今日の「お気に入り」は、柴生田稔さんの歌集「入野」所収の短歌です。朝日新聞朝刊の「折々のうた」から書き留めました。
「色ならば 寒色なりと 二十五年 つれそふ妻が われを言ひたり」
三十年近く一緒に暮らしてきた伴侶から見た自分はどうなのか、「暖色」ならぬ「寒色」と喩えられる背景に夫婦の歴史があるのだろうなとか、あれこれ考えさせられるきっかけとなった歌でした。
「色ならば 寒色なりと 二十五年 つれそふ妻が われを言ひたり」
三十年近く一緒に暮らしてきた伴侶から見た自分はどうなのか、「暖色」ならぬ「寒色」と喩えられる背景に夫婦の歴史があるのだろうなとか、あれこれ考えさせられるきっかけとなった歌でした。