わさびの日記

老後の暮らしを模索しています。健康のためランニング、楽しみにクラリネット、それに古文書解読を趣味にしたいと思っています。

徒然草第ニ百三十四段 (人の、物を問ひたるに、知らずしもあらじ)

2024-03-03 18:28:10 | 日記

「人の、物を問ひたるに、らずしもあらじ」、人に質問されて、知らないわけがないだろうと思って、適当に答えたり、馬鹿にしたりするのは良くない。その通りです。

年寄りは何でも知っているのは昔の話で、今は何も分かっていないというのが現実です。ハードの技術が進歩する時代は、あらゆることが積み上げでした。しかし、ソフトの時代になると、いきなり全く新しいものに置き換わってしまいます。だから、年寄りにはついていけません。その最たるものが、パソコンやスマホ、ネットです。今の現役世代は、それらが普及してから社会人になったのである程度適応力があるでしょう。老人は、負け惜しみに、そんなもんなくても生きていけると強がります。確かに、生きてはいけますが、世の中からは取り残されてしまいます。そうなれば、他の助けなしでは生きていけなくなります。それが分かっていないだけタチが悪いです。

これからは、AIやGPT、仮想現実などとんでもない技術が世の中を支配します。昔、上司に「コンピュータが何でもできると思うな」と言われたことがあります。今や、もう何でもできる時代に入りつつあります。むしろ、人間に何ができるか考える時代かもしれません。それにしても、人間は愚かで、戦争や紛争、不正を繰り返しています。世界のリーダー、つまり政治家が愚かだからでしょう。政治こそ、AIにやってもらったらいいのかもしれません。

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