ゆるゆる馬主日記

Record of my favorite horses

アドマイヤリッチ17 近況(1~2月)

2019年02月28日 | アドマイヤリッチ17
2019年1月15日 (ノーザンファーム早来)

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年末年始のリフレッシュ期間を挟み、1月14日より騎乗調教を再開しました。
小柄な馬体を踏まえ、長めにリフレッシュ期間を設けた効果で、馬体はややふっくらとしてきました。
調教では相変わらず旺盛な前進気勢を見せていますが、まだそれに見合った体力がついていません
これからじっくり乗り込んでいく過程で心身のバランスが整ってくれば、素軽い動きに磨きがかかってくるのではないかと期待しています。
右前蹄の状態に特に気になるところはありませんので、馬の状況を確認しながら調教ペースを上げていきます。

馬体重422キロ



2019年1月31日 (ノーザンファーム早来)

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順調に調教が進んでおり、現在は屋内坂路コース800mを3F47~48秒のペースで週2回登坂、週3回は屋内周回コース2400mをキャンターで乗り込み、週1回はウォーキングマシンでの運動をおこなっています。
気性面は騎乗時に幼さを見せるところは変わりありませんが、周回コースで前を走らせたり、坂路コースでは単走、併せ馬では少し距離をとったりとリラックスして走ることができるよう工夫しています。
まだ体力面では他の馬たちと比べると劣るところがあり、フットワークに安定感を欠く場面がありますが、スピード感あふれる走りから、力をつけた時の動きが楽しみです。
先々に向けてじっくりと調教を進めていきます。

馬体重426キロ




2019年2月15日 (ノーザンファーム早来)

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2月はじめまで屋内坂路コース800mを3ハロン48秒のペースで週2回の登坂、週3回は屋内周回コースをキャンターで乗り込み、週1回はウォーキングマシンでの運動をおこなっていました。
コース調教では、まとまりのあるフォームで走ることができるようになり、動きにも力強さが増してきました。
今後一段のペースアップを図る予定ですが、やや細身な馬体面を考慮し、2月4日から2月14日までリフレッシュとしてウォーキングマシンでの運動をおこなっています。
その効果から馬体重は増加傾向にあり、状態もフレッシュで元気一杯です。
ここまで問題なく過ごせていることから、2月15日より乗り運動を再開していきます。

馬体重428キロ



2019年2月28日 (ノーザンファーム早来)

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2月15日より調教を再開し、現在は屋内坂路コース800mを3ハロン48秒のペースで週1回、週1回は51秒のペースで登坂、週3回は屋内周回コース2400mをキャンターで乗り込み、週1日はウォーキングマシンでの運動をおこなっています。
リフレッシュを経て馬体重が約20キロ増加し、全体的に丸みが出てふっくらとしてきました。
もともと騎乗時に気持ちが入りやすいところがありますが、気性面も以前に比べて余裕が出てきました。
調教でも体が上手く使えるようになってきており、動きにも着実な成長が窺えます。
引き続き本馬の成長にあわせて適切な負荷をかけていきたいと思います。

馬体重446キロ


2018年7~12月へ 2019年4~6月へ

アドマイヤリッチ17 近況(7~12月)

2018年12月25日 | アドマイヤリッチ17
2018年7月31日 (ノーザンファームYearling)

馬体重388キロ




2018年8月31日 (ノーザンファームYearling)

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夜間放牧をし、馬の状態を見ながらウォーキングマシンの運動もあわせておこなっています。
一人で洗えるまで洗い馴致は進み、鞍付け馴致へと移行しているところです。
馬体は少し標準よりもコンパクトですが、順調な成長を示しています。
気性面も以前まではテンションの上がりやすいところがありましたが、馴致をこなすにつれ少しずつ解消されつつあり、内面成長も感じ取れます。

馬体重400キロ




2018年9月28日 (ノーザンファームYearling)

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夜間放牧時にぶつけたようで右前の蹄壁に欠損が確認されました。
そのため、いまは蹄の再生を促すためパドック放牧のみで強制運動はおこなっていませんが、欠損箇所には新しい蹄の成長も見受けられ経過は良好です。
馬体のバランスは良く、少しコンパクトな印象の本馬でしたが、現在の放牧制限が良い休息期間となっているようで、全体にボリューム感が出てきて毛艶など体調面も良好です。
蹄の経過を確認する必要があるため育成厩舎への移動は遅れてしまいますが、イヤリング厩舎で馬体の成長を促しつつ、精度の高い馴致を無理のない範囲で進めていきます。

馬体重417キロ




2018年10月31日 (ノーザンファーム早来)

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10月30日に入場しました。
右前の蹄部外傷のためイヤリングでは馴致を進めながらパドック放牧をおこなっていましたが、患部に保護鉄を装着したことで状態も上向き、60分のウォーキングマシンでの運動もおこなえるようになっていました。
気性的にまだ幼い面はありますが、1歳のこの時期ですから想定内のもの。
いい形で心身の成長を促していければと考えています。
右前のケアを継続しながら、馬にあわせたメニュー構成で進めていきます。

馬体重423キロ




2018年11月30日 (ノーザンファーム早来)

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この中間、右前蹄部に装着していた保護鉄は爪が成長したことから外すことができ、運動を始めても問題がない状態まで回復してきました。
馴致、ロンギ場での運動を経て、11月24日からは屋内周回コース1800mでキャンターをおこなっています。
まだ騎乗調教を始めたばかりでパワー不足なところはありますが、気持ちは走ることに前向きでしっかりと調教をこなしています。
動き自体は柔らかく良いスピードを持っていそうですので、これから乗り込みを重ねてパワーがついてくればと期待しています。
引き続き右前蹄の状態に気をつけながら進めていきます。

馬体重422キロ



2018年12月25日 (ノーザンファーム早来)

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その後も右前蹄の状態に問題なく、周回コースでの調教が進み、12月8日より坂路コースでの調教を開始しました。
現在は週2回、屋内坂路コース800mをハロン16~17秒のペースで登坂、週3回は屋内周回コース2400mをキャンターで乗り込み、週1回はウォーキングマシンでの運動をおこなっています。
非常に前向きな気性の持ち主ですので、気持ちが先行しすぎないよう注意しています。
ややパワー不足な感はありますが、動きは軽くスピード能力がありそうなタイプです。
馬体はやや小柄ですので、その点を考慮し本馬の状態に合わせながら徐々に基礎体力の強化を図っていきます。

馬体重420キロ

2019年1~3月へ

アドマイヤリッチ17

2006年01月31日 | アドマイヤリッチ17
血統
ルーラーシップ
Rulership
キングカメハメハ
King Kamehameha
キングマンボ
Kingmambo
ミスタープロスペクター
Mr. Prospector
ミエスク
Miesque
マンファス
Manfath
ラストタイクーン
Last Tycoon
パイロットバード
Pilot Bird
エアグルーヴ
Air Groove
トニービン
Tony Bin
カンパラ
Kampala
セバーンブリッジ
Severn Bridge
ダイナカール
Dyna Carle
ノーザンテースト
Northern Taste
シャダイフェザー
アドマイヤリッチ
Admire Rich
サンデーサイレンス
Sunday Silence
ヘイロー
Halo
ヘイルトゥリーズン
Hail to Reason
コスマー
Cosmah
ウィッシングウェル
Wishing Well
アンダースタンディング
Understanding
マウンテンフラワー
Mountain Flower
レース
Lace
ガルチ
Gulch
ミスタープロスペクター
Mr. Prospector
ジャメーラ
Jameela
キーフライヤー
Key Flyer
ニジンスキー
Nijinsky
キーパートナー
Key Partner

 募集時写真


測尺(2018.7)
馬体重392 体高150 胸囲168 管囲20


兄弟(2018/7/27 現在)
馬  名 性別 生年 調教師 戦  績
レティセラ 2006 キングカメハメハ 松田博資 0-0-1-13
2007 タニノギムレット    
キーフォース 2008 ファルブラヴ 尾関知人 0-0-1-4
2009 シンボリクリスエス

レッドヴィヴィアン 2010 キングカメハメハ 平田修 0-0-0-4
レッドオリヴィア 2011 ジャングルポケット 平田修 4-4-3-8
レッドソロモン 2012 メイショウサムソン 庄野靖志 5-0-2-19
2013 カジノドライヴ

レッドラシーマ 2014 クロフネ 平田修 1-0-0-10
アドマイヤリッチ15 2015 ロードカナロア

2016 ワークホース

2018 ルーラーシップ


母系は輝かしい近親がいて、魅力ある肌馬。

東サラで初めて募集された産駒ヴィヴィアン嬢にて、にっちもさっちもいかない結果に終わって、

翌年から敬遠したら、オリヴィアやソロモンといった活躍馬が出るという。。。

そして晩年に差し掛かりつつある中で、リベンジを目論見この仔に出資しました。

ファーストインプレッションが良かった仔

募集時の写真に惹かれたんですよねぇ。




○主な出来事


アドマイヤリッチ17 募集時情報

2006年01月31日 | アドマイヤリッチ17

オープンへ出世した半兄が授ける自信、
3歳春に最高の微笑みをターフに届けたい


○母&母系解説(Family Story)

6勝を挙げオープンへ駆け登った能力、
決して遠くない産駒による重賞制覇

7歳3月まで現役を続け、計31レースを駆け抜けた母アドマイヤリッチは、芝、ダートを問わない力強いスピードを武器に、中距離戦線で計6勝をマークしています。
なかでも、ハナ差の大接戦を制した1000万下フィリピンT、パワフルな末脚を駆使して先に抜け出した2着馬を差し切った準OP雅Sでは、地力の高さを証明する、素晴らしい勝ちっぷりを披露しました。
ラストランを走り終えてすぐに、繁殖牝馬生活を開始。これまでに、計4勝をあげ、重賞レースでも健闘を示した、父ジャングルポケットの牝駒レッドオリヴィア、OP若葉S、OPアンドロメダSを制した現役馬で、父にメイショウサムソンを持つ牡駒レッドソロモンといった、共に当クラブ所属の優秀な産駒たちを送り出しています。
そして、父に名血の新鋭種牡馬ルーラーシップを迎えて誕生した牝駒が、アドマイヤリッチ17。勝負強さと安定の高さを備えるアドマイヤリッチ17には、牝馬クラシック戦線で大きな見せ場を作って欲しいところです。

○配合診断

初年度産駒から躍進中の父、SS系でも一級品の母系は絶好の配合

若葉S(OP)を勝ったレッドソロモン(父メイショウサムソン)、準オープンで活躍したレッドオリヴィア(父ジャングルポケット)の半妹。
母アドマイヤリッチも現役時代に準オープンを勝利し、血統的にはダンスインザダーク、ダンスパートナー、ダンスインザムードの三きょうだいと4分の3同血です。
天皇賞・春(G1)を勝ったスズカマンボとは8分の7同血です。
父ルーラーシップは菊花賞馬キセキをはじめダンビュライト、リリーノーブル、サンリヴァルなどの活躍馬を送り出している若手の注目種牡馬。
サンデーサイレンスを持たず、スタミナ色の強い血統構成なので、母方にサンデーサイレンスとMr.Prospectorを併せ持つ産駒は走っており、連帯率はルーラーシップ産駒全体を5%以上も上回ります。本馬はこのパターン。
芝中距離向きの高い資質を感じさせます。

○馬体解説

2歳夏には臨戦態勢が整う雰囲気、馬体のバランスの良さがそれを立証

伸びが良く、造りも綺麗な飛節、素晴らしい形状を持つトモといった部位が、しなやかで切れがある、大きな歩きの源となっています。
力強さをアピールしている、短く高い首、強さに満ち溢れた背中と腰、深さがあり、肩の傾斜角度も程良い胸前、肋骨周辺の筋肉が良く張っている胴といった箇所も、馬体面のセールスポイント。
また馬体全体のバランスが良いことも、強調材料といえるでしょう。
精神的に安定していて、順調に調教を積んでいけるタイプ。
2歳夏には、十分に仕上がった状態で、デビュー戦を迎えられると考えています。
距離適性は、マイル~2000mにあり。瞬発力を武器とするグラスホースです。