坪内正人Blog

「見る・聞く・言うそして熱き心で動く」
これが私のコンセプト!

代理母

2007-04-15 15:52:31 | 日々感じること・つれづれなるままに
 ここに来て、この問題がニュースや新聞でいろんな議論を起こしているようです。

 大概の問題は・・・「私はこう思う!なぜなら~だからである。」と、自分ながらに主張できますし、またそうしてきました。

 代理母・・・でも、この問題については、「賛否」どちらとも確固たる主義主張ができないでいる自分があります。

 今、10組に1組が不妊治療で悩んでおられると言う。。。昔から、母と子に纏わる「ことわざ」や「歌」「俳句」や「百人一首」にも、その親子の愛や絆が詠われ、古今東西親子特に母と子の繋がりの深き尊き愛は永遠であります。

 さて、この「代理母」・・・子どもが欲しいと願う母の切実なる思い。しかし、そこには多くの問題が。出産した人が母か、お腹を痛めた人が母か?あるいは、命がけのボランティアへの補償は?また引渡しを拒否した場合は?そして、他人に産んでもらった場合、最初は善意だが情が湧いてきて引渡しを拒む場合もとか・・・

 考えれば考えるほど、深い問題や多角的な範囲に及び・・・モラルや倫理だけでは片付けることができない、多くのことに突き当たります。

 私は・・・お蔭様で元気な男の子3人の父親になることができました。それこそ、みなワンパクながらも元気に成長してくれています。まさしく、目に入れても痛くないほど、大切であり宝物です。

 今・・・この話題をニュースで見るたびに、いろんなことを考えさせられます。
そして、これが正しい・この考えが正しいと自己主張できないままの自分がいます。

 でも、でも・・・これだけは主張できます。それは、「生まれてくる子どものため」に立った議論を深めることではないでしょうか。

 皆様は、いかがお考えでしょうか?ご意見をお聞かせくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

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1 コメント

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Unknown (Oママ)
2007-04-15 20:24:26
お疲れさまです^^

これは、本当に難しい問題なので、
汎用性のきく正解はなく、
個人でどう解釈するか・何を選択するかという
ことになるのだと、私は思っています。

うちもありがたいことに娘を授かりましたが、
2人目を望みながら、
もう何年もコウノトリさんご無沙汰やなぁという状況です。

ただ、私自身の倫理観として、
病院などで治療をしてのバースコントロールには
抵抗があり、
授からなければそれもご縁、
娘を大事にしていけばいいかと考えるようにはしています。
(なかなか、気持ちに折り合いがつかへんとこは実際あるのですが・・・)

科学の進歩は目覚しくて、
でも逆に、昨今不妊などに悩む人が増えているのは、
その「科学化」のせいなんかもしれんなぁと思います。

坪内さんがおっしゃるとおり、
「生まれてくる子どもの視点」が欠落しては
元もこもないですよね。

こういうことが話題になることで、
命は大事にしなあかん、と考える人が増えれば
よいですね。





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