若殿の気ままな独り言

日常生活で見聞きしたこと感じたこと、はまってるマカオ/Macau/澳門のことなど、勝手気ままに書き綴ります。毎日更新!

親たちの「婚カツ」劇! 嫁不足の上海で

2010-01-10 08:26:28 | 世事雑感
二ヶ月ほど前殿ブログにて上海のパジャマ文化について紹介したことがありますが、息子の結婚相手を探す「婚カツ」を繰り広げる親たちの姿が、最近の上海で目立っているようです。(以下、産経ニュースより)

『 中国最大の商業都市、上海で“お嫁さん不足”が深刻化している。1979年からの一人っ子政策後に生まれた世代が結婚適齢期を迎えている中、「マンションと車をもつ大卒以上の男性以外お断り」という厳しい要求を掲げる20代の女性が増え、男性があぶれているためだ。経済発展で女性の高学歴化と社会進出が進んだことが背景にある。だが、要求通りのお相手は簡単には見つからない。そこで一粒種の婚期の遅れに焦りを感じた親たちは、公園を舞台に不思議な「婚カツ」を繰り広げ始めた。

 息子の写真やつりがきを掲げて結婚相手を探す男性 「うちの息子は月収6千元(約7万8千円)の高給取りだよ!」

 上海市内の人民公園の一角に集まった親たちを相手に、大声でお嫁さん探しをしていた男性は、まるで屋台のたたき売りの風情で「婚カツ」に熱中していた。「一人っ子の息子に嫁がなけりゃ家系も途絶えるんだ」と話す表情は危機感もあらわだ。
 かつての米英共同租界時代には競馬場があった人民公園。週末ともなると、結婚相手を求める何百枚もの張り紙が並び、それを目当てに親たちが集まって条件を見比べたり、情報交換したりする光景が日常的になった。「条件の良い相手を見つけて、結婚したがらない娘の首をタテに振らせないと…」と話す女性は、30歳の娘のスナップ写真をコピーし、自分の携帯電話の番号を書いて配っていた。

 一方、当の若者たちにも言い分がある。上海市内の日系企業に勤務する28歳の王燕さん(仮名)は「父母の世代は親が連れてきた相手と結婚したが、今は市場経済の時代。結婚相手もマーケットの中から一番いい人を探すべきだ」と話す。将来性が高い株式を証券市場で買うイメージで男性を見比べているのだという。
 公務員との結婚を望む「嫁碗族」と呼ばれる女性も増えた。公務員はめったなことでは職を失わないとして、割れる心配がない鉄製の食器に例えて「鉄飯碗」ともいわれ、公務員に嫁ぐと安泰との考えが改めて見直された。中国の結婚仲介サービスサイトによる昨年のネット調査でも、「女性にとって最も魅力的な男性の職業」の断トツは公務員だった。

 上海市内の人民公園で週末に何百枚も張り出される結婚適齢期の子供の“お相手”候補を求めるチラシを丹念にみたり情報交換をしたりする親ら

 しかし、選ばれる側の男性は深刻だ。上海の地下鉄駅構内で先月、20代の若い男性が「家も車もないが結婚したい!花嫁募集中」と大書きしたテントを張り、無言でパフォーマンスする騒ぎがあった。男性は数十分後に地下鉄職員にテントの撤去を命じられ立ち去った。その様子を伝えた地元紙、東方早報の記事が評判を呼び、「結婚したくてもできない男性」への同情と共感が広がっている。
 上海の“結婚難”には戸籍問題も微妙に絡んでいる。上海市の「都市戸籍」を持たない別の省や農村出身者の場合、上海市内では十分な社会保障を受けられず、その子供も義務教育を受けられない。そうしたことへの懸念から、上海出身者は市外出身者を結婚相手とみなさず、見下す風潮すらある。』

ところで来月初旬には、上海への旅を計画している殿であります。


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P.S.
1/8に続き、昨日9日もランクインしました。12/3から38日間で、37回ランクインしたことになります。134万ブログ中の9,195位で、83度目、訪問者数158名(累積 34,378名)でした。ということで先週(1/3~9)は、(11/22~28)から(12/27~1/2)まで7週連続で、11回目の週間ランク入りも果たしました。134万ブログ中の7,618位で、訪問者数は1,258名でした。みなさん、どうもありがとう。(目障りでしょうが、殿の記憶のためのメモです)

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