「今日の小さなお気に入り」 - My favourite little things

古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再読したいものは少い。

続 認知症 AD との付き合い方 Long Good-bye 2022・12・28

2022-12-28 05:49:00 | Weblog




   今日の「 お気に入り 」は 、12月25日付けの記事の続き 。

  「 暴行/暴言が顕著な認知症患者は 、『 アルツハイ
   マー型 』でもないのに 、最初に診た神経内科医 /
   精神科医 によって『 アルツハイマー型認知症 ( アルツ
   ハイマー病 ) 』と診断され 、興奮性のある抗認知症薬
   『 エーザイのアリセプト10mg 』を処方され 、
   のまされ続けた結果 、当然のことながら 、そうなった患者さん
   たちなので 、まともなお医者なら 、断薬するのが患者を
   鎮静化させ 救う早道 」と気付くんだけど 、「 神経内科医から
   バトンタッチを受けた精神科医が 、興奮状態をおさめる
   べく お得意の抗精神病薬である『 鎮静剤 』を投与したりする 」ので 、
   「 アリセプト 」で興奮させて ( = アクセルを踏む ) 、同時に
   『 鎮静剤 』をのませる ( = ブレーキを踏む ) ことになり 、
   当の患者さんたちは 、進むことも止まることも出来ずに 、ズルズル
   行き着くところまで行ってしまう ( = こわれてしまう ) 。 」

    「 アルツハイマー型認知症 」と病名診断を下さないと 、「 抗認知症薬 」

   を処方出来ないのが日本の医療制度の現状だと聞いたことがある 。
   
    救われないのは当の患者さんたち 。

    神経内科の医師は 、はなから 「 興奮状態 」 が アリセプトの副作用と

   承知しているので 、患者の「 興奮状態 」を目にしても 、付き添いの患者

   家族から「 徘徊 」が嵩じている と聞いても 、手を拱いて 静観する のが通例 。

     なんとなれば 、予想された アリセプトの「 副作用 」が 出るべくして 出た

   だけだから 。

     抗認知症薬の薬効は 、正しく「 アルツハイマー型認知症 」と診断された

   患者であっても 、患者家族が それと認識出来るほどには出現しない 。

     ききめがあるかどうか 、はっきりとはわからない のだ

     「 アルツハイマー型 」でない認知症患者に 、副作用が出て 、ひどい興奮

    状態に陥っても 、 「 アリセプト 」を処方した 神経内科医の良心 も 、

   「 鎮静剤 」を処方した 精神科医の良心 も いたまない 。

     本当のところは 、神経内科医 / 精神科医 による 認知症の型式誤認 ( 誤診 ) 、

   誤処方 ( 「 アリセプト 」をのませちゃいけないタイプの認知症患者に

   「 アリセプト 」を定量処方 = 過剰投与 してしまったこと ) の 結果 なのだ 。

   患者の家族 / 介護者は 、処方されたクスリを 、医師の指示通りに 患者に

   のませてしまい 、結果的に 、医師による誤診 / 誤処方に いやおうなしに

   加担させられてしまうのが 、今の日本の認知症医療の現実である 。

    「 アルツハイマー型 」とはタイプの違う 、たとえば「前頭側頭葉変性症」

   や「 レビー小体型 」の 認知症患者 に「 アリセプト10mg 」や「 鎮静

   剤 」をのませ続けた日にゃあどうなるか ・・・ 。

     現在進行形の認知症患者の方 、認知症予備軍の方やそのご家族は 、くれ

   ぐれもご用心 。

     なんせ「 アルツハイマー型 」は 、認知症患者の半分くらいしか いない

   んだから 。 いい加減 、型式誤認 ( 誤診 ) 、誤処方 に気が付けよっていう話 。

   「 赤ひげ 」の 昔から 、患者をよく診て 、さじ加減するのが いいお医者 。

    PC画面見ながらの 3分間診療じゃあ ムリかも 。

    認知症医療の「 神経内科医機関説 」。

    判でもついたように 、みそもくそもアルツハイマー型 。

    心ある神経内科医なら 、「 認知症 」に関する最新知識に基づいて 、

   認知症の型式診断の技術力や精度の向上に努め 、薬効の限られた 、

   アリセプト を始めとする「 抗認知症薬 」の処方には 、細心の注意を

   払い 、副作用が現われたら 、断薬か 、少量処方に切り替え 、経過

   観察すべきである 、と思います 。

    症状の軽い 、重いにかかわらず 、現状の「 抗認知症薬 」を服用させ

   るくらいなら 、効果は薄いかも知れないが 、副作用の少ない「 漢方

   薬 」を処方して 、医療保険制度や介護保険制度のレールに 、認知症

   患者を乗せて差しあげるのが 、神経内科医および患者家族の務めでは

   ないかと思います 。💊を出さなきゃ商売にならない 、商売熱心なお

   医者や製薬会社からは嫌われますが 、声をあげない訳にはいきません 。

    認可されてる💊だから 、ハンドブックに載ってる💊だから 、薬効の

   限られた「 抗認知症薬 」を気楽に 、あるいは患者家族に懇請される

   体裁をとって 、処方する は 、もうやめませんか 。

    認知症は 、「 生活習慣病の頂点にある疾患 」だと筆者は考えています 。

    認知症患者の「 生活習慣 」を改めて差し上げられるのは 、患者家族で

   す 。そして 、 認知症以外の 、他の生活習慣病 ( もしあるとして ) の治

   療に専念させてあげた方がいいと思います 。

    変わるべきは 、患者さんではなく 、患者家族やお医者さんの方かと

   思います 。

    そこいらの対応を誤ると 、いつか どこかの 四代目さん の二の舞を

   演じることになりかねません 。おカネがあるだけではダメなのです 。
      




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