についていないようです。
それでも大人はそんなことは無視、そう無視しておればいいのです。お母さんも思い切り振り下しますが、当たりません。挙句の果てに棒を折ってしまったほどの怪力です。
「次、ボク!ボクがやる」とすぐに叫ぶ5歳児。
でも三男の番、5歳児は先に無視されたので、今回はじっと見ています、順番があることが解ってきたのでしょうか。横に折れた棒がころがっているでしょ。
三男は鉄の棒、でもちょっとスイカに寄り過ぎました。でもかすかに当たったのです。この距離ならもっと腰を落としておればパカッと割れたと思います。
割れてないと思ったのか、また「ボクがやる」を連発する5歳児、次は私の番ですがな。でももう割れてますから、「お好きにしたら」という気持ちです。この時は当たったのか?でもタモの柄では仲が空洞なのでスイカは割れません。ホントは当たっても割れない方が良いのです。実がグシャグシャになったら食べるところが減りますもんね。
三男の打ち下ろした棒はこんなところに当たっていたのでした。ヘタは残しておいて、半分ほど包丁で切って、みんなで食べましたが、待っている間にタモの柄で残ったヘタを叩こうとする5歳児、こんなに執念深いのなら別のところで発揮してもらいたいものです。
スイカを食べたのも何年ぶりかのこと、私はスイカが好きなのですが、買ってきてもなかなか減らないので、買おうという気持ちが起きないので、毎年スイカは食べずじまい。あまり冷えてなかったけど美味しかったです。5歳児は殆ど食べようとしませんでした。スイカは嫌いなのにスイカ割りが好きなのか・・・怖がりなのに破壊的なことが好きなのですかねぇ。