地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

体調が戻ったので馬見山に

2009年11月23日 14時20分32秒 | 今日の東洋硬化
体調が戻ったので馬見山に登っています。

朝、10時過ぎに家をのそのそ出て、小石原の嘉麻峠から九州自然歩道を歩き始めた
のが12時前。

2時間強で山頂に着きました。

コース全般、登ると言うより尾根筋散歩の色合いが濃い印象。

パンかじったら来た道を引き返します。16時に嘉麻峠、17時半に久留米着の予定。


明日は、朝一度出社した後、新幹線で大阪行きです。

このくらいの尾根歩きなら体力を大して使いませんので、翌日は足腰が楽です。


市房山→二ツ岩→湯山峠縦走で、立入禁止立札にヘタレた件

2009年11月23日 00時28分51秒 | うろつきアーカイヴス
10月18日の市房山登りの(やや)詳報。

6月に目論み、少しずつ継ぎ足して歩いている熊本宮崎県境の脊梁山系縦走で
す。

その南端部分にあたる市房山とその北側にある支峰二ツ岩、さらに北西に国道
388号線の湯山峠までの尾根を歩こうと思っていました。

市房山から二ツ岩までの縦走路は大変有名なもので、何冊か目を通した山歩き
案内本全てに記載されておりましたが、二ツ岩から湯山峠までのルート、15年も
前に発行された古い1冊にのみ、さらっと1行だけ書かれておりました。

新しいものに書かれていないことを勘案しますと、歩くものがほとんどいない為、
山道がブッシュ化して踏み跡が不明瞭になっているのではないか、と思われまし
た。


(赤線の推奨ルートを辿り山頂まで。山頂から北東に二ツ岩。さらに北西に暫く
行ったところから左に下りず、県境の上を湯山峠まで行き、国道388号を西に歩く
ルートとしました。)

そのあたり、現地に行ってみなければわからないことでして、行きもしないうちに
あまり危惧ばかりしても詮無いことです。

とりあえず、十数年前に歩いた市房山から二ツ岩については、しっかり踏み跡が
付いているのは間違いないので、二ツ岩の先、30分歩いた地点の尾根上分岐地
点で考えてみることにしました。

この山に登るのは2度目。最初はたしか15年前、九州の著名山にやみくもに登っ
ていた頃、11月の曇天の下で登ったと記憶しています。

コースは今回の目論みとほぼ同じで、市房キャンプ場の駐車場から市房神社→
馬ノ背→山頂→縦走路→二ツ岩→基幹林道→祓川橋と辿り、駐車場に戻ったは
ずです。今回は二ツ岩の30分先の尾根上分岐で、前回辿った左の支尾根でなく、
脊梁尾根を直進し湯山峠に下りる計画としました。

4時前に久留米を立ち、人吉ICの一つ手前、山江SAでいつもの様に眠りかぶった
のはいいのですが、目が醒めるとすでに7時。あちゃー、寝すぎました。何の為に
久留米を4時に出たのかわからん! と、言うことで、ラストの湯山峠から国道388
号を歩き下りる付近でのヘッドライト使用は決定的かと思われました。

9時前に登山口から登り始め、山渓の分県登山ガイド通りの時間で登攀。

15年前のほのかな記憶のままの市房神社脇を通り過ぎました。昔はもっとへばり
喘ぎつつ歩いた様に記憶しています。当時より体重を落したのが効いているのか
もしれません。


(6合目付近。紅葉が下りてきている最前線との遭遇でした)


(2時間半で9合目。天候良し。西北西の風、風力2ぐらい)


(南には霧島の峰々。右から韓国岳・新燃岳・中岳・高千穂峰)


(西斜面はるか下には湯山温泉)


(9合目を過ぎ、気持ちよい登路)


(2時間40分で山頂でした)


(ここは一等三角点でした)


(9合目同様、霧島)


(湯山温泉のさらに西に人吉盆地)

パン齧りつつ、さて縦走路に入りこもうとすると、標識が2枚。


(熊本南部森林管理署の看板でした。この先崩壊につき、立入禁止、と)

さて、こまりました。二ツ岩から先でこういう事態になることは、可能性を思って
いましたが、市房山頂にてもう早これかい、と。


(梢の上、名前通り二股となった二ツ岩山頂が見えます)

で、えーい、ままよ、行けるところまで行こー、と市房山頂から北へ。

 


(山頂から数十㍍北にある岩から身を乗り出しつつ撮りました。標高1500~
1600㍍付近の紅葉が見事でした)



(縦走路にある有名なチョックストーン「心見ノ橋」。心根の卑しい人は渡れない
との言い伝え。勿論、僕は渡りません)


(「心見ノ橋」のさらに先に、またまた立入禁止の立て看板と、とうとうロープ
張り渡しで通行遮断)

気分萎えつつ、ロープくぐって北に下がる縦走路を辿りました。


(二ツ岩とその手前の1642㍍峰の斜面に、崩壊跡の有無を探しました)


(さらに10分ほど下った地点で、おそらくあそこじゃろー、な崩壊地を目視確認
し、市房山頂へ引き返しました)

萎えたとは言え気分的には尾根筋歩きしたかったのですが、禁止と言われる
行為を敢えて行なうほどのモチベーションでもなかった、という微妙な程度だっ
たので。

市房山から二ツ岩までの尾根筋歩きは15年前に既に済ませています。現在、
酔狂で行なっている県境脊梁尾根歩きに、どうしても欠かせぬ部分、というわ
けではありません。15年前の記憶、かなり飛んでいますが。

登山口まで2時間弱で下り、まだ陽が高い中、湯山峠の偵察に車を走らせま
した。


(歩くはずだった尾根筋を見上げつつ撮りました)


(388号が湯山峠にさしかかる狭いカーブから。写真右のピークが二ツ岩。さらに
左手、北西方向に尾根歩きするつもりでした)

下から見ると存外きつそうなルート。


(湯山峠から二ツ岩へのルート取付部。と言うか、事業所の私道の様にしか見え
ません。尾根筋の踏み分け道が存在しているのか否か、結局不明のまま)

少なくとも二ツ岩⇔湯山峠間の尾根歩きはいずれ果たさにゃなりません。


(こちらは湯山峠から北に津野岳方面への林道。国道からの入口付近に「人吉
山岳会」の小さい道標杭が建ててありましたので、こちらには尾根歩きルートが、
それなりにはっきりと存在していそうな雰囲気でした)


来年は、湯山峠を挟んで南側も北側も歩き回ることになります。



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