bikepit saito

自転車屋の日々

カテゴリーは板碑で

2013-05-22 17:10:00 | 板碑いろいろ
今日はあまり負荷をかけた走りをしたくなかったので、ぶらぶらと鳩山方面へ向かってみてその先はその時考えようと走り出しました。

まあ、鳩山嵐山方面へ走りにいけばそこは板碑の宝庫、ここにもあそこにもと板碑を横目に進みます。なかなか複数人だと実現不可能な走り方ですよね。変わった趣味ですし。

いちいち止まりはせずいくつかの板碑を板碑スャbトを通り過ぎましたが、以前見学してちょっとお気に入りの板碑を見に “金沢寺”(こんたくじ)には寄ってみました。



寄贈された板碑群


境内(墓地)拡張工事の際に出てきた板碑のかけら。たぶん。


墓地の奥の斜面に経つお気に入りの板碑ももちろん健在でした。

以前からこの金沢寺の近くの個人宅のお庭に板碑があるらしい情報を耳にしているのですが、外から生垣越しに覗いてもなかなか分からないですね。
↓これかな? と思ったのですが違うようです。そもそも板碑かどうかも正面から見られないので分かりません…。



そんな寄り道をしながら笛吹峠へ。
ここはとても低い丘のような峠で、音大正門の坂より楽です。
ただ、峠のどちら側もこちら奥武蔵の方ではあまり見られない何かとても爽やかな風景でちょっと好きな峠のひとつです。


嵐山に向かう途中の民家にて。家と生垣の狭い隙間、道路に向いて経っていました。


まあこの辺りは旧鎌倉街道に沿っているので板碑も多い?訳ですが、こんなのも出来ました。
新しい宗教法人でしょうか? お寺(墓地)に多い板碑ですが鳥居もありました。
無地の板碑がたくさん立っていて、なんだか売り出し中の建売住宅のようです。


歴史上の人物の板碑もたくさん! まあ誰が誰を供養しても良いわけですが…


最後に、都幾川を渡った先の斜面にひっそりと。(板碑は右下)


この後嵐山駅で小休止し東松山、川越と回って帰ってきました。
いつもは小さいながらも坂のあるところばかり走っているので、たまにはこんなランも悪くないかな、と。


自転車組立整備士

2013-05-21 12:03:00 | 自転車
自分が通商産業省認定の 《自転車組立整備士》 の試験を受けたのはMTBの黎明期の頃だったでしょうか。
試験に持ち込む自転車は自分で用意していかなければならなかったので、誰もが試験の後に売りやすい車種、当時としては売り出し中のMTBを使いたいと思ったものです。

試験に持ち込む自転車をMTBにしたかったのですが、当時の使用可自転車の基準に “WOリムであること” とあり、HEリムであるMTBの使用は不可だと分かったのでした。(それ以外の不可の要素もあったように思います。)

さて、試験の基準を満たしカツ使用後に売りやすい自転車は、、、。



試験に使う自転車の選択で一番頭が痛かったのが “外装変速機付き” でなければならないと言う所でした。売れ線のオシャレなママチャリには外装変速機付きがなかなか無かったのです。
で、色々探していると当時としては珍しい今で言うクロスバイク的な自転車が目にとまりました。カゴも無くてかっこいいし。

こいつは価格も手頃だしオシャレでカッコイイ! これに決まりかなと思ったのですが、なんとリムがMTBブーム先取りのHE仕様なのでした…。
従来のママチャリよりも少し太いタイヤにして個性を出しているようでした。これはダメかと思ったのですが、やはり試験の後に売る事を考えたらコレだよなぁ。

そしてどうしてもこの自転車を諦められない私は、リムをWOに交換改造して試験会場に持ち込む事にしました。
幸いブレーキのサイズも許容範囲内に収まり、リムとスメ[ク、そしてタイヤとチューブと言う最低限の交換で済みました。
この自転車も基本ママチャリ基準?のゆるゆるな作りなので、ブレーキやフェンダーのクリアランスも余裕でした。



さてその改造した自転車を持って試験会場に到着致しまして、所定の位置に工具等を広げて準備をしながら回りを見回しますと、皆考える事は同じのようで自分と同じ自転車を持ちこんでいらっしゃる方もチラホラと。はて? しかし皆さんタイヤが少し太いような…。

そのリム、HEのままじゃないですかー。

同じ自転車に見えてその自転車とこの自転車はリムが違う。同じリムに見えてもWOとHEは似て非なる物。ワイヤードオンとフックドエッヂ。手間とお金を鰍ッて用意した私の努力は…。
後に私の指摘でそのリムの問題に気がついた試験官、うろたえていましたねぇ。この試験は有効なのか無効になるのか!?

でも、WOでもHEでもホイールの組立て作業内容に変わりがないのは周知の事実。
結局この日HEリムで試験を受けた人がどうなったかは分かりませんが、その後試験に使う自転車の基準にHEも可と加わり、更に今は “アルミリム” であれば良いようです。(当時のWOはステンレスだったなぁ)





そして現代。MTBも使用可になりました。
今回基準を確かめてみたんですが、MTB使用可ですがいくつか注意点も。

《幅60cm以下》 《FD付き》 《スメ[ク32本以上》 《ディスクブレーキ不可》

こんな所がMTB使用で注意する所でしょうか。後は 《ハブは丸穴》 ですって。引っ鰍ッ式はダメになったんですね。アレの方が難しいのに。

ま、結局時代と共に必要な技術も変わってくる訳で、《自転車組立整備士》 なんて資格試験の内容がいつまで経っても時代に追いつけないって話しですね。(最近はもっとハイレベルな技術講座もあるそうな。)

そして自分も日々精進を怠るな! と。耳が痛い…





で、リムにWOとHEと言う種類がある事も知らない自転車屋さんもいるって事で。

おわり。





今週のアサラン

2013-05-19 11:12:00 | ラン
今朝もアサランはまったり進行するのです。

今週はまだあまり周辺フィールドを知らない方のために、近くて低い峠や坂をご案内がてらグルッと回ってみましたよ。

山王峠、倉鞄サ、東峠、阿寺林道、奥武蔵グリーンラインから鎌北湖。登ったり下ったり登ったり下ったり、眺めはあんまり良くないけれど変化のある楽しいコース、楽しんで頂けたでしようか。

楽しく走ったその後は甘味処もご紹介しなくてはと言うことで、本日は日高の “加藤牧場” でジェラートにしてみましたよ。

《美味しいジェラートが写ってない残念な画像》



乳製品が色々美味しい加藤牧場ですが、6/9にはなにやらイベントもあるようで。

感動体験イベント!




《堆肥詰め放題!》


サコッシュさげて行きますかー!?

ハローマック

2013-05-15 18:32:00 | 日々のできごと
扇台の “よしかつ” の建物を解体していました。

“よしかつ” が少し前に閉店したのは知っていましたが、この特徴ある建物は元 “おもちゃのハローマック” でしたよね。

“ハローマック” が閉店してから “よしかつ” になるまでの間、いくつものお店が開店してはまた閉店していきました。


懐かしいなぁ、“おもちゃのハローマック”…。

こいちが小さい時お世話になっていましたので、この特徴ある建物が無くなるのはちょっと寂しいですね。