わさびの日記

老後の暮らしを模索しています。健康のためランニング、楽しみにクラリネット、それに古文書解読を趣味にしたいと思っています。

徒然草第ニ百ニ十一段 (祭の日の放免の附物)

2023-04-15 07:12:16 | 徒然草

「祭の日の放免はうべん附物つけもの」、葵祭りの警護をしている放免、検非違使の下部ということです。その附物とは装飾品などのことで、色んな物をぶら下げ、重たくて息を切らせて歩いているという内容です。

放免は、犯罪者の捜索や、捕縛、取り調べ、時には拷問したりしたそうです。名前の由来は、軽い犯罪を犯し囚人になった者が、放免となり、それらの者を検非違使が使ったからです。犯罪者のことは犯罪者が一番よく分かっているということでしょう。

放免は、江戸時代の岡っ引きの起源だそうです。室町時代の初め頃から引き継がれた歴史のようです。岡っ引きの岡は「岡目八目」と同じ意味で、脇の人ということです。なお、これは蔑称で、「親分さん」が正しい呼び方だそうです。

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