まい・すぺーす

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西尾市岩瀬文庫の企画展

2006-08-05 22:31:30 | 放浪見聞録

西尾市の岩瀬文庫に行ってきました。

バイク(ZZR250)で行ってきたのですが、今日は岐阜では38度を超えるようないい天気でものすごく暑かった。バイクは走っているときは涼しくて快適ですが、信号などで停止すると、瞬く間に灼熱地獄です。信号の1~2分の間でも水温計の針がぐんぐん上がっていき、股の間から熱気が上がってきてとても辛かったです。

暑いのは最初から分っているのだから、自動車で行けばいいじゃんと思うかもしれませんが、最近のガソリンの値段は半端じゃありません。今日途中で見かけたガソリンスタンドは、セルフなのに1リットル141円。少しでも燃費のいい乗り物を利用して自己防衛しないと…。

現在、岩瀬文庫で企画展として行われているのが「江戸の版本~その出版文化と技術~

今日は学芸員さんによる展示解説が行われる日だったので、その時間に合わせて行きました。展覧会に行く時は、展示解説が行われる時を狙って行くのがお勧めです。自分で展示・掲示されている物を見ても理解しにくいですが、展示解説は学芸員さんが分りやすく解説してくれるので、理解度が全く違います。

徳川家康がかつて所蔵していた400年前の書籍の展示、版木による印刷技術の発展の流れ、江戸時代の多岐に亘る出版物など、大変貴重な資料の拝見と学芸員さんの分りやすい解説で、大いに教養を深める事が出来ました。

とくに歌舞伎の解説本とか、お茶の入れ方の本などのいわゆる「マニュアル本」が江戸時代に存在していた事が驚きでした。さらに絵と文章が同じスペースに書かれていて、現代のマンガに通じるような物まで存在していたのはもっと驚きでした。 

 

岩瀬文庫の企画展は、最初はあまり興味が持てなくても、行って見たら「すごかった」「面白かった」というサプライズが毎回あるので楽しいです。

来月からまた新しい企画展が始まるので、また行きたいです。