今日は朝から雨です。天気が良ければ、二見浦の夫婦岩を見に行くつもりでしたが、それは断念し、鳥羽城跡に登ることにしました。傘をさして、登って行くと、生憎の天気でも桜 が綺麗に咲いています。
鳥羽城は九鬼水軍の本拠地で、本丸まで険しい坂です。途中の段々の石垣を見下ろすと、これはなかなか落城しないなあとの感想です。
雨の中、観光するのも煩わしいので、鳥羽国際ホテルのロビーでのんびりし、カフェレストランで昼食 をとることにしました。
ホテルに来ている人を観察していると、色々なことを想像してしまいます。かみさんの後ろの席に若い女性3人の客がいます。顔が似ていて、少なくとも2人は姉妹のようです。比較的正装なので、何かのパーティーか、祝賀会にでも出たのでしょう。トイレに行った時、そのうちの二人が入り口で立ち話ししていて、その内容が海外に何時出発かとのことだったので、壮行会だったのかもしれません。想像を膨らますと、その三人は、何か日本的な習い事をしていて、その老先生の喜寿の祝いのパーティーがあり、久しぶりに集まった。そして、そのうちの一人が、海外でそれを教えることになったというのはどうでしょうか
一方、私達、夫婦は、誰から見ても、何処にでもいる定年後の老夫婦の旅行としか見えないでしょう