ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

大塩の乱Ⅱ

2006-07-19 06:13:20 | 大阪にて
大塩の乱があったのが1837年。
この辺りから、幕末に活躍する人々が誕生し始めます。

平八郎は与力であった当時、幕府の機構での賄賂の横行などに大いに腹を立て、それに立ち向かおうとしますが、幕府の高級官僚には咎めなしで、平八郎は落胆し、与力の座を格之助に譲ってしまいます。

その後昨日も書いた、天保の大飢饉があり、庶民を苦しめる政治に対して、平八郎の憤りは大塩の乱につながっていくのでした。

幕府の堕落した自浄能力の無さは、この頃生まれた人たちによって、明治維新へと転換させられていきます。

          

ところで、平八郎の墓があった寺の並びには日蓮宗のお寺がかたまってあり、一番東にあった蓮興寺には大塩家の墓がありました。

中ほどにあったお寺に日蓮の教えでしょうか、『異心同体』『祖風扇揚』『信力不退』『護持山門』と刻まれた碑があります。

私には意味が不明です。