地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

テレスカウターの網膜走査ディスプレイ

2009年11月21日 13時24分45秒 | 毎日がつらつらと過ぎていきます
サーチナをつらつらと斜め読みしていると、ふと面白げな記事に行き当たりまし
た。NECが「翻訳メガネ」なるものを開発したとのこと。翻訳メガネって何?と俄
然興味が湧いてきましたので、調べてみました。

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【仏国ブログ】NECの「翻訳メガネ」、今後の展開に期待
【社会ニュース】

5日、東京・有楽町のNECの展示会で発表された「翻訳メガネ」。この装置を付
けた人同士が会話すると、相手の話した外国語が自動的に翻訳され、眼鏡型
のディスプレーに表示されるという。

装置は、眼鏡に取り付けられたマイクと投射機、利用者の腰などに取り付ける
ことができる小型コンピューターで構成され、画像は目の網膜に直接光を当て
て映し出す。現在は日本語と英語に対応しており、来年発売予定という。

フランスのハイテク機器などの情報サイト「Numerama」もこの話題を取り上げ、
「いつも幅広い分野で、未来的な新技術を発表している日本のNECから、翻訳
装置が開発された」と伝えている。「この装置は現在は実験段階だとしても、こ
れからの展開が期待できる。特に迅速なコミュニケーションを必要とする病院な
どでは有用となるだろう」と記されている。

コメント欄には「ネット上の自動翻訳サイトなどは、翻訳された文章が不完全な
ことが多く、そのままでは訳文として成立しない場合も多いが、この装置はどう
だろうか」など、訳文の精度について興味を示す声が寄せられている。

また「将来的には、英語や日本語の映画を鑑賞する時にも使えるようになるか
もしれない」といった期待の声もみられる。(編集担当:山下千名美・山口幸治)


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網膜ディスプレイで「テレスカウター」製品化 NEC、ブラザー製品採用
10月26日17時18分配信 ITmedia News

NECは10月26日、ブラザー工業の眼鏡型網膜走査ディスプレイを採用した業務
支援システム「Tele Scouter」(テレスカウター)を製品化し、2010年11月から
出荷すると発表した。

網膜ディスプレイとウェアラブルコンピュータを組み合わせ、工場や倉庫の担当
者による現場業務支援などの用途を想定。コンテンツ配信などへの展開も進め
ていく。

網膜ディスプレイとウェアラブルコンピュータ端末、管理用サーバなどで構成。マ
ニュアルや生産指示書、ピッキング情報などをウェアラブルコンピュータに送り、
網膜ディスプレイで表示。現実の視界に重ねて映像を表示できる網膜ディスプレ
イの特徴を生かし、現場担当者はハンズフリーでマニュアルなどを確認しながら
現場作業を行える。

ディスプレイに装着した小型カメラの映像を中央サーバに送り、本部の技術者と
現場担当者でトラブル解決について話し合うといったことも可能だ。ディスプレイ
とウェアラブルコンピュータ各30台、管理用サーバ1台などの構成で750万円から
(SI費用含まず)。3年間で1000システムの販売を目指す。

網膜ディスプレイは、目に入れても安全な明るさの光を網膜に当て、その光を高
速に動かすことによる残像効果を利用し、網膜に映像を投影する技術。ブラザー
工業が眼鏡型の製品を開発中で、モバイル可能なサイズにまで小型化に成功。
2010年度の発売を目指している。

NECは今後、自社の画像認識技術や音声認識技術と組み合わせ、盗難車検出
や音声入力によるコンテンツ配信、自動通訳などさまざまな領域に新システム
を展開していく考えだ。

11月5~6日に開く「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2009」(東京国際フォーラ
ム)に出展する。


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NECの「翻訳メガネ」、互いに母国語での会話が可能に
2009年11月05日

【11月5日 AFP】NECは5日、都内で開いた同社の展示会で、相手が話す言葉を
自動的に自国語に翻訳し映し出す眼鏡型翻訳装置を発表した。ブラザー工業が
製造したメガネ型網膜走査ディスプレイシステムを利用したユビキタス業務支援
システム「テレスカウター(Tele Scouter)」を活用したもので、日本語と英語の
翻訳に対応している。一般発売は来年の予定。(c)AFP


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テレスカウター 【英】Tele Scouter

テレスカウターとは、NECが2009年10月に発表した、メガネ型の網膜走査ディス
プレイ(RID)を中心とするウェアラブルコンピュータの業務支援システムである。

テレスカウターに採用されているメガネ型の網膜走査ディスプレイは、ブラザー工
業株式会社が開発したもので、網膜に映像を投影し、視覚に映る像に実在しない
画像を重ねて見せることができる。これにマニュアルや生産指示書、ピッキング
情報などを表示することで、作業者はハンズフリーで指示書を確認しながら、同時
に組立作業やピッキング作業を行うことが可能となる。思い込みによる作業ミスの
防止や、確認の手間を省くことによる作業効率の向上などが期待できる。

テレスカウターには、メガネ型ディスプレイの他に、サーバーとの通信やディスプレ
イに表示するコンテンツの管理を行う無線通信端末、小型カメラ、マイク、イヤホン
などで構成される。現場作業者は無線ネットワークを通じて、現場の映像や音声
を中央のサーバーへ送ったり、サーバーから資料を引き出したり、遠隔地にいる
指導者やエキスパートなどと映像や音声を共有したりすることができる。

テレスカウターは2009年11月に東京国際フォーラムで開催された「C&Cユーザー
フォーラム & iEXPO2009」に出展された。2009年11月時点では製品出荷開始予
定は2010年11月と発表されている。


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要するに、メガネ型の網膜走査ディスプレイ(RID)を中心とするウェアラブルコン
ピュータシステムによる一機能系として、自動翻訳された母国語を網膜表示出来
る様になった、ということでした。

システム全般について伝えるか、その一機能に特化した伝え方とするか、それに
より字面印象がだいぶ違ってきますが、とりあえず、情報入力の有力ツールがま
た一つ確立されつつある、ということはわかりました。


(NECが発表した、相手が話す言葉を自動的に自国語に翻訳し映し出す、眼鏡型
翻訳装置として用いられるテレスカウターの網膜走査ディスプレイ)

写真見て思うのは、めがね型ホルダーとヘッドセットの組合せスタイルが機能美
に溢れぬいかにも未完成な印象、と。

ケータイ電話出始めの頃の、でかいトランシーバー然とした不細工なシルエットを
想起させられました。ケータイの進化と同じ様な道を辿り、いずれこのヘッドセット
も格好良いメガネタイプに集束されていくのかもしれません。



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● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
    可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。

● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
    今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与
    ご利用下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 フレーム溶射による、短納期での寸法・形状・機能の復元加工開始
    しました。

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