地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

穂高岳詳細(その1)

2011年09月28日 07時44分04秒 | うろつきアーカイヴス
9月23日、6時過ぎに新穂高温泉しらかば平の登山者専用駐車場(標高およそ
1250メートル)をスタート。そこから、入山届を提出する登山指導センターに立ち
寄る為、温泉街中心部のバスセンター脇までのケモノ道をテクテク下り歩き。

標高1090メートルの登山口を出発したのは7時でした。

一般車輌通行制限の右俣林道を1時間歩いて標高1350メートルの穂高平小屋。


(宿番のオバチャンから教えて貰いました。写真の稜線窪んだ所が目的地の穂
高岳山荘のある「白出のコル」。スカイラインが樹木に隠れる直左に西側からの
ジャンダルムも見えます)

白出沢の登り、沢のドン尽きに穂高岳山荘が小さく見え始めてから登りきるまで
に恐ろしく手間がかかる、とのオバチャン情報。気持ちがややヘタレました。


(カメラを左に振ってズームアップすると槍ヶ岳。小槍も確認出来ました)


(穂高平小屋からさらに1時間で槍ヶ岳・双六岳方面行きの林道(左)と白出沢登
り穂高岳山荘への登山道(右)との分岐点(標高およそ1500メートル)。去年の
槍ヶ岳登りの際はこれを左にとりましたが、今回は右)


(最初は勾配のきつくない登りですが、沢沿いに歩くにつれアゴが上がり始めま
す。標高2000メートル付近にある白出大滝が見え始め)


(重太郎橋と呼ばれる木製小橋で沢を左岸から右岸に渡った後、写真に見える
ハシゴで岩盤登り、クサリ伝って岩肌に貼り付き)


(重太郎橋です。沢の奥にジャンダルム)


(ジャンダルムをズームアップ。恐ろしげ)


(標高1900メートル付近の白出沢です。勾配のキツさ際立ってます)


(ニッカボッカに靴下二重履き・軽登山靴でしたが、これでも下山後に両親指の
爪が浮いてしまいました。数日内に、もっと足にフィットした登山靴を購入する
予定です)


(標高2300メートル付近。沢の上部にガスがかかり、気温低下顕著。この写真で
は勾配は実感出来ません)


(ガレた沢を延々と登りつつ振返り撮り。登り詰めたらすぐに山小屋があると
わかっていなけりゃ、やってられない登り)

僕の前後に登っている方々、予想外に多く、10名以上いたか。


(標高2500メートル付近に小さい雪渓。9月のこの時期に溶け残っているというこ
とは、ここには通年雪があるということ)


(沢奥はいよいよガスが濃く、穂高岳山荘は見えてきません)


(一面岩だらけ。上を伝い登りすると浮いた岩が多く足元不安定で危険。疲労感
倍増です)


(標高2800メートルを超えたあたりで風向きによってガスがとれる場面あり。急ぎ
白出沢の見下ろし写真とると高度感満点)


(岐阜長野県境稜線の「白出のコル」に建つ標高およそ2960メートルの穂高岳山
荘到着は、15時半過ぎでした)

標高差1900メートルにおよそ7時間半。ラストの浮き岩ガレ場で時間食いました。
空気も薄くなっていたし、ほとほとバテました。


(穂高岳山荘東側の大きなテラスから南側の奥穂高岳山体。この写真の時点で
極く小粒の降雪)


(同じ場所から北側、涸沢岳付け根にはテントサイト)


(宿泊者が大量だったので、就寝スペースは敷布団縦半分。寝返り打てないサ
イズしか貰えません。食堂はこの通り、狭いながらも立派なもの)


(晩飯はこれ。標高2960メートルで食すには良すぎます)

21時消灯でしたが、20時半過ぎまで共用スペースで40絡みのドイツ人と話してま
した。10日間ほど東京に滞在して仕事している合い間に山登り趣味を満足させ
ている、今までに何度も日本に来たがその都度、北アルプス・南アルプスの著名
山に登っている、奥さんも来日しているのだが山登り趣味は無く上高地に滞在し
散歩しているはず、出身はバイエルン州のミュンヘン、ドイツにはスイスやオース
トリアほどの高い山はなく、とは言っても標高3000メートルに近いドイツ最高峰の
ツークシュピッツェにはちゃんと登っている、明日は奥穂高から吊尾根経由で前
穂高岳→岳沢と下山するつもり、などと英語で言ってました。

この晩の穂高岳山荘内、外国人の多さが目につきました。このドイツ人以外にも、
(多分)米国人、(多分)台湾人など多々。食事時に外国語があちこちで漏れ聞こえ。

消灯30分前にドイツ人に対し、「イントゥ スリープ プラクティス タイム」などといつ
もの出鱈目英語の後、学校で第2外国語習った記憶の残渣、「グーテ ナハト」で
寝床へ。

山小屋の外は小雪混じりの強風でした。



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    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する窒化クロムアルミ膜成膜可能
   です。

● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
    ダイヤモンドライクカーボン)膜
の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
   膜の再生加工も開始。

● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
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    ご利用下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射による、短納期での寸法・
   形状・機能の復元加工。

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