転換期かな

今年の４月の異動で子会社へ出向になったのですが、親会社にも席があり中途半端な立場です。仕事の内容は、定年前後をイメージしていたものから少し違ってきたので、今までやってきたことに切りをつけることにしました。
それは、ここ数年目指してきた資格の取得をしても、これから先にその資格を活かすことはないだろう。それよりももっと原点に戻ってやりたいことを突き詰めた方がいいと感じたからです。目指してきたのは社会保険労務士、その知識は子会社の経営にはすごく役に立ちます。しかし、リタイヤ後にその知識を活かし社労士の事務所を開くかとなると、それが自分のしたい事ではないと思うのです。家族を養うという責任から解放されるリタイヤ後は、自分がやりたいことをやるべきであり、そのための努力をした方がよいと考えます。
それじゃ、自分のしたいことは何か。趣味ならば、音楽にスポーツ、それに少し土いじりもしたいと思うのですが、仕事というかライフワークはそんなのではないでしょう。今までの人生の中で最も充実していたワークは何だったのか。それはやはりシステム作りです。そう、私はやっぱりシステム屋でありたいと思うのです。しかし、ここ数年間で、システムの世界は大きく変化してしまいました。その変化をどのように受け止めるか、今の世界で何ができるかを探さなければなりません。
そのためには、以前やっていたホームページ、休止状態のものを復活さることから始めることにします。

東京出張と娘の演奏会

月一回のペースで東京に出張しています。東京といっても埼玉にある事業所ですが、上野から快速で１時間ほどなので、定宿は上野にしています。娘が入っている大学のオーケストラが、毎年、東京の大学と交歓演奏会をしていて、今年は東京の上野であるということで、その日に合わせて出張を設定しました。
演奏会の場所は東京文化会館、開演まで少し時間があるので隣りにある国立西洋美術館でかみさんとお茶をします。喫茶、「すいれん」、店内に「国立西洋美術館を世界遺産登録に」のぼり旗があります。ちょっと調べてみると、建物が世界的な建築家であるル・コルビュジエによって設計されたものだそうです。１９５９年３月に竣工ですから、私よりも若いのに世界遺産になるかもしれません。ショップで額とコピーを数枚、もちろん「すいれん」も含めて買いました。事務所の私の部屋が殺風景なので飾ろうと思っています。
さて、娘の演奏会ですが、ベートーベンの交響曲第５番「運命」、有名な曲ですがなかなかの演奏でした。相手の大学はブラームスの交響曲第１番、そしてチャイコフスキーのイタリア奇想曲を共同で演奏しました。娘たちは夜通しで交流パーティーをするみたいですが、私達夫婦は疲れてしまい、ホテル近くの居酒屋で食事をしてホテルに帰りました。