ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

DaVinci Code

2006-08-30 06:16:18 | 大阪にて
先般田舎にやってきたAさんの好意で、『ダヴィンチ・コード』のDVDを観ることができました。

5月の上映時には、賛否両論の意見が出ていましたが、原作を読んでなかったので映画館に出かけることはありませんでした。
お気楽な映画だったら、原作を読もうが読んでなかろうが観に行くのですが、難しそうなので少し敬遠していました。

            

TVが3ヶ月間潰れたままなので、PCで観たのですが画面が小さいせいか、真っ暗な場面が多く画像がよく判らないのと、英会話はほとんど判らないので字幕を読んでると、理解するのに時間がかかり画像を観ていなかったなど、観る条件が悪かったようです。

ただ論争を呼んだように、宗教という名の下に大規模な戦争が繰り広げられ、多くの人間が殺戮されているのは、今の中東で起こっている戦争と関連するものもあるのでしょう。

イスラム圏で行われている自爆テロは、神を第一義に置いたもののようですが、日本でも60年ほど前には、『現人神』のために特攻隊や人間魚雷で命を捨てなければならなかった若者がたくさんいたのです。

神はやはり人だったのか、どうか・・・ここが論争の原因になっているようですが、戦争を惹き起こす原因あるいは口実が『神』にあるのなら、『神』という存在あるいは考えは無用のように思えます。

           

日本や中国などでは、宗教上の争いというよりは、勢力争いで戦争が起こり、特に中国などでは同じ民族なのに何十万という人民までもが、生き埋めにされたりして虐殺さたこともあります。

東洋と西洋、戦争へ進んでいく過程は違いますが、一旦戦争が起これば結果として残るものは結局大規模な殺戮という同じ狂気だったのだと思うのです。

というようなことを考えながらこの映画を観ていると、いつの間にか友達が悪者になったり、その下僕が裏切ったり、悪い刑事と思ってた奴が普通に戻ってたりと、訳が分からなくなってしまいました。

2時間20分長いのですが、後数回は観ないと、ストーリー自体理解できないでしょうね。