坪内正人Blog

「見る・聞く・言うそして熱き心で動く」
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商店街の時代からテーマ型モールの時代へ

2006-04-17 22:51:56 | 日々感じること・つれづれなるままに
 中心市街地の活性化問題が近年注目されています。


 私は思います。・・・商店とは?


住宅と都市の核との間を結ぶのは交通手段であります。幹線道路網と自動車交通が一層発達すれば、広域から自動車で集まりやすい場所に商業機能を中心とした都市の核、つまり、郊外のインターチェンジ付近や、幹線道路沿いの核が集積を高めます。

 しかし、同時にこのような立地は、各所に存在しますから、商業資本よる核間も当然激しいものとなり、都市の核に歴史性や文化性が蓄積されるかどうか、言い換えれば、核が安定的か否かは、はなはだ疑わしいことではないでしょうか。


 今、市民のみなさんが買い物をする場所を考えますと、
   ①近接大都市のデパート・百貨店
   ②郊外のショッピングセンター
   ③最寄の商店街
   ④スーパー
   ⑤コンビニ
   ⑥生協などの共同購入
   ⑦通信販売
   ⑧産直の訪問販売
   ⑨さらにインターネットによる購入
 などなど、ざっと考えてみましても多様であります。


 ただ、最近富に感じるのは、商店街という線へのこだわりを捨て、人が滞留できる専門店の集積や大型店と一体化した専門店の形成など、既存の商店街の殻を破って活動できる場を整えていってるのではないでしょうか。あるいは、デザインに統一性のある店舗を連続させて、一つのテーマをもった界隈を創出し、商業・飲食・サービス・アミューズメント・文化・・の諸機能を一体化させる試みが定着されつつあるように思うのですが、みなさまいかがでしょうか。

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