河内風穴と多賀神社

彦根ICから車で20分ほどのところに河内風穴があります。駐車場に車を停め徒歩で渓流沿いにやや上りの石段を登っていくと鍾乳洞の入り口に到着します。途中、渓流の上に鉄骨で作られたバイパスの階段があり、下が丸見えで高所恐怖症の私にとっては少しスリルがあり過ぎるぐらいです。
鍾乳洞の入り口は狭く、姿勢を低くして進まなければ頭をぶつけます。洞窟の中は涼しくて夏場の観光スポットとして人気があるらしいですが、天井から水滴が落ちてきます。洞窟内はゴツゴツした岩場で、手すりをつかんでないと踏み外してしまいそうです。もともとバランス感覚が悪いのでぎこちなく進んでいきます。洞窟は狭くなり奥の方まで続いていますが、探検に来たわけではないので、手すりが途切れたところで折り返し、来た道を戻ります。
鍾乳洞と自然以外に何もありませんが、人も少なくこの時期の観光には良いかもしれません。
その後、豊郷小学校旧校舎を見学します。先日、テレビで見た映画、「君の膵臓を食べたい」の図書館の場面の撮影があったところです。古い校舎に入ると、廊下を走って先生に怒られた子供の頃を思い出します。

次に、伊藤忠の創業者の生家を見学します。行商から巨大商社に発展していった経緯の写真や資料が古い蔵の中に展示されています。昔の旧家のお屋敷といった感じです。その近くにある蕎麦屋さんで昼食の予定でしたが、お休みで途中にあった駅の道に行くことにしました。昼食後、かみさんが地元の野菜を買ってました。
最後に多賀神社にお参りします。能舞台などもあり、思っていた以上に立派な神社です。雨が降ってきて、時々、傘を差した人がお参りに歩いていて、なかなか風情がありました。