若殿の気ままな独り言

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殺人光線(!?)を放つ、ラスベガスの新築ホテル

2010-10-04 12:49:27 | 日々の出来事
最近は総ガラス張りのビルが多いですが、こんな問題も現実に起きているようです。(以下、Gigazineより抜粋)

『 子どものころに虫眼鏡を使って太陽光を1点に集中させ、黒い紙に穴を開ける実験をしたことがある人は多いと思いますが、もしホテルのプールサイドで日光浴をしているときに、巨大な虫眼鏡の焦点のように日光が集中する場所に寝転んでしまったら……と考えると、なかなか恐ろしいのではないでしょうか。


2009年12月にオープンしたラスベガスのホテルVdara(ヴィダーラ)は、ガラスをふんだんに使った湾曲したファサード(正面からの外観)が特徴的なのですが、凹面鏡のような壁に反射された太陽光が集中するプールサイドではひどいやけどを負う宿泊客も出たとのことで、「ヴィダーラの殺人光線」と呼ばれるようになってしまったそうです。

建築賞なども受賞している美しく洗練されたデザインのホテルですが、凹面となっているのが一番日当たりのよい南側なこともあって、反射された光が集中するプールサイドに10フィート×15フィート(約3m×4.5m)の「ホットスポット」ができ、時間とともに移動するそうです。


設計上の欠陥とも呼べそうですが、ホテルを所有するMGMミラージュのスポークスマンGordon Absher氏によると、建築家たちはこの凹面鏡効果を見越して南側のガラスに特殊なフィルムを張ったとのこと。しかし、ホテルの南側に日光をさえぎる高い建築物がないこともあって、ただでさえ強烈なラスベガスの日光の前には反射光の70%以上を散乱させるというフィルムの効果も十分ではなかったようです。


プールサイドで働くホテルの従業員はこの現象を「Death Ray(殺人光線)」と呼んでいるとのことで、使い捨てのプラスチックのコップが溶けることもあると証言しています。「殺人光線」が当たる場所は周囲より20度くらい体感温度が高い、という証言もあります。


2010年9月16日にシカゴからホテルを訪れていた弁護士のBill Pintas氏も「殺人光線」を受けた一人。Pintas氏は昼の12時20分ごろ、プールで一泳ぎした後にリクライニングチェアでうつぶせに寝て日光浴を楽しんでいたのですが、突然耐え難いほど暑くなり、たまらずに飛び起きて、日陰へと避難したそうです。ビーチサンダルを履こうとしたものの熱すぎて触ることができず、はだしで走って日陰へ移動し、そこで異臭がすることに気づきました。においの元はPintas氏の頭で、髪の毛の一部が焦げていたとのこと。「殺人光線」が去った後プールサイドへ戻ると、置いていた新聞紙を入れたプラスチック袋の一部が溶けていたそうです。

薄いプラスチック袋が溶けて新聞にくっつき、ホテルのロゴの黒い文字の部分は完全に溶けて穴が開いてしまっています。


弁護士のPintas氏は今回の件でホテルに対し訴訟を起こす気はないそうですが、ヴィダーラの分譲コンドミニアムの所有者の一人として、健康への影響を懸念し、問題が早期に解決されることを期待するそうです。

MGMミラージュのスポークスマンAbsher氏によると、ホテル側では対策としてプールのデッキに植物を増やすこと、より大きな日傘を設置すること、影を作るため屋根を増築することなどを検討中とのことですが、太陽もその反射光も時間により移動することや、プールを訪れる人々は基本的には日光を求めていることを考えると、屋根の増築はなかなかの難題となるかもしれません。 』

東京でもまぶしいビル、多いですもんね。


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