知多市歴史民俗博物館に行ってきました。
「写真で見る 明治・大正 知多半島のハイカラ模様」という企画展が9月3日まで開催されています。
展示内容の概要に「鉄道 武豊線の開通」という項目があったので、ホームページ作成の資料にもなるかなと思ったのですが、武豊線関連は写真数点と半田市鉄道資料館提供のレール・タブレットなど数点が展示してあるだけで、少し物足りなかったです。タブレットなんて一般の人が見たところで、どのような物か分る人は皆無でしょう。
武豊線以外では、大正時代の名鉄新舞子駅の写真、私が卒業した小学校の大正時代の写真、タイヤまで鉄製の自転車、明治時代の電話機・電話交換台など大変貴重な品々が展示されていました。
大正8年の新聞も展示されており、現在も存在する書店の広告が記載されていたのには驚きました。古い本屋とは思っていましたが、大正時代から存在していたとは思いませんでした。場所の案内で「省線半田駅前通り」と記載されているなど、細かな表記でも時代を感じさせてくれました。
左右に蜀台の付いたヤマハのオルガンも展示されていました。オルガンには「YAMAHA・HAMAMATSU」のロゴが入っていました。自分はヤマハと聞くとYAMAHAでバイクをイメージしてしまうのですが、楽器のメーカーでもあるという事を思い出しました。
生活用品としては石油ランプ・蓄音機・木炭を入れて使うアイロンなど、昔話でしか見た事が無い貴重な品々を目の当たり出来て楽しめました。
現代の製品と比較すれば不便な製品だけど、当時としては企画展のタイトルのようにハイカラな製品だったのでしょう。
子供たちの夏休みの自由研究にはぴったりの内容でした。