わさびの日記

老後の暮らしを模索しています。健康のためランニング、楽しみにクラリネット、それに古文書解読を趣味にしたいと思っています。

京都駅で

2016-04-04 15:59:57 | 日記
 東京出張は、京都駅から新幹線に乗ります。春は花見で観光客も特に多い季節です。月曜日の朝からの会議のため日曜日の前泊です。この時期は、春休みでホテルの予約が取りにくく、初めてのホテルに泊まることになりました。結果的には、外国人観光客はほとんどいなくて、まずまずのホテルでした。フロントに皇太子さんが来た時の写真が飾られていて、泊まったわけではないでしょうが、それなりのホテルかなと思います。
 月曜日の帰路、昼過ぎの新幹線だったので、車中で駅弁を食べました。やはり京都駅で降りたとき、弁当のごみを近くのごみ箱がいっぱいで、ちょっと離れたところまで捨てに行きました。一緒に降りた客がほとんどいなくなっていて、少し遅れてエスカレーターを降りようとすると、警備員か、鉄道警察かの若い兄ちゃんが、怪訝そうに私をジロジロ見るので、なんか文句あるかと声に出して言う度胸はないので、その気持ちを込めて目力だけで言ってやりました。そなんこんなで、コンコースに降りていくと、駅員か警備員かに大勢の人が整列させられています。「わあ、ものすごい団体客や」と思いきや、日の丸の旗を持っています。右翼団体の団体客かなとトンチンカンなことを思っていると、天皇陛下がどうのとの声が聞こえてきて、ようやくそうかと納得しました。
 そうはいうても、近鉄に乗るには、この人だかりのど真ん中を通って、新幹線の改札から近鉄の改札まで通り抜けなければならず、本来は天皇陛下御一行が通られる花道を、両サイドの日の丸の旗を振る観衆の冷たい視線の中、「どうもすいません。お邪魔虫です。」と心の中で呟きながら、いつ何度、警官にピーピーと警笛を鳴らされて排除されるのではないかとの不安を抱いて、肩身の狭い思いで通り抜けました。ちょっと似た光景、マラソンでゴール直前でふらふらになっているとき、沿道の大観衆から「ファイト、あと少し、がんばれ」の激励をもらったのを思い出しましたが、その時のような人の温かさは感じられませんでした。
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花見はあいにくの雨

2016-04-01 15:14:12 | 日記
 かみさんと花見に須磨離宮のある月見山に行きました。あいにくの雨で、予定していた邸宅レストラン「ル・アン」での食事だけになってしまいました。レストランの予約を申し込むとき、何かの記念日だと言えばサービスしてもらえるので、結婚記念日ということにしました。かみさんは、ちょっと後ろめたい気持ちと柄にもないことを言ってますが、結婚生活を振り返る日が記念日であり、それが何日でも良いような気がします。
 結婚30周年、子供たちも独立・結婚し、これからは夫婦だけで余生を送ることになります。そういう言い方をすると寂しい感じがします。今までは、子供を育てるのが生活の中心でしたから、次に孫ができて、孫が生き甲斐で、孫の話しばかりになるのは嫌だなあと思います。何かやりたいことを見つけ、そこでの愚痴をお互い、相手が何考えてるか分からないなりに、無責任なことを言い合って暮らすのが良いように思います。まあ、ぼちぼち考えましょう。

 
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