最近、CDの高音質化が進んでいる。
「スイングジャーナル」8月号にもその特集が組まれるぐらいだ。
僕はあまり高音質CDには興味がなかった。
聴くのはジャズで音質ではないし、
高いCDを買うならば、その分多く買いたいと思っていたからだ。
しかし、ジャズ喫茶の体験で変わってしまった。
ジャズ喫茶ではなるべくいい音でジャズを鳴らせることも求められる。
そのためオーディオにも適度に手がかけられている。
だからジャズ喫茶で聴くジャズは違う。
僕が感心するのは低音である。
あまり意識しないベース音が「ぐーん」と伸びてくると、
聴いたことのあるアルバムでもまた違った面が見えてくる。
となるとオーディオを替えたいと思うのは自然の理だろう。
だがそう簡単にもいかない。
値段もあるが、場所の問題も出てきてしまう。
そこにこの高音質CDだ。
「いーぐる」連続講演で
村井さんが『カインド・オブ・ブルー』のブルースペックCDをかけた時、
それまで聴いていたものよりも音がクリアで、しかも低音もかっちりと聞こえた。
もちろん「いーぐる」のオーディオがいいこともあるが、
CDが変わるだけで音も変化するのにはびっくりした。
マイルスの『ソーサラー』をブルースペックCDで聴いてみる。
普段は気にしないロン・カーターのベースが、
「ボンボンボン」と熱烈に駆け上がってくるのが分かる。
トニー・ウィリアムスのシンバル音もクリアで軽やかだ。
それぞれの音もきれいに、はっきりとなっているのは事実のようだ。
そうした処理を好まない人もいるだろう。
それはそれでいいと思う。
だが、いい音を求めてしまうのもジャズ好きの業の1つなのだ。
高音質CDで名演を楽しむのもありだろう。
ただ、更にいいオーディオで聴いたら…
欲望は止まるところを知らない…
「スイングジャーナル」8月号にもその特集が組まれるぐらいだ。
僕はあまり高音質CDには興味がなかった。
聴くのはジャズで音質ではないし、
高いCDを買うならば、その分多く買いたいと思っていたからだ。
しかし、ジャズ喫茶の体験で変わってしまった。
ジャズ喫茶ではなるべくいい音でジャズを鳴らせることも求められる。
そのためオーディオにも適度に手がかけられている。
だからジャズ喫茶で聴くジャズは違う。
僕が感心するのは低音である。
あまり意識しないベース音が「ぐーん」と伸びてくると、
聴いたことのあるアルバムでもまた違った面が見えてくる。
となるとオーディオを替えたいと思うのは自然の理だろう。
だがそう簡単にもいかない。
値段もあるが、場所の問題も出てきてしまう。
そこにこの高音質CDだ。
「いーぐる」連続講演で
村井さんが『カインド・オブ・ブルー』のブルースペックCDをかけた時、
それまで聴いていたものよりも音がクリアで、しかも低音もかっちりと聞こえた。
もちろん「いーぐる」のオーディオがいいこともあるが、
CDが変わるだけで音も変化するのにはびっくりした。
マイルスの『ソーサラー』をブルースペックCDで聴いてみる。
普段は気にしないロン・カーターのベースが、
「ボンボンボン」と熱烈に駆け上がってくるのが分かる。
トニー・ウィリアムスのシンバル音もクリアで軽やかだ。
それぞれの音もきれいに、はっきりとなっているのは事実のようだ。
そうした処理を好まない人もいるだろう。
それはそれでいいと思う。
だが、いい音を求めてしまうのもジャズ好きの業の1つなのだ。
高音質CDで名演を楽しむのもありだろう。
ただ、更にいいオーディオで聴いたら…
欲望は止まるところを知らない…