芝浜

　正月に息子夫婦が帰省するということで、この年末は大掃除に大わらわです。年賀状を急いで作成し29日に投函、それから3日かれての不要なもの整理と家の掃除、なんとかなりそうですが、還暦を過ぎると腰は痛いわ、肩は凝るわ、疲れてソファーで眠り込むはでこたえます。
　年の暮れに眠り込むと言えば、落語の芝浜。酒好きで怠け者の魚屋が芝浜で大金の入った財布を拾うが、それを女房に預けでは酒を飲んで眠りこけてしまう。大金が入ったので、仲間にめでたい事があったとご馳走して散財し、女房にそれらの払いを頼むと、大金の財布を拾ったなんて酔って夢でもみたんじゃないかと騙される。魚屋は自分の不甲斐なさを恥じて改心し、酒をたって真面目に働く。３年後の大晦日、女房から真相を知らされ、よくぞ騙してくれたと女房に感謝すると、もう酒を飲んでもいいじゃないかと勧められるが・・・の噺です。
　大晦日、この1年間を振り返るのには良い機会です。今年は、還暦になり、会社は定年になり、息子は結婚し、と一区切りの年だったように思います。来年のことは、正月に考えることにします。

　
　

息子の結婚式

　式場は、原宿、表参道、キャットストリート沿いのおしゃれな式場。今、流行りらしい人前式、親兄妹(弟)だけの式です。披露宴は新郎新婦の友人ばかり、親を除くと全員20歳代の若者ばかりです。親だけが場違いの雰囲気、仲人はもちろんいませんし、親戚や勤務先の上司、先輩も一切招待していません。新郎新婦のための結婚式ということからすればこれで良いのかもしれません。クリスマスに因んでゲストどうしてプレゼント交換したりして盛り上がってました。もう、勝手にどうぞ・・・　てな感じでした。

ドジなパプニング

　息子の結婚式のため、かみさんと娘と家族揃って東京に向かって出発のはずが、かみさんが時間が迫っているのに、何がないのあれが見つからないのと、準備が進みません。新幹線の切符を家族早割でEX予約したので、京都駅で受け取らなければならず、私だけが先に出ることにします。それで、最寄り駅で待っていると、娘がやってきて、電車の発車間際にかみさんが飛び込んできました。なんとか、皆な揃ったと思っていると、次の駅に着いた頃に娘がかみさんに「お母さん、えらい身軽やね」と聞くと、かみさんが「荷物、家に忘れてきた」と叫び、閉まりかけの扉から飛び降り家に引返していきました。荷物忘れるか　
　結局、新幹線を30分後のに変更したため、家族早割は解約され通常料金になってしまいました。誰のせいだ・・と悔しがったですが、今回は息子の結婚式、ケチケチするのは止めたとふっ切りました。こうなったら、帰りはグリーン車で帰ってやるぞ～～

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ラッキー

　朝から、警察の取得物係りに行ってきました。私のウォッチ、取得物で届けられてました。良かった、良かった、気分がいい、ワーイワーイという感じです。これで、またトレーニング頑張れそうです。
　さて、いよいよ明日は息子の結婚式、家族の皆さんは色々とご不満はあるようですが、本人たちが幸せならばそれでいいでしょう。今日は、これからみんな揃って東京に遠征します。朝から良いことがあったので気分がいいです。
　今日は支離滅裂ですが、この調子で、終わりよければ全て良し、2014年を終えたいものです。

トホホの巻

　いよいよランニングシーズン、少しづつ調子を上げたいので、新しいウィンドブレーカー、キャップなどを買って、来年の大会目指して頑張るぞうと、盛り上げてました。
　ところが、今朝、GPS付きのスポーツウォッチをランニング中に落としてしまいました。先週、ベルトが擦れて手首の皮がめくれたので、ここのところ上着のポケットに入れて走ってましたが、新しいウィンドブレーカーのポケットが浅く、走ってる振動で外に飛び出たようです。ポケットなんかに入れて走ったら落とすんじゃないかと思わないでもなかったのですが、以前の上着ではそんなことはなかったので迂闊でした。
　5kmを折り返して、8km手前で気づき、折り返し地点までゆっくり探しながら走って戻り、また帰りの5kmもゆっくり走って探したのですが、結局見つかりませんでした。おかげで14km近くも走ることになりました。スポーツ用のウォッチなど他の人には使い道ないので、誰も拾わないだろうと思っていたのに、見つからなかったのは大ショックです。一部の望みは、拾った人が警察に届けてくれて取得物になっていることです。でも、自分が拾ったならば、走っている人のものなら必ず探しにくるはずと、道端の目立つ所に置いておくのですが・・・　文句を言ってはバチが当たるので、どうか親切な人が警察に届出てくれますようにと祈るばかりです。

　

保険の話し

　定年退職すると、給与天引きしていた諸々の費用を口座引き落としに変えなければなりません。その中で、保険料は結構大きい額です。年金の範囲での生活は厳しいですから、貯金を取り崩すことになりますが、それだけに無駄な出費は避けたいと思います。
　保険の窓口というところに相談してきました。まずはがん保険ですが、毎月6500円ほどかけています。がんになると入院して、手術、そして通院治療ですが、入院から退院までは約1ヶ月、健康保険の高額治療費である程度は賄えるため保険に頼ることはないでしょう。問題は、退院後の通院治療で、長くて5年だそうです。健康保険が適用されない治療もあり、総額で300～500万円になるそうで、それが保障されると助かります。がん保険を40歳から65歳までかけて、65歳でがんになったとすると、掛金の総額は約200万円、保険かけててよかったとなります。しかし、そのまま80歳まで健康でがんにならないとすると掛金総額は約300万円です。若くしてがんにならないと自信のある人は毎月6500円づつ貯金することをお勧めします。私は、40歳の時に兄弟ががんで亡くなったので、その恐怖心からがん保険に入りました。よって、今後もがんになるリスクは高いと思い、このまま継続することにします。
　生命保険ですが、私は無駄な出費だと思い、10年ほど前に解約しました。ただ、かみさんがいわゆる女性保険とやらに入っていて、毎月1万円ほど払っています。内容は主契約部分が1000円、特約部分が9000円で、主契約は終身の数百万円の死亡保険、特約部分で数千万円の死亡保険金が60歳まではおりるそうです。かみさんが死んで数千万円もらうというのはなんだか保険金詐欺を連想し、あまりよろしくありません。それで特約部分だけを解約することにしました。後は、かみさんが60歳になるまで毎月1000円づつ払うことになります。ただ、この保険金は誰がもらうことになるのでしょう。きっと、かみさんより私の方が先に死んじゃうと思うので、子供達に墓でも建ててくれるよう遺言しておきましょう。
　火災保険については検討中です。最近、自然災害が多発し、毎年保険料は上がっているので、長期の一時払いが有利だとのことです。ひとつ、風水害の特約が必要かということで、我が家は丘に上に立っていて浸水の心配は全くありません。この点の見直しは必須かもしれません。
　保険の窓口さん、色々と勉強になりました。

パートさんの時給アップは喜ばれない?

　世の中、少し景気が良くなってきているし、賃金を上げるのは経営者の努めと、パートのおばさんの時給を上げることにしました。我ながら英断であり、きっとパートのおばさん達に喜んでもらえるだろうと期待しました。ところが、人事担当者から、130万円の壁があり、おばさん達は必ずしも喜ばないし、勤務日数を減らさなければならなくなると弊害ばかりが話題になり、時給を上げてもらったことへの感謝どころではないようです。
　これっておかしいすよね。国の制度が、企業の賃上げを邪魔しているとしか思えません。今回の選挙で、この130万円の壁を解消してくれる政党ばどこでしょうか。
　実は、うちのかみさんも130万円の壁を超えたがために、国民健康保険、国民年金、住民税、配偶者控除の対象外により、総額で30～40万円の出費増になりました。これは、年収130万円～180万円までは国が搾取し、女性はタダ働きを強いられていると私は思います。なにが女性の活用だ! この問題を早急に解決しないのは政治の怠慢です。
　今回は、選挙がおなわれていることもあり、政治に対する怒りのプログです。

還暦

　私も遂に還暦を迎えました。還暦という言葉から連想するのは、正式に老人の仲間入りしたということ、これからはシルバーシートに大きな顔で座れます。そうではなく、家族や仕事など、自分にずっしりとのしかかっていたものが軽くなり、新しい生き方を考える機会にしたいと思っています。
　仕事はまだ引きずってはいますが、少しは自分の時間と余裕が得らることを期待します。ただ、日々の自由な時間は増えるかもしれませんが、長い意味での時間は残り少なくなっています。上手く時間を使わないともったいないと焦る気持ちもありますが、価値ある使い方にこだわると、また齷齪してしまうので、のんびりも価値ある使い方だと自覚しなければと思います。余裕の面では、特に金銭的なところでは、仕事をやめると年金生活になり、贅沢はできないなあと思います。しかし、お金を溜め込んでいては世の中のためにもならないので、計画的に使うことが大切なのかもしれません。体力面は確実に衰えています。先日、自分のゴルフスイングを動画に撮ったのを見たら、すごく不細工なスイングになっていてがっかりしました。体が固くなっていて、自分の思っているイメージで動いていないのです。自分がどのように動いているか分かっていないことを思い知らされました。
　ということで、還暦を迎えて思うのは、身の程をわきまえなさいということでしょうか。トホホ・・・