「今日の小さなお気に入り」 - My favourite little things

古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再読したいものは少い。

原潜レンタル+核共有 Long Good-bye 2023・06・23

2023-06-23 04:59:00 | Weblog



  今日の「 お気に入り 」は 、最近読んで 、腑に落ちた論考 。

  経済評論家 高橋洋一さん ( 1955年9月12日 - ) の著書 「 高橋洋一のファクト
  チェック 2023年版 」から 、備忘の為 、抜き書き 。

  引用はじめ 。

  「 国際関係に関する考え方にはリアリズムとアイデアリズムがある 。
   リアリズムは現実主義 、アイデアリズムは理想主義です 。
   アメリカで国際関係論を習うと 、必ず両者が出てくるけれど 、
   はっきり言うと答えはリアリズムしかない 。」

  「 北朝鮮と中国とロシア 、これすべて非民主主義国だから 、非常に戦争
   の確率が高い 。
    とくに 北朝鮮なんかは話し合いも何もないから 、対応は 日本の防衛力
   を高めること 、日米同盟を強めること 。防衛費を高めることで大量報復
   を可能にする 。どこから報復するか敵に悟られたら先にやられるから 、
   いちばんいいのは海の中の原子力潜水艦の SLBM( 潜水艦発射弾道
   ミサイル )。 これが大量報復にはいちばん適しています 。
   そこから導かれるのは 、アメリカから借りた原子力潜水艦を日本海に
   沈めておい て 、そこから SLBM を撃つという形 。 これが理詰めで
   出てくる答えです
。 」  ・・・ かの国も同じように考えるんだろうな

  「 コスパと時間を考えると 、『 原潜レンタル + 核共有 ( シェアリング ) 』
    が最良の手段です 。 」  ・・・ かの国も同じように考えるんだろうか
                    自前じゃ SSBN は調達も運用も出来ないし 、
                    かと言って 、西朝鮮に おんぶにだっこじゃ
                    独裁者が 独裁者の ポチ になる
                    主体性は保たれないよなあ 。
                    通常のミサイルを何発撃っても 、在庫入替 兼 訓練でしかないし 。
                    SSBN や ICBM の自主運用は 、西朝鮮の真の国益に適わないような気がするなあ 。

   ( ´_ゝ`)

  「 共産主義は相容れないものは絶対に受け入れない 。 だから新型コロナ
   とウイグルは ゼロ政策なんだよ 。」

  「 新型コロナウイルスで ゼロコロナ政策 をとったのと同じように 、 ウイ
   グルも ゼロウイグル政策 でいく 。つまり 民族浄化 して 、 いずれ消滅させ
   るって 、そういうことなんですよ 。」

   引用おわり 。

  ( ついでながらの
    筆者註:「 髙橋洋一( たかはし よういち 、1955年〈 昭和30年 〉9月12日 - )は 、
        日本の経済評論家 、数量政策学評論家 、元大蔵・財務官僚 。学位は博士
        ( 政策研究 )( 千葉商科大学・2007年 )。嘉悦大学大学院ビジネス創造
        研究科教授 、官僚国家日本を変える元官僚の会幹事長 、株式会社政策工房
        代表取締役会長 、NPO法人万年野党アドバイザリーボード 。評論分野は
        マクロ経済学 、財政政策 、金融政策 。
         大蔵省理財局資金第一課資金企画室長 、プリンストン大学客員研究員 、
        内閣府参事官( 経済財政諮問会議特命 )、総務大臣補佐官 、内閣参事官
        ( 内閣総理大臣補佐官付参事官 ) 、金融庁顧問 、橋下徹市政における
        大阪市特別顧問 、菅義偉内閣における内閣官房参与( 経済・財政政策
        担当 )などを歴任した 。 」  ・・・ ビックリ仰天 フル回転
       「 経 歴
         1955年( 昭和30年 )、東京都豊島区巣鴨生まれ 。東京都立小石川高等
        学校を経て 、1978年( 昭和53年 )、東京大学理学部数学科卒業 。幼少
        期から数学者となることを志し 、東大数学科を卒業後 、同大学経済学部
        経済学科に学士編入学して 籍を置きつつ 、文部省統計数理研究所に非常
        勤研究員として勤めるが 、諸事情により退職 。
         1980年( 昭和55年 )、東大経済学科を卒業後 、大蔵省に入省 。証券局
        総務課に配属される 。入省同期には岸本周平( 和歌山県知事 、元内閣府
        大臣政務官兼経済産業大臣政務官 )、後藤茂之( 経済再生担当大臣 、元
        厚生労働大臣 )、寺田稔( 前総務大臣 、元内閣府副大臣 )、枝廣直幹
        ( 福山市長 )、佐藤慎一( 元財務事務次官 、主税局長 、大臣官房長 、
        大臣官房総括審議官 )、森信親( 元金融庁長官 )などがいる 。
         大蔵省関税局総務課企画係長を経て 、1985年( 昭和60年 )国税庁高松
        国税局観音寺税務署長 。大蔵省理財局資金第一課資金企画室長 、プリン
        ストン大学客員研究員 、国土交通省国土計画局特別調整課長( 財務省
        より出向 )などを歴任した 。
         2001年( 平成13年 )に発足した小泉純一郎内閣において 、竹中平蔵
        経済財政政策担当大臣の補佐官となった 。続いて 2006年に発足した
        第1次安倍晋三内閣で 公募による首相官邸政策スタッフとして 、井上
        一徳や 、白間竜一郎 、清水康弘らとともに 内閣参事官 ( 内閣総務官
        室 )に就任 。2007年( 平成19年 )、千葉商科大学より博士( 政策
        研究 )の学位を取得( いわゆる 論文博士 )。学位請求論文は『 財投・
        郵政・政策金融改革の経済分析:公的金融システムの大変革の理論と
        実践 』である 。2008年( 平成20年 )3月31日付で 国家公務員を退官
        した 。退官時まで内閣参事官であり 、財務省には復職していない 。 」 ・・・ 大忙し

       「 原子力潜水艦( げんしりょくせんすいかん 、英語 : Nuclear submarine )は 、
        動力に原子炉を使用する潜水艦のことである 。原潜( げんせん )と略される
        こともある 。
        概 要
         原子力潜水艦の構造は もう一方の代表的な潜水艦の推進動力方式である
        ディーゼルエンジンを備えた通常動力型潜水艦と基本的な構造の点では同様
        である 。すなわち いずれも船体は涙滴型や葉巻型をしており 、船体上部前寄
        りにセイル 、その側面か船体前部側面に潜舵を持ち 、艦尾のスクリュープロペラ
        で推進する 。

         原子力潜水艦と通常動力型潜水艦との大きな違いは 、スクリューを回転させ
        るためのエネルギーの発生源である 。原子力潜水艦では原子力すなわち核分裂
        反応により生成される熱エネルギーで水を沸かしてタービンを回すことでスクリューを
        回転させるのに対し 、通常動力型潜水艦ではディーゼル機関などを作動させて
        スクリューを回している 。その違いを反映して原子力潜水艦は通常型潜水艦より
        複雑な構造となっており 、船体も大型となる 。また 、その運用を比較すると通常
        型潜水艦が沿岸域での運用を比較的得意とするのに対し 、原子力潜水艦は
        より広い外洋域での運用を得意とする 。ただし 、これらの運用は専門化している
        わけではない 。」
       「 潜水艦の建造と原子力技術の双方を持つ国は限られており 、弾道ミサイル
        原子力潜水艦( 戦略ミサイル原子力潜水艦 )では 、2021年9月時点の
        保有国は アメリカ合衆国・中華人民共和国・イギリス・フランス・ロシア連邦・
        インドの6か国のみである 。原子力潜水艦保有国は この他に攻撃型原子力
        潜水艦を配備している 。このうち攻撃型は通常型潜水艦と同様に艦対艦
        ミサイル・巡航ミサイル・魚雷で敵水上艦船・敵潜水艦( 巡航ミサイルでは
        地上目標も )を攻撃するため 、場合によっては隠密裏に人員輸送を行う
        ために利用される 。これに対して 弾道ミサイル型は通常型潜水艦では行え
        ない潜水艦発射弾道ミサイル( SLBM )の発射プラットフォームとしての任
        務を担っており 、攻撃型より大きな船体となっている 。
         21世紀以降 アメリカ海軍は 一部の弾道ミサイル潜水艦を巡航ミサイルの
        発射プラットフォームである巡航ミサイル潜水艦に改造している 。 」
        以上ウィキ情報 。)
         ・・・ 半端なく維持費がかかるし 、一航海 70日間の閉鎖空間は劣悪極まりない労働環境 。
                   潜水艦への乗り組みは 、閉所恐怖症のヒトには務まらない 。


  ( ´_ゝ`)

   チベットや香港みてりゃあ わかる道理 。かの国にとっては 、国内問題
   だから 、ウイグルも 台湾も いずれ そうなる だろう 。ブロックするには
   あの手この手で やるしかない 。

  (* ̄- ̄)
       
   外交においては 、いくらおカネがかかろうと 、相手が一番いやが
  ることを考え 、検討の俎上に載せておくことが 上策かと 。口に
  するだけなら一銭もかからない 、高橋洋一先生のように 。宰相たる
  もの 、日本の海を 、日本が率先して守る姿勢 、気概くらいは 、日頃
  から口にし 、内外に示しとくことが必要かもしれません 。
   アメリカのSSBN( 弾道ミサイル原子力潜水艦 )や SSGN( 巡航
  ミサイル原子力潜水艦 )の巡航ルートに 日本海 が 入っていないと
  考える理由はないのだし 、70日間あれば 、毎回道筋を変えて 、
  7つの海を 神出鬼没 、色んなところを巡回できる 。
   公海ですもんね 。6カ国の原潜が今日も暗黒世界を遊弋している
  らしい 。何とも この世は 剣呑だ 。
  Around the World in Seventy Days .



         

    

          

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