近江の今津から琵琶湖の遊覧船で、海津大崎の桜を観に行くことになりました。カミさんは、ヴォーリズ建築が好きで、今津にヴォーリズ通りがあるので、今津港からの桜クルーズにしたそうです。今回も、車で今津まで行きます。
途中に白髭神社があり、今まで何度か横を通ったのですが、立ち寄ることはありませんでした。今回は、乗船まで時間の余裕があるので、立ち寄ることにしました。湖の中にある鳥居をバックに写真を撮るため、前の道路を無理やり横断する観光客が多くて困っているとの話が、テレビでよく取り上げられます。私たちが着いたときは、1台観光バスが停まっていて、そんな危険なことをする人はいませんでした。私も、道路の反対側から、車が来ない合間を狙って撮影しました。社殿の裏の高台に上がった所に、紫式部の歌碑があり、此処から船に乗って越前に行ったとのことです。
近江今津の観光船乗り場の駐車場に車を停め、街を散策します。まず、琵琶湖周航の歌資料館に行きます。京都大学のボート部の歌で、色んな歌手がレコードにしているのを展示していました。
ヴォーリズ通りまで少し歩きます。最初にあったのが、古い銀行の建物で資料館になっています。開館まで時間があるので、他の建物を見学します。次は、教会です。ここは中に入れないので、外からの撮影だけです。もう少し歩くと、郵便局があります。郵便局の前で写真を撮っていると、おじさんがやって来て、「なか見る?」と話しかけてきました。保存協会の人みたいで、裏口から入れてくれました。観光案内というほどではありませんが、簡単に保存されるまでの経緯を説明してくれました。
資料館に戻って中に入ると、ヴォーリズに関する写真などを展示してあるこじんまりとした資料室がありました。建物の中の雰囲気は良くて、クルーズ船の出発までゆっくりコーヒーを飲むことができました。
桜クルーズは、今津港から出発します。ちょうど昼時なので、お弁当を持って乗船する人もいますが、私たちは戻って来てから、近くにある寿司屋さんで食べることにしました。30分ほどの航行で海津大崎に到着し、上陸して山の上にある大崎神社にお参りします。眼下の桜は満開ではありませんが、綺麗に咲いています。道沿いにある土産物屋で、お土産の団子と小魚フライを買いました。
クルーズ船の中で、小魚のフライをつまみ、湖岸の桜並木を眺めていると、ビールを飲みたいと思いましたが、車なのでそうはいきません。40分ほどで今津港に戻りました。お昼はだいぶ過ぎていたので、お目当ての寿司屋に急いで行きましたが、平日の昼間はお休みのようで、暖簾が外に掛かっていませんでした。残念ですが、そのまま、車に乗って、途中の道の駅で、近江牛のハンバーク定食を食べて帰りました。
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