ゆるゆる馬主日記

Record of my favorite horses

私的注目新馬戦の続報

2016年02月07日 | 全般
先月の新馬戦で注目していた、

 ショウダウンの仔レッドエルディスト(父ゼンノロブロイ)

 ブレンダの仔レッドディオーサ(父キングカメハメハ)

がまた揃って同じ週の未勝利戦(中1週)に登場

 1/24の記事、「私的注目新馬戦
 様子見してた頃の記事、「13年産の様子見馬

いや~レッドエルディストが2戦目にして見せてくれましたねぇ

 2/7 京都 5R 3歳未勝利 芝2200m 16頭立て
 着 タイム:2:15.0 上り:35.8

鞍上がC.ルメールと一気に大幅強化

納得の騎手が手配出来なかったと一度デビューを遅らせたぐらいなんで、

今回は笹田調教師にしても十二分に納得の鞍上だったんじゃないですか

レース前に、

「調子がいいジョッキーに乗ってもらえるので
 着順を上げることはそれほど難しくないと思います」
って言ってたぐらいだしね

こういう時ってノーザンファーム産ってのも効いてる気がしますよね

レースの方はスタートがあまり良くなく、道中後方2番手でのレース運びで、

3、4コーナーでも内の厳しい位置に入っていって、

それってどうなのルメール

って一瞬思いましたが、

直線向くとエルディストにまさに勝利の女神がほほ笑むが如く、

淀の外回りコースなんで上手く馬群がバラけて、

いい感じで前が空いていって、ルメールが追えば追うほど伸びて、

最後しっかり前を捉えて勝利

結果的には外を回さず大正解

さすがルメールといったところでしょうか

ロブロイ産駒なんでビュっという感じではないのかもしれないけど、

最後の伸びは素晴らしく、長くいい脚使いました

東京なんかで走らすと面白そうです

ディオーサ、エルディスト2頭の前走を見て、

「エルディストに直近の勝ち上がりの可能性を見た気がした」

とは言いましたが、「どちらかというと」と前置きしたように、

こんなにすぐ結果を出すとは予想以上です

ロブロイだとショウダウンの仔でも脚元が丈夫かもしれませんし、

これから活躍してくれそうですね

いやぁそれにしても今日のエルディストの走りを見てると、

出資時はマイラーだと思って出資しましたが、ファルブラヴ産の愛馬リーガル兄貴でも、

レース選択の幅を広げて可能性を探る為にも、

芝の2000m以上を何戦か試して欲しくなってきますね

函館、札幌の芝2000mなんて面白そう

ファルブラヴ産駒の特徴は短めの距離での活躍が多いけど、

ファルブラヴ自身はみなさんご存知の通り、

 12FのジャパンCやミラノ大賞
 10FのエクリプスS、インターナショナルS、香港C

といった中長距離のそうそうたるG1を勝ってますからね

そして何よりお母さんショウダウンが母父がミルリーフにつながるダルシャーンで、

母系にフォルティノなどがいるスタミナ血統だし、やってみる価値はあると思います

ダメだったら他にもいろいろ切り替えたらいいんですから、
リーガル君にはいろいろ試して欲しい


一方、今回エルディストとは明暗分かれてしまった、

レッドディオーサは厳しかったですね

 2/6 京都 5R 3歳未勝利 芝1800m 16頭立て
 11着 タイム:1:49.7 上り:36.2

鞍上は引き続き池添騎手で勝ち馬から1.0秒差の11着。

レース運び的には好位で競馬が出来ていたし、

正直エルディストより遥かに良さげなレースに見えたんですけど、

直線向いて追って案外・・・

大きくは負けてはいないんですが、

前半併走していたミッキーグッドネスが勝ってますから、

レース展開も悪くはなかっただけに現状は完全な力負け

レース後コメントでダートの話が浮上してますが、

池添騎手は前走後に、

「フットワークからはダートという感じはしません」

って言ってたんですけど

まぁディオーサについては募集時からダートだと思っていましたんで、

この展開はある程度想定通りというか、ようやく本道へという感じ

前回記事でも書きましたがダートで一変というのもあり得るかもしれませんので、

次走も注目で、そこで激変するようなら、

この仔以上にダート馬だと思うブレンダ14(父カジノドライヴ)も、

注目度UPだと思うんですけどね~



レース後コメント

レッドエルディスト(1着)
ルメール騎手
「スタートしてすぐに両サイドから寄られて狭くなったので少し下げました。
そこからはなかなかスピードが上がらなかったので後ろから行きました。でも、前回の中谷騎手のようにフワッとリラックスして走らせようとイメージしていたのでちょうど良かったです。
3コーナーからハミを取って走る気になりフットワークが大きくなってきたのでチャンスだと思いました。
4コーナーでは前にたくさん馬がいましたが、みんな外を回していたので内へ。
直線では追うごとにストライドが伸びて残り200mを過ぎた辺りからはグイグイ加速していったのでびっくりしました。とても強かったです。
距離はこれくらいでちょうどいいと思います」

笹田調教師
「あと2、3戦のうちに勝てるだろうと思っていましたが、2戦目でこんなに強い勝ち方をしてくれるとは驚きました。やはり高い能力を持っていますね。
口取り写真を撮るときもカメラマンの前でサッとポーズを取る姿を見ても大物感たっぷりですね。こういう馬は出世しますよ。
次走はまだ決めていませんが、リフレッシュのため来週中に放牧に出そうと考えています」

レッドディオーサ(11着)
池添騎手
「スタートは初戦より出たし、行き脚もつきました。
ポジションはやや外になりましたが、折り合いに問題はなくリズム良く運べました。でも、ペースが緩くて前が有利な展開だった割には、仕掛けてからの反応や使った脚は物足りなかったですね。
ワンペースな走りなので、どちらかというとダートの方が向くタイプなのかもしれません。
距離はこれくらいでちょうどいいと思います」

庄野調教師
「すみませんでした。来週中に放牧に出して一息入れさせていただきます。
ジョッキーからの進言もありましたし、3週間ほど休ませて次はダートを使ってみようと考えています」