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としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

穂高温泉郷 檜湯の宿 松伯

2021-02-27 11:04:08 | 長野県(中信)の温泉
 安曇野しゃくなげの湯での入浴を早めに切り上げたことで、帰るにはまだかなりの時間が余っていたことから、近くで立ち寄り入浴ができるホテル・旅館を探すことに。ネットで検索したところ結構な数の施設がヒットしましたが、安曇野しゃくなげの湯から近くて雰囲気も良さそうな「檜湯の宿 松伯」に訪問してみることにしました。

 グーグルマップのナビで宿に向かったところ、最初は林の中のどん詰まりに案内されてしまいました。宿の真裏に案内されたようだったので、その後なんとか宿に到着することができましたが、なかなか分かりづらい場所にある宿です。
 あまりにもひっそりしていて、立ち寄り入浴をやっているか心配になりましたが、玄関まで行くと「日帰り入浴やってます」と表示が出ていて、ドアが開け放たれていました。ここまでウェルカムだと安心して入れるので、嬉しい限りですね。
 中に入るとフロントに丁度主人がいたのですぐに受付できました。コロナ対策で住所を申告し、入浴料500円を支払いいざ浴室へ。


 浴室に入ると、浴室の床と浴槽が木製でした。「檜湯の宿」の名のとおり全て檜を使っているそう。個人的には木製の浴槽は肌触りが柔らかくて好きなのだけれど、浴室の床が木製だと滑って危険な気もします。実際2回くらい滑って転びそうになりました。床は木製ではない方がいいように思うけれども、木製の床は風情があるので、良し悪しの判断は難しいところです。
 浴槽は木製で、宿の公式HPには「源泉かけ流し」と書いてあったので、これは期待が持てると湯に浸かってみたところ、はっきりとした違和感が。臭いを嗅いでみると、安曇野しゃくなげの湯ほどではないものの、塩素臭が感知されたのです。かけ流しなのに消毒ありなの?と疑問に思い浴槽をよく観察してみると、しっかりと浴槽には湯の吸入口と循環湯の注入口が存在しました。それに湯口から投入されている湯についても、消毒味がしたので循環湯でしょう。一応湯尻ではオーバーフローが確認できたので循環併用のかけ流しということになるでしょうが、「源泉かけ流し」と言われれば一般的には循環はしていないと考えるので、ちょっと騙されたように感じてしまいます。
 お湯そのものについては、安曇野しゃくなげの湯と同じ源泉なので、無色透明、無味無臭、若干ツルスベ感ありの湯です。循環、塩素臭ありでは評価する点はほとんどなく、水道水を使っている浴槽と大して変わりがない気がします。


 それでも1時間近く独泉できたので、混み合った安曇野しゃくなげの湯にいるよりは断然リラックスできました。内湯浴槽1つのみの施設だけれど、500円で浴槽をほぼ貸切できるのであれば、個人的にはこちらの方がいいですね。新型コロナ感染のリスクも少ない訳ですし。余計なことを言うようですが、安曇野しゃくなげの湯に通っている安曇野市民はもう少し地元のホテル・旅館の立ち寄り入浴を使ってやった方がよいのではないでしょうか。その方が自分の身を守ると共に、地元の観光業を救うことになるのだから。

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