としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

ほたる温泉 志賀パレスホテル

2014-05-03 16:47:13 | 長野県(北信)の温泉
 志賀パレスホテルは、熊の湯スキー場の麓にある10軒ほどのホテル群の中の1軒です。冬はスキー客で賑わう場所なので、時期をずらし4月に入ってから訪れたのですが、一番標高の低いサンバレースキー場も営業中で、まだまだスキーシーズンといった感じでしたさらにこの日は志賀高原は吹雪で、熊の湯辺りで10cmほどの積雪

 意外にスキー客がいて失敗したかと思うも、悪天候でスキー客がどんどん帰って行き、志賀パレスホテルの前には車が2~3台停まっているだけでした。これはしめたと思い、ホテルの中に入って日帰り入浴をお願いすると、快く迎え入れてもらえました
 志賀パレスホテルの通常の日帰り入浴料金は800円ですしかしながらHPに常時300円割引券が掲載されているので、実質500円で入浴できます志賀高原で料金500円というのは、最も安い部類に入ります。


 浴室は地下1階にあり、脱衣所、浴室は新しいというほどではないものの、小奇麗で明るい雰囲気志賀高原のホテルの浴室はくたびれてきている所も見られますが、ここは比較的最近リニューアルしたのでしょう。ただし造りはいかにもホテルの大浴場といった感じで、温泉情緒はありません。
 浴室には中央に大浴槽があって、壁際にジャグジー付きの小浴槽があります。露天風呂はなし。以前グリーンシーズンに立寄ったらホテルが休業していたので、露天風呂は不要でしょう。
 
 大浴槽には、無色澄明、無味で若干潮(磯)臭とツルスベ感がある湯が満たされています。温泉らしさは正直なところあまりない湯ですね使用法が掲示されていないので詳細は不明ですが、webの情報ではかけ流しということです(ただしオーバーフローは見られません。浴槽の底から湯を排出しているようです)。また塩素臭がないことから、殺菌剤の添加はないか極少量でしょう。


 さて、この熊の湯一帯は、エメラルドグリーンの湯で有名な熊の湯ホテルの「熊の湯温泉」とその他の施設の「ほたる温泉」に分けられており、「ほたる温泉」も「志賀高原源泉(硯川温泉)」と「熊の湯平床の湯」の2つの源泉に分かれています。この志賀パレスホテルは「熊の湯平床の湯」源泉を使用している施設です。
 緑色の「熊の湯温泉」や緑白色の濁り湯である「ほたる温泉 志賀高原源泉」と比べると、「熊の湯平床の湯」源泉はかなりあっさりしたもの。なぜなら「熊の湯平床の湯」は「平床大噴泉」の蒸気を利用して造られた蒸気(噴気)造成泉だからです。溶存物質量が88mg/kgの単純温泉で、非常に成分が薄い温泉ですね志賀高原では発哺温泉も蒸気造成泉であり、決して珍しいものではありません。ちなみに発哺温泉は、泉質が単純硫黄泉になっていて硫黄臭&味がする温泉らしい湯です。


 小浴槽も同じお湯でしょう、無色澄明、無味の湯が満たされており、ジャグジーが弱く作動していました。私はどうにもジャグジーの振動が苦手でなので、こちらにはあまり入りませんでしたジャグジーの必要性には若干疑問があるのですけど、浴槽を分けてあるのはありがたいことです

 温泉らしさが乏しいにしても塩素臭はしないし、湯も新鮮そうなのでさっぱりした浴感ですストレス解消には十分ですね(温泉の適応症に「ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態)」、「自律神経不安定症」が追加される予定)。終始独占浴であったし、料金が500円ということであれば、納得できる施設でしょう

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