夢!進行形。港が見える丘ガーデン

ミントさんの庭に憧れて、少しでもブルーガーデンに近づけるように日々奮闘する田舎のおばちゃんの日記です。

初体験・・・・文楽を見に行く

2017年08月20日 20時13分53秒 | ガーデニング

愛媛県の内子町の

内子座文楽を見に行って来ました。

朝4時起きで6時20分に高知新聞前を出発し

9時30分には内子座に着きました。

 

 

内子座は、大正5年に大正天皇の即位を祝して

内子町の有志によって創建された、わが国でも屈指の

本格的な木造芝居小屋です。

 

平成7年に始まった内子座文楽は

ユネスコの無形文化遺産に登録されています。

阿波の人形浄瑠璃は

一度見たことがありますが

人形浄瑠璃文楽は初めてです。

靴を配られたビニール袋に入れて、中に入ります。

緞帳の上には

「藝 於 遊」

と書かれています。

何と読むのか分からなかったので

パンフレット売りのお姉さんに聞きましたら

「芸に遊ぶ」

と読むと教えてくれました。

中は650名を収容できるそうです。

2階席もあります。

私達は松席で

床から低い位置に横板を渡して

3人掛けにしてあります。

とにかく椅子の部分が低いので、座り心地が悪くて

どうしょうもありません。

2階は折りたたみの椅子席です。

この広告看板が、歴史の古さを

感じさせます。

 

 

文楽は

太夫といわれる 物語を語る人と

三味線 ひきと

人形遣い とで構成されます。

人形遣いは、古くは一人で一つの人形を

操っていましたが、現在は3人で

操っています。

主遣い(おもづかい)が首と右手を

左遣いが左手

足遣いが脚

主遣いだけ顔を出していますが、

あとの二人は黒衣姿です。

 

演目は

芦屋道満大内鑑/葛の葉子別れの段・乱菊の乱れ

 

 

人形だから表情がある訳はないのですが、

主遣いの巧な人形の操りで

人形に表情が現れるから

思わず引き込まれてしまいます。

そして語りと

三味線のバチと

人形遣いとの

調和によって生まれる

一体感は

舞台と客席との

一体感をも生みます。

それが

この内子座芝居小屋の

魅力のような気がします。

 

 

 

・・・・明日に続く・・・・

 

今日も来てくださって、ありがとうございます。