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わさびの日記

老後の暮らしを模索しています。健康のためランニング、楽しみにクラリネット、それに古文書解読を趣味にしたいと思っています。

古文書検定準1級合格

2022-06-14 07:04:35 | 古文書

ほとんど諦めてましたが合格しました。今回は、問題が難しく、合格ラインが低かったようです。個人的には、苦手なかな文の正解率が悪く、漢文で点数が採れたので合格できたようです。

これで、古文書解読の中級者と胸を張って言えそうです。1級に合格できれば上級者、そして生涯学習インストラクター1級の道も開けてきそうです。

1級に向けては、かな文字の苦手意識を克服するのはもちろんですが、難解文字の解読力レベルアップが必要です。そのためには、決まり文句やよく出る言い回し、それに昔の言葉をもっと知る必要があります。今は、各地の公文書館のホームページに載っている、古文書講座の資料を片っ端から読み込んでいますが、もう少し幅の広い知識の習得が必要と感じています。

次回の受験には、自信を持って臨みたいので、1年後ぐらいを目標にしようと思っています。

 


古文書検定 準1級受験

2022-05-21 15:25:20 | 古文書

自信のないまま受験したので、想像通りの出来でした。結果は来月ですが、期待は出来ません。今回は、会場受験の雰囲気を経験するだけで終わりそうです。

自身の無さの原因はいくつかあります。第一に基本的な解読に取りこぼしが多いことです。これは何だっけと思って、解読文を見て、ああそうだったとなることが多いからです。つまり、基本的な解読力が不十分ということです。

次に、連想力の不足です。前後の文意から連想して、難しい文字を解読する力が不足しています。連想力の基は知識です。つまり、昔の言葉の知識が不足しています。古文書の内容によって、出てくる慣用句や頻出の熟語が決まってきます。そうした決まり切った言葉ほどくずし方が激しく難解です。そうした文字は、偏が何か、旁が何かなどと解読しようとしても歯が立ちません。

最後に、苦手としているかな文字が克服できていません。かなり読めるようにはなっていますが、ほとんど形が同じくずし字では、経験の引き出しがものを言います。つまり、いくつもの可能性から、どれが最適かを選べるようにならなければなりません。今は、これだと思うとそれに拘って、誤読してしまいます。

次の受験までには、ほぼ出来たとの手ごたえが得られる程度にならなければと思っています。それには、年単位での修練が必要だと感じています。


令和3度の古文書解読実践コース修了

2022-03-02 18:44:28 | 古文書

第10回の課題の添削が返ってきました。久々の〇Aでした。これで、2年連続でA以上の評価となり、生涯学習1級インストラクター(古文書)の取得に向けて前進しました。

しかし、これからが難関だそうです。近世の古文書を読み解き、それを題材とする小論文を作成し、審査に合格しなければなりません。まず、読み解くための古文書を探さなければなりません。そのためには、ある程度の分野を決め、それに関連する古文書を探すことになるでしょう。地元の図書館にある古文書ということになると、地元の歴史を知り、ある程度は詳しくなる必要があります。以前に、市史を読んだことがあるので、もう一度読み返してから、ある程度のターゲットを決めようかと思っています。

令和4年度も解読実践コースは続ける予定です。この一年で確かに実力は上がりましたが、まだまだ誤読の多く、実力は中級者レベルです。ほとんどの課題が〇Aの評価になる事を目指したいと思います。新しい教材が来るのが楽しみです。


令和3度の古文書解読課題の最終提出

2022-02-01 08:49:29 | 古文書

第10回目の課題を提出しました。今年度の成績は低調でしたが、今回もA評価ならば、最低の目標は達成できます。来年度も継続する予定ですが、今年度以上の成績を目指したいと思います。

さて、いよいよ生涯学習インストラクター1級に向け、次の段階に進すことになりそうです。近世の古文書に関する研究テーマを決め取り掛からなければなりません。この一年間、大坂の文化と行政に焦点を当て、古文書を読んできました。前者は、「竹垣直道日記」であり、後者は西鶴の「世間胸算用」です。今後は、これらの中から、論文のテーマになる題材を見つめなければなりません。そのためには、少し、研究範囲を広げ、俯瞰的に考えられる知識と教養が必要です。そのため、日本史についてもう少し深く勉強しようかと思っています。


2021古文書解読実践 第8回課題 

2021-12-24 18:03:24 | 古文書

第8回の課題の添削が返ってきました。今回は、久々の◎A評価でした。 前回、自信があったのに◎が取れなくて落胆していたので良かったです。今年3回目の◎ですが、目標は年に5回です。まだ2回分の課題があるので可能性はあります。

解読の実力は少しずつ付いていると思いますが、まだまだ穴が多いといった感じです。井原西鶴の『世間胸算用』の影印で読んでいます。これは内容が面白いこともありますが、かな文字の解読には打って付けです。読み終わるころには、かな文字の苦手意識が無くなるのではないか、と期待しています。

来年の5月、古文書解読検定準1級の案内が送られて来ました。今の実力では合格は厳しいです。迅速に、正確に解読できるように、さらなる実力アップが必要です。何が足りないのか、かな文字は何とかなるとして、頻出の漢字の解読を確実にすること、崩し方の多様な漢字のパターンをものにする事、そして昔の言葉や言い回しを抑える事などです。そのための作戦、正月休みを利用して考えることにします。

 


2021古文書解読実践 第6回課題 

2021-10-26 06:46:36 | 古文書

第6回目の課題の添削が返ってきました。評価は◎Aでした。目出度し/\とにはいきません。今回の課題は、比較的優しいのに誤読した箇所もありました。そのため、まだまだだなあというのが実感です。

今年度の課題は残り4回、少なくとも2回は◎Aを狙いたいものです。そのためにも、実力アップを図らなければなりません。また、来年度の古文書検定準1級合格のためにも、確実な解読力が必要です。過去に読んだ古文書で誤読した理由を分析し、同じ間違いをしないよう復習に重きを置きたいと思います。

先月から『古文書学入門』(佐藤進一著)で古文書学の勉強を始めました。古文書の各種様式やその使われ方を知ることが解読の役に立つと考えたからです。古文書の様式は、奈良時代の大宝令、養老令で規定されたものが、鎌倉時代から室町時代にかけて、いわゆる公家政治から武家政治に代わるにつれて変化したようです。よって、鎌倉時代後期から、南北朝時代の歴史を知ることが大切のような気がしてきました。今、読み解いている徒然草が著された時代です。あまり人気のない時代かもしれませんが、日本の政治・文化の転換期ではないかと考えています。次は太平記を読もうかと思っています。


2021古文書解読実践 第5回課題 

2021-09-25 09:34:26 | 古文書

5回目の課題の添削結果が返ってきました。評価はAでしたが、〇Aを狙っていただけに残念です。講評で「惜しい所がありますが、・・・」のコメントがあり、何とかしなければと焦っています。群馬県立文書館のインターネット古文書講座(204文書)を順に解読していますが、なかなか実力アップにつながっていません。ちょうど100文書まで力試ししましたが、未だに初級レベルの文書でも解読に苦労しています。

一度立ち返って、正確な解読のために、誤解読する傾向を分析し、修正しなければと思っています。又、頻出の「被」や「御」「候」「仰付」などは崩し方が色々あり、少し変わった形に崩されると分からなくなるのも改善しなければなりません。人名は特に苦手で、文中の人名には苦労します。そうした弱点を一つずつ解消していかなければと思っています。


古文書解読検定2級 合格

2021-09-22 06:58:29 | 古文書

8月に郵送検定を受けた古文書解読検定2級の結果通知が届きました。合格しました。
自信はありましたが、簡単な間違いが多く合格ラインより少し上ぐらいで、次の準1級に向けて危機感を感じています。

今の実力は2級程度なのかもしれません。次の準1級に合格するにはレベルアップが必要です。試験の予定は来年の5月ですから、それまでに実力アップを図らなければなりません。
準1級からは試験会場での検定になります。噂では、郵送試験の課題ほど難しくはないとのことですが、辞書も時間もないので、本当の実力が試されます。2級の検定試験も、現在続けているNHK解読講座でも、簡単な解読ミスが目立ちました。添削の講評で「惜しい所がありましたが、・・・」とのコメントが多く見られ、その惜しい所をなくさなければと思っています。

  


2021古文書解読実践 第4回課題 

2021-08-28 09:00:49 | 古文書

第4回の課題の添削が返ってきました。評価はAでしたが、解読ミスが多く、ちょっとガッカリです。提出時にそれほど自信はなかったので、やはりといった感じです。

第5回の課題も提出できるのですが、不安になり少し見直してからにします。解読力をつけるために、インターネット上の古文書を毎日、少しでも解読するようにしていますが、力になっているという実感はありません。ただ、闇雲に解読しているだけでなく、少し体系立てていくべきかと思っています。それと、初見での素早い解読力と難解で癖のある古文書の解読力とではやり方が違うのかもしれません。

体系化のため、古文書講座の課題で、間違えて解読した文字を何と間違えたのか、解読できなかった文字は何がヒントになるのかを整理しようとしています。整理したものを使うことよりも、整理する過程で頭の中にそれらが定着することが大切と思っています。速読力アップにつながればよいのですが、その成果は古文書検定準1級の受験で試されると思っています。その前に、2級に合格しなければ


2021古文書解読実践 第3回課題 

2021-07-29 18:08:16 | 古文書

第3回目の課題の添削が返ってきました。結果はA評価でした。今回は自信があったのですが、解読ミスが多く、"まだまだだなあ"と思い知らされました。

よく出てくる文字でも、崩し方にクセがあると、誤読してしまうことがあります。解読の精度をあげるには、文脈から推測して、それで意味がしっくりいくか見極める力が必要です。その文脈をつかむためには、あらゆる場面で出てくる中世の言葉を知らなければなりません。より多くの古文書を読み、こんような文書にはこんな言葉や表現が使われるのだと言葉のストックを増やすことが大切です。

しかし、老人になると記憶の空きスペースが少なく、記憶してもすぐに別の事柄に書き換えられてしまいます。なかなかストックされません。どうでもよいものを無駄に断片的に記憶しているからかもしれません。しかし、もはやデフラグしても容量は増えないのかもしれません。