若殿の気ままな独り言

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なんと蛆(うじ)虫で、傷口を清浄する療法があるって!?・・・

2012-01-23 10:00:00 | 健康、フィットネス
みなさんもそうだと思うんですが、見るもの苦手な蛆(うじ)虫ですが、傷口を素早く清浄素早く清浄すrというにつかう療法があるみたいです。(以下、HealthDay Newsから一部抜粋)

『 無菌のハエの幼虫(蛆 [うじ] 虫、maggot)を用いたマゴット・セラピー(MDT)により、素早く安全かつ効率的に創傷部の壊死組織を清浄できることが、フランスの新しい研究で示された

MDTは医学界では長い歴史があり、従来は特に重度の創傷治療に用いられてきたが、今回の新しい研究は、比較的軽症の病変のファーストライン治療としても利用できる可能性のあることを示している。米カリフォルニア大学アーバイン校(UC Irvine)のRonald A. Sherman博士(今回の研究には参加していない)によると、20年前にはMDTは主に切断の前の「最後の手段(last resort)」として用いられていたという。過去の研究では、抗生物質や外科手術が奏効しない創傷にMDTを用いた場合、40~60%の症例で切断を回避できることが示されている。近年は、比較的軽症の緊急性の低い症例での有効性も提唱されている。


医学誌「Archives of Dermatology(皮膚科学)」オンライン版に12月19日掲載された今回の研究は、フランス、カーンCaen大学のKristina Opletalova博士が率いたもの。研究グループは、2005~2008年にフランスの2カ所の病院で治療を受けた患者105人について検討した。いずれの患者も下肢に40 平方センチ以下、深さ2センチ以下の開いた創傷があり、多量の壊死組織(slough)がみられた。無作為に約半数の患者にMDTを行い、残りの半数には従来の治療を行った。使用したのは80匹の無菌の蛆虫(ヒロズキンバエLucilia sericataの幼虫)を入れた二層の立方体状の多孔網。蛆虫は外に出ることはできないが、中で動くことができ、袋の繊維は空気や水を透過し、蛆虫の排泄物や分泌物を標的とする創傷に送達することが可能であった。

2週間にわたり、これを創傷部1カ所につき4回使用。対照群はメスで創傷部を削って壊死組織を除去した後、露出した組織に標準的なドレッシングを行う従来の治療を受けた。1週間後、MDT群の創傷部の壊死組織は、従来の治療を行った群に比べて有意に少なかった(およそ55%対67%)。しかし、2週間目には差がみられず、2群間の壊死組織の量はほぼ同じであった。著者らは、MDTによって最初の1週間で迅速に壊死組織を除去できると結論付ける一方、「長期的には標準治療との差はなく、創傷の閉鎖に要する時間全体を短縮するものでもない」としている。

別の専門家は、袋を使わず幼虫を創傷部に直接接触させる方法など、MDTには探求すべき側面がほかにもあると指摘している。なお、米国食品医薬品局(FDA)は、MDTを処方により用いることができる「デバイス(機器)」として2004年に承認している。 』

理屈では理解できても、殿はとてもとてもできませんが、勇気のある方は試してみたらどうですか?


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P.S.
1/21に続いて、昨日22日もランクインしました。2009/12/3から781日間で、772回ランクインしたことになります。167万gooブログ中の2,300位で、通算815度目、訪問者数322名(累積236,124名)でした。みなさん、どうもありがとう。(目障りでしょうが、殿の記憶のためのメモです)

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