わさびの日記

老後の暮らしを模索しています。健康のためランニング、楽しみにクラリネット、それに古文書解読を趣味にしたいと思っています。

徒然草第四十一段 (殊に人多く立ち込みて)

2021-09-30 07:06:06 | 徒然草

ことに人多く立ち込みて」、例年ならば秋のお祭りの季節、山鉾やだんじりの巡行に見物人が多く集まる光景が見られます。コロナ禍では、祭り自体、自粛で巡行の中止などが相ついています。

日本人は、喧騒の中の人込みを楽しむ一方で、誰もいない静寂を好むところがあります。人のいない静かなお寺で、小川のせせらぎや鳥のさえずりりのする日本庭園を眺めていると、心が落ち着きます。コロナ前は、そのような場所でさえも、多くの外国人観光客が訪れ、騒がしかったのを嘆いたりしました。今は、観光地から外国人が消え、お店は大変でしょうが、静寂の情緒が戻って来たようにも思います。

「潺」や「囀」という漢字は難しく漢字変換機能が無ければ書けません。いかにも小さいながらも賑やかな水の音のような「潺」、水を表す氵偏、尸は'しかばねかんむり'ですが、家の屋根の意味に捉えると、家の中で子供たちが楽しく遊んでいる声が聞こえるような感じでしょうか。「囀」、鳥が口から発する鳴き声が二輪で糸巻きするような音に聞こえるのでしょう。このように字の意味を見ていくと、手本が無くても書けるような気になります。

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プレミアム付商品券の抽選

2021-09-29 10:58:33 | 日記

市の企画のプレミアム付商品券、5000円買うと6000円の商品券がもらえます。一世帯、最高5セットまで、つまり25000円払うと30000円の商品券ということです。但し、抽選ということで、5セットで先月申し込みました。抽選結果の通知が来ました。

3セット当選との結果でした。かみさんがネットの声を検索すると、5セット申し込んで4セット当選の人が多いようです。3セットしか当たらなかったというか、残念賞のような気分になりました。

商品券の引き換えも予約制で、予約できる日付と時間帯がどんどん埋まって無くなり、引き換えは2週間後になってしまいました。なんだか、コロナワクチンの予約と同じような感じです。いずれにしても、すっきりしない気分です。

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徒然草第四十段 (親許さざりけり)

2021-09-29 10:43:24 | 徒然草

「親許さざりけり」、可愛い娘を他の男にとられたくない、なんやかやと理由をつけて嫁に行くことを許さない。父親として気持ちは分らないではありません。

娘は、血がつながっているだけに、自分の母親や女兄弟、それにかみさんにも似たところがあります。かみさんに似てきたと言えば似てきているし、姉に似ていると思えばそうかもしれません。母親に似てきているかは考えたくもありませんが、親戚の誰かが見ればそんなことも云われるかもしれません。そう考えると不思議な存在です。

一方、息子は嫁がついているので、御頼み申しますと願うばかりです。子供たちは親が思うほどには親のことを意識してないでしょうから、考えるだけ無駄かもしれません。残り少ない人生、他に考えることはないのかと云われないようにしたいものです。

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徒然草第三十九段 (法然上人)

2021-09-28 18:46:24 | 徒然草

我が家は「浄土真宗」です。その開祖の親鸞聖人の師が浄土宗を開いた法然上人です。浄土真宗の信者を門徒といい、「門徒物知らず」と他宗の信者から批判されます。これは、門徒は阿弥陀仏を拝むだけで、仏教の作法を知らないというものだそうです。

法然上人は、念仏を唱えていて睡魔に襲われれば、眠ればよい、目が覚めたらまた念仏を唱えるとよい、と云われたそうです。浄土宗も浄土真宗も、念仏され唱えていれば往生できるとの考えです。

念仏とは、「南無阿弥陀仏」を唱えることです。その意味は分からなくても、只々唱えるのだとすれば、それは一つの精神統一の手段なのかもしれません。つまり、何をする時も、雑念を捨て集中すれば願いは何時かは叶えられるということでしょう。世の中の仕来りや他人の目を気にしないで一途に願い、仏教の作法など知る必要はないのです。このことは、今日の社会でも、前例や決まりに捉われずに自由に発想することが大切だということに通じる様にも思います。

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友ヶ島

2021-09-27 19:57:19 | 日記

朝起きて大浴場に行くと、意外にも大勢の人が入ってました。ほとんどはおじいさん、そういう私ももうおじいさんか。

昨夜の夕食がまだお腹に残っていて、さほどお腹は空いていません。それでも、宿の朝食は食べ過ぎます。今日は天気も良さそうなので、しっかり歩いて脂肪を燃焼させましょう。

10時に休暇村をチェックアウト、加太港に向かいます。駐車場に車は少なく、定員100人乗りの汽船が満席になる心配はなさそうです。11時出航、20分で友ヶ島に着きます。帰り13時の便では時間に余裕がなく、最終便16時30分だと時間を持て余すと思っていると、15時40分に臨時便が出るとのこと、それならばちょうど良い時間になります。

夏の大雨のため、友ヶ島のハイキングコースは各所で通行止めになっています。予定した海岸周りは通行止めなので、山道を登っていきます。道は舗装されてなく歩いづらいですが、勾配はそれほど急でなく、ほとんどは木影なので助かります。それでも汗びっしょりになり、脂肪の消費が期待できます。

旧日本軍の砲台跡があり、廃墟となったレンガ造りの要塞は天空の城ラピュタと同じ世界観だとのことです。何もない山中によくぞ造ったものだと感心します。ただ、観光地としては全体的に寂れていて、もったいない感じがします。世界遺産は到底無理かもしれませんが、戦争遺産として残すのは意義がある気がします。

一番の見どころの第3砲台跡、懐中電灯が必要と聞いてましたが、薄暗い中に僅かな照明があり良い雰囲気です。砲弾の貯蔵庫の大きな空間は、プロジェクションマッピングなどの映像イベントでもしてみるのも良いように思います。近くにある将校の宿舎は崩れかけてていて、これを修復して記念館にすればと思ったりもしますが、観光ビジネスとしては難しいのかもしれません。

平和学習として広島や沖縄に行って、戦争の悲惨さを学ぶことも大切ですが、国を守るとはどういうとかを考えることも必要な時代です。話せば分かる国ばかりではありません。だからと言って武力に訴えることを正当化するつもりはありませんが、外敵に備えることを放棄しては大切なものを失うことに成り兼ねません。

桟橋に戻ってくると、修学旅行らしい生徒が集合していました。臨時便で来たようで、14時にも帰りの臨時便があると分かり、それで帰ることにしました。彼らが、ここで何を学ぶのかは知りませんが、戦争遺産を観光だけでなく活用してもらいたいものです。

  

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加太 国民休暇村(二回目)

2021-09-26 17:55:04 | 日記

昨年も宿泊しましたが、天候が悪く、うっすらの夕焼けは観たものの、満天の星空は拝めませんでした。今回も、天候がもう一つで、夕焼けも星空も望めません。天気は徐々に回復しそうなので、昨年、船が欠航して行けなかった友ヶ島には渡りたいと思っています。

国民宿舎への途上、加太港の近くにある淡嶋神社に参拝 しました。 この神社は人形供養で知られていて、拝殿にぎっしりと人形が並べられています。あまりに多くの人形に見詰められ異様な雰囲気です。昼食は、港近くの食堂「万幸商店Ⅱ」でしらす丼を食べる予定でしたが、駐車場が満車、お客さんも外まで並んでいたので諦めました。

国民休暇村に着いて、昨年と同様に鯛ラーメンセット を注文すると、しらす丼が付いてたのでこれで未練はありません。腹ごなしに休暇村周辺の散策コースに出かけます。アップダウンの激しい道、途中で砲台跡や展望台を見学してよい運動になりました。展望台から観える海は両側から陸地に挟っているので「瀬戸」と云うのだと、かみさんが薀蓄うんちくを披露してました。確かに外海から侵入してくる敵の船を狙い撃ちするには格好の場所です。実際には、船ではなく飛行機が爆弾積んで飛んで来たので、どちらが狙い撃ちされたか分かりませんが

夕食まで、温泉でのんびりするつもりで大浴場に行くと、日帰り利用の団塊世代のおじいさんの一群が露天風呂を占拠してました。ようやく空いたスペースに割り込んで浸かっていると、あと20分で上がるよと幹事のおじいさんが言ってるのを聞いて、この一群と同タイミングで出ると脱衣所が混むので30分はノボセても頑張ろうと決心します。そろそろ良いだろうと脱衣所に行くと、おじいさんの一群はもう時間が過ぎてるのに話しに夢中です。仕方ないなあと浴衣を着ていると、「今日、泊り?」と聞かれ、「はい」と返事しながら、浴衣着て日帰りはないだろうと思っても、「お先に」と愛想振り撒いて大浴場を出ました。どこまで行っても、あの世代の連中には虐げられることになるのか、今更ながらです。

夕食は、案の定、食べ過ぎて苦しい。これじゃダイエットもご和算、脂肪肝もどうなるものやら。こうなったら、明日の友ヶ島ハイクで頑張るしかありません。

  

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マンションの管理組合

2021-09-26 07:36:33 | 思い出

以前はマニションに住んでました。バブル時に高値で購入し、バブルが崩壊して資産価値が激減しました。一戸建てに比べると、鍵一つで外出できるので便利ですが、何かと気を使うこともあります。一番は騒音問題です。上の階の住人の生活音が気になり、下の階に子供が走る音で迷惑かけてないか心配します。何と言っても、管理組合の役員になると大変です。

我が家の前にあるマニションが大規模修繕を始めたところで、足場を組んでいます。大規模修理はお金がかかり、そのための積立金が足りるかどうか心配なところです。修繕費を計画的に積み立てていても、滞納者が多いと不足することもあります。滞納者の多くは、投資目的のため、バルブ崩壊で自己破産した人もいて、所在不明でなかなか徴収できないことがありました。

大規模修繕の業者選定や見積もりは管理会社がやってくれますが、それが妥当かどうか、住人に建設会社勤務の人がいるといいのですが、素人にはなかなか分かりません。大規模修理以外にも小さな修理は毎月のようにあります。立体駐車場で高さ制限があるのに、背の高いボックスカーを入庫して火災センサーをひっかけたために、スプリンクラーが作動し、地下部分にある車 が水没したこともありました。マンション保険はどうなってるのと大変でした。

駐車場といえば、入り口の地下にある浄化槽を撤去することになり、工事期間中の臨時駐車場を探したこともあります。近くに大坂ガスさんが所有する空地があり、そこを利用させてもらいました。その見返りに、集会室でガス機器展を開催しました。我が家もガスファンヒーターを買って貢献したような。

駐輪場に自転車やバイクが乱雑に置かれるため取り出しにくいとの苦情があり、ラックの導入を決めましたが、住民の同意を取るのも結構大変でした。また、自転車に悪戯さけて、監視カメラをチェックしたこともあります。管理組合の役員の活動は土日が中心ですが、真面目にやると大変です。

そう考えると、一戸建ての方が気楽なような気がしてきます。一戸建も、定期的に壁や屋根の大きな修繕が必要で、そのための資金 は心づもりしておく必要があります。

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徒然草第三十八段 (万事は皆非なり。言ふに足らず、願ふに足らず。)

2021-09-26 07:36:02 | 徒然草

たから多ければ、身を守るにまどし」、財産のたくさんある人は、それを守るために汲々とする。地位のある人は、その地位を守るために必死になる。守ることが目的になると、手段に見境が無なり、愚かな行動をとる。死んでしまって、子供に過分な財産を残すのは罪なものです。

「万事は皆非なり。言ふに足らず、願ふに足らず。」、人の人生はせいぜい100年、日本の歴史は3000年足らず、世界の歴史もエジプト文明からでも5000年ほどです。それに対し人類の歴史は15万年、地球は46億年ですから、あまりにも一人の人生は短かく、どんなに大変な事を成したとしても一瞬で消え去ってしまいます。なんと空しいことでしょうか。

 

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早朝のランニング再開

2021-09-25 09:37:29 | 日記

涼しくなってきて早朝のランニングを再開しました。脂肪肝の改善のためには、有酸素運動をして脂肪を燃焼しなければなりません。走り始めて、20分程すると脂肪が燃焼すると云われてます。ハードな走りをすると脂肪よりも糖を消費するため、大体3Kmを過ぎたぐらいを目途にペースを落とすのも良いのかもしれません。しかし、ついつい頑張ってしまいます。

夏前に走っていた時は、心拍数をあまり上げずに、徐々にスピードが上がってきていました。今は3Km過ぎから心拍数を上がってしまいます。体が走ることにまだ慣れていないためでしょうが、スビートを気にせずに堪えなければなりません。段々と涼しくなると走り易くなって自然とスビートは出るんじゃないかと思います。体重の方は順調に減っていますので、ダイエット効果は期待できそうです。

気になるのは、ウェアラブル・ウォッチ のバッテリーが弱ってきていることです。バッテリーの交換は高くつくので、新しいのを買おうかと思ってますが、まだ分切れません。

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2021古文書解読実践 第5回課題 

2021-09-25 09:34:26 | 古文書

5回目の課題の添削結果が返ってきました。評価はAでしたが、〇Aを狙っていただけに残念です。講評で「惜しい所がありますが、・・・」のコメントがあり、何とかしなければと焦っています。群馬県立文書館のインターネット古文書講座(204文書)を順に解読していますが、なかなか実力アップにつながっていません。ちょうど100文書まで力試ししましたが、未だに初級レベルの文書でも解読に苦労しています。

一度立ち返って、正確な解読のために、誤解読する傾向を分析し、修正しなければと思っています。又、頻出の「被」や「御」「候」「仰付」などは崩し方が色々あり、少し変わった形に崩されると分からなくなるのも改善しなければなりません。人名は特に苦手で、文中の人名には苦労します。そうした弱点を一つずつ解消していかなければと思っています。

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