たいそうなタイトルですが、「ふと」気がついたことがあって、こんなタイトルにいたしました。
それにしても、今「キンモクセイ」が、とても良い香りを放っていますよね、下手な芳香剤より、ずっといいかもと思いつつその香りに酔い知れてしまいます。
さて、タイトルに戻りますが、今日あるスーパーに行きましたら、・・・「赤いトマト」と「赤いにんじん」(写真)って書いてあるのを見つけました。
えーーー?赤?・・・・どう見ても私には「ニンジン」は赤には見えません。
そこで思ったことが、この色感異常ってことを思ったんです。日本人は、色に広い意味を持たせていますが、本来の色については感覚があまり発達してなく、鈍感であったり、「異常感覚」だったりするんではないかと。
たとえば、「あか」い色にしましても中国から赤、紅、朱など幾種類もの文字が伝来したのに、どれも「あか」という訓読みで済ませていませんか。つまり、日本人は、それほど細かにあかい色を分類していなかったんですね、褐色や銅色でさえ赤といいます。
また、「赤」について奇妙なもんがありますね。奇妙なもんというか言い方が。
「真っ赤な嘘」というかと思えば「赤い誠」とも言う。嘘と誠が同じ色というのはおかしな話です。「赤恥」というのは恥の色が赤いわけでなく、恥をかくと顔が赤くなるからであろうが、「赤の他人」とか「赤っ下手」というのはどういうわけだろう。
赤いから「赤ん坊」というのはいいが、「みどり子」ともいうからおかしいですよね。「みどりの黒髪」に至ってはメチャメチャでありますよね。
「赤」・・・一つとってもこんな感じですよね。
トマトとニンジンを見て「色感異常」を感じた一日でした。
それにしても、今「キンモクセイ」が、とても良い香りを放っていますよね、下手な芳香剤より、ずっといいかもと思いつつその香りに酔い知れてしまいます。
さて、タイトルに戻りますが、今日あるスーパーに行きましたら、・・・「赤いトマト」と「赤いにんじん」(写真)って書いてあるのを見つけました。
えーーー?赤?・・・・どう見ても私には「ニンジン」は赤には見えません。
そこで思ったことが、この色感異常ってことを思ったんです。日本人は、色に広い意味を持たせていますが、本来の色については感覚があまり発達してなく、鈍感であったり、「異常感覚」だったりするんではないかと。
たとえば、「あか」い色にしましても中国から赤、紅、朱など幾種類もの文字が伝来したのに、どれも「あか」という訓読みで済ませていませんか。つまり、日本人は、それほど細かにあかい色を分類していなかったんですね、褐色や銅色でさえ赤といいます。
また、「赤」について奇妙なもんがありますね。奇妙なもんというか言い方が。
「真っ赤な嘘」というかと思えば「赤い誠」とも言う。嘘と誠が同じ色というのはおかしな話です。「赤恥」というのは恥の色が赤いわけでなく、恥をかくと顔が赤くなるからであろうが、「赤の他人」とか「赤っ下手」というのはどういうわけだろう。
赤いから「赤ん坊」というのはいいが、「みどり子」ともいうからおかしいですよね。「みどりの黒髪」に至ってはメチャメチャでありますよね。
「赤」・・・一つとってもこんな感じですよね。
トマトとニンジンを見て「色感異常」を感じた一日でした。
私も何でも同じ言い方をするのはどうかなとは思います。
でもそれって現代社会での現象なのかもとも思います。
古の昔では日本独自の色の呼び方がありますから。
浅黄色、萌黄色など日本人にしか言い表せないような色が伝えられてます。
そんな感性が失われないようにしたいです。
生意気なこと、言ってしまってすみません
赤もそうですが青もそうですよねぇ。
信号機の青を緑といいますもん。
本当に不思議な話です。
他の国は色をどう扱っているのか分かりませんが色としてではなく言葉の一部にも色を登場させている日本語の奥深さを坪内さんの今日のひとことであらためて考えさせられました。
言い回しには、きっとそれぞれに、そう言われるようになった由縁があるはずなので、
「異常」というよりかは、捉え方の問題のような気がします~
ブログを書く時に使っている、htmlのカラーコードがあるんです。http://www.finitojapan.com/cltable.html
※下の方へスクロールしてくださいね。
英語でも、色の表し方はそれぞれやなぁと。
日本語で「薄」で表現される色は、英語では「light」になってたり「medium」になってたりします。
他にも、yellowgreenなどの色の掛け合わせや、
violetなどお花の色なんかもあります。
日本語の色にも、上に書いてはるかたもいらっしゃいますが、
山吹色とか若葉色とか、独特の色合いがありますよね♪
スーパーでご覧になった「赤いニンジン」、見た目はやはり「オレンジ」やったんでしょうか(笑)
お正月に食べる「赤い(赤っぽい)ニンジン」もありますけど^^
ちなみに、日本の色鉛筆シリーズに昔あった「肌色」という色が、「薄だいだい色」という表現に変わっているのをご存知ですか?
「肌色」という概念は、日本だから謳えた、独特なもんなのです。
米国で「肌色」なんてゆぅたかて、「それは何色やねん!?」てことになりますよね(笑)
人種差別的な部分へ配慮して、肌色表記がなくなったと何かで聞きましたが、
私は、「何でもかんでもニュートラルに持っていく必要ないのになぁ」と思わないでもないんですよね~
とそんなことを考えてたら、次回海外に行ったときに、色鉛筆や絵の具の色表記がどんななってるのか知りたくなってきました。
特に中華圏!
※台湾で、「肌色」ストッキングは「肉色」ストッキングで書いてあったで!ていう、
衝撃的な情報も(爆)
いつもほんまにおおきにです。
でも、何よりも大切なコミュニケーション手段であります「言葉」、奥深く趣きある言葉を守って行きたいです。
秋も深まってまいりましたね、そちらはいかがですか。いつも素敵なブログ拝見しています。いつもほんまにおおきにです。
趣のあるコメントほんまにありがとう。いろいろ勉強になります。
色鉛筆の「肌いろ」が「薄だいだい色」に・・僕知りませんでした。でも、なるほどって思います。台湾のストッキングの話も、納得かも。
それと、ニンジン・・・ご指摘のとおり、「オレンジ」だったんです(笑)どう見ても。いつもほんまにおおきにです。